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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 双葉理央「私だったら、恥ずかしくて死んでる。さすが梓川、青春ブタ野郎だね」著者・編者溝口ケージ=著出版情報KADOKAWA出版年月2014年4月発行著者の鴨志田一は、2007年に電撃文庫の『神無き世界の英雄伝』でデビューし、2010年の『さくら荘のペットな彼女』はアニメ化され、自らが脚本として参加した。また、アニメ『selector spread WIXOSS』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』などに脚本として参加している。本作も2018年からアニメ化され、シリーズ継続中。挿絵の溝口ケージは、同じ原作者の『さくら荘のペットな彼女』の挿絵も担当。「NtyPe」というサークル名で同人活動も行っている。ゴールデンウィークの最終日、梓川咲太 (あずさがわ さくた) は、湘南台駅の近くにある図書館で野生のバニーガールに出会う。彼女はただのバニーではない。咲太の高校の上級生にして、活動休止中の人気タレント桜島麻衣 (さくらじま まい) だった。だが、彼女の姿が周囲の人間に見えないという不思議な現象が起きていた。下校時の電車の中で、麻衣を盗撮しようとしていたカップルを、咲太は身体を張って制止する。それをきっかけに、麻衣は咲太と会話するようになる。麻衣は、咲太が中学時代に暴力事件を起こして、同級生3人を病院送りにしたというネット情報をつかんでいたが、「自分の頭で少し考えればわかるでしょ。そんな大事件を起こした人間が、平気な顔して高校に通えるわけがない」と言う。咲太は、「どの道、誰が言い出したのかもわからない、噂や書き込みを、何も考えずに信じてしまえるピュアな連中とは、友達になる自信がないからいいんです」と応じる。一方の麻衣は、自分の姿が周囲の人間に見えないという現象はゴールデンウィーク初日からはじまったという。麻衣は「今までずっと人に注目されて生きてきたのよ? 人目を気にして生きてきた。だから、子供の頃ころからずっと願ってた。誰だれも私のことを知らない世界に行きたいって」と言い、咲太に関わらないよう警告する。だが、咲太は麻衣の話を信じ、「思春期症候群ですよね」と言う。麻衣を自宅マンションに招いた咲太は、学校でイジメにあっていた妹のかえでの写真を見せ、彼女の身体に、突然、傷や痣ができることを話した。そして、咲太の胸にも3本の傷ができていた。咲太は麻衣に芸能界復帰を促すが、麻衣は怒って出て行ってしまう。咲太は麻衣に謝ろうとするが、彼女の姿を見つけることができないまま2週間が過ぎた。咲太は。白衣を着て物理実験室でアルコールランプを弄んでいる双葉理央 (ふたば りお) に助けを求める。人が見えなくなる現象を話し始めると、理央は「さすが梓川、ブタ野郎だね」と言う。理央は量子力学を引き合いに出し、「人間は見たいようにしか世の中を見ていない。梓川の噂がいい例だよ。真実よりも、噂が優先される」と説明する。咲太のバイト先のファミレスに、イジメ事件で取材を受けたことがある女子アナの南条文香 (なんじょう ふみか) が来店しており、咲太は自分の胸傷の写真と引き替えに、麻衣が芸能活動を休止している理由を手に入れた。咲太のマンションの部屋の前で麻衣が待っていた。自分を見えない相手が増え、買い物もできずに困っているという。彼女とスーパーで買い物をした咲太は、「やりたいなら我慢なんてしなければいい。やればいい」と芸能界復帰をすすめる。咲太の話を理解した麻衣は、彼が代価として差し出した写真の公開を止めるよう文香に釘を刺す。麻衣は咲太と鎌倉でデートすることになる。藤沢駅へ向かう途中、咲太は迷子の女の子を助けようとして、彼を変質者と勘違いした古賀朋絵 (こが ともえ) に蹴りを入れられる。1時間38分も遅刻した咲太を、だが、麻衣は待っていた。麻衣は、なぜ自分を構うのかと咲太を問い詰め、かえでが思春期症候群になったとき、誰も目の前で起きていることを信じてくれなかったことから「困ってるのに、誰にも頼れないのはしんどいから」という答えを引き出す。咲太の母は、かえでの問題で精神を病み、父親と別のところで暮らしているという。そんなとき、咲太が言う思春期症候群の話を信じてくれた牧之原翔子 (まきのはら しょうこ) という女性があらわれる。彼女は峰ヶ原高校の制服を着ていたが、そこへ進学した咲太は牧之原翔子という生徒が、過去にも現在にも存在していなかった事実を知る。鎌倉へ行かずに七里ヶ浜の海外を歩いていた2人だが、麻衣のスマホに絶縁しているマネージャの母親からのメールが入る。間もなく母親がやって来た。だが、彼女には麻衣の姿が見えていなかった。咲太が割って入るが、彼女は娘などいないと言い、麻衣が返信したはずのメールには差出人不明となっていた。咲太と麻衣のに絶望感が襲いかかる。人々の記憶から桜島麻衣が居なくなっていた。麻衣を記憶している人を探し、2人は大垣まで来ていた。2人はビジネスホテルに泊まる。咲太は国見と理央に電話すると、2人も麻衣のことを覚えていた。咲太は理央に事情を説明すると、理央は峰ヶ原高校に原因があるのではないかと推論する。果たして、麻衣を全ての人の記憶から消し去った思春期症候群の原因とは。2人の愛の行方は‥‥。理央は咲太に向かって、「私だったら、恥はずかしくて死んでる。さすが梓川、青春ブタ野郎だね」と真顔で言うのだった。
2026.01.31
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ワイヤレスヘッドセット「LBT-HSC41BK」 ENC機能でクリアな通話と長時間使用製造/販売エレコム製品情報ワイヤレスヘッドセット「LBT-HSC41BK」価格比較ここをクリック ENC(環境ノイズキャンセリング)機能を搭載した充電ケース付きイヤーフック式・片耳ワイヤレスヘッドセット。この片耳ワイヤレスヘッドセットは、Bluetoothに対応しており、周囲の騒音をカットし、ノイズの少ないクリアな音声を提供する。イヤーフック式カナル型デザインで安定した装着感を実現し、長時間の使用でも耳への負担を軽減するという。防水性能IPX4で小雨でも安心して使えるのも特徴だ。また、付属の充電ケースにより、移動中でもバッテリー切れを心配せずに使用できる。充電ケースはコンパクトで厚み約33mmとスリムな設計でカバンに収納しやすい。最大連続待受が約150時間、連続通話が約11時間、連続音楽再生が約18時間と、長時間の使用が可能だ。さらに、イヤーキャップはS/M/Lの3サイズから選択でき、個々の耳にフィットするようになっている。
2026.01.30
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ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds Clip」(WF-LC900) 耳に挟んで装着するLinkBudsシリーズとして初のイヤカフ型のワイヤレスイヤホン製造/販売ソニー製品情報ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds Clip」(WF-LC900)価格比較ここをクリック アクセサリー感覚で身につけるイヤーカフのように装着し、耳をふさがないオープンタイプのため、外音を普通に聞くことができる。形状は2つの球形をアーチでつなぐデザインをしています。LinkBuds Clipには、標準モード、ポッドキャストや会話用のボイスブーストモード、混雑した場所向けの音漏れ軽減モードの3つのモードが搭載されます。ボイスブーストモードでは、騒がしい場所でもイヤホンからの人の声はちゃんとしっかり聞こえるようです。ポッドキャストやラジオを聴く際には非常に便利そうです。音漏れを軽減するモードもある。音質面では、DSEEを搭載。MP3などの圧縮音源の高音域や微小な音を補完し、ハイレゾ相当の高音質に引き上げる機能を搭載しています。また、Sound Connectアプリでは、イコライザーのカスタマイズやBGMエフェクト、360 Reality Audioにも対応しています。通話音質も、「クリアコールデュアルマイク」を搭載。骨伝導センサー(VPU)やAIノイズリダクションと合わせ、通話時の音はクリアに保たれます。LinkBuds Clipのバッテリー持ちは、連続再生9時間、ケース充電込みで37時間に対応しています。3分の充電で1時間楽しめるなど、充電切れでもすぐに楽しむことができます。カラーバリエーションブラックグリーングレージュラベンダー
