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誰でもいいから殺したかった 無差別大量殺人を犯すような人々は、しばしば有能な人たちです。しかし、人間関係が苦手な人が多いようです。無差別殺傷事件は、とてつもない凶悪な犯罪だ。しかし同時に、彼らは誰でもいいから愛して欲しかったのではないだろうか、と著者は問いかける。人を殺し、自分の人生も終わりにしようとした彼らは、本当は誰かに必要とされたかったのではないだろうか。本書は、妄想性人格障害や境界性人格障害などに関する簡単な解説を交えながら、親子の関係、家族の関係について再考する場を与えている。そして、「家族を殺すのは、単純に家族が嫌いなのではありません。むしろ、家族の距離が近すぎるともいえるでしょう。上手にケンカすることも、家出することもできないのです」(85 ページ)と指摘する。■メーカーサイト⇒碓井真史=著/ベストセラーズ/2008年09月発行 誰でもいいから殺したかった■販売店は こちら
2010.01.28
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ネックウォーマー「eneloop neck warmer」 使いたいときにスイッチを入れれば暖まる点が便利だ。充電式ネックウォーマーだ。使いたいときにスイッチを入れれば暖まる点が便利。本体カラーは、チャコールグレーとホワイトグレーの 2色。■メーカーサイト⇒三洋電機 ネックウォーマー「eneloop neck warmer」■価格比較・購入は こちら
2010.01.28
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目に見えない資本主義 例えば、日本においては、「働く」(はたらく)とは、「傍」(はた)を「楽」(らく)にすることの意味であると語り継がれてきた。これから資本主義はどこへ向かうのか?――その答えとして、著者は「日本型経営」への回帰を訴える。弁証論的アプローチで展開される論理は、いささか冗長である。また、巻末 2 ページに及ぶ著者経歴と主著の紹介には辟易とさせられる。しかし、サラリーマンの直感として感じる、今のビジネスの矛盾と解決策については同感できる部分が多い。振り返ってみれば、グローバリゼーションとか株主重視の経営と騒がれるようになったのはバブル以降の話である。こうした経営方針が強化されればされるほど、会社の成長が鈍化しているのは事実である。バブル崩壊から 20 年――そろそろ経営方針の見直しにかかるべきではないだろうか。経営者にぜひ読んでいただきたい内容である。■メーカーサイト⇒田坂広志=著/東洋経済新報社/2009年08月発行 目に見えない資本主義■販売店は こちら
2010.01.27
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新型「うつ」原因は首にあった! 新型うつは精神疾患ではない。著者は現役の脳外科医。最近増えている「新型うつ」は、首の不調によって発生すると説く。なんとなく疲れたり仕事がはかどらない方で、首こりや首の痛みを感じている方がいたら、本書を通読することをお勧めする。■メーカーサイト⇒松井孝嘉=著/大和書房/2009年12月発行 新型「うつ」原因は首にあった!■販売店は こちら
2010.01.26
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「騙されない!」ための経済学 経済なんてわからなくていい、勉強する必要がないというあなたは、間違っている。テレビのコメンテーターとしてお馴染みの森永卓郎の経済学入門書――小泉政権の新自由主義や、それを報じた新聞やテレビなどのマスメディアを批判しつつ、経済的弱者、経済をよく知らない人にとって、とても分かりやすく書いてある。「小泉構造改革には、もともと国民の生活をよくするなどという前提はなかった」(106 ページ)、「経済がデフレのまま利上げをすれば、弱い立場にいる企業や個人が確実にダメージを受けます」(125 ページ)など、文章の歯切れがいい。ただ逆に考えると、小泉政権が終わってからの後出しジャンケン的な論調であり、よって、本書の内容が全面的な「真実」だとも言い切れない。「経済なんてわからなくていい、勉強する必要がないというあなたは、間違っている」(14 ページ)という森永氏の意見には全面的に賛成するが、ゆえに、「ボーッとした人でもしあわせに生きていける、日本をそんな国にしていきたいというのが私の願い」(205 ページ)というのは矛盾する。日本人は、もっともっと勉強して競争して、賢くならなければならないと思う。■メーカーサイト⇒森永卓郎=著/PHP研究所/2008年05月発行 「騙されない!」ための経済学■販売店は こちら
