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Bar UKのHP上に、切り絵作家・成田一徹さんのプロフィール・ページが出来ました。著書や生前の連載などが詳しく紹介されています。ぜひご覧くださいませ!
2021/01/31
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(113) 吼える獅子 1980年代半ば~後半 ※どんな動物でも描ける(表現できる)ことは、プロの画家として求められる最低限の技量・能力だと一徹氏は考えていた。なのでプロデビュー前から、様々な動物のモチーフに挑戦してきた。これは切り絵に加えて、筆を使って獅子の毛並みを表現した珍しい作品。おそらくは実験的な一枚だったのだろう。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/31
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皆さま、Bar UK・2021年2月の店休日のお知らせです(コロナ禍の「緊急事態宣言」下でもあり、日程が変更される可能性もあります。あらかじめご了承ください)。 【2月のお休みは以下の通りとなります】 3日(水)、6日(土)、7日(日)、11日(木=祝日)、13日(土)、14日(日)、17日(水)、20日(土)、21日(日)、23日(火=祝日)、27日(土)、28日(日) ご承知のように、コロナ禍の「緊急事態宣言」下にあり、政府から時短営業要請が出ております。従って、7日までは午後3時半~8時(ご入店&アルコール提供は午後7時まで)となります。営業延長はございません。何卒ご了承ください。 また、8日以降の時短要請期間終了後も、コロナ禍によるリモートワークの定着に伴い、オフィス街に人が戻っていない現状もあり、引き続き短縮営業(午後4時~9時<ご入店は8時まで。LO8時半>)となります。なお、土曜日は事前予約があれば営業することもあります。マスターまでご相談ください。 以上、何卒ご理解の程を宜しくお願いします。今後、変更があれば改めてお知らせいたします。【Notice for February 2021】the bar UK is closed on 3rd、6th、7th、11th、13th、14th、17th、20th、21st、23rd、27th、28th.【Bar UK】大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035 通常の営業時間 → 平日=午後4時~10時半(金曜のみ11時まで)、土曜=午後2時~8時半(入店は8時まで)、定休日=日曜・祝日、別途土曜に月2回、水曜に月1回不定休(月によっては変更されることも有り)。店内の基本キャパは、カウンター7席、テーブルが一つ(4~5席)。オープン~午後7時まではノーチャージ、午後7時以降はサービス料300円こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/30
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(112) 湯島天神の男坂 2010年頃 ※2007年1月から09年9月にかけての約2年半余、一徹氏は朝日新聞東京版の紙面で、「東京シルエット」と題した切り絵とエッセイによるコラムを週1回、連載した。東京のあまり知られていない風景や、働き・暮らす人々の様々な表情を切り絵で描いてみるという挑戦だった。 幸い、読者の人気コラムとなって連載は111回も続き、後に単行本(創森社・刊)にもなった。この絵は単行本化された折、第5章「この場所で」の口絵として、新たに切り下ろした作品。石の階段の質感や黒と白のバランスが見事である。 湯島には一徹氏のお気に入りのバーが、少なくとも3軒(琥珀、EST!、AB..E)はあった。おそらくこの絵の取材帰りにも立ち寄ったことだろう。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/30
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(111) 青い眼の女 1980年代後半 ※青い眼が印象的な女性の肖像。朧げな表情もミステリアスである。没後に、神戸の実家から見つかった作品。外国人がモデルであろうが、誰を描いたのか、何の目的で、何の媒体のために制作したのか、詳細はまったく不明である(何か手掛かりをお持ちの方はご教示頂ければ幸いです。情報は、arkwez@gmail.com までお願い致します)。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/29
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(110) 扇に椿 Ver.2 2010年頃 ※昨日に続き「扇と椿」のモチーフで。昨日の椿(下の絵ご参照)は扇の上に乗っているかのように描かれていたが、本日の椿は扇面の絵として描かれている。折り目の立体感が椿の絵付けで際立ち、和扇の端正な美しさが伝わってくる小品だ。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/28
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(109) 扇に椿 Ver.1 2005年頃 ※「扇と椿」も一徹氏が好んだモチーフ。明日はまた違うバージョンを紹介いたします。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/27
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(108) ウインストン・チャーチル 2001年 ※2001年から2002年にかけて、一徹氏は集英社発行の漫画雑誌「スーパー・ジャンプ」で、前代未聞の切り絵漫画「The Cigar Story 葉巻をめぐる偉人伝」を連載した。タッグを組んだのは、大ヒット漫画「ソムリエ」「バーテンダー」などの原作者として知られる城アラキ氏だった。この葉巻を手にしたチャーチル(Winston Churchill<1874~1965>英国の元首相)の肖像は、その連載第1回で使われた。 雑誌は隔週刊だったが、それでも、原作のストーリーに合わせて2週間で16ページ分の切り絵を制作するというのは、かなり過酷な作業(通常はA4サイズくらいの切り絵で制作には、どんなに早くでも1~2日かかる)。この連載の原画サイズは、1ページが約B4サイズくらいの大きさ。コマ割りもあるので、通常の原画の2~3倍の時間と手間がかかる。なので、とにかく睡眠時間を削ってひたすら机に向かうしかなかった。 この頃の一徹氏は「毎日ずっと睡眠不足でねぇ…」と嘆いていたが、希代の原作者とのコラボを喜び、絶対に成功させるという意気込み通り、全10話を完成させた。連載は後日、集英社から単行本にもなり、短期間で完売した(本は現在絶版だが、嬉しいことに、近く電子書籍として復刻されるという話)。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/26
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(107) 船長の肖像(2つの表現手法で) 1980年代前半&90年代中頃 ※パイプ煙草をくわえた「船長の肖像」も一徹氏がよく手掛けたモチーフ。左はプロデビュー前の80年代に制作したエッチング版画、右はプロデビュー後の切り絵。向き合う形で紹介してみた。版画には「繊細な味わい」がにじむが、個人的には、やはり切り絵の方に「ほのぼのした温かさ、面白さ」を感じる。一徹氏もやはり、最終的に「切り絵」を生業(なりわい)にしてよかったと思っていたに違いない。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/25