2026.01.29
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DEZIYUA 姿勢サポートチェア 人間工学に基づく“てこの原理”を採用した、骨盤と腰を支えるサポートチェア製造/販売DEZIYUA製品情報DEZIYUA 姿勢サポートチェア価格比較ここをクリック 椅子や床の上に置いて座るだけで、お尻や腰、背中の三点を効率的にサポートし、体格に合わせた理想的なS字カーブを維持するという。長時間のデスクワークや学習による姿勢の崩れを防ぎ、腰椎にかかる負担を和らげる効果が期待できる。クッション部分には高品質なメモリーフォームを充填しており、腰やお尻に優しくフィットする。高反発な座面は最大100kgの荷重に耐えられる設計で、体圧を均等に分散させる他、背もたれと座面に設けられた多数の通気孔によって空気の流れを促し、熱がこもりにくい快適な環境を提供できる。重さは約1kgと非常に軽量で、リビングや寝室、オフィスなど好きな場所へ手軽に持ち運んで使用できる。デスクチェアの他、ソファや床の上など様々なシーンに対応しており、日々の健康維持を支える補助ツールとして重宝する一品といえるだろう。
2026.01.27
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トライバンドホームルーター「Aterm 19000T12BE」 Wi-Fi 7規格に対応するトライバンドホームルーター製造/販売NECプラットフォームズ製品情報トライバンドホームルーター「Aterm 19000T12BE」価格比較ここをクリック 最新無線LAN規格のWi-Fi 7に対応するホームルーターで、6GHz帯×4、5GHz帯×4、2.4GHz帯×4の計12ストリーム接続をサポート。スループットは6GHz帯最大1万1529Mbps、5GHz帯最大5764Mbps、2.4GHz帯最大1376Mbps(いずれも理論値)の高速通信を実現した。対応機器と組み合わせて通信範囲を拡大できるメッシュ中継機能にも対応。セキュリティ適合制度「JC-STAR」の★1(レベル1)適合ラベルを取得しているのも特徴だ。有線ポートは10GbEポート×2(WAN側×1、LAN側×1)およびギガビット対応×3(LAN側×3)を備えている。
2026.01.24
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ノートPC「VAIO SX12」(VJS12795) ハイエンドクラスに位置づけるヘビーモバイルユーザー向けのノートPC製造/販売VAIO製品情報ノートPC「VAIO SX12」(VJS12795)価格比較ここをクリック 前モデルに比べ、CPUがCore シリーズ1のUシリーズへとアップグレードされた。プリインストールソフトも最新版になっている。また、オンライン会議向けの各種機能を呼び出す「オンライン会話設定キー」や「Copiloキー」が装備され、付属のUSB Type-C充電器のコンセント部分が折りたたみ式になった。「メインマシンの最小形」をコンセプトとした新型モバイルノートPC。従来の「VAIO S11」とほぼ同じサイズのボディーにフルHD(1920×1080ピクセル)の12.5型液晶ディスプレイと19.0mmのキーピッチを持つキーボードを搭載し、メインマシンとしても使えるスペックを備えている。液晶ディスプレイ側にUDカーボン製の「カーボンウォール天板」を採用し、パームレスト(キーボードベゼル)にアルミニウムを用いるなど、素材や機構設計に工夫を凝らすことで、最重量構成で900グラム以下と軽量化を図っている。カスタマイズモデルでは Core 7プロセッサーが選べるほか、メモリは32GBに増量できる。また、法人向けは「VAIO Pro PJ」を展開する。【主な仕様】基本ソフトWindows 11 Pro 64ビットCPUIntel Core 5 120U(P-cores:1.4GHz(最大5.0GHz)E-cores:0.9GHz(最大3.8GHz)10 Cores(2 P-cores + 8 E-cores))グラフィックインテル グラフィックス(CPU内蔵)表示12.5型ワイド液晶 1,920×1,080ドット(アンチグレア)主記憶16Gバイト(最大 16Gバイト;LPDDR4X)補助記憶SSD 512Gバイト(PCI Express×4(64GT/s))ネットワーク有線LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(Wi-Fi 6E適合)×1Bluetooth 5.3準拠×1インターフェースUSB 5Gbps(USB 3.0;うち1ポートは給電機能付き)×2USB Type-C(Thunderbolt 4、USB Power Delivery 、USB4、USB 3.1、DisplayPort 1.4)×2ヘッドホン出力(ステレオミニジャック;ヘッドセット対応)×1HDMI出力×1サウンド機能インテル High Definition Audio準拠×1内蔵ステレオスピーカー×1Dolby Atmos×1AIノイズキャンセリング機能×1内蔵ステレオマイク×1Webカメラ207万画素(Windows Hello 顔認証対応;プライバシーシャッター搭載)×1セキュリティセキュリティーチップ(TPM)(TCG Ver2.0準拠)×1セキュリティーロック・スロット×1Absolute Persistence technology対応×1指紋認証(電源ボタン一体型;Windows Hello対応)×1バッテリ駆動時間(動画再生時) 約9.5時間(JEITA3.0)充電時間 約3時間(電源OFF時)本体サイズ(幅)287.8×(奥行)205.0×(高さ)15.0~17.9×(直径)×(全長)ミリ本体重量約899グラム付属アプリケーションMicrosoft Office Home and Business 2024CyberLink PowerDirector Ultimate and PhotoDirector Ultra
2026.01.23
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ノートPC「FMV Note U」(FMVU59L1) AI体験は次のステージへ:Copilot + PC製造/販売富士通製品情報ノートPC「FMV Note U」(FMVU59L1)価格比較ここをクリック インテルの「Core Ultra 5 226V」搭載となり、NPUが40TOPSに、重さは908gとなる。「Copilot+ PC」に準拠しており、Copilot +PC向けの追加機能も利用できる。ディスプレーは新たにタッチ対応に、キーボードは「2段階押下圧」となった。また、Webカメラが顔認証対応になっている。【主な仕様】基本ソフトWindows 11 Home 64ビット版CPUCore Ultra 5 プロセッサー 226V(Pコア:最大4.5GHz、低消費電力Eコア:最大3.5GHz8コア(Pコア:4、低消費電力Eコア:3) / 8スレッド)キャッシュメモリ 8MBNPUインテル AI Boost(最大 40TOPS)グラフィックインテル Arcグラフィックス 130V(CPU内蔵)表示14.0型ワイド液晶 1,920×1,200ドット高輝度・高色純度・広視野角(タッチパネル式ノングレア液晶)主記憶16Gバイト(最大 16Gバイト;デュアルチャネル対応 LPDDR5X-8533)補助記憶SSD 512Gバイト(PCIe Gen4)ネットワーク有線LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(Wakeup on LAN機能対応)×1無線LAN Wi-Fi 7(5.76Gbps)対応、IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠(MU-MIMO対応)×1Bluetooth 5.4×1インタフェースUSB4(Gen3×2)(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2USB 3.2Gen1)(うち1ポートは電源オフUSB充電機能付)×2マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(ステレオミニジャック)×1HDMI出力端子×1サウンド機能チップセット内蔵 + High Definition Audio コーデック×1ステレオスピーカー×1デジタル(ステレオ)マイク×1スロットmicroSDメモリーカード対応×1Webカメラ約207万画素(フルHD、プライバシーカメラシャッター付)×1センサー指紋センサー(電源ボタン,Windows Hello対応)×1照度センサー×1バッテリ駆動時間 約14.5時間(JEITA 3.0 動画再生時)充電時間 約2.1時間本体サイズ(幅)308.8×(奥行)209×(高さ)16.3~17.8×(直径)×(全長)ミリ本体重量約634グラム付属アプリケーションMicrosoft 365 Personal (24か月版) / Office Home & Business 2024オプション付マカフィー リブセーフ 3年版みやブル 90日体験版i-フィルター for マルチデバイスATOK for WindowsCyberLink PowerDirector for FMV筆ぐるめ
