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噂に聞いていたスモークド・モルトを、とあるBarで初めて味わいました。 モルト・ウイスキーそのものがスモーキーなのではなく、ベースとして使うのは通常のシングルモルトです(「シングルトン」という銘柄でした)。 まずガラス製のティー・ポットのような専用容器の上部のネット(金網)上でスモーク・チップを燃やし、容器の内部にも煙を満たします。 燃えるのが一段落したら、チップの燃えカスの上からモルト・ウイスキーを注ぎます。そしてしばらく容器の中で煙香となじませます。それをテイスティング・グラスに移していただきます。 味わった印象は、煙香がモルト全体を実にまろやかに、優しく包み込んでいるかのようです。 モルトそのものが生まれつきスモーキーという自己主張しているボウモアやラフロイグ、タリスカーなどとはまた違った印象です。とても面白い発見でした。 僕はこの専用の容器を運よく手に入れましたが、家でも試してみたい方は、スモーク・チップがあればガラス製のティー・ポットでも十分にできるかと思います。ぜひお試しを!こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/30
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【おことわり】レシピやスタイルは標準的なもので、絶対的なものではありません。文献やバーテンダーによっては違う割合、材料、スタイルでつくっていることもあります/レシピの丸カッコ内の数字(単位)はmlです。◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(37) 110. ソルティ・ドッグ(Salty Dog)【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。 ************************************* 111. サングリア(Sangria)【レシピ】赤ワイン(400)、ラム(50)、オレンジ・ジュース(50)、ライム・ジュース(50)、レモン・ジュース(50)、果物各種、シナモン・スティック、シュガー・シロップ(30)、ソーダ(適量)、氷=以上約10人分【スタイル】ビルド 【グラス】ワイングラス スペイン・アンダルシア地方発祥の飲み物と伝わる。安い赤ワインを利用して、家庭で気軽に楽しめる飲み物として人気を得て、その後スペイン全土に広がった。今日では、世界中で愛される代表的な食前酒となっている。サングリアとは、スペイン語で血を意味するサングレ(sangre)に由来するという。 サヴォイ・カクテルブック(1930年刊)にも紹介されている。白ワインを使ってつくれば、「サングリア・ブランカ」と呼ぶ。ワインの飲み方のバリエーションととらえられていることが多いので、カクテルブックにわざわざ収録されることは少ない。 欧米ではポピュラーなドリンクだったが、日本で一般的に知られるようになったのは1970年代後半くらいから。 【確認できる日本初出資料】サントリー・カクテルブック(1984年刊) ************************************* 112.サゼラック(Sazerac)【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/29
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メリー・クリスマス! 皆さまは24~25日はいかがお過ごしでしたか? 年末、一生懸命働くみんなのために、また道行く人たちのために、今年も大阪・中之島の「中之島三井ビル」(31階建、通称「東レ」ビル)が素敵な窓のディスプレーを魅せてくれました。 色やデザインとも今年は原点に戻ったような雰囲気ですが、見事な出来栄えです! デザインはビルの毎年テナントの方々の投票で選んでいるそうです。 毎年、この窓のライト・ディスプレーを見ると気持ちがほっこりします。アイデアを考える人がいて、窓の開閉やデコレーションで協力してくれるテナントさんがいて成り立つイベントです。 ビルのオーナー(三井不動産)とビルのテナントの皆さん、本当に有難うございます! 選挙で政権がまた代わって、来年はどんな一年になるのでしょか? 明るい希望の持てる日本と世界であってほしいと心から願います(今年の写真は、隣に出来たばかりの高層ビルの12Fから狙ってみました)。 ちなみに、去年のクリスマス と 一昨年のクリスマス と 3年前のクリスマス と 4年前のクリスマス と 5年前のクリスマスは、こんなディスプレーでした。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/25
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あれこれ用事がめちゃ多くて、個人的には例年になく多忙な12月ですが、(少し前の話ですけれど)オーナー・バーテンダーとして晴れて再出発されたBarに、お祝いがてらお邪魔してきました。 Zaison → Bros. Barと名前は変わりましたが、店の場所は同じで、Tマスターのホスピタリティと心意気も変わりません。大阪の(とくにミナミの)お客さんにきっと愛されていくことでしょう。 Tマスターは改装工事の間、仕事の勉強のためにスコットランドへ旅してきたそうです。二泊三日でアイラ島の蒸留所めぐりもしたとのこと。 マスターからは「(うらんかんろの)ブログで書かれたアイラ島の旅行記は、めちゃくちゃ参考になりましたよ!」とのお言葉。お役に立てて、すごく嬉しい気持ちです。 皆さまももし大阪ミナミにお越しの際は、ぜひBros.Barのドアを開けてみてくださいませ。ミナミの喧騒もここまでは届かない、居心地のいい極上空間が待っていますよ。 写真は、店内の木の壁に埋め込まれた素敵なデザインのステンドグラス。実物はこの2倍くらいの長さ(高さ)があります。「注文製作だったので、結構高くつきましたが…」と苦笑いするマスターでした。 【Bros. Bar】大阪市中央区心斎橋筋2-6-17 三津寺辻ビル4F 電話06-6211-1134 午後6時~午前3時(日祝は ~午前1時) 月休こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/23
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◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(36) 107. レッド・アイ(Red Eye) 108. ロブ・ロイ (Rob Roy) 109.ラスティ・ネイル(Rusty Nail) ※いずれも【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/15
