November 1, 2023
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カテゴリ: 気になるTV番組
2023年NHK大河ドラマ 『どうする家康』 の感想です。

この回は、徳川家康(松本 潤さん)と石田三成(中村
七之助さん)の対立が決定的なものになり、家康が会津
征伐で大坂を出てから3カ月後に起こる"関ケ原の戦い"
への序章となった回でした。

対立といっても、三成が「我こそが正義!」の思考で、
家康のことをどんどん悪い方に考えて、三成の頭の中で
「自分が正しい」を強化していったように思えました。


通すことがなにより大事で、かつ度量が小さくて自分が
認めないものは受け入れられない人・・なのでしょうか。

家康は逆で、泣き虫で弱虫な大将だったけど度量は並み
以上にあったと思うし、織田信長やさまざまな人に鍛え
られ、我慢や妥協を学びながら、強運も手伝って大きく
強い大将になっていきました。

そして家臣団にも恵まれていました。
家康を支え、時に命懸けの諫言をしてくれた石川数正や
酒井忠次のような年長の忠臣がいて、同年代や若い忠臣が
いて、わりと遠慮なく物が言える風通しのよい家風の中で、
女も含めて家臣団の団結がありました。


忠臣はいたけど、他の大名や武将たちとは利害関係の結び
つきだけだったように感じました。

そして伏見城での鳥居元忠(音尾琢真さん)との、2人で
酒を酌み交わすシーン。
今生の別れを家康も元忠も互いに覚悟し、それを視聴者に


来週の伏見城がどう描かれるのか、楽しみであります。

こちらでは様々な意見がでていて参考になります。
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慶長4年(1599)9月、徳川家康(松本 潤さん)は大坂城の西の丸に入り、大坂で
内府として政務をとることになりました。
しかしこれを快く思わない浅野長政(濱津隆之さん)と土方雄久(水野智則さん)
と大野治長(玉山鉄二さん)そして前田利長の4名が家康の暗殺を企ててそれが
露見し、家康の仕置きを待っていました。
家康は、長政は隠居のうえ蟄居、雄久と治長は流罪としました。(利長は生母の
まつを江戸に人質として送る仕置きとしました)
家康の側近の本多正信(松山ケンイチさん)は、他にも毛利・宇喜多・上杉など
油断がならない者たちがいる、厳しく取り締まるしかないと進言しつつ、家康の
苦労を理解してねぎらっていました。



慶長5年(1600)、失脚した石田三成は隠居して佐和山城にいました。
ある日、大谷吉継が佐和山を訪ねてきて大坂での出来事を三成に話していました。
吉継は家康のことを、自分を慕う者はとこと可愛がって豊臣家中を掌握し、今や
何もかも思いのまま政務を行っている、世間は天下殿と呼んでいると三成に報告、
しかし三成は家康の力で天下が静謐ならばと冷静に受け止めていました。
また吉継は大坂城の家康には、三成が穏やかに暮らしていると報告していました。



春になり、家康は豊後の臼杵に漂着したイングランド人のウイリアム・アダムス
(村雨辰剛さん)に会いました。
アダムスに興味を持った家康は2代目・茶屋四郎次郎の清忠(中村勘九郎さん)を
通訳とし、世界地図を広げてどこからどうやって来たのかとかを問いました。
またアダムスは家康に、バテレンどもの話に耳を貸してはいけないと忠告し、自分
たちはただ商いをするためだけにやって来たと訴えました。
商いで皆が豊かになる世の中を願う茶屋はアダムスの話を聞いてつい興奮し、途中
から自説を熱く語り始めました。
でも家康も茶屋の考えには賛同で、日ノ本の揉め事をさっさと片付けないと異国の
文明に置いていかれると感じていました。
家康はアダムスにもっと話を聞かせて欲しいと言い、アダムスも喜んでいました。
(その前に、早く手枷と縄を解いて、互いのためにも風呂に入れてやってほしい)



しかしこの頃、会津の上杉景勝は新たに城を築き、橋や道を改修し、牢人や武具を
集めるなど、不穏な動きを見せていました。
本多忠勝は、これは戦支度と疑いをかけるには十分と考えましたが、家康はまずは
事を荒立てないよう、武をもって物事を鎮めることはしたくないと考えていました。
上杉の件を家康は秀頼と生母の茶々(北川景子さん)に報告、景勝が上洛をずっと
拒否していることもあり、茶々は小田原征伐のようにしてはと意見しました。
もう一度、景勝に上洛を促すと言う家康に茶々は不安がるので西笑承兌(でんでん
さん)は自分が書状を送ると言い、その場を収めました。