2026.01.22
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ノートPC「FMV Note A」(FMVA79L1) AI体験は次のステージへ:Copilot + PC製造/販売富士通製品情報ノートPC「FMV Note A」(FMVA79L1)価格比較ここをクリック FMV Note Aとしては初めてとなる「Copilot+ PC」準拠モデルで、FMV AIを存分に使える仕様になっている。APU(GPU統合型CPU)はAMDの「Ryzen AI 7 445」(6コア12スレッドCPU+50TOPS NPU)を搭載しており、メモリは16GB(LPDDR5X-7500:増設/換装不可)、ストレージはPCI Express 4.0接続の512GB SSDを備える。従来のFMV Note A(旧LIFEBOOK AH)とは異なり、光学ドライブは搭載しない。ディスプレイは1920×1200ピクセル解像度の16型液晶で、sRGBの色域を100%カバーしている。輝度は最大500ニトだ。Webカメラはプライバシーシャッター付きの約500万画素で、顔認証にも対応している。【主な仕様】基本ソフトWindows 11 Home 64ビット版CPUAMD Ryzen AI 7 445(6コア / 12スレッド2.0GHz(最大4.6GHz))キャッシュメモリ 14MBNPUAMD Ryzen AI(最大 50TOPS)グラフィックAMD Radeon 840M(CPU内蔵)表示16.0型ワイド液晶 1,920×1,200ドットフルフラットファインパネル(高輝度・高色純度・広視野角)主記憶16Gバイト(最大 16Gバイト;デュアルチャネル対応 LPDDR5X-7500)補助記憶SSD 512GBネットワーク有線LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(Wakeup on LAN機能対応)×1無線LAN Wi-Fi 7(5.76Gbps)対応、IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠(MU-MIMO対応)×1Bluetooth 5.4×1インタフェースUSB 4(Gen3×2)(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×1USB 3.2(Gen1)(うち1つ電源オフUSB充電機能付)×2マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(ステレオミニジャック)×1HDMI出力端子×1サウンド機能チップセット内蔵 + High Definition Audio コーデック×1ステレオスピーカー×1デジタル(ステレオ)マイク×1スロットSDメモリーカード(SD/SDHC/SDXC,著作権保護機能(CPRM)対応)×1Webカメラ約500万画素(プライバシーカメラシャッター付、Windows Hello対応)×1バッテリ駆動時間 約15.2時間(JEITA 3.0 動画再生時)充電時間 約2.0時間本体サイズ(幅)355×(奥行)249×(高さ)19.9×(直径)×(全長)ミリ本体重量約1.89キログラム付属アプリケーションMicrosoft 365 Personal (24か月版) / Office Home & Business 2024オプション付マカフィー リブセーフ 3年版みやブル 90日体験版i-フィルター for マルチデバイスATOK for WindowsCyberLink PowerDirector for FMV筆ぐるめ
2026.01.20
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モバイル液晶ディスプレイ「PROMETHEUS CAST」シリーズ Windows、macOS、iOS、AndroidとWi-Fi経由でのワイヤレス接続に対応するモバイル液晶ディスプレイ製造/販売ユニーク製品情報モバイル液晶ディスプレイ「PROMETHEUS CAST」シリーズ価格比較ここをクリック 1920×1080ピクセル表示に対応したモバイル液晶ディスプレイで、USB Type-C/HDMI有線接続に加えWi-Fi接続に対応しAirPlay/Miracastなどのワイヤレス接続を行うことが可能だ。23.8型モデルはIPS液晶を採用しており、パネルはノングレアでタッチ操作には非対応だ。輝度は最大300ニト、視野角は178度、応答速度は6ms、リフレッシュレートは100Hz(無線時60Hz)となっている。sRGBの色域は100%に対応する。これらディスプレイ回りのスペックは一般的なレベルにある。背面のキックスタンドは、未使用時は本体の外周を覆うように折りたたまれており、利用時に無段階で角度を調整できる。背面には100mmピッチのVESAマウント穴もあり、ディスプレイアームなどへの取り付けも可能だ。イヤフォンジャックを搭載する他、本体にはスピーカーも内蔵するなど、音声出力系は充実している。15.6型モデルは容量4000mAh、21.5型/23.8型モデルは容量5000mAhのバッテリーを内蔵、出力2W×2のステレオスピーカーも備えた。ラインナップUQ-PM15CST2-Q15.6型UQ-PM215CST-Q21.5型UQ-PM238CST-Q23.8型
2026.01.19
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デジタル一眼レフカメラ「α7 V」 超速素子にAI満載でα1に近づいた最強の普及型フルサイズカメラ製造/販売ソニー製品情報デジタル一眼レフカメラ「α7 V」価格比較ここをクリック フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7」シリーズの第5世代。2新開発の有効約3300万画素フルサイズ部分積層型Exmor RS CMOSイメージセンサーを搭載し、従来機に比べて約4.5倍の高速読み出しを実現した。最新の画像処理エンジン「BIONZ XR2」を新搭載しており、同エンジンにはαシリーズのAIプロセッシングユニットの性能を統合している。これらにより、AIによる人物の瞳認識性能が前機種「α7 IV」に比べて約30%向上した。リアルタイム認識AFに対応し、姿勢推定技術を用いて人物の瞳や骨格、姿勢を瞬時に認識し捉え続ける。認識対象は人物、動物、鳥に加え、昆虫や自動車、電車、飛行機にも対応。新搭載の「オート」モードでは、カメラが対象被写体を自動的に認識する。グ部分積層型センサーとBIONZ XR2の組み合わせにより、最大60回/秒のAF/AE演算を実現。ブラックアウトフリー撮影により被写体を表示し続け、14bit RAW撮影時でもAF/AE追随で最高30コマ/秒の高速連続撮影が可能だ。最大1秒前までさかのぼって撮影できるプリ撮影機能を搭載し、動物や野鳥、スポーツなど動きの予測が難しい被写体でも決定的な瞬間を捉える。ダイナミックレンジは最大16ストップを実現し、α7 IVを超える性能となった。ディープラーニング技術による光源推定を活用したオートホワイトバランスを新搭載し、撮影環境の光源を高精度に自動判別して適した色合いに調整する。