2010.01.25
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タバコ狩り 私はこのような「世界をひとつの物差しで見る」という視点が広まっていくことに深い危機感を抱いています。私はタバコを吸わないが、最近の禁煙運動は徹底的に過ぎる感じは受けている。寒い冬の日、屋外で背中を丸めながらタバコを吸っている人たちを見ると、哀れみを感じる。もし、私が好きなコーヒーには発がん性があり、その湯気を吸うだけでもがんになると言われたらどうだろう。寒風吹きすさぶビルの庭で、同じように背中を丸めながらコーヒーをすすらなければならなくなるのだろうか。本書の著者は「タバコが喫煙者自身の健康を害することがあるということ自体に異論があるわけではありません」(77 ページ)と立場を明確にした上で、「このような「世界をひとつの物差しで見る」という視点が広まっていくことに深い危機感を抱いて」いるという(39 ページ)。さらに、タバコの煙や副流煙にが危険だとする論文に対し、どこまで科学的なものかという疑問を呈している。どうやら、世論が揃って一方向に舵を切っている時には、著者のような考え方をした方が良さそうである。■メーカーサイト⇒室井尚=著/平凡社/2009年06月発行 タバコ狩り■販売店は こちら
2010.01.22
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音・辞典 Vol.10 アンティーク・オルゴール/名曲選 オルゴールの音色で癒されるオルゴールの音に癒されるという人は多い。本品は、オルゴールが奏でる音楽と動作音を 50 点収録した著作権フリーの音素材集。ポリフォン、シンフォニオン、レジーナなど、骨董的価値も高いアンティーク・オルゴール、ストリートオルガンが奏でる名曲と、コインの投下音、ネジ巻音などの動作音を合わせて 50 点収録。オーディオ CD と Hybrid CD-ROM の 2 枚組。■メーカーサイト⇒データクラフト 音・辞典 Vol.10 アンティーク・オルゴール/名曲選■価格比較・購入は こちら
2010.01.19
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面白いほどよくわかる発明の世界史 「発明」だけにスポットを当て、その開発史や関係する人物の紹介をしている。世界史の教科書では、火薬・羅針盤・印刷術が三大発明として学ぶ。だが、これらの技術がどのようにして発明されたのか教科書には載っていないし、それ以外の技術(蒸気機関、自転車、自動車、ガラス、プラスチック、等々)は尚のことである。ワットやエジソンの伝記を読むことで、たまたま知ることがあっても、それは発明された技術のごく一部に過ぎない。本書は、「発明」だけにスポットを当て、その開発史や関係する人物の紹介をしている。基本的に見開きページで 1 つの発明を扱っているので、とても見やすい。また、関係人物の略歴は脚注として記されている。■メーカーサイト⇒中本繁実=著/日本文芸社/2008年06月発行 面白いほどよくわかる発明の世界史■販売店は こちら
2010.01.18
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夢見る黄金地球儀 たとえ古くからの友人をハメてでも、知らなければならないこともある。それは何か。真実だ。映画化もされた「チーム・バチスタの栄光」でデビューした現役医師の著作。「チーム・バチスタ‥‥」に始まる連作の舞台となっている桜宮市で起きた事件をめぐる話だが、いつもの医療エンターテイメントではなく、かといって殺人も起きないし、怪盗も登場しない。でも、登場人物が面白い――いかにも公務員らしい市職員たちや技術畑一筋の工場主、奥さんに頭が上がらない主人公と、アニメに出てきそうな怪力女性。工場用機械の細かい描写が、この小説をさらに楽しいものにしている。■メーカーサイト⇒海堂尊=著/東京創元社/2007年10月発行 夢見る黄金地球儀■販売店は こちら
2010.01.15
