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前回の試験結果に満足できなかったので、タイヤの設定を変えて、再び試験を行うこととした。タイヤを、前回の前輪1-1/2後輪1-3/8から、両輪1-3/8に。コースは仙台市青葉区から鴬沢までの往復路150kmである。持ち物は、燃料携行缶、修理道具鞄、ストーブ、ガスボンベ、コッヘル、水筒、スパム、キャンベルの濃縮スープ、クラッカー、桃の缶詰、粉末のココア。前回は持っていったランタンは省略され、引替に前回は忘れていった折りたたみ椅子はちゃんと携行した。MapFanWebで入手したラリーマップを参照しながら道を進む。国道四号線を北上中に異常な振動が気になって停車、前輪を点検する。バルブ付近でタイヤがチューブを噛んでいたので即これを修正する。これは宇都宮の往路でタイヤがバーストした原因と同じ故障だが、幸いにして今回はチューブに異常は無かった。修正完了後、そこが吉野家の駐車場であったことに気がつく。朝食を取らずに出発したので空腹である。主義には反するものの、ここで豚丼を卵つきで頂く。四号を外れて457号線に移る。いつものことであるが、今回はこののちしばらくしてラリーマップが追えなくなり、コンパスを頼りとして北へ向かう。午前11時半、457号線途上のタイヤチェーン取り付けスペースで昼食をかねて、再度前輪を調節。実のところ、吉野家の駐車場出の作業の後も、振動は止まっていなかった。タイヤの上からチューブを掴んでよくしごき、馴染ませる作業を施してみた。すると、ようやくのこと、振動が収まった。有備館駅の近くで、再びラリーマップを捕捉するも、また見失う。その後47号線上で再捕捉、池月というところから457号線に移りついで389号へ、また457号線に戻るというところまでマップを利用する。以後は辻ゝの案内を頼りに鴬沢の細倉鉱山を目指す。午後二時前、鴬沢の細倉マインパークに到着。先ずはストーブで湯を沸かし、お茶にする。このあと観光坑道を見学したが、それについては別記する。細倉鉱山資料館にも立ち寄って、復路についた。夕暮れの山道を、多少恐い思いもしながら戻る。燃料が切れる。燃費は燃料1Lあたり51kmと、前回試験から誤差程度の差しかなかった。給油して再出発。大崎市市街でお茶にする。国道四号線に出たあたりで、前輪ブレーキが効き過ぎる異常に気がつく。ブレーキケーブルとバッグが干渉するためかと、この時点では推測していた。午後八時頃に帰還。前輪ブレーキを確認すると、軸のネジが大きく緩んで分解寸前であった。ブレーキの効き過ぎは、パッドがリムを外れてタイヤのサイドウォールに接触していたためであった。さてこの修理作業を行っているうちに、鎌の左右の稼働量に差が出る本当の理由が分かる。ケーシングの押ししろがどうのとややこしいことを書いてしまったが、何のことはない、天秤ばねが傾いているからに過ぎなかった。ケーブルを平行棒上で固定していたタイラップを切断し、ばねの調節を行うが、どうにも微妙で進めたり戻したりを繰り返してどうにか調節を終えた。
2006.10.26
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よくあることではあるが、前輪リムブレーキが片寄りしてしまっているのが前から気になっていた。中央のネジをどう調節しても片寄りが直らなかったので、どうしたものかと思っていた。この度、その原因がケーシンクの弛みにあることが分かった。リムブレーキは、鎌の柄の一端をワイヤーが引き、もう一端をケーシングが押すことで作動するわけだが、ケーシンクに弛みがあるために、この弛みにケーシンクの「押ししろ」が吸収されてしまって鎌の柄に伝わらず、引きの要素のみが伝えられて、片寄りが起きてしまうわけだ。そこで、前輪ブレーキのワイヤーケーシンクに平行棒状で固定される部分を設け、弛みを取り除いた。すると、みごとに片寄りが解消され、非常に満足できる成果が得られた。
2006.10.25
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首都と同様にここ仙台も雨がふり続いているのだが、このために昨日から前輪リムブレーキの性能が著しく低下してしまっていた。このブレーキパッドについては、かつて、より値の張る商品との違いは感じられないとしていたが、この評価はあらためねばならないだろう。今日、このブレーキパッドを交換した。新しいブレーキパッドは価格420円、ネジに直接ゴムの塊がついている構造のもので、排水溝がVの字型に切ってあり、排水性能が高そうに見える。性能についてはこれから検証の必要あり。
2006.10.24