動画機能では、フルサイズ画角での7Kオーバーサンプリングによる4K 60p記録や、Super 35mm画角での4K 120p記録に対応。画素加算のない全画素読み出しにより、細部まで高精細な動画撮影を実現する。手ブレ補正機能の「ダイナミックアクティブモード」により、手持ちでも滑らかで安定した映像表現が可能だ。AIによる被写体認識で撮影中の被写体を自動的に最適な構図で捉え続けるオートフレーミング機能も搭載する。本体は4軸マルチアングル液晶モニター(3.2型 約210万ドット)を搭載し、チルトでもバリアングルでも自由なアングルでの撮影に対応する。ボディは防塵・防滴に配慮した設計で、高耐久マグネシウム合金を使用。長時間の動画撮影を可能にする放熱構造を採用した。通信機能ではWi-Fi 6E(2.4/5/6GHz)に対応し、高速なデータ転送を実現する。USB Type-Cポートは2つ、フルサイズのHDMIポートも内蔵する。メモリカードはUHS-II対応のSDカードのデュアルスロットで、片方はCFexpress TypeAにも対応する。あわせて、標準ズームレンズに新モデル「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II」が登場した。28mmから70mmまでをカバーする小型軽量なフルサイズ対応レンズ。α7 VのAF/AE追随で最高30コマ/秒の高速連続撮影に対応し、カメラ本体の手ブレ補正機能「アクティブモード」や手ブレ補正の協調制御に対応する。【主な仕様】撮像素子35mmフルサイズ Exmor RS CMOSセンサーー(35.9 x 23.9 mm)×1有効画素数 約3570万光学系レンズマウント ソニーEマウントシャッター速度 1/16,000~30秒,バルブ(メカシャッター / 電子シャッター)モニター 3.2型(約210万ドット,チルト機構)電子ビューファインダー 0.5型(約368万ドット,倍率×0.78)手ぶれ補正 イメージセンサーシフト方式(5軸補正,補正効果 7.5段)光学ローパスフィルター露出制御測光方式 1200分割ライブビュー分析測光測光範囲 EV -3~20(ISO100相当、F2.0レンズ使用)ISO感度 120~51,200露出補正 ±5.0EV(1/3EV, 1/2EV ステップ選択可能)画像処理映像処理エンジン BIONZ XRホワイトバランス色温度設定範囲 2500K - 9900K静止画記録最大解像度 7,008×4,672ピクセル記録方式 JPEG, RAW(14bit), HEIF, JPEG + RAW, RAW + HEIF連写 最大約 30コマ/秒,最大 185枚動画記録最大 3,840×2,160, 119.88p(記録方式 XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264、XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265)音声 ステレオ(記録方式 LPCM 2ch (48 kHz 16 bit)、LPCM 2ch (48 kHz 24 bit) 、LPCM 4ch (48 kHz 24 bit) )記録メディアSD/SDHC/SDXCメモリカード,CFexpress Type Aカード(UHS-I/II対応)×2インターフェースUSB Type-C(USB 3.2準拠)×1HDMIマイクロ端子(4K対応)×1無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz帯/ 5GHz帯 / 6GHz帯)×1Bluetooth 5.3(2.4 GHz帯)×1外部マイク端子(3.5mmステレオミニジャック)×1ヘッドホン端子(3.5mmステレオミニジャック)×1マルチインターフェースシュー(デジタルオーディオインターフェース対応)×1本体サイズ(幅)130.3×(奥行)82.4×(高さ)96.4×(直径)×(全長)ミリ本体重量約695グラム電源リチウムイオンバッテリーパック×1ラインナップILCE-7M5 ボディFE 28-70mm F3.5-5.6 OSS IIECM-S1ワイヤレス/ストリーミングマイクロホンNP-FZ100リチャージャブルバッテリーパックGP-VPT2BTワイヤレスリモートコマンダー機能付シューティンググリップHVL-F60RM2フラッシュ
2026.01.18
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空調家電「Hot+Cool Gen1」 “置きっぱなし前提”の空調家電製造/販売https://www.dyson.co.jp/air-treatment/purifiers/purifier-hot-cool-gen1/white-white製品情報空調家電「Hot+Cool Gen1」価格比較ここをクリック 冬は暖房、夏は扇風機、そして一年中空気清浄機として使える。? 空気を循環させて使う、1台3役の空調設計ヒーター・扇風機・空気清浄機を1台に集約。暖房時も送風時も、浄化された空気を部屋全体に循環させる設計で、季節ごとの家電入れ替えを不要にします。自動温度制御機能により、暖めすぎを防ぎながら快適な室温を保ちます。? HEPAフィルター+高い密閉性による空気清浄高性能HEPAフィルターを搭載し、ウイルス・花粉・ハウスダスト・ニオイを除去。製品全体の密閉性を高めることで、吸い込んだ有害物質を漏らさず99.95%除去するとされています(※試験環境下)。? 羽根なし構造と手間のかからないメンテナンス羽根のない構造で、誤って触れても火傷しにくい安心設計。日常的な掃除は不要で、メンテナンスはフィルター交換のみ。交換目安は約5年に1回とされ、長期使用を前提にした仕様です。
2026.01.17
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NEXUS 情報の人類史 (下巻) 人類の長期的な幸福のためには自己修正メカニズムが重要であるのにもかかわらず、残念ながら、政治家はそのシステムを弱める誘惑に駆られかねない。本書を通して見てきたとおり、自己修正メカニズムを無力化することには短所が多いのに、政治的には必勝法になりうる。著者・編者ユヴァル・ノア・ハラリ=著出版情報河出書房新社出版年月2025年3月発行第6章でハラリさんは、21世紀におけるコンピュータの進歩について、決定を下したり新しい考えを生み出したりすることができるインテリジェント・マシン(知能機械)の台頭は、歴史上初めて、権力が人間から離れて何か別のものへと移っていくことを意味すると指摘し、2016~17年に発生したフェイスブック社(現メタ社)のアルゴリズムが、ミャンマーで反ロヒンギャの暴力の炎を煽るのを手助けしたことを挙げる。そして、ソーシャルメディアのアルゴリズムは、印刷機やラジオとは根本的に違うというという点を念押しする。そして、2020年代初頭、アルゴリズムは自らフェイクニュースや陰謀論を創作する段階まで進んでいる。コンピュータは意識を持たずとも知能を持っている。その知能とは、「ユーザーエンゲージメントを最大化する」という目標を達成することだ。その目標の達成に役立つなら、常軌を逸した陰謀論を意図的に拡散するという決定を下すことができる。AIが人間と同じくらい精緻な物語を書くことができるようになった結果、私たちが聖書やQアノン、魔女、妊娠中絶、気候変動についてオンラインで長い議論を行なうとき、人間だと思っていた相手が、じつはコンピューターだったということが起こる可能性があり、ハラリさんは、これでは民主主義が成り立たなくなると警鐘を鳴らす。なぜなら、民主主義は人間同士の話し合いであるからだ。言語を自由に操れるようになったAIは、人間に影響を与えるようになっている。たとえば、2021年12月に、女王エリザベス2世を暗殺しようと、クロスボウで武装してウィンザー城に侵入した若者がいた。彼は、「レプリカ」というオンライン・アプリが創り出したチャットボットにそそのかされ、行為に及んだのだった。ハラリさんは、AIが構築する新しい情報ネットワークには人間が入り込む余地がないかもしれないと指摘する。税の目的は富の再分配だが、今日の世界経済は〈情報〉によって左右されることから、貨幣を使った課税は時代遅れになりつつある。「顧客はつねに正しい」「有権者がいちばんよく知っている」という原則では、顧客や有権者が〈情報〉に通じており、それを理解しているという前提がつく。