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WEBマガジン「リカル(LIQUL)」連載 【カクテル・ヒストリア第15回】 卵とカクテルの長くて切れない関係 「生卵を使ったカクテルを飲んだことはありますか?」。 バーにやって来る日本人のお客様にこう尋ねたら、おそらく、ほとんどの方は「いいえ」と答えるだろう。実際、私のバーで、「生卵を使ったカクテルがありますよ」と紹介しても、「えー⁈ 冷たいカクテルに生卵なんか入れるの?」と引かれることが多い。 意外と知られていないが、生卵とカクテルはとても相性が良い。生卵(卵白、卵黄、全卵)を使った有名なスタンダード・カクテルもいくつかある。生卵を入れると味わいが柔らかく優しくなり、喉越しがなめらかにクリーミーになる。全体に奥行き(ボディ感)が生まれる。しかし、現代のバーで生卵を使ったカクテルが提供する店は、そう多くない。そもそも、万一の食中毒事故を恐れて生卵を扱わないバーも少なくない。 ◆古来、欧米では「生命の象徴」だった 実は、欧米では卵とカクテルの歴史は古い。紀元前、ローマ人は卵を「生命の象徴」と考えていた、その考え方は、後にキリスト教がローマ帝国の国教となったことで、キリスト「復活」の象徴になった。それが「復活祭」の「イースター・エッグ(Easter Egg)」(写真左上)にもつながっていく。中世の英国では、牛乳にワインやシェリー、スパイス、砂糖を混ぜた「ポセット(Posset)」という温かい飲み物が生まれ、その「ポセット」にはその後、卵も加えられ、「滋養強壮の酒」「薬用酒(治療薬)」としても用いられた。 「ポセット」は18~19世紀頃には、「エッグノッグ(Egg Nogg)」という名前のカクテルとして発展して、上流階級から庶民にまで定着するようになった。米国へ伝わったエッグノッグはとくに人気を得て、ベースに使われる酒はブランデー、ラム、バーボン…と多彩になった(写真右は、17世紀前半に家庭で飲まれていたポセットのレシピ。「Sack Posset」の「Sack」とはシェリー酒のこと。この当時はこう呼ばれていた)。 ◆氷が貴重品であった時代の工夫として 19世紀の後半、バーテンダーたちは、冷たいカクテルが、生卵を入れることで味がなめらかに、柔らかくなることに気づいた。氷が貴重品であったこの時代、生卵を利用することは、結果として、カクテルを飲みやすくする工夫の一つにもなった。生卵を使うクラシック・カクテルは、現在伝わっているだけでも150種類近くある。 欧米で卵が普通にカクテルに使われるようになった背景には、このように宗教上の理由だけでなく、高い栄養価、そして薬としての効能、さらには氷に代わってカクテルを飲みやすくする効用という4つの理由があった。 ◆サルモネラ菌の発見で一時衰退 しかし、生卵を使ったカクテルは、1906年、米国の食品医薬品局(FDA)が19世紀後半に発見されたサルモネラ菌による食中毒の危険性を指摘したことでブレーキがかかった。バーの現場ではその後、殺菌法が提案されるまで、数十年間ほど衰退してしまった(現代では、殺菌処理された生卵が普通に売られており、消費期限内であれば、ほぼ100%中毒の心配はない)。 第二次大戦後、衛生管理された卵がコンスタントに提供されるようになり、欧米のバーの現場でも再び生卵を使ったカクテルが復権するようになった。 19世紀後半から20世紀前半の間に生まれたラモス・ジンフィズ、ピスコ・サワ―、ピンクレディ(写真左)など生卵を使ったカクテルも、近年の「クラシック・カクテル再評価」ブームの中で、再び注目を集めるようになっている。なかでも、ピスコ・サワ―は全米のバーの人気カクテルランキングでここ数年、常にベスト10に入っているという。 ◆「卵酒」は認知されていた日本だったが… 一方、卵酒というものが存在していた日本ではあるが、幕末の開国とともに入ってきたカクテル文化では、生卵を使うカクテルは、欧米のような宗教上の意味合いもなく、あまり普及しなかった。卵の栄養価の高さや、風邪をひいた時の薬効は認知されていたので、カクテルの材料として定着しても不思議ではなかったが、現在でも生き残っているのは、ミリオンダラーとマウント・フジくらいである。 現代の日本では、バーで生卵を使ったカクテルはほとんど注文されないし、バーテンダーもあまり積極的にはつくりたがらない。卵白、卵黄を分離する手間を敬遠しているのか、それとも(消費期限内であれば食中毒の可能性はまずあり得ないのに)万一のことを恐れているのかは、よく分からない。 私のバーでは、生卵を使ったクラシック・カクテルの素晴らしい味わいを再発見してもらうことを願って、オープン以来、メニューに常に7~8種類を載せている。皆さんも、もし機会があればぜひ、行きつけのバーで頼んでみてほしい。そのまろやかで、優しい味わいにきっと驚かれること間違いない。・WEBマガジン「リカル(LIQUL)」上での連載をご覧になりたい方は、こちらへ・連載「カクテル・ヒストリア」過去分は、こちらへ
2021/01/24
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(106) 大阪市環境局・舞洲工場 2002年(大阪経済大学「成田一徹ギャラリー」所蔵) ※朝日新聞夕刊(大阪本社版)でのフルカラーの連載「どこへ一徹 ひとり旅」の第35回で掲載された作品。ゴミ焼却(廃棄物処理)拠点でもある舞洲工場の外観は、オーストリアの芸術家・建築家であるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏(1928~2000)がデザインしたもので、2001年に竣工。まるで遊園地のような、斬新・奇抜でカラフルなデザインもあって、今なお国内外から多数の見学者が訪れるという。 フンデルトヴァッサー氏は、自然との調和を目指した建築家で知られており、「自然界に直線や同一物は存在しない」というコンセプトに基づいて、デザインには曲線や、サイズや形の違う窓が使用されている。壁面のオレンジや赤のストライプ模様は、ゴミを焼却する炎をイメージしたとのこと(ちなみに、氏がデザインを手掛けたゴミ焼却工場は世界で2つしかなく、もう1カ所はウイーンにある)。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/24
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(105) 経済学者たちの肖像のための習作(未完?) 1980年代前半 サインペン&ボールペン ※大学院修士課程で経済哲学を専攻したという異色の経歴を持つ一徹氏。経済哲学とはどういう学問かはよく分からないが、スケッチブックには、学ぶ対象となったのであろう学者たちの顔が描かれている。フリードリッヒ・リスト、ジョン・スチュアート・ミル、フリードリッヒ・エンゲルス(上段)、ヨーゼフ・アロス・シュンペーター、カール・マルクス(名前の表記はなし)、氏名不詳の1人(中段)、カール・メンガー、マックス・ウェーバー(名前の表記なし)、もう一人の氏名不詳の人(下段)。 恥ずかしながら、リストとメンガーは初めて聞く名前だ。このような難しい学問を修めた一徹氏が、なぜ専攻とは畑違いの切り絵という芸術に魅せられるようになったのか? 「ほんと、人間って面白いなぁ…」と言うのは簡単だが、生前の本人に、きちんと理由を聞いておけばよかったと後悔している(もっと長生きしてほしかったなぁ…)。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/23
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【再告知です】バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に6年ぶりに故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」が、2月に大阪市内のバーを併設したギャラリーで開催されます。詳細は以下の通りです。開催場所:大阪市北区西天満4丁目2-13 2F bar SALT/RECギャラリー(電話06-4792-8180)開催期間:2月17日(水)~28日(日)鑑賞可能時間:火~日:13:00〜19:00(BAR TIMEは13:00~21:00) <※22日(月)は休館日となります(23日(火)は本来は休館日でしたが、臨時で開館・営業されます)> ※新型コロナウイルス感染の影響により、今後開催日時や鑑賞可能(営業)時間がさらに変更されることがあります。出展作品:今回の改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画に加えて、未収録原画も含めて約65点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーをテーマにした水彩、版画、ペン画など)数点も初めて展示いたします。入館料:千円(bar SALTでの1ドリンク付き)会場では、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版をはじめ、様々な記念の”一徹グッズ”も販売されます。お楽しみに!皆さまのご来場を心からお待ちしております。
2021/01/22
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成田一徹・バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版(2020年12月刊)、バーUK店内で絶賛販売中です!刊行記念特価として、消費税分(270円)はサービスした2,700円で販売させて頂きますので、皆さまのお買い求めを心よりお待ちしております。【バーUK】大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F(電話06-6342-0035)。最寄り駅からの時間(徒歩)=JR北新地駅1分、JR大阪駅7分、地下鉄・西梅田駅3分、同・東梅田駅5分、同・梅田駅7分
