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着物に使う生糸が高騰しているのはご存知だと思います。二、三ヶ月前で丁度倍になったそうです。一反の反物に使う生糸は約1キロ、それが織り上がって精錬されると700gを越えた辺りになります。ずっと1キロ3,000円を維持していたの6,000となっている訳です。染に使う白生地はそのまま3,000円の値上がりとなっています。工房でも、新規の仕入れからは同じく3,000円上がっています。一時ガソリンも安定した価格になっていましたが、ここ暫く値上がりしています。「円高なのになんでや」という感じですね。小麦粉も凄い値上がりだそうで、相場に興味ある人から聞きました。世界的に不況で投資家がこれらの先物取引に金を集中しているからだそうです。それに輪をかけているのが、中国のインフレ。自国の景気向上によって需要が高まり、輸出に回せないのが値上がりを助長している様です。我らは生糸に付いては敏感ですが、綿糸に付いても同じ事で、国内需要で輸出が制限まではしていないけれど、可成り減ってきた様です。綿布ではハンカチ用に仕入れていた品質が高く日本製ながら割安だった生地も生産が中止になりました。手ぬぐい用の生地もこれから仕入れるのは二回目の値上がりになります。一回目は販売価格を抑えていましたが、二度目の今回は販売価格に転嫁せざるを得ない様です。ところがです。よく考えると、円高だからこそこの値上がりで済んでいるんですね。普通だったら凄い値上がりになります。助かっているんですね。メリットもある訳なんですが、だれもその事を言いませんね。不思議です。ヨーロッパの不況も言わば産業の空洞化が招いたとも言えます。ドルをばらまいて物を買いあさったアメリカも落日模様。安い工賃を求めて、今や中国に産業が移転してしまったのだから。中国の繁栄とリンクしている様です。
2011年09月27日
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事故多発と言っても私の周辺だけの事、皆様は御心配なく。つい最近、自宅の前まで帰ってくると車が渋滞気味でした。すると片側車線の真ん中に「原チャリ」が倒れていました。そのバイクを何とかよけて通ろうとする観光バスが目に付きました。するとその向こう側、バスが通った陰に人が倒れていました。バイクの反対車線です。バイクからは20メーター程。びくとも動きません。沢山の人がいましたが、皆じっとしたまま。遠くから救急車のサイレンが聞こえてきたので、そのまま帰宅しました。通常の事故なら現場検証もあっという間に終わるのですが、片側通行止めにして夜中まで現場検証です。多分死亡事故だろうと思っていましたが、正にその通り、即死だった様です。無理な追い越しをしたバイクが車に接触、反対車線に転がった所へ車。正面衝突でぶっ飛ばされたそうです。事故で死んだ人を見たのはこれで三人目。嫌なもんです。嫌なのは事故に巻き込まれた人、振って湧いた災難ですが、これも前方不注意で傷害致死の疑いで送検されるのだとか。本当は被害者の筈です。目の前へ飛び出した人間をよけきれる筈はありませんからね。自分に非が無くても、降って湧く災難が有ると言う事をお知らせしたかった訳です。我が家族が工房に通うのは自転車。これもつい最近、家内が西本願寺の急ごしらえのバスターミナルで段差に引っかかり転倒、膝を痛打してしまいました。やっと歩ける様になりましたが、自転車には痛くてまだ乗れません。「遠忌法要の人ごみで迷惑を蒙っているのに、本当に迷惑な寺だ」と本末転倒な文句を言っていました。本人の責任であるのは明白ですが、言ってみたくなりますね。私も自慢じゃありませんが、三回転倒しています。事故は思わぬ時にやってきます。どうぞご注意を。
2011年09月14日
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時代の寵児であった紳介が失脚したのは私に取っても可成りショックな出来事でした。数少ない見て面白い番組は彼がメーンの番組が大半でした。彼は京都出身でしたが、中身は大阪人間そのもの。大阪人の機転を利かしたやり取りは紳介の芸を象徴するかの様でした。「こいつは最高やな」と思わず口に出る程。彼の出身校「大谷高校」は今では有数の進学校になっていますが、紳介の在校中や私の高校時代はそれは出来の悪い子が行く高校でした。高校時代、ハンドボールの同好会を始めていた私たちが既にクラブとして活躍していた大谷高校のハンドボール部と練習試合を行った事がありました。我が同好会に京都で一番強い有名な進学校「洛星高校」から転出してきた元ハンドボール部の方が一時入会していたのです。京都でも一番の強豪だったクラブ員は血の気も一番。彼は練習試合でも強烈な接触をいといませんでした。当然、一触即発の場面が来ました。我が同好会の内、彼以外は実に紳士的な人間ばかりでしたが、大谷高校の連中は全てヤンキー。先生が止めなければ、彼一人と大谷高校の連中全員との喧嘩になるところ。紳介がつっぱっていた写真そのものでした。しかし、そんな彼が更生?素晴らしい芸能人になった事は同じ京都人として誇り得る出来事だったのです。彼は小心者。大きな口を叩く割に叩かれ弱いのです。右翼をおちょくったばかりに街宣車に叩かれ、その始末を暴力団に頼んだのが事の始まり。一気に片を付けてくれた暴力団の凄まじいパワーを信仰してしまったのです。その親分が警察に捕まると、その警察を批判するメールを送ったのがある事件を契機に警察の知る所となりました。これに警察が反応したのが、今回の引退の引き金だった様に思います。警察はそれを批判する人や組織を放っておきません。今回の事件で紳介と渡辺元チャンプとのメールの内容がある週刊誌で全面暴露されました。本来、公表される事無い筈の貴重な資料であるメールの内容が公表されたのは警察のリークしか有り得ません。警察批判が紳介を地獄へ落とした様です。警察官は公衆の面前では間違いなく紳士ですが、それに乗じて罵詈雑言を浴びせると署内へ引っ張られた後はえらい目に合わせてくれる筈です。跡の残らないやり方で責められ続けるのは間違いありません。彼らも人間ですから公衆の前では紳士ならざるを得ませんが、公衆の目が無ければ本性を発揮します。検察や警察、彼らは批判を許しません。長年改革された事の無い組織は経年劣化、腐り始めます。それを改革しようとした人間は排除か抹殺されてきました。それも合法的に見える様に。「悪」との前面に対決してくれる組織だからこそ明瞭な組織であって欲しいものです。紳介のひ弱な性格が生んだこの事件は彼の番組を楽しみにしていた人をがっかりさせるだけでなく、彼に付いて行った弟子群を地獄へ落としてしまいました。何ともやりきれない事件ではありました。
2011年09月08日
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