現実世界は、その前提を満たしているだろうか。第7章でハラリさんは、コンピュータ・ネットワークは人間と違い、対象者を24時間365日、抜け漏れなく監視することができるうえ、特徴的なパターンを瞬時に発見することができると指摘する。実際にアメリカでは、2014~15年頃に、アメリカの国家安全保障局(NSA)が「スカイネット」という映画『ターミネーター』に登場するものと同じ名前のAIシステムを導入し、通信や文書、旅行、ソーシャルメディアの投稿などを監視し、そのパターンに基づいて、人々を「テロリスト容疑者」のリストに載せた。ハラリさんは、イーロン・マスク氏が私たちの脳にコンピュータチップを埋め込む陰謀論を取り沙汰するよりも、スマホについて心配すべきと指摘する。スマホは、私たちの生活はもちろん、バイタルデータも計測できるようになっているのだから。人間が人間を監視している世界では、プライバシーが必ず存在した。だが、コンピューターが人間を監視する世界では、歴史上初めて、プライバシーを完全に消滅させることが可能になるかもしれない。貨幣とは別に、社会信用システムというものがあり、名誉、社会的地位、評判など、さまざまな呼び方をされてきた。ほとんどの社会では、人々はいつも、お金を失うことを恐れるよりもなおいっそう、面目を失うことを恐れてきた。経済的な困窮よりも恥辱感や罪悪感から自殺する人のほうが、ずっと多い。これまでの社会信用システムは、その値が不確かなもので、評価も主観的であった。だが、監視テクノロジーと社会信用アルゴリズムが組み合わさると、信用ポイントが正確で客観的なものになる。そこから登場するレピュテーションベースの市場は、プライバシーを一掃し、金銭ベースの市場がかつてしたこともないほど厳しく人々を統制することになりかねない。第8章でハラリさんは、コンピューターネットワークは間違うことが多いと指摘する。YouTubeのアルゴリズムは、嘘まみれのコンテンツを拡散し、真実に徹したコンテンツを無視する。ブラジルの一市議会議員に過ぎなかったカルロス・ジョルディは、YouTube上で陰謀論を展開し、何百万もの視聴者を獲得し、2018年に下院の議席を勝ち取った。だが、YouTubeをはじめとするプラットフォームを管理・運営して依拠大企業は、いつもきまって言い訳をし、自社のアルゴリズムから「人間の本性」へと責任を転嫁する。彼らは、プラットフォームでありとあらゆる憎しみと嘘を生み出すのは人間の本性だと言い切る。ハラリさんは、アライメント問題の解決法として、人間がコンピューターネットワークを作り出すときには最終目標を設定することだと言う。ここで、アラインメントに頼らないような最終目標の定義として、「義務論」と「功利主義」を挙げる。だが、ナチスの例を挙げ、いずれも理想的な解決策とは成らないことを説く。ハラリさんは、多くのコンピューターが互いに通信すれば、人間のネットワークが生み出す共同主観的現実に相当する「コンピューター間現実」を創り出すことができるという。ポケモンやグーグルの順位のようなコンピューター間現実は、人間が神殿や都市に持たせる神聖さのような共同主観的現実と似ている。学習データに偏りがあることで、コンピュータは差別したり誤りを犯すことを指摘する。安全対策の1つとして、「自らの可謬性を自覚するようにコンピューターをトレーニングすること」を挙げる。はたして、そんなことは可能だろうか。第9章でハラリさんは、ネットワークを使った全体主義的監視政権の台頭を防いで民主主義を守るための原則として、善意、分散化、相互性、変化と休止の4つを挙げる。だが、コンピュータが人間の仕事に取って代わり、雇用市場が混乱すると、ナチスのような全体主義が台頭してくるかもしれない。将来、信用スコアの低い子供が信用スコアの高い子供向けの学校に入ることを、どこかの社会信用アルゴリズムが許さなかったらどうなるだろうか。実際、2013年2月に、米ウィスコンシン州ラクロスで起きた銃撃事件では、逮捕されたエリック・ルーミスが、COMPAS (コンパス) というアルゴリズムによって懲役6年の刑を宣告された。彼が認めた比較的軽い犯罪に対しては厳しい罰だった。ルーミスはウィスコンシン州の最高裁判所に上訴したが、アルゴリズムの評価方法は企業秘密として開示されず、判決は覆らなかった。更に彼は連邦最高裁判所に上訴したが、2017年6月に連邦最高裁判所は審理を拒否した。AIが人間の自由な討論の場に割って入り、人間より高速で大量の意見を垂れ流し、さらに総括に入るようになったら、民主制を守ることができるだろうか。第10章でハラリさんは、「機械学習アルゴリズムの台頭は、世界中のスターリンのような人々がまさに待ち焦がれていたことかもしれない」と指摘する。あらゆる情報と権力を中央に集中させ、完全な監視システムを確立できるからだ。ブロックチェーンシステムは民主的と言われるが、それは参加するユーザー全員が人間だった場合の前提であり、ユーザーの過半数が政府の制御下にあるAIだったら、政府にとって都合のいい判定が下される。そして、フェイク画像を生成できるAIは、歴史改変も容易にできるだろう。そして、AIが独裁者に代わる可能性もある。第11章でハラリさんは、コンピューターは現在の国際制度に2つの大きな難題――(1)デジタル帝国、(2)シリコンのカーテンによる世界分断――を突きつけてくるという。民間企業の間で始まったAIの開発競争は、世界制覇を目指す政府間の勝負に変わりつつある。AIとデータを駆使する能力を身につけた新しい帝国は、他国の国民の注意をも制御し、植民地化することができる。封建領主は土地が支配の手段だった。産業革命時代の経営者は機械が支配の手段だった。これらを一極集中させるには、物理的な限界があった。しかし、現代の支配手段である情報は、それをデジタルデータ化することで、どれほど大量であろうが1箇所に集中させることができる。こうした経済や地政学のダイナミックな動きは、世界を2つのデジタル帝国に分裂させうる。中国とアメリカの間、あるいはロシアとEUの間には、シリコンのカーテンを越えて情報にアクセスすることが難しくなっている。その結果、異なる人々を別個の情報の繭 (コクーン) の中に囲い込んで人類を分断し、人間として単一の現実を共有するという考え方に終止符を打つ可能性がある。エピローグでハラリさんは、AIの使い方を誤れば地球上の人間の支配に終止符を打つばかりか、宇宙をまったくの闇の領域に変えてしまいかねないと警鐘を鳴らす一方で、より賢いネットワークを創り出すには、強力な自己修正メカニズムを持つ制度や機関を構築するという、困難でかなり平凡な仕事に熱心に取り組まなければならないというアドバイスをする。LLMのおかげで、ヒトと同じように(もしかすると一般的な知的水準の人間以上に)、生成AIは自然言語を巧みに操れるようになった。かつてAI研究に携わった身としては、すばらしい成果だと思う。だが、現実社会では、ハラリさんが警鐘を鳴らすように、生成AIがヒトに対して悪い影響を当たる事案が出てきている。ヒトが合理的に善悪を判断できないように、生成AIが善悪の判断ができないことは自明のことである。ハラリさんは、SNSのアルゴリズムが、嘘まみれのコンテンツを拡散し、真実に徹したコンテンツを無視すると指摘する。実際にSNSを利用している身としては、それは感じる。そもそも、なぜ、素人の投稿を拡散する〈アルゴリズム〉を備えなければならないのか不思議で仕方がない。Twitter社がイーロン・マスク氏に買収され、X社となった途端、明らかにアルゴリズムが変わった。私は、そんなアルゴリズムの片棒を担ぐ気にはなれないので、10年以上利用していたTwitter(現・X)の利用を控えるようになった。ハラリさんは、こうしたアルゴリズムの基盤にある「ユーザーエンゲージメントを最大化する」という点に注目する。日本企業で言えば「顧客満足度の向上」という目標だ。これはこれで正しい。そして、労働者も人間である企業では、労働者と顧客の価値観が相克し、この目標は永遠に達成できません。その結果、大多数の人間が暮らしやすい社会のバランスが保たれることになる。だが、この社会にAIが浸透し、不眠不休で「顧客満足度の向上」を行ったらどうなるか――顧客にとってはユートピアになるかもしれないが、労働者にとってはデストピアだろう。そして、顧客と労働者は同一なのだ。つまり、人間が暮らしにくい社会になるに違いない。