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2006年以来育ててきた6種のバラのうち、「金閣」という名の黄色の品種が、なぜか枯れてしまいました(原因は不明です)。 仕方がないので、新たな黄色い品種のバラの苗木を買い求め、植え替えました。「天津乙女」というスタンダードな大輪の四季咲き品種です。 バラ栽培をしている方なら一度は聞いたことがある有名な品種で、1960年に日本で発表されたので、もう50年以上の歴史があるそうです。 とにかく色が綺麗で、香りがいいのが特徴です。最初は多花性の品種にしたかったのですが、連れ合いがこの品種を気に入ったので決めました。 「春になったら、また元気で咲いてくれよ」と寒肥えの肥料もたっぷりあげました。病気にならずに健やかに育ってくれることを祈るばかりです(写真の苗木は2月になったら、3分の1くらいに剪定します)。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/13
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【おことわり】レシピやスタイルは標準的なもので、絶対的なものではありません。文献やバーテンダーによっては違う割合、材料、スタイルでつくっていることもあります/レシピの丸カッコ内の数字(単位)はmlです。◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(35) 104.ピスコ・サワー(Pisco Sour)【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。こちらをご覧ください。 ************************************* 105. プランターズ・パンチ(Planter's Punch)【レシピ1】ダーク・ラム(45)、レモン・ジュース(20)、シュガー・シロップ(10)、コアントロー1tsp、氷、レモン・スライス、ソーダ(お好みで)ポート・ワイン2tsp=最後にフロート【レシピ2】(IBAオフィシャルレシピ)ダーク・ラム(45)、オレンジ・ジュース(30)、パイナップル・ジュース(30)、レモン・ジュース2dash、グレナディン・シロップ1dash、シュガー・シロップ1dash、アンゴスチュラ・ビターズ3~4dash【スタイル】ソーダやポート・ワイン以外をシェイク 【グラス】トール・グラス 19世紀後半のキューバやジャマイカでは、サトウキビ等の大農園、プランテーションが数多くあった。その農園主のことをプランターといい、プランターが労働者のためにつくった飲み物がこのカクテルの起源。 サウス・カロライナ州チャールストンのプランターズ・ホテルでつくられたパンチにルーツを持つとも言われているが、その原型はジャマイカに伝わるレシピだったともいう(出典:Wikipedia英語版→根拠資料として「London Magazine“Fun”」1878年9月号に紹介されたレシピ)。 ハリー・マッケルホーンの「カクテルブック」(1919年初版刊)にその名(レシピ)が見られることから、欧米では1910年代にはすでに普及していたと思われる。 レシピは国や地域、時代でさまざまに変化をしてきたため、今日でも数多くのバリエーションがある。マッケルホーンのレシピは、ダーク・ラム、ホワイト・ラム、オレンジ・ジュース、レモン・ジュース、グレナディン・シロップ、カット・フルーツ(適宜)、氷というもの。 【確認できる日本初出資料】コクテール(前田米吉著、1924年刊)。 ************************************* 106.プレジデンテ(Presidente / El Presidente)【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。こちらをご覧ください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/09
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この日記に久々の登場。我が家のペット、はな(左)と、こつぶです。やって来て約4年。まだまだ元気です。
2012/12/08
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オープン前の新生フェスティバル・ホール(大阪・肥後橋)の見学会があったので、行ってきました。真新しいステージにも立たせてもらいました。「天から音が降ってくる」とも評される素晴らしい環境です。 ホールのこけら落とし公演は、来年4月のイタリア・オペラですが、舞台に立つと、うらんかんろもいつか、ここでライブできたらいいなぁ…なんて、大それた夢を一瞬抱いてきました(まぁ、実現の可能性はゼロに近いですが…(笑))。 おそらく現代日本の最先端の音響工学・技術を結集した最高のホールでしょう。早くライブの聴衆となって、ナマ音に触れてみたいです。とりあえず、来年5月にあるというキース・ジャレット・トリオが狙ろうと思っていますが、さて、チケットがとれるかなぁ…。 こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/06
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風邪も治りかけなので、さらに栄養を取って元気を付けようと、昨日は会社帰りに、前から一度行ってみたかったケイジャンフードがウリのレストラン・バー「サザン・ピーズ(Southern Peas)」(大阪・天満)にお邪魔しました。オーナーご夫婦(Uさん)はいずれも北新地のバー・Bのご出身で、少しばかり面識はありました。 お店は今年5月にオープンしたばかり。ケイジャン料理とはあまり聞きなれないですが、米南部のルイジアナ州のフランス系移民にルーツを持つ、フレンチ・テイストの米国料理とのことです。 僕はこれまでにジャンバラヤ(ケイジャン・パエリア)や、ガンボというシチューを食べたことがあるくらいで、ほとんど知識はありません。 ビールを飲みながら、お薦めフードの盛り合わせ(写真上)と、シーフード(カキ&エビ)やチキン、ソーセージの入ったガンボ(写真下)を頂きましたが、素材生かした味わいとピリッと辛いスパイスの利き具合が丁度良くて、期待以上の美味しさでした! ちなみに、生のサーバーでブルックリン・ラガー(僕の大好きな銘柄)が飲めるのも、大阪ではここだけらしいです。 料理はサイズもいろいろ選べるから、ひとり御飯でも安心です。お値段もリーズナブルな「天満価格」、ほんと嬉しいですね。 メニューが豊富なので、一回の訪店ではとても堪能できません。またお邪魔したいと思いまーす(なお、ご夫婦とも腕利きバーテンダー&バーテンドレスなので、美味しいカクテルも楽しめます!)。 【Southern Peas】大阪市北区天神橋1-13-21 電話06-6809-7125 午後3時~午前1時(月火水、金)、午後2時~午前0時(土日祝) 木曜定休
2012/12/05
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◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(34) 101. ペグー・クラブ(Pegu Club) 102. ピーニャ・コラーダ(Piña Colada) 103. ピンク・レディ(Pink Lady) ※いずれも【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/12/02
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