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タイヤを交換したので、性能の検証のために女川まで遠乗りすることにした。天気はすこぶるよろしく、日和に申し分なし。持ち物は修理道具一式、ストーブとランタン、ガスボンベ、SPAM、クラッカー、濃縮クラムチャウダーの缶詰、桃の缶詰、粉末のカフェ・オ・レ。折りたたみ椅子は持ってゆくのを忘れた。松島海岸の目前で空気洩れを起こす。チューブが破損したのではなく、以前に修理した箇所の処置が甘くて空気が洩れた。したがってパンクではない。このとき、シートパッチをはじめて使った。海岸公園で休憩。石巻を通り抜け、398号線で女川まで。途中、渡波という駅の前で昼食。クラムチャウダーは牛乳で薄める物だったので、食べられなかった。女川の原発センターに到着。展示を見学。放射線検知実験の教材として、PC9801-DSが現役稼働していて、そのFM音源の音がなにか微笑ましかった。午後四時ごろ、女川を離れる。それから30キロ程進んだところで、ガス欠になる。性能検証の結果は、リッターあたり50キロメートルという数字になった。確かに成果は表れているが、満足できる物ではない。
2006.10.19
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宇都宮からの帰り道にタイヤをバーストさせてしまって以来使用してた980円のタイヤだが、燃費が1リットルあたり45キロメートルと悪い上に、パンクが頻発するので、ブリヂストンのスーパーウルトラロングライフタイヤに履き替えることにした。桜ケ丘の自転車販売店で購入した。一本2200円だった。同時に、機体前面にスイス軍自転車部隊が使用していたというふれこみのバッグを安定して取り付けるために、ステアリングステイ直上に拡張平行棒を作ることにする。ホームセンターで水道管支持金具四個と木の棒を買ってきて、これらを組み合わせて作った。金具はステイや木の棒よりも大きな径のものを使い、これをチューブを切ったものをシムとして巻き付け、径をあわせた。こうすることによって、ガタをなくすことができ、同時にステイに疵をつけずにすむようになる。こうして平行棒ができあがると、バッグがフェンダーと干渉することがなくなり、すこぶる安定感がまして具合が良くなった。
2006.10.18
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今月は安部吉俊強化月間である。ニア アンダーセブンを、TUTAYAで借り、観た。火曜日はサービスデーであり、たったの千円で全巻を借りることができた。この作品には原作はないが、安部吉俊による漫画版がある。漫画版全二巻の方は、一ヶ月程先に読み終えている。さて、アニメ版であるが、とくにプロットの無い作品であるので、作中の雰囲気にゆったり身を任せ、思いのままに想像をめぐらせつつ眺めるのが正しい観賞態度であろうと思われる。よって「おもしろい」「つまらない」という評価は馴染みにくい。「心地よい」「気持ち悪い」で判断すべき種類の作品である。私について言えば、心地よいやら悪いやらといった感情は生じなかったが、笑いを提供している部分がちゃんと笑えたので、損をしたという気は全く無い。そういうことであるから、このアニメと比較すると、お下劣ギャグ満載の爆笑小編となっている漫画版の方が、私としては評価が高い。さて、以下は本作を含む、本作の類型作品に関する考察である。本作は、広義の「セカイ系」作品の類に含まれるべき作品であると考える。なぜならば、世界が不安定な形に歪んでいるのに、主人公達がその歪みを正すべく行動することは無いからである。そもそも、UFOが落ちて来て日本中が宇宙人だらけになったしまったのに、今や誰もがその状況に馴染んでしまって怪しむものがないという意味の繭子の冒頭の独白によって、繭子とニアは、この不思議な世界の謎を解き明かすために存在しているのではないことが宣言されてすらいるのだ。よって、作中に描かれるのは、この歪んだ世界における日常と、繭子の「自意識」だけである。もっとも、繭子にはそもそも、この世界の謎を解き明かす力はなにも与えられていないのだから、何一つ隠されたものが明らかにされず、ただひたすら繭子の「自意識」だけが述べられることへの不快感はない。だから、繭子の呟きにあるとおり、世界が宇宙人だらけであることを、「そういうもの」として割り切ってしまって、そこにおける個々人の有り様に注意を向ければ楽しむことができる一方で、この世界が全くのファンタジーではなく、現代社会を下敷にしている以上、いずれ我々の世界へ近しい方向へと不安定は解消されるのだろう。されるべきだとしてしまうと、作品は成長を拒絶する者達の夢想となってしまう。この種の作品はつねにその手のあいまいさを抱えている。
2006.10.03
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