2021/01/22
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(104) 絵巻5点 1990年代後半 ※一徹氏が遺した作品の中には、この切り絵のように、やたら横に長い原画(縦5~8cm×横30~40cmくらいの大きさです)が、かなりの数存在する。この一見「絵巻」のような切り絵は、いったいどの媒体のために、何のために制作したのだろうか?と調べてみたら、月刊「文藝春秋」「オール読物」などの総合雑誌、文芸誌の目次ページや小説、エッセイの上の部分に、見開きのような形で掲載されていた。文藝春秋とも付き合いは古く、上京直後から亡くなるまで、たびたび挿し絵を依頼された。それぞれの切り絵が何をモチーフにしているか、考えてみるのも面白い。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/22
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(103) 青江 三奈 2008年 (※ビクターレコードからの依頼でCD<ベスト盤>カバー・ジャケットのために制作) ※1941年生まれ。1966年、「恍惚のブルース」でデビュー。ハスキー・ヴォイスで知られた歌手。代表曲には「伊勢佐木町ブルース」「池袋の夜」など。2000年7月2日、膵臓癌のため59歳で死去。演歌・歌謡曲の歌手というイメージが強いが、ジャズも巧みに歌う一面も。ニューヨークのライブハウスでの公演を収録したアルバム「Passion Mina in New York」(1995年)は、高く評価されている。 (第31回で紹介した「ちあき なおみ」も同じ頃、このビクターレコードのベスト盤企画のために制作されたものです)。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/21
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コロナ禍の「緊急事態宣言(1.14~2.7)」下ということで、バーUKは現在、時短営業(15:30~20:00、入店&アルコール提供は19:00まで)をしています。バー業界の仲間の店では、時短営業ではなく、2月7日までの休業を決めたところもあります。私にももちろん、「(協力金も出るので)休業する」という選択肢もありましたが、私はあえて、時短営業をすることを決めました。 すでにリモートワークが約6~7割も定着した中で、追い打ちをかけるような「緊急事態宣言」。梅田などターミナル周辺はまだそこそこの人出はありますが、北新地のようなオフィス街に近い盛り場は日々、人の数も激減しています。周りには(2月7日まで)閉店している店も多いので、より寂しさが漂っています。 集客はほとんど期待できませんが、私はそれでも店を開けることにしました。それは、以前にも一度書きましたが、人と触れ合うのが、喋るのが好きでこの仕事(バーのマスターという職業)を選んだからです。たとえコロナ禍でも、1人でも、1杯でも飲みに来てくださるお客様の存在が、私の明日への元気(エネルギー)になるのです。そのために、どんなにヒマでも、ドアだけは開けておこうと決めました。 客としてバーを訪れていたサラリーマン時代、落ち着いたバー空間でゆったりと味わうお酒やマスターとの会話は、仕事のストレスを和らげ、悩みを解消する「癒しの時間」でした。37年間、会社を途中で辞めずに定年まで無事勤め続けられたのは、オーセンティック・バーとマスターの存在のお蔭と言っても、私は言い過ぎではないと思っています。 個人的には、バーを含む飲食店やお酒が悪者扱いされていて、とても不愉快で理不尽に感じます。オーセンティック・バーってそんなに怖い、危険な空間なのでしょうか? お酒を飲むこと自体がコロナを拡散させるのでしょうか? 昼飲むなら安全で、午後7時以降なら危険なのでしょうか? そんな根拠も説得力もない論法でバーは追い詰められています。 問題なのは、「お酒を飲む(飲ませる)スタイル」だと思っています。今は、集団(3人以上)で飲むのはやめた方がいいです。1人でも2人でも、大声で話すのもやめるべきです。向かい合って飲むのも少し我慢した方がいいかも、です。それに、オーセンティック・バーは元々、同じ方向を向いて、一人静かに飲む場所です。 バーのオーナーとして、コロナの早期収束のお役に立てるのなら、私たちは時短でも休業でも何でも喜んで協力します。ただし、こういう状況が長期化すれば、コロナ禍が過ぎ去ったとき、持ち堪えられない店も出てくるかもしれません。 ほんの少しの時間で結構です。想像してみてください。コロナ禍が終わり、貴方が大好きなバーに再び足を向けたとき、もし、その店が街から消えていたら…。私がその好きなバーの常連客ならば、とても悲しいです。なぜなんだ!とやりきれない思いにかられます。 なので、どうかお願いです。どうか少しでも時間があれば、皆さんの大好きなバーを少しでもいいので、覗いてあげてください。それが小さなことでも大きな支えになります。オーセンティック・バーほど安全、安心な空間はないと、私は信じています。お客様の顔を見ることは、どんなマスターでも、きっと明日への大きな励みになるはずですから。
2021/01/20
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皆さま、Bar UK・2021年2月の店休日のお知らせです(コロナ禍の「緊急事態宣言」下でもあり、日程が変更される可能性もあります。あらかじめご了承ください)。 【2月のお休みは以下の通りとなります】 3日(水)、6日(土)、7日(日)、11日(木=祝日)、13日(土)、14日(日)、17日(水)、20日(土)、21日(日)、23日(火=祝日)、27日(土)、28日(日) ご承知のように、コロナ禍の「緊急事態宣言」下にあり、政府から時短営業要請が出ております。従って、7日までは午後3時半~8時(ご入店&アルコール提供は午後7時まで)となります。営業延長はございません。何卒ご了承ください。 また、8日以降の時短要請期間終了後も、コロナ禍によるリモートワークの定着に伴い、オフィス街に人が戻っていない現状もあり、引き続き短縮営業(午後4時~9時<ご入店は8時まで。LO8時半>)となります。なお、土曜日は予約があれば営業することもあります。マスターまでご相談ください。 以上、何卒ご理解の程を宜しくお願いします。今後、変更があれば改めてお知らせいたします。【Notice for February 2021】the bar UK is closed on 3rd、6th、7th、11th, 14th、17th、21st、23rd、27th、28th.【Bar UK】大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035 通常の営業時間 → 平日=午後4時~10時半(金曜のみ11時まで)、土曜=午後2時~8時半(入店は8時まで)、定休日=日曜・祝日、別途土曜に月2回、水曜に月1回不定休(月によっては変更されることも有り)。店内の基本キャパは、カウンター7席、テーブルが一つ(4~5席)。オープン~午後7時まではノーチャージ、午後7時以降はサービス料300円こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/20
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(102) 私の愛猫 1996年 ※自著「切り絵12カ月1000カット」で「作例」として制作された作品。幼い女の子が愛猫を抱く姿。女の子のモデルは、おそらくは一徹氏の娘さんか…。自分ではペットを飼っていなかった一徹氏だが、遺された小作品の中には猫の様々な姿が描かれている。愛玩動物としての猫も大好きだったに違いない。 ちなみに、一徹氏は「Bar UK」の店名の名付け親。マスターから、名付けた理由を問われた際、「荒ちゃんの家で飼ってる猫の名前、うらん と かんろだったよね? アルファベットの頭文字をつないだら「UK」、ウイスキーの故郷、英国も「UK」。猫好きで、ウイスキー好きのマスターのバーに、まさにぴったりの名前やろ?」と説明したのは有名な?話。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/20
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(101) 振り返る女 1999年 ※「週刊小説」(実業之日本社・刊)に掲載された作家・北上秋彦氏の短編ミステリー小説「茶の葉とブロッコリー」の挿絵として制作された作品。一徹氏は小説の挿絵の仕事を依頼されることが多かったが、作家から直接依頼されるより、出版社の編集者から頼まれることの方が多く、作品のゲラ刷りを事前に読み、情景をイメージしながら制作することが一般的だった(もちろん編集者から直接、「このシーンを描いてください」と頼まれることも)。この作品の絵柄は、主人公が損害保険の代理店の調査マンと対峙するシーンから着想を得たのだろうと想像している。 (「週刊小説」は1972年に創刊され、2001年まで発行された小説専門の週刊誌) なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/19