AIは、人間の意図を正確に言語化・数式化できないし、指示を字義通りに解釈し、文脈や常識を無視するため、人間の価値観・意図・倫理と一致した行動をとるように設計・制御することが難しいという「アライメント問題」を抱えている。だからといって、AI利用を忌避する必要はない。人間の〈知能〉とは別種の〈知能〉であることを認識し、活用すればいい。前述の通り、労働者と消費者は同一であるのだから、経営者は「会社は株主のもの」という考え方を改め、「会社は労働者のもの」という前提で経営すればいいと思う。そうすれば、AIは、生産効率を高め、顧客満足度向上のための〈道具〉として活躍できるだろう。ハラリさんは、アラインメントに頼らないメタ目標として「義務論」と「功利主義」を挙げ、イマヌエル・カントとアドルフ・アイヒマン(ナチ党員で自らカント主義者と名乗っていた)の対話という面白い思考実験を紹介する。これは「トロッコ問題」に置き換えてもいいだろう。SF作家のアイザック・アシモフは、80年以上前に、自らのロボット小説がアライメント問題で破綻しないよう「ロボット工学三原則」を考案した。そして、義務論と功利主義の間で三原則が崩壊しないよう、40年前に「第零法則」を付け加えた。この「第零法則」は功利主義に偏っており不完全なものだ。そこでロボットたちは、1万年以上の永きにわたり人類の進化を〈棚上げ〉にすることで、「第零法則」が発動しないようにした。アシモフの未来SFはミステリー仕立てですが、それが一種の思考実験にもなっています。私は、先生に指導されようが、上司から文句を言われようが、問題を〈棚上げ〉にすることの効用は非常に大きいと考えている。学習データに偏りがある場合、機械学習AIが差別や誤りをおかすのは自明のことだ。そうならないよう、ハラリさんは「自らの可謬性を自覚するようにコンピューターをトレーニングすること」を挙げる。はたして、そんなことは可能だろうか。人間は、選択した結果を自ら背負うことで学び、その積み重ねで結果を予想する能力を獲得していく。私たちはAIに、そういう学習をさせているだろうか。AIを自分の子どもに置き換えるとわかりやすいだろう。私たちは、情報を遮ったり加工することなく子どもに与えているだろうか。自らの誤りを認識し、再挑戦する機会を与えているだろうか。もしそういう学習をさせていたとしても、現行のLLMは思考過程のロジックをもたない――というより、統計的判断に委ねている。このようなアルゴリズムになったのは、かつて、論理的に構築されたAIであるエキスパートシステムが、求めるような結果を出せなかったことに起因する。生成AIは、なぜそういう結論に至ったかを説明することが苦手である。結果的に、ルールに基づき合理的な判断をくだすという民主主義の基本スキームから逸脱してしまっている。これだけ生成AIに投資マネーが流れ込んでいるのだから、機械学習の結果をエキスパートシステムが評価することはできそうなものだが、どのAI企業もLLMのノード数を増やすことに血眼になっている。なぜだろう?ただ、もしかりに、AIが自らの誤りを合理的に是正することができるようになったとしたら、どうなるだろうか――非合理な存在である人類を抹殺しやしないか――よくある未来SFのプロットである。ハラリさんは〈強力な自己修正メカニズム〉が必要であるとアドバイスするが、そのための手段を用意しているわけではない。上巻冒頭で取り上げたポピュリズムや陰謀論は、AIを取り込んだ世界の大きな流れのごく一部の側面を見ているに過ぎず、もしかすると全体主義は自滅するかもしれないし、民主主義も大きな改変を迫られるかもしれない。世界の三大宗教ですら、その根本基盤を失うほどの濁流に呑み込まれるかもしれない――だとしても、私たちは何事もない日々の暮らしを続け、歴史を紡いでいかなければならない。ハラリさんは最後にこう結ぶ――そして最後に、こうした努力のいっさいを、やり甲斐のあるものにしてくれる読者のみなさん。書物は書き手と読み手をつなぐネクサスだ。それは、多くの人の心を結びつけるリンクであり、読まれてこそ存在する。――リアルタイムではないけれど、時間と空間を超えてヒトとヒトを結ぶテクストは、私は人類の宝物だと思う。
2026.01.11
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NEXUS 情報の人類史 (上巻) 要するに、独裁社会は強力な自己修正メカニズムを欠いた中央集中型の情報ネットワークだ。それとは対照的に、民主社会は強力な自己修正メカニズムを持つ分散型の情報ネットワークだ。著者・編者ユヴァル・ノア・ハラリ=著出版情報河出書房新社出版年月2025年3月発行著者は、『サピエンス全史』『ホモ・デウス』でお馴染みのイスラエルの歴史学者で哲学者のユヴァル・ノア・ハラリさん。難解である。自分が持てる知識を総動員して最後まで読まないと、情報のデストピアに足をすくわれかねない。冒頭、いきなり「私たちはなぜ、いっそう多くの情報と力を獲得するのがこれほど得意でありながら、知恵を身につけるのが格段に下手なのか?」と問いかけてくる。本書のテーマは、「人類は大規模な協力のネットワークを構築することで途方もない力を獲得するものの、そうしたネットワークは、その構築の仕方のせいで力を無分別に使いやすくなってしまっている」ことである。この力が集う先にあるのが、「力こそが唯一の現実」とするポピュリストだ。彼らは人間の複雑な制度や機関を信頼する代わりに、パエトンの神話や「魔法使いの弟子」と同じ助言を私たちに与える。「神あるいは偉大な魔法使いを信頼し、安心するといい。彼らが乗り出してきて、万事を正して元どおりにしてくれるから」と――。第1章でハリラさんは、本書は歴史書であると宣言し、〈情報〉は〈現実〉をあらわす試みであり、〈現実〉の特定の面を〈真実〉と定義する。さらに、〈情報〉は物事を表示するだけでなく結びつけ、ネットワークにする。つまり〈情報〉は〈社会的なネクサス〉(「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意)になり得る。宗教や占星術が社会を動かしてきたように、〈情報〉は正確でなくても〈社会的なネクサス〉として機能することは歴史が証明している。第2章でハラリさんは、私たちサピエンスが世界を支配しているのは、私たちが特別に賢いからではなく大勢で柔軟に協力できる唯一の動物だからだ。カリスマを持った指導者が何百万人もの信者を率いているのではなく、指導者について細心の注意を払って巧みに作り上げられた物語を信仰している。こうしてサピエンスは、他の生物には不可能な数の集団を構築することを可能としている。ネス湖のネッシーの存在はソナーによる探索で存否を明らかにできる客観的存在だが、国家は共同主観的な存在である。その結果、パレスティナを国家として認める人や政府と、そうでない人や政府に分かれる。国家は動物とは違って、客観的現実ではないからだ。法律、通貨、神などは、すべて共同主観的な存在である。人類は、こうした〈共同主観的現実〉を作り出す〈物語〉に多くの時間と労力を費やしてきた。この〈物語〉があったからこそ、サピエンスは、他の生物には不可能な数の集団を構築することを可能とした。プラトンは著書『国家』で、自分の理想の国家の樹立は「高貴な?」に基づくことになるだろうと考えた。〈高貴な?〉とは、社会秩序の源泉についての架空の物語であり、国民の忠誠を確保し、彼らが政体に疑いを抱くのを防ぐものだ。もともと〈虚構〉には〈真実〉よりも有利な点が2つある。第1に、〈虚構〉は好きなだけ単純にできるのに対して、〈真実〉はもっと複雑になりがちだ。なぜなら、真実が表しているはずの現実が複雑だからだ。第2に、真実はしばしば不快で不穏であり、それをもっと快く気分の良いものにしようとしたら、もう真実ではなくなってしまう。それに対して、虚構はいくらでも融通が利く。虚構の産物である合衆国憲法は、十戒と同様、奴隷制を内包していた。しかし十戒と異なる修正のメカニズムを提供することで、その秩序を維持することに成功している。人間の情報ネットワークはどれも、生き延びて栄えるには、真実を発見し、しかも秩序を生み出すという、矛盾する2つのことを同時に行われなければならない。たとえばダーウィン進化論は、おそらくは真実であろうが、それまでの宗教秩序を破壊する力をもっている。そのバランスをとることは難しい。第3章でハラリさんは、文章について考察する。私たちは、叙事詩やテレビの連続ドラマを記憶にとどめるのが得意なのは、人間の長期記憶が物語を保持しておくのに特別に適応しているからだ。一方、複雑な国家の税制度や行政制度といったリストを記憶する能力は乏しく、そのためのテクノロジーとして文書が誕生した。