承兌からの書状を景勝は無礼と受け取り、景勝の側近の直江兼続は家康は狸だから
全く信用ならない、家康が前田家をも服従させていつ戦になるかわからない時世に
戦の備えは当然のこと、と進言しました。
景勝はその意見を家康に言い返してやれと命じ、兼続は家康に書状を送りました。
直江が送ってきた長い長い書状の文言を読んで、阿茶(松本若菜さん)はこれは殿・
家康への侮辱であると怒り、戦をけしかけていると考えました。
また正信も、上杉は自分が挙兵すれば他の大名たちも後に続くとふんでいる、ただ
上杉相手に下手な戦をすれば国を揺るがす大戦となる、と考えていました。
家康は自分が出陣せねばと言い、そう聞いた阿茶は大坂の留守は自分が守ると言い、
あとは京を誰に託すかと家康は悩んでいました。



6月15日、家康は秀頼と茶々に謁見し、上杉征伐には自分が会津に向かうと報告、
家康が求めていた黄金2万両と兵糧米2万石を秀頼から受け取りました。
大坂城を出陣した家康は17日に伏見城に入り、次男の結城秀康(岐洲 匠さん)と
合流、そして徳川家重臣の本多忠勝(山田裕貴さん)、榊原康政(杉野遥亮さん)、
井伊直政(板垣李光人さん)らの軍勢も続々と伏見城に集結しました。
家康は戦場に出るために皆とこうして再び顔を合わせたことを感慨深く思い、皆も
また「我らの殿がついに天下を取る時が来た!」と意気込んでいました。



一同との顔合わせの後、家康は鳥居元忠(音尾琢真さん)を別室に呼びました。
酒を酌み交わしながら雑談した後、そして家康は改まって元忠に、この伏見城を
任せたいと言いました。
家康は自分が上方を留守にすれば石田三成が味方をつけて挙兵するかもしれない、
この伏見城は要の城、逃げることは許されない、最も信用できる者に任せたい、
必ず守り通せと、死を覚悟の命でした。
「謹んでお預かりいたします。」と一礼する元忠に、家康は「すまぬ。」と言う
のが精一杯で、兵は元忠が要るだけと言いました。
しかし元忠は「3千でいい。伏見城は秀吉が造った堅牢な城だから簡単には落ち
ない。」と、さらに「自分は腕も立たないし知恵もない。だが殿への忠義の心は
誰にも負けない。」と言い、家康に己の覚悟のほどを示しました。
そして家康に仕えた50年のことをしみじみと振り返り、家康に「宿願の戦なき
世を」と最後の思いを伝え、家康もそれにうなずいて応えました。



伏見を出た家康の軍勢は7月2日に江戸城に入り、3男の徳川秀忠と平岩親吉の
軍勢と合流、21日に会津に向けて進軍を開始しました。
一方、佐和山で石田三成(中村七之助さん)は挙兵の決心を固め、やめよと言う
大谷吉継(忍成修吾さん)には家康の行状を全て悪いほうに解釈した声明を発し、
「家康を野放しにすれば豊臣家はいずれ滅ぼされる。故・太閤の遺言だった政を
行うのが我が志。」と吉継に迫りました。
自分たちでは太刀打ちできないと吉継が言うと、嶋左近(高橋 務さん)は床下に
ある大量の金塊を見せ、これで奉行衆と大老たちを味方にできると言いました。



家康が伏見を発ってひと月後の7月17日、大坂城に毛利他いくつもの軍勢が集結し、
大坂城に残っていた阿茶はどこかの兵に取り囲まれていました。
そして大軍勢が大坂城に入ったとの知らせを受けた伏見城の元忠と千代(古川琴音
さん)は、家臣たちに急ぎ戦支度をするよう命じました。



大坂城に大老の毛利輝元に石田三成・宇喜多秀家ら奉行衆が集結して秀頼と茶々に
謁見し、家康の不行状の数々を訴えました。
総大将は毛利輝元で、決起した自分たちの元に家康を討つために諸国の大名や武将
たちがことごとく集まってくるものと予測し、それを聞いた茶々は皆と戦勝を祈願
する杯を用意させ、かわらけを割った茶々は笑みを浮かべて満足気でした。



大坂の動きを知らせる文が早馬で次々と下野の小山の家康の本陣に届きました。
大坂城に残る阿茶や伏見城の元忠はどうなるのかと皆が案じていると、今度は茶々
から家康宛てに文が届きました。
その内容は、三成が勝手なことをして怖くてたまらないからなんとかして欲しいと
いうもので、それを読んだ家康はなぜか笑いがこみあげてきました。
そして正信は、この戦がとんでもない大戦になると考えました。






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Last updated  November 1, 2023 07:19:51 PM


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