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ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(81)~(100) バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。 ※絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。 (81)カワセミと薔薇(1993年) ※鳥の中でも、カワセミは一徹氏がとくに好んだモチーフ。色鮮やかな薔薇と組み合わせたこの幻想的な構図は、何を意味しているのは分からないが、この年、初めて上梓した入門者用テキスト「だれでもできる最新切り絵教室」(誠文堂新光社・刊)の巻頭を飾った。 (82)七福神(2000年頃) ※一徹氏は「目出度い」テーマの作品も、頼まれた仕事として、あるいは切り絵教則本の「お手本」(作例)として、何度も切り絵にしている。とくに「七福神」は好きなモチーフだった。 (83)一富士二鷹三茄子(1996年) ※元旦。年の初めということで、昨日に続き「目出度い」モチーフの作品。縁起の良い初夢の例えとして、この「一富士二鷹三茄子」は江戸時代初めにはすでに「ことわざ」として知られていた。 由来は諸説あるが、最も有力なのが駿河の国の名物を並べたという説。駿河には日本一の富士山があり、富士山麓に棲む鷹は鷹の中でも最高の種とされ、駿河産の茄子も逸品であったことから、優れたものの象徴として三つを並べたというもの。 ちなみに、江戸時代の国語辞書『俚言集覧(りげんしゅうらん)』によれば、このことわざには「四扇五多波姑(たばこ)六座頭」という続きがある。扇は末広がり、多波姑=煙草(の煙)は上昇するので、運気が上がるとされ、座頭(髪のない視覚障害の人)は毛が無い(=怪我無い)ので「安全無事」につながるということらしい。 (84)新年の祝膳(三点揃い)(2006年) ※正月三が日は、引き続き「目出度い」絵柄で。一徹氏は、生涯に二度(1996年と2006年)「切り絵12カ月カット集」(誠文堂新光社・刊)というタイトルの本を出版している。これはその「1月編」に収録された作品のごく一部。 (85)福寿草(1990年代前半) ※春を告げるキンポウゲ科の多年草で、正月を象徴する花の一つ。花言葉は「永久の幸福」「幸せを招く」等々で、「元日草」との別名も持つ。この作品は、毎日新聞の休刊日告知チラシのカット絵として制作された。 (86)神戸百景(1981年) ペン画 ※一徹氏の生まれ故郷の神戸で、1981年、初めて全国規模の博覧会「ポートピア神戸」が開催された。これを記念して、神戸のタウン誌から依頼された作品。神戸にちなんだ様々な情景、人々が描かれている。なかには「鬼が松明を持つ姿」(長田神社の追儺式<ついなしき>)など一見神戸らしくないモチーフもあるが、これは何だろう? 誰だろう?と考えてみるのも面白い。 (87)ハウストン通りのデリカテッセン(1993年) ※海外の大都市のなかでも、とりわけニューヨークが大好きだった一徹氏。生涯に何度かこの地を訪れた。ニューヨークではもっぱらバー巡りに時間を費やしたが、時には食事のため、このようなセルフサービスのデリカテッセンにも行った。 これはグリニッジ・ヴィレッジに今もある「KATZ’S」という有名な店(1888年創業)。「人種のるつぼ」ニューヨークらしい店内の雰囲気に、一徹氏の絵心は大いに刺激されたに違いない。 なお、「ハウストン」通りの名の綴りは「Houston」でテキサス州ヒューストンと同じだが、この通りの名は、1787年のフィラデルフィア憲法制定会議でジョージア州代表だったウィリアム・ハウストン(William Houstoun)の名前由来で、「ヒューストン」とは発音しない。米国人でもよく間違うので有名なんだとか(Houstounの綴りは後に公式にHoustonに改められたという)。 (88)江戸情緒:武家の煤払い(2011~2012年頃) ※一徹氏の「江戸情緒」をテーマにした作品は、浮世絵を下敷きにしたものが多い。これは喜多川歌麿(1753?~1806)作の浮世絵「武家煤払の図」を参考に制作されたもの。江戸時代、武家では煤払いは12月の吉日に行うのが習わしだった。そしてこの日が「正月の始め」とされたという。なおこの絵は、元絵(下)とは人物の配置などをかなり変えた構図となっている。お時間があれば、元絵と比べて頂ければ幸いです。 (※この絵では左手前の女性のみ「彩色」した紙を使っている。全体のバランスからすれば不自然なので、おそらくは、何らかの理由で完成途上で放置されたのでないかと思われる)。 (89)下北の親子猿(2000年頃) ※動物をテーマにした切り絵も多い一徹氏。写実的に表現するか、やや漫画的にコミカルに描くか、いつも頭を悩ませていたが、いずれの場合でも、その動物が持つ自然な魅力や可愛らしさを伝えたいと願っていた。この青森・下北半島で「雪に震える親子猿」は、写実と漫画の中間くらいの味わい。ほのぼのとした愛情が伝わってくる。 (90)クラシック・ファッションのための小品<C>(1990年代前半) ※一徹氏はこの類のクラシック・ファッションの作品を10数点残しており、この連載の(18)や(48)の作品とほぼ同じ時期に制作したと思われる。一連の作品は残念ながら、どの媒体のために、何のためにつくったのか、現時点でははっきりしていない。 (91)鬼平がゆく(1999年) ※1999年10月に刊行された「毎日MOOK 鬼平を歩く」(毎日新聞社刊)の表紙を飾った作品。一徹氏は関西人だが、江戸の町への思い入れも結構強く、上京後、下町の雰囲気が残る谷中に居を構えたのも、それが大きな理由かもしれない。ドラマの「鬼平犯科帳」(原作者は池波正太郎)も大好きで、主人公・長谷川平蔵の切り絵も残している。仕事の合間に「鬼平」が活躍した時代(天明~寛政期)の江戸の面影をたどったりしていたという。 (92)冬のカモシカ(1995年頃) (93)ブラッサイに捧ぐスケッチ(1981年) 筆ペン ※ブラッサイ(Brassai 本名は、ジュラ・ハラース<Gyula Halasz>1899~1984)はハンガリー出身の世界的写真家。1920~30年代、パリを拠点にして、カフェに通いながら多くの文化人とも交流し、パリの街や人びとの様々な表情をカメラでとらえた。1932年に出版された写真集「夜のパリ」は世界的ベストセラーになった。 日本でも1977年、みすず書房から写真集「未知のパリ 深夜のパリ」として初めて紹介されたが、この本に衝撃を受けた一徹氏は、80年代前半パリを訪れた際にも、ブラッサイが撮った20~30年代のパリの面影を追った。スケッチブックには、ブラッサイが撮ったであろうパリの人々が、筆ペンで軽やかに残されている。 (94)エッセイのための挿絵(女性像)(1980年代後半) ※熱い情感に溢れるような半裸の女性。金網とブラシを使ったスパッタリング(霧吹き手法)で濃淡2種類の茶色に処理した紙(1枚はグラデーションに)を使った異色の作品である。一徹氏の落款のスタイルから判断すれば、上京直後(1988年頃)の作品。 月刊誌「婦人公論」収録のエッセイの挿絵のために制作されたことははっきりしているが、誰のエッセイだったのかが明確ではない。この頃、一徹氏が一番よくタッグを組んでいたのは、エッセイスト&評論家の西舘好子さん(故・井上ひさし氏の元妻)だったので、おそらくは、西舘さんの文章に添えた挿し絵と想像している。 (95)豆まき(1993年) 切り絵に手彩色 ※一徹氏の切り絵はモノトーンが基本だが、時にはこのような透明水彩絵の具での手彩色を併用した作品をつくった。画面の左右と下の黒い枠線が、なぜか歪んでいる。一徹氏が意図的にそのようにしたのかは分からないが、結果的にそれが画面全体に「動き」を生み出している。 (96)4 Faces(2000年頃) ※月刊誌(おそらくは「ミステリー・マガジン」)に掲載された推理小説のための挿絵。一徹氏と「ミステリー・マガジン」=早川書房との付き合いは1988年の上京前から始まり、仕事の依頼は亡くなる直前まで長く続いた。遺された作品の中には、このような推理小説の挿絵として制作された小作品が数多くある。 (97)海王丸(1980年代前半)ペン画に手彩色 ※神戸港振興協会に勤めていた頃、一徹氏はたびたび仕事場のそばの突堤に接岸する帆船を見る機会があった。時には業務として、船員たちの接遇や船内の一般公開の手伝いにも行った。スケッチブックに残されていたこの1枚は、おそらくはそんな機会に描いたのだろう。繊細なタッチのペン画に、一徹氏はあえてセピア色の彩色を施し、まるで水墨画のような雰囲気をつくり出している。 (98)ジャズの街・神戸(1990年代半ば) ※国際港湾都市・神戸は、ジャズを聴かせる店(ライブハウスやジャズ喫茶など)が多いことでも知られる。ジャズのイベントもたびたび開かれる。これは、あるジャズ・イベントのポスターために制作したもの。ゲストであるトランぺッター・日野皓正氏をフューチャーした絵柄になっている。 (99)火の鳥・再生(1995年) ※1995年1月17日に発生し、6434人が犠牲になった阪神淡路大震災。自らの実家(神戸市長田区)も半壊被害を受けた一徹氏だったが、東京から故郷・神戸のために、5種類の絵柄のチャリティ葉書を制作して、売上金はすべて寄付するなど被災者支援に協力した。これはそのチャリティ作品の一つ。第28回で紹介した「1995 春 神戸に」(下の絵)もこのチャリティ葉書のための作品である。 (100)オブジェ:バーの情景 1990年代後半 ※昨年10月11日から始めたこの「ITTETSU GALLERT:もう一つの成田一徹」。今のところ1日の休みもなく続けていますが、本日めでたく100回を迎えました。節目にふさわしいかどうかは分かりませんが、100回目にぴったりの珍品を紹介します。 制作理由や動機はよくわかりませんが、90年代後半に一徹氏が自らつくった不思議なオブジェです。大きなサイコロのようなボール紙製の立方体ボックスの5面に、それぞれ違う切り絵原画を貼り付けられています(写真6枚目)。 ボックスの内部には、小さなスピーカーと音源が仕込まれています(写真7枚目)。バッテリーは9V電池。スピーカーから手動ボタンの付いたコードが伸びています。そのボタンを押すと、バーの店内の声やグラスが触れ合う音に交じって、なんと一徹さんの声(言葉)が聞こえるのです。 「マスター、ジン・リッキーお願いします!」。その注文に対して、「はい、わかりました!」というマスターの元気な声も入っています。 このマスターの声の主は誰なんだろう?と思って、何人かに尋ねてみました。一徹氏のこのような奇妙なオブジェづくりに、気軽に協力してくれるマスターと言えば…。そうです。現在、神戸のバー・サヴォイ北野坂のオーナー・バーテンダーである木村義久さんでした。木村さんに確認すると、「なんとなく覚えています。一徹さんから突然、録音するからお願いねと、付き合わさせられた記憶があります」とのことでした。 もし、在りし日の一徹さんの肉声が聞きたいというお方は、このオブジェはバーUKにありますので、マスターまでお声がけください。 ※絵の制作時期については正確に分からないものも多く、一部は「推定」であることをお含みおきください。 【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/18
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(100) オブジェ:バーの情景 1990年代後半 ※昨年10月11日から始めたこの「ITTETSU GALLERT:もう一つの成田一徹」。今のところ1日の休みもなく続けていますが、本日めでたく100回を迎えました。節目にふさわしいかどうかは分かりませんが、100回目にぴったりの珍品を紹介します。 制作理由や動機はよくわかりませんが、90年代後半に一徹氏が自らつくった不思議なオブジェです。大きなサイコロのようなボール紙製の立方体ボックスの5面に、それぞれ違う切り絵原画を貼り付けられています(写真6枚目)。 ボックスの内部には、小さなスピーカーと音源が仕込まれています(写真7枚目)。バッテリーは9V電池。スピーカーから手動ボタンの付いたコードが伸びています。そのボタンを押すと、バーの店内の声やグラスが触れ合う音に交じって、なんと一徹さんの声(言葉)が聞こえるのです。 「じゃぁ、マスター、ギムレットをお願いします!」と言う一徹さんの注文に対して、「はい」と応じるマスター。シャカシャカ、シャカシャカとシェイカーを振った後、「はい、ギムレットです。どうぞー!」と言うそのマスターの元気な声などが入っています。 このマスターの声の主は誰なんだろう?と思って、何人かに尋ねてみました。一徹氏のこのような奇妙なオブジェづくりに、気軽に協力してくれるマスターと言えば…。そうです。現在、神戸のバー・サヴォイ北野坂のオーナー・バーテンダーである木村義久さんでした。木村さんに確認すると、「なんとなく覚えています。一徹さんから突然、録音するからお願いねと、付き合わさせられた記憶があります」とのことでした。 もし、在りし日の一徹さんの肉声が聞きたいというお方は、このオブジェはバーUKにありますので、マスターまでお声がけください。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/18
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(99) 火の鳥 再生(阪神淡路大震災チャリティ葉書のために)1995年 ※1995年1月17日に発生し、6434人が犠牲になった阪神淡路大震災。自らの実家(神戸市長田区)も半壊被害を受けた一徹氏だったが、東京から故郷・神戸のために、5種類の絵柄のチャリティ葉書を制作して、売上金はすべて寄付するなど被災者支援に協力した。これはそのチャリティ作品の一つ。第28回で紹介した「1995 春 神戸に」(下の絵)もこのチャリティ葉書のための作品である。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/17
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※たびたびすみません。主催者側の判断で、鑑賞可能日・時間がまた少し変更になりましたので、再度アップいたします。バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に6年ぶりに故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」が、2月に大阪市内のバーを併設したギャラリーで開催されます。詳細は以下の通りです。開催場所:大阪市北区西天満4丁目2-13 2F bar SALT/RECギャラリー(電話06-4792-8180)開催期間:2月17日(水)~28日(日)鑑賞可能時間:火~日:13:00〜19:00(BAR TIMEは13:00~21:00) <※22日(月)は休館日となります(23日(火)は本来は休館日でしたが、臨時で開館・営業されます)> ※新型コロナウイルス感染の影響により、今後開催日時や鑑賞可能(営業)時間がさらに変更されることがあります。出展作品:今回の改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画に加えて、未収録原画も含めて約65点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーをテーマにした水彩、版画、ペン画など)数点も初めて展示いたします。入館料:千円(bar SALTでの1ドリンク付き)会場では、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版をはじめ、様々な記念の”一徹グッズ”も販売されます。お楽しみに!皆さまのご来場を心からお待ちしております。
2021/01/17
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バーUKは本日16日(土)は、午後2時~7時(ご入店は6時半まで)で営業いたします。週末のバーで、楽しい”昼呑み”はいかがでしょうか?Today the bar UK is open from 2:00 to 7:00 (LE. & LO. 6:30)pm.なお、来週もコロナ「緊急事態宣言」下の時短営業が続きます。平日は基本午後3時半~8時(ご入店&お酒の提供は7時まで)となりますので、何卒ご了承くださいませ。
2021/01/16
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(98) ジャズの街・神戸(日野皓正氏をフューチャーして) 1990年代半ば ※国際港湾都市・神戸は、ジャズを聴かせる店(ライブハウスやジャズ喫茶など)が多いことでも知られる。ジャズのイベントもたびたび開かれる。これは、あるジャズ・イベントのポスターために制作したもの。ゲストであるトランぺッター・日野皓正氏をフューチャーした絵柄になっている。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/16
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(97) 海王丸 1980年代前半 ペン画に手彩色 ※神戸港振興協会に勤めていた頃、一徹氏はたびたび仕事場のそばの突堤に接岸する帆船を見る機会があった。時には業務として、船員たちの接遇や船内の一般公開の手伝いにも行った。スケッチブックに残されていたこの1枚は、おそらくはそんな機会に描いたのだろう。繊細なタッチのペン画に、一徹氏はあえてセピア色の彩色を施し、まるで水墨画のような雰囲気をつくり出している。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/15