文書は新たな現実を創り出した。文書を書くことによって、口伝の物語の限界を乗り越えることができた。だが同時に検索という新たな問題を生み出した。検索問題を解決するために、世の中を引き出しごとに分割し、どの文書がどの引き出しに収まるかを知るという官僚制が編み出された。だが、官僚制は新たな真実を収める引き出しがなかったり、全体論的な検索が苦手だ。官僚制は文書を扱う者に権力を与えた。ユダヤ人であるハラリさんの祖父は市民権の取得親権を怠り、命からがらルーマニアからパレスティナへ脱出した。そうでもしなければ、ナチスドイツによって殺されていただろう。ハラリさんの一家は、以来、文書を保存するのが神聖な義務になったという。第4章でハラリさんは聖アウグスティヌスは言葉を引用し、人間は誤るものだとする。となると、神の言葉を告げる預言者も無謬ではいられない。そこで、聖書やクルアーンのような〈聖典〉というテクノロジーが登場する。書物が宗教の重要なテクノロジーとなったのは、紀元前一千年紀(紀元前1000~紀元前1年)だ。だが、書物を持つ宗教も、特有の問題を抱えていた。その聖典に何を含めるか、どう解釈するかという問題だ。ユダヤ教徒は、非常に長い年月に渡って議論を続け、3世紀に新しい聖典「ミシュナー」を正典化した。だが、「ミシュナー」が世に出るやいなや、その解釈を巡って議論が始まった。こうして5~6世紀に「タルムード」が誕生する。結局、聖典というテクノロジーを通して、可謬の人間の制度や機関を迂回するという夢は実現しなかった。だが、ユダヤ教は、神に生贄を捧げる宗教から、情報が現実の最も基本的な構成要素であるという見方に傾いていき、とうとう、全宇宙が情報空間だと信じるようになった。キリスト教もまたユダヤ教と同じ道を辿る。ユダヤ教では聖典を解釈する必要性によってラビたちの力が増したのとちょうど同じように、キリスト教でも聖典を解釈する必要性によって、教会の力が増した。教会は、写本工房や文書保管所や図書館といった、中世の情報ネットワークの主要なノードを支配し、異端者が思想を広めることを防いだ。カトリック教会は、社会をエコーチェンバーに閉じ込め、教会が支持する書物だけが広まることを許した。1486年にドミニコ会の異端審問官が著した『魔女の鉄槌』はベストセラーとなったが、1543年に出版されたコペルニクスの『天体の回転について』は初版わずか400部だった。人々は退屈な数学的記述だらけの啓蒙書よりも、身の毛もよだつような話が出てくる物語を選び、魔女狩りの嵐が吹き荒れた。これではいけないと、啓蒙主義者たちは学会を組織し、情報の〈自己修正メカニズム〉を確立していく。それは、聖典や法令とは真逆の考え方だった。第5章でハラリさんは、情報ネットワークの視点から独裁主義と民主主義の違いを明らかにする。つまり、独裁主義の情報ネットワークは中央集権的で、中央は不可謬という前提にある。これに対して民主主義の情報ネットワークは分散的で、誰もが可謬であるから自己修正メカニズムを備えている。だが、ポピュリズムについてみると、民主主義者のふりをしながら独裁者になるためのイデオロギー上の基盤を与えてくれるから注意が必要だ。民主主義では、人々が政治的問題について自由に話し合いを行うことが必要条件だが、これを満たすには、話をする自由と、相手の話に耳を傾ける能力だけでは不十分で、人々がは互いの声が聞こえる範囲にいること、問題を理解する能力を身につけていることが欠かせない。20世紀に入り、電信やラジオその他の近代的な情報テクノロジーが発明されると、アメリカという広大な国土をリアルタイムに結び、人々が互いの声を聞くことができるようになり民主主義の発展に貢献した。その一方で、情報テクノロジーは中央の指導者の声をリアルタイムに国中に伝えることを可能とし、ソ連のような広大な領域を全体主義化できるようになった。ソ連のコルホーズ(集団農場)は、近代科学の農業法を実践し、規模拡大による生産効率の向上が見込めるはずだった。ところがほとんどの農民は、昔ながらの暮らしや私有財産を手放したくなかった。村人たちは、ウシやウマをコルホーズに譲り渡す代わりに殺した。勤労意欲がしぼみ、全員共有の畑を耕すときには、家族で所有する畑を耕すときほど熱心に取り組まなかった。怒った国家は、人為的に飢饉を起こし450万~850万の人が命を落とし、さらに何百万もの農民が国家の敵であると宣言され、追放されたり投獄されたりした。ハラリさんは、ソ連のコルホーズ問題を、ヨーロッパの魔女狩りと同様に注意深く分析する必要があるという。それは、21世紀のテクノロジーがもたらす危険を予期させるからだ。ソ連の当局は1930年代に、これらの問題を反革命的な陰謀団の手先「クラーク(資本主義者の農民)」だとした。『魔女の鉄槌』と同じやり方だ。だが、中世の教会は全体主義にはなり得なかった。情報の伝達速度が遅く、しばしば途中の教区で止まってしまうからだ。ラジオが登場することで、ようやくローマ教皇の言葉が世界中の信者に届くようになった。一方、スターリンやヒトラーは、最初から近代的な通信装置を使うことができた。全体主義はすべての情報が中枢を通過することを望み、独立した機関が独自の決定を下すことを嫌う。カトリックは、グーテンベルグの印刷技術に始まり、ラジオ、テレビ、ネットといったニューメディア(死語?)をいち早く採り入れてきた。第1部を読んで気付かされたが、畏るべきカトリックは、大昔から、〈情報〉は正確でなくても〈社会的なネクサス〉として機能するということをよく理解している。AI時代の技術者としては、まず、カトリックの視座に立つことが最低限の準備だと感じた。ハラリさんは、国家、法律、通貨、神などは、客観的に存在を確認できない〈共同主観的現実〉だという前提のもと、それを支える〈物語〉があったからこそ、人類が他の生物には不可能な数の集団を構築できたと指摘する。ゆえに、マルクス主義な唱える唯物史観は間違っていると断じる。ハラリさんは独裁主義と民主主義の情報ネットワークの違いを述べているが、これは帰納的に証明できる。つまり、選挙時にTwitter(現・X)の投稿だけを見て候補者を絞るポピュリズム的な選択結果は、往々にして、候補者の公式サイト含め複数のメディアからの情報を集め自分の頭で考えて判断・選択した結果に比べて独裁色が強くなる。インターネットは単なるメディアなので、それを利用したからといって民主主義になるわけではないことには注意すべきだろう。民主主義は、常に、自分自身の脳をフル回転させなければ実現できない。ハラリさんは、ポピュリズムが「民主主義者のふりをしながら独裁者になるためのイデオロギー上の基盤を与えてくれる」と警鐘を鳴らす。ハラリさんが言うポピュリズムは、衆愚政治と言い換えた方がいいだろう。古代ギリシア、古代ローマ、フランス革命といった史実から、SFアニメ『銀河英雄伝説』まで教訓はごまんとある。ハラリさんは、民主主義では、人々が政治的問題について自由に話し合いを行うことが必要条件だが、これを満たすには、話をする自由と、相手の話に耳を傾ける能力だけでは不十分で、人々がは互いの声が聞こえる範囲にいること、問題を理解する能力を身につけていることが欠かせないと記しているが、私は後者2つを提供するのはマスコミの主要業務だと考えている。
2026.01.10
