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2026.06.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類

父は田辺聖子さんの愛読者でもあったのか、彼女の文
庫本を沢山遺しています。
文芸春秋社版『小町盛衰抄』(歴史散歩私記)の最初は
「夜明けの神々」で、ヤマタノオロチの
くだり、
<彼は好色そうな視線を娘に向けた。娘は、オロチに食
われるおそろしさに身も世もないようで、震えながら涙
をぬぐっている。
・・・(略)・・・
「この娘を、オレに奉る気はないかね」
スサノオの言葉に爺さん婆さんは顔を見合せ、・・・略
・・・
あの八つあたまをいっぺんにおとなしくさせる方法はな
いか。スサノオは今も必死であるから、わるい頭を絞っ
て考える。・・・略・・・

「酒を八つの甕に入れて、八つの垣の中にそれぞれ据え
ておくのだ、早くしろ、早く!」
・・・略・・・
オロチは酒を見つけると、八つの頭がいちどきに八つの
甕に伸びて、すぐさま、ごくごくと飲みはじめた。

結局、スサノオは見事に ヤマタノオロチを退治しました
が、『 古事記 』にせよ、『源氏物語』
にせよ、『小倉百
人一首』などの古語も
田辺聖子さんは現代人に解り易く砕いて呈示して下さっ
たので、その功績は測り知れません。





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Last updated  2026.06.23 08:34:14
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