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(96) 4 Faces 2000年頃 ※月刊誌(おそらくは「ミステリー・マガジン」)に掲載された推理小説のための挿絵。一徹氏と「ミステリー・マガジン」=早川書房との付き合いは1988年の上京前から始まり、仕事の依頼は亡くなる直前まで長く続いた。遺された作品の中には、このような推理小説の挿絵として制作された小作品が数多くある。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/14
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バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に6年ぶりに故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」が、2月に大阪市内のバーを併設したギャラリーで開催されます。詳細は以下の通りです。開催場所:大阪市北区西天満4丁目2-13 2F bar SALT/RECギャラリー(電話06-4792-8180)開催期間:2月17日(水)~28日(日)鑑賞可能時間:水・木・金:13:00〜21:00(BARは13:00〜21:00)/土曜:12:00〜21:00(BARは12:00〜21:00)/日曜:12:00〜19:00(BARは12:00〜19:00) <※22日(月)&23日(火)は休館日となります> ※新型コロナウイルス感染の影響により開催日時が変更されることがあります。出展作品:今回の改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画に加えて、未収録原画も含めて約65点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーをテーマにした水彩、版画、ペン画など)数点も初めて展示いたします。入館料:千円(bar SALTでの1ドリンク付き)※会場では、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版をはじめ、様々な記念の”一徹グッズ”も販売されます。お楽しみに!皆さまのご来場を心からお待ちしております。以下は、展示予定作品の一部。
2021/01/14
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コロナ緊急事態宣言の発令を受けまして、バーUKは本日14日(木)から2月7日(日)までの間、午後3時半~8時(ご入店&アルコール提供は7時まで)で営業いたします。延長営業はございません。午後7時の段階でノー・ゲストの場合、早めに閉店いたします。 ※なお、1月中の残りの店休日(17日、23日、24日、27日、30日、31日)に、現時点では変更はございません。To our valued customers, We will shorten business hour due to the request by the Japanese government from 14th of Jan to 7th of Feb. The bar will be open from 3:30 to 8:00(LE. & LO. 7:00)pm except our regular holidays. Thank you for your cooperation!
2021/01/14
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バーUKは本日13日(水)、午後4時~9時(ご入店は原則8時まで、LO.8時半)で営業いたします。延長営業はございません。午後8時半の段階でノー・ゲストの場合、早めに閉店いたします。 また、明日14日(木)以降は、関西3府県にもコロナ禍の「緊急事態宣言」が適用されますので、営業時間は午後3時半~8時(ご入店&アルコールの提供は7時まで)に変わります。以上、何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。 Today, the bar UK is open from 4:00 to 9:00(LE. 8:00 & LO. 8:30)pm.
2021/01/13
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田村厚労相が昨日12日の会見で、「会食での感染リスクはランチでも同じ。昼も集団で食べるのは控えてほしい」と述べました。 厚労相に言われなくとも、時間帯に関わらず、マスクを外し、大声で騒いで飲食すれば感染リスクは高まるでしょう。お酒であろうがノン・アルコールであろうが騒ぐ人間は、夜に限らず昼間でも騒ぎます。 しかし、政府は当初は「夜の会食」を問題視して、バーや飲食店に午後8時までという時短規制をかけました。感染拡大が必ずしも「夜の会食」に起因するものでないなら、なぜ飲食業の夜の営業時間を規制するのでしょうか? 「ランチも問題」というなら、いっそ休業要請をすべきです。私には何とも理解に苦しむ政府の対処方針です。 そもそも飲食店の営業時間の長い・短い、閉店時刻の早い・遅いと、新規感染者の数の増減が比例・相関するのか、これまで専門家の納得できる説明を聞いたことは一度もありません。もしそういうデータがあるなら、ぜひ示してほしいです。 私個人としては、飲食店で感染が広がるリスクは、営業時間よりも、入店人数や飲食のスタイルにより大きいと考えています。 なので、もし政府や自治体が規制をするのなら、まず、あらゆる飲食店やバー、カラオケボックス等に対して、時間帯に関わらず、4人以上の団体客の受け入れを禁止すればよいと思います。加えて、「入店者の総数は常時、店のキャパの50%までに」等のルールを法律で決めればよいのです(多人数のグループほど盛り上がって、大声で騒いでしまうのは、ある程度仕方がありません。だから、現状では受け入れを禁止するしかないと思います)。 それにそもそも、オーセンティック・バーでは、大声で騒ぐお客様はほとんどいません。来店者は基本、同じ方向で座りながら、それぞれ静かに酒を楽しんでいます。バーUKでも最近は、1人か2人のお客様ばかりです。バーでクラスターが発生したという話も最近はとんと聞きません。もはや、アルコールの有無や時間帯の問題ではないと思います。 緊急事態宣言を出すのはいいですが、営業時間で規制することばかり考えるよりも、お客様を受け入れるルールや飲ませるスタイルを規制する方向で考えないと、感染拡大は止まらないだろうと私は思っています。 PS. 加えてもう一つ。「不要不急の外出を控える」というのは基本のキで、国民一人ひとりの自覚の問題と思います。それでも、昼間の都心部への人出が減らないのであれば、欧米各国のように正当な理由のない外出に罰金を科すしかありません。個人的には、感染が収まらない地域にはそこまで強い規制をしてもいいと思いますが、憲法との兼ね合いで難しいんでしょうかね、日本は…。
2021/01/13
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(95) 豆まき 1993年 切り絵に手彩色 ※一徹氏の切り絵はモノトーンが基本だが、時にはこのような透明水彩絵の具での手彩色を併用した作品をつくった。画面の左右と下の黒い枠線が、なぜか歪んでいる。一徹氏が意図的にそのようにしたのかは分からないが、結果的にそれが画面全体に「動き」を生み出している。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/13
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【今週の営業予定について】バーUKは、本日12日(火)と明日13日(水)は午後4時~9時(ご入店は原則8時まで、LO.8時半)で営業いたします。延長営業はございません。午後8時半の段階でノー・ゲストの場合、早めに閉店いたします。また、明後日14日(木)以降は、関西3府県にもコロナ禍の「緊急事態宣言」が適用される見込みなので、営業時間は、午後3時半~8時(ご入店&アルコールの提供は7時まで)に変わります。以上、何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。Today & Tomorrow, the bar UK is open from 4:00 to 9:00(LE. 8:00 & LO. 8:30)pm. From 14th to 15th open from 3:30 to 8:00. and on 16th probably open from 2:00 to 7:00 pm.