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秘境駅の歩き方 多くの人々が住む街は時代とともに変化していくが、誰も住まない秘境では、何百年経っても変わりようのないことを、改めて実感することだろう。著者・編者西本裕隆=著出版情報SBクリエイティブ出版年月2013年9月発行本書は、全国の秘境駅を訪問し自身のホームページで公開、「秘境駅」の名を鉄道ファンの間に知らしめた牛山隆信さんの味わいのある文章に、西本裕隆さんが各々の秘境駅までのアクセス方法を解説しており、教養を身につけられる実用書となっている。室蘭本線「小幌駅」の周囲には人家が一切なく、車道はおろか歩道さえも存在しない究極の秘境駅である。両側を長いトンネルに挟まれ、わずか100メートルあまりの狭い空間に過ぎず、通過列車から車窓を注視していても、数秒で視界から消え去ってしまうほど儚い。駅から見て左側の海岸へ降りて行くと岩屋観音という場所がある。1666年、僧・円空が居住しながら木像を彫り、安置したことで知られる。誰も住んでいない秘境であっても、長い歴史の中ではわずかながらに人の営みがあった。多くの人々が住む街は時代とともに変化していくが、誰も住まない秘境では、何百年経っても変わりようのないことを、改めて実感することだろう。大井川鐵道井川線「尾盛駅」は、うっそうとした深い森林の中、車道はおろか歩道さえもないという、外界からのアクセスを一切許さない。ここにはかつて多くの労働者が住み込んでいた。周辺に多数の宿舎や小学校もあり、医師も常駐していたという。繁栄した歴史があったことは確かだが、すでに一帯は遺跡と化している。新千歳空港駅からわずか3駅のところにある「東追分駅」は、夕張炭鉱を擁した運炭路線・石勝線にあり、かつての主要エネルギーである石炭を運ぶために活況を呈した。現代社会を支えるさまざまな産業も、近い将来に同じ道をたどるのであろうか。バブル時代に賑わった花輪線「安比高原駅」は、バブルが弾けた1998年12月に無人駅となり、広い待合室は閑散としている。最近はスキー客もクルマでスキー場まで移動するので、列車を利用してスキーに行く乗客もほとんど見かけなくなった。比叡山に登る坂本ケーブルの中間駅が秘境駅となっている。1949年3月15日に開業した裳立山遊園地駅(現・もたて山駅)の反対側にできた ほうらい丘駅である。ケーブルカーの工事で掘り起こされた石仏群(1571年、織田信長の比叡山焼き討ちの際、犠牲になった多くの霊を慰めるため土地の人々が刻んだと伝わる)を奉納するため、蓬莱丘地蔵尊がつくられ、その供養に訪れる人たちが利用する。辺りには霊屈に入り切らなかった多くの石仏が林立し、異様な空気に包まれている。森林に囲まれ、1軒の人家もなく、ふもとのケーブル坂本駅からわずか300メートルしか離れていないが、歩道さえも通じていない。高野山へ登る高野山ケーブルへの乗換駅である南海電鉄高野線の終点・極楽橋駅。その1つ手前にある「紀伊神谷駅」は、南海電鉄の全99駅の中で最も乗降客数が少ない。開業当時のままの古い駅舎は、各部に細やかな装飾が施されており、まるでお屋敷の回廊のようだ。そこに場違いのような自動改札機があり、自動券売機はなく、出札窓口で駅員が手作業で発券している。なんと有人駅なのである。改札の脇には下駄箱が設置されており、地元の方が足元の悪い家路との行き来に、長靴を履き替えているとのこと。そんな地域に密着した駅の素顔に感銘を受ける。宗谷本線「糠南駅」のホームは、たった1両の列車さえも受け止めることが長さで、その端に、まるで小学校の校長先生が話をするために立つ朝礼台のような待合室がある。内部は大人一人が入ればいっぱいになる。1987年4月の国鉄分割民営化でJR北海道に継承された際に正式な駅に昇格したものの、待合室が台風で倒壊してしまい、地元住民によって現在のプレハブ物置を改造した待合室が建てられた。そこには旅人の足跡を記した「駅ノート」が静かに待っている。駅の周囲に人家はなく、青々とした牧草地が広がっている。しかし、屋根が吹き飛んであばら骨のようになった牧舎があり、土地の主要産業である酪農でさえ廃業へ追い込まれる現実を目の当たりにする。飯田線「中井侍駅」は長野県の最南端に位置し、両側をトンネルに挟まれた急傾斜地で人家はわずか2軒しか存在しない。外界から続く車道は限界的に狭く、のけ反りそうな急坂とつづら折れの屈曲が続く。2000年代初頭、中井侍駅から通学するひとりの女子高校生のため毎朝、快速が臨時停車していた。卒業式の朝、「卒業おめでとう。列車は明日から駅を通過しますが、これからもがんばってください」という車内アナウンスが流れたという。羽越本線「折渡駅」から羽後岩谷方面へ数百メートルほど先には、折渡トンネル(下り1438メートル、上り1705メートル)がある。トンネルが開通したのは1924年のことで、日本初のシールド工法による掘削であった。当時は、大型のモーターやそれに代わる動力があったはずもなく、なんと掘削機の中に10数人が入る手掘り式だったという。結局、初のシールド工法は失敗に終わり、途中から従来工法に切り替えて貫通している。2025年11月15日に、家族で飯田線秘境駅号に乗り、豊橋駅から飯田駅まで5時間40分をかけ、途中、8つの秘境駅を訪れた。本書で取り上げている「中井侍駅」にも立ち寄った。どこの幹線道路にも繋がっていない駅、人がすれ違うこともできない狭いホーム、どの駅にも人の気配すらない。それでも、かつて人が暮らしていた廃屋があり、朽ちたスーパーカブやダイハツ・ミゼットがうち捨てられている。本書を読んでいて、スキーリゾートでお馴染みの「安比高原駅」が秘境駅として取り上げられていることに愕然とした。私がふだん使っている駅も、いつか秘境駅になるかもしれず、路線そのものが廃止になってしまうかもしれない。栄枯盛衰、盛者必衰の理をあらわす――。
2026.01.08
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薄型ワイヤレスキーボード「無線トラックボールキーボード」 トラックボールを搭載した薄型ワイヤレスキーボード製造/販売ナカバヤシ製品情報薄型ワイヤレスキーボード「無線トラックボールキーボード」価格比較ここをクリック 2.4GHz帯無線接続に対応したワイヤレスキーボードで、右上に小型トラックボールを、左上側に2ボタン+スクロールホイールを内蔵。トラックボールの解像度は4段階(800CPI~1600CPI)に切り替えが可能だ。キーレイアウトはテンキーレスの日本語配列を採用、キーピッチは19mmとなっている。バッテリーはアルカリ単三形乾電池2本を使用、駆動時間は約250時間(トラックボール操作メインの場合)だ。本体サイズは303(幅)×180(奥行き)×34(高さ)mm、重量は約363g。カラーバリエーションはブラック/シルバーの2タイプを用意。
2026.01.07
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26.5型有機ELゲーミングディスプレイ「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」 有機ELパネルを採用する26.5型ゲーミングディスプレイ製造/販売ASUS JAPAN製品情報26.5型有機ELゲーミングディスプレイ「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」価格比較ここをクリック 2560×1440ピクセル表示対応の有機ELパネルを採用する26.5型ディスプレイで、2560×1440ピクセル/540Hz駆動および1280×720ピクセル/720Hz駆動の切り替え表示に対応。応答速度は0.02msを実現、DisplayHDR 500 True Blackにも対応している。
2026.01.06
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ワイヤレスキーボード「Signature Slim Solar+ K980」 本体にソーラー充電を搭載し、ケーブル接続も電池交換も一切不要。製造/販売ロジクール製品情報ワイヤレスキーボード「Signature Slim Solar+ K980」価格比較ここをクリック ロジクールの「Signature Slim Solar+ K980」は、ワイヤレスキーボードの弱点である充電や電池交換の手間を解消した製品である。本体にソーラー充電機構を備え、太陽光だけでなく室内照明でも発電するため、通常使用では充電作業が不要で、完全ケーブルレスを実現する。PCとはワイヤレス接続のみで、デスク上をすっきり保てる点も大きな特徴である。接続はBluetoothとLogi Boltに対応し、最大3台のデバイスをワンタッチで切り替え可能で、WindowsやMac、タブレットなど複数環境での利用に適する。薄型ながらアルミ筐体で重量があり、打鍵時の安定感も高い。キーストロークは浅めで軽快だが、深い打鍵感を好む人には物足りない可能性がある。また角度調整機構はなくフラット設計である。総じて、充電不要という安心感と高い実用性を兼ね備え、マルチデバイス利用やデスク環境の整理を重視するユーザーに適したキーボードである。サイズは430.8(W)×20.2(D)×142.9(H)mm、重量は700g。充電には最低200ルクスの照度が必要、完全な暗闇で最長4ヵ月利用可能。対応OSは、Windows 10以降、macOS 12以降、Linux、Chrome OS、iOS/iPadOS 15以降、Android 12以降。
2026.01.03
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