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シリコン・オーディオプレーヤー「DN-MH2707」 移動中にも音楽を聴いている方にお勧め。Bluetooth ヘッドセットほどの小型ボディにステレオイヤホンを内蔵した一体型オーディオプレーヤーだ。本体を片方の耳へ、本体から伸びるイヤホンをもう片方の耳に装着して使用する。記録媒体は microSD(SDHC 対応/別売り)で、MP3 と WMA ファイルの再生に対応。本体に備える USB 2.0端子を用い、PC から音楽データを転送できる。本体サイズは 12(幅)×56(高さ)×8(厚さ)ミリ(イヤフォン突起部除く)、重量約 12 グラム■メーカーサイト⇒エバーグリーン シリコン・オーディオプレーヤー「DN-MH2707」■価格比較・購入は こちら
2010.01.10
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高速道路の謎 空いているところは料金を安く、混んでいるところは料金を高く土日 1000 円プランや民主党の無料化案など、高速道路の話題は尽きない。だが、そんなに安くして採算はとれるのか。高速道路は混雑しないのか――そんな疑問に、具体的な数字をあげて答えてくれる。本書を読んで、ジャンクション・マニアなる種類の人間がいることを初めて知った。鉄道マニアより奥が深そうである。作者の公式サイト http://www.shimizusouichi.com/■メーカーサイト⇒清水草一=著/扶桑社/2009年09月発行 高速道路の謎■販売店は こちら
2010.01.08
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ブラックホール戦争 スティーブン・ホーキングは、一般相対論の立場からブラックホールに吸い込まれた情報は永遠に失われると論じた。これに対して著者サスキンドは情報が失われることはないという論陣を張り、物理学の根本原理をめぐる20年にわたる論争が始まった。「情報のパラドックス」という問題をめぐって、本書の著者である理論物理学者のレオナルド・サスキンドは、車椅子の物理学者として有名なスティーヴン・ホーキング*と 20 年以上にわたって論争を続けた。本書はその理論的対決の物語だ。「情報のパラドックス」とは、ブラックホールに落ち込む粒子の情報は永遠に失われるのかどうかという問題である。ホーキングは、一般相対論の立場からその情報は永遠に失われると論じた。これに対してサスキンドは、「情報の保存」は「物理法則の時間的な可逆性」という形で物理学に深く刻み込まれていて、ホーキングの主張は物理学の土台に爆弾を投下することに等しいとして、ゲラルド・トフーフトとともに情報が失われることはないという論陣を張った。20 年以上に及ぶ論争から「ブラックホールの相補性」や「ホログラフィック原理」といった新しいアイデアが生まれ、それらは今では世界中で盛んに研究されるにいたっている。本書は、ホーキングを糾弾するような内容ではない。サスキンドはホーキングの理論とカリスマ性に敬意を表しつつ、量子論を守る立場から、あくまで論理的に、かつ一般読者にも分かりやすいように比喩や繰り返しを使って説明してくれる。やや長い内容ではあるが、本書を読めば、量子論と一般相対論をいかにして調和させるのかという、物理学の最新の問題を垣間見ることができるであろう。量子論と一般相対論は物理学のもっとも根本的な理論でありながら、互いに両立できない状態が続いている。ブラックホール戦争は、ふたつの理論を調和させることを目指した新しい物理学の基本的な枠組みをめぐる、熾烈な格闘だったのだ。■メーカーサイト⇒レオナルド・サスキンド/林田陽子=著/日経BP社/日経BP出版センター/2009年10月発行 ブラックホール戦争■販売店は こちら
2010.01.05
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農業で儲けたいならこうしなさい! 農業が儲からない理由は、ズバリ、「回転率」の低さにあります。タイトルに偽りはない――そのものズバリ、農業で儲けるためのノウハウが書かれている。著者は、兵庫県で農地 1.5 ヘクタールにコメ、麦、野菜を栽培し、肉牛60頭を飼育してるが、かつては船井総合研究所の経営コンサルタントとして活躍していた。コンサルタントと農家という両面から、具体的で的確なアドバイスが記されている。■メーカーサイト⇒有坪民雄=著/ソフトバンククリエイティブ/2009年12月発行 農業で儲けたいならこうしなさい!■販売店は こちら
2010.01.04
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