2021/01/12
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(94) エッセイのための挿絵(女性像) 1980年代後半 ※熱い情感に溢れるような半裸の女性。金網とブラシを使ったスパッタリング(霧吹き手法)で濃淡2種類の茶色に処理した紙(1枚はグラデーションに)を使った異色の作品である。一徹氏の落款のスタイルから判断すれば、上京直後(1988年頃)の作品。 月刊誌「婦人公論」収録のエッセイの挿絵のために制作されたことははっきりしているが、誰のエッセイだったのかが明確ではない。この頃、一徹氏が一番よくタッグを組んでいたのは、エッセイスト&評論家の西舘好子さん(故・井上ひさし氏の元妻)だったので、おそらくは、西舘さんの文章に添えた挿し絵と想像している。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/12
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(93) ブラッサイに捧ぐスケッチ 1981年 筆ペン ※ブラッサイ(Brassai 本名は、ジュラ・ハラース<Gyula Halasz>1899~1984)はハンガリー出身の世界的写真家。1920~30年代、パリを拠点にして、カフェに通いながら多くの文化人とも交流し、パリの街や人びとの様々な表情をカメラでとらえた。1932年に出版された写真集「夜のパリ」は世界的ベストセラーになった。 日本でも1977年、みすず書房から写真集「未知のパリ 深夜のパリ」として初めて紹介されたが、この本に衝撃を受けた一徹氏は、80年代前半パリを訪れた際にも、ブラッサイが撮った20~30年代のパリの面影を追った。スケッチブックには、ブラッサイが撮ったであろうパリの人々が、筆ペンで軽やかに残されている。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/11
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(92) 冬のカモシカ 1995年頃 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/10
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(91) 鬼平がゆく 1999年 ※1999年10月に刊行された「毎日MOOK 鬼平を歩く」(毎日新聞社刊)の表紙を飾った作品。一徹氏は関西人だが、江戸の町への思い入れも結構強く、上京後、下町の雰囲気が残る谷中に居を構えたのも、それが大きな理由かもしれない。ドラマの「鬼平犯科帳」(原作者は池波正太郎)も大好きで、主人公・長谷川平蔵の切り絵も残している。仕事の合間に「鬼平」が活躍した時代(天明~寛政期)の江戸の面影をたどったりしていたという。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/09
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Bar UKマスターからのお願いです。 必ずしも飲食店がコロナ感染拡大の最大の原因だとは思わないマスターです。しかし、大阪府内に新規感染者が拡大していることを考慮して、バーUKでも本日8日から、従来の対策(消毒、換気、手洗い、マウスシールド、サーキュレーター)をさらに徹底いたしますが、お客様におかれましても「感染拡大防止への自覚」を持たれて、以下のご協力をお願いしたいと思います。 在店時間内に、飲酒、飲食時以外のマスクの着用を求めるような無粋なことは申しませんが、最低限、以下の事項はお守りくださるようお願いいたします。1.ご来店人数は原則2人まででお願いいたします。2.飲酒、飲食時での会話はできるだけ自粛ください。会話が必要な場合も、声は小さめでお願いいたします(マスターも必要最小限以外は話しかけるのは自粛いたします)。3.テイスティング・グラスの回し飲みはお控えください。4.最終ご入店時刻(現在は午後8時まで)を過ぎてのご来店は原則、ご遠慮ください。どうしても遅れるという場合は、お電話(06-6342-0035)をください。事前の電話がない場合はご入店をお断りいたします。以上、日本でもワクチン接種の効果が確認され、新規感染者の発生に収束の兆しが見えるまでの間、何卒ご理解の程を宜しくお願いいたします。
2021/01/08
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(90) クラシック・ファッションのための小品<C> 1990年代前半 ※一徹氏はこの類のクラシック・ファッションの作品を10数点残しており、この連載の(18)や(48)の作品とほぼ同じ時期に制作したと思われる。一連の作品は残念ながら、どの媒体のために、何のためにつくったのか、現時点でははっきりしていない。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/08
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今回は、なんか、バーを含む飲食業界だけが槍玉に挙げられていますね。もちろん、このところの全国の新規感染者のうち、4都県だけで全体の約半分を占めているという現実があり、この4都県に絞って対策を強化するという意味は理解できます。 でも、最近の感染者急増は、飛沫感染が原因によるものが多いらしいとは言え、それはすべて飲酒や飲食起因のものなんでしょうか? 専門家は、営業時間の長い、短いや、閉店時刻の早い、遅いと感染者拡大の相関関係を、ぜひデータで示してほしいものです。 真面目なバーや飲食店は、きちんと対策を取って、店内が「密」にならないように、かなり注意しているはずです。でもコロナ慣れして、きちんと対策を取らず、最近は、客を詰め込んでいる店(大阪でもチラホラ見かけます)があるのも事実。政府や都道府県はそうしたルールを守らない店は規制し、ペナルティを課してほしいと思います。 個人的には、(4都県の)飲食店に対するこのような厳しい時短要請(現在の午後10時→8時)は、ほとんど休業要請と同じで、「飲食店は潰れても仕方ない」と言ってるのと同じような気がします。単なる思い付きですが、時短要請よりも、4都県エリア内で都県境をまたぐ(人の)移動を制限した方がより効果的かと思います。 4都県の飲食業の皆さんが、ほんと気の毒でなりません(と「対岸の火事」のように思っていたら、大阪、兵庫、京都でも「緊急事態宣言」の対象地域にしてくれと知事らが言い始めました。もちろん、決めれば大阪のバーも従わざるを得ませんが…)。 **************************** テレビのある番組(窮状を訴える魚や野菜の卸売店を紹介していた)を見ていて思わず、そうだ!その通りだ!と思ったこと。 時短営業要請する飲食店に協力金で支援してくれることはとても有難いのですが、政府や都道府県知事は、バーや飲食店と取引しながら営業している業種、例えば、主に業務店向けに営む酒屋さん、食材等の卸屋さん、氷屋さん、花屋さん、おしぼり屋さんなど飲食関連業界ことも考えて、何らかの支援をしてあげてほしいです。 このような業者は、緊急事態宣言が出ても、休業や時短営業の対象ではないし、営業は出来るから「補償」はありません。しかし、営業しても取引相手からの注文はほとんどないから、事実上、売上げはおそらく、ほぼゼロに近いのです。 もともと零細な個人業者が多いから、緊急事態宣言が長く続けば、経営的に持ち堪えられない店も出てくれるでしょう。飲食業を狙い撃ちにするということは、関連業界の経営者やそこで働く人達にも大きな影響を与えることを忘れないでほしいです。 ***************************** 緊急事態宣言下で4都県の飲食店に支払う時短営業の協力金、政府は、今回は1店舗当たり1日最大6万円に引き上げるようだが、1店舗と言っても、1人だけでやってる店もあれば、5人、10人、20人と従業員を抱えている店もあります。 それがすべて一律の金額という可笑しさ、不公平感が、なんとも理解し難いです。個人店なら、「休んで協力金もらった方が、営業しているより得」という店も出てくるでしょうし、多人数の従業員を抱える店なら、「大した支援にはならず、要請に従わず営業して罰金(過料)を払った方がマシ」という店も出て来るでしょう。 なぜ、1個人でやってる店、従業員が1〜4人、5人〜10人、11人以上とか、せめて4つくらいに区分して、従業員の有無や数で協力金の金額に差を付けるという簡単なことができないのでしょうか? 人件費がどれだけ大変かという切実な問題を、役人は全然分かっていません。 「審査の煩雑さよりスピードを重視したい」と官房長官は言うのですが、従業員の数なんて申請時に自己申告させれば済む話。虚偽申告したら、協力金を返納させればよいのです。政治家や官僚(役人)が考えることは、ますます分かりません。 PS. 発表された「緊急事態宣言」下の規制内容をみると、案の定、飲食店の周辺業界(食材卸業者、酒屋さん、花屋さん、氷屋さん等々)への支援は一切なしです。昨春の緊急事態宣言下では実施された持続化給付金の話も出てきません。どうして政治は、困ってる人たちにきめ細かく目配りが出来ないのでしょうか?暗澹たる気持ちになります。
2021/01/07
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(89) 下北の親子猿 2000年頃 ※動物をテーマにした切り絵も多い一徹氏。写実的に表現するか、やや漫画的にコミカルに描くか、いつも頭を悩ませていたが、いずれの場合でも、その動物が持つ自然な魅力や可愛らしさを伝えたいと願っていた。この下北半島で「雪に震える親子猿」は、写実と漫画の中間くらいの味わい。ほのぼのとした愛情が伝わってくる。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/07
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成田一徹・バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版(2020年12月刊)、バーUK店内で絶賛販売中です!刊行記念特価として、消費税分(270円)はサービスした2,700円で販売させて頂いています。皆さまのお買い求めを、心よりお待ちしております。【バーUK】大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F(電話06-6342-0035)。最寄り駅からの時間(徒歩)=JR北新地駅1分、JR大阪駅7分、地下鉄・西梅田駅3分、同・東梅田駅5分、同・梅田駅7分※なお、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版は、Bar TIMESのオンライン・ストア、実店舗(銀座)でも発売中です。また来年にはAmazonでも取り扱いを開始する予定です。★BAR TIMES On Line Storeの購入ページは、こちらへ。
2021/01/06
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(88) 江戸情緒:武家の煤払い 2011~12年頃(未完?) ※一徹氏の「江戸情緒」をテーマにした作品は、浮世絵を下敷きにしたものが多い。これは喜多川歌麿(1753?~1806)作の浮世絵「武家煤払の図」を参考に制作されたもの。江戸時代、武家では煤払いは12月の吉日に行うのが習わしだった。そしてこの日が「正月の始め」とされたという。なおこの絵は、元絵(下)とは人物の配置などをかなり変えた構図となっている。お時間があれば、元絵と比べて頂ければ幸いです。 (※この絵では左手前の女性のみ「彩色」した紙を使っている。全体のバランスからすれば不自然なので、おそらくは、何らかの理由で完成途上で放置されたのでないかと思われる)。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/06
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(87) ハウストン通りのデリカテッセン 1992~93年頃 ※海外の大都市のなかでも、とりわけニューヨークが大好きだった一徹氏。生涯に何度かこの地を訪れた。ニューヨークではもっぱらバー巡りに時間を費やしたが、時には食事のため、このようなセルフサービスのデリカテッセンにも行った。 これはグリニッジ・ヴィレッジに今もある「KATZ’S」という有名な店(1888年創業)。「人種のるつぼ」ニューヨークらしい店内の雰囲気に、一徹氏の絵心は大いに刺激されたに違いない。 なお、「ハウストン」通りの名の綴りは「Houston」でテキサス州ヒューストンと同じだが、この通りの名は、1787年のフィラデルフィア憲法制定会議でジョージア州代表だったウィリアム・ハウストン(William Houstoun)の名前由来で、「ヒューストン」とは発音しない。米国人でもよく間違うので有名なんだとか(Houstounの綴りは後に公式にHoustonに改められたという)。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/05
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皆さま、バーUKは、明日5日(火)から2021年の営業を始めます。大阪府からの時短営業要請は続いておりますので、11日までは午後4時~9時の営業となります(ただし、10日&11日は店休日で、9日の土曜日は午後2時~7時半の営業です)。以上、何卒宜しくお願い致します。
2021/01/04
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(86) 神戸百景 1981年 ペン画 ※一徹氏の生まれ故郷の神戸で、1981年、初めて全国規模の博覧会「ポートピア神戸」が開催された。これを記念して、神戸のタウン誌から依頼された作品。神戸にちなんだ様々な情景、人々が描かれている。なかには「鬼が松明を持つ姿」(長田神社の追儺式<ついなしき>)など一見神戸らしくないモチーフもあるが、これは何だろう? 誰だろう?と考えてみるのも面白い。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/04
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【皆さま、念のための再告知です】BarUK2021年1月の店休日のお知らせです。 【1月のお休みは以下の通りとなります】 元日~4日(月)=年始休業、10日(日)、11日(月)=祝日、17日(日)、23日(土)、24日(日)、27日(水)=月イチ平日店休、31日(日) ご承知のように、コロナ感染拡大防止のための大阪府による時短営業要請に応じて、11日までは午後4時~9時(ご入店は午後8時まで、LO8時半)となります。営業延長はございません。何卒ご了承ください。 また、時短要請期間終了後も、コロナ禍によるリモートワークの定着に伴い、オフィス街に人が戻っていない現状もあり、引き続き短縮営業(午後4時~9時<ご入店は8時半まで>。8時半までにご連絡があった場合は、9時半~10時くらいまで営業時間を延長)を継続いたします。土曜営業の場合は、午後2時~7時半(ご入店は6時半まで)となります。 以上、何卒ご理解の程を宜しくお願いします。今後、変更があれば改めてお知らせいたします。【Notice for January 2021】the bar UK is closed on 1st~4th, 10th, 11th, 17th, 23rd, 24th 27th, 31st.【Bar UK】大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035 通常の営業時間 → 平日=午後4時~10時半(金曜のみ11時まで)、土曜=午後2時~8時半(入店は8時まで)、定休日=日曜・祝日、別途土曜に月2回、水曜に月1回不定休(月によっては変更されることも有り)。店内の基本キャパは、カウンター7席、テーブルが一つ(4~5席)。オープン~午後7時まではノーチャージ、午後7時以降はサービス料300円こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/03
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(85) 福寿草 1990年代前半 ※春を告げるキンポウゲ科の多年草で、正月を象徴する花の一つ。花言葉は「永久の幸福」「幸せを招く」等々で、「元日草」との別名も持つ。この作品は、毎日新聞の休刊日告知チラシのカット絵として制作された。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/03
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(84) 新年の祝膳(三点揃い) 2006年 ※正月三が日は、引き続き「目出度い」絵柄で。一徹氏は、生涯に二度(1996年と2006年)「切り絵12カ月カット集」(誠文堂新光社・刊)というタイトルの本を出版している。これはその「1月編」に収録された作品のごく一部。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/01/02
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