ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 1, 2008
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「C調言葉に御用心」

 ピアノトリオの練習をした。三ヶ月ぶり。(vn 自分、vc ルース、pf セス)
 昔は和気あいあいと楽しく練習してたのに、このところ合わせるたびに口論になってしまう僕ら。今日も妙に緊張して臨んでしまった。相手への言葉遣いには気をつけたいし、自分も言われたことにいちいちカッとならないようにしないと。

 さて、全部で六曲だか七曲だかあるモーツァルトのトリオ。何年かかけて一応全曲やってはみたので、いよいよ順位づけ。最優秀作品賞は疑いなく B dur のK502 。次点は E dur のK542

 で、三位はどれなのかハッキリさせようと本日選ばれたのがこの496。 二年前にサクッと合わせて 以来。

 改めて今日感じたのは、まず、1楽章の楽器間の均衡がよろしくないということ。あまりにもピアノが目立ちすぎ(っていうか、チェロが目立たなさすぎ)。


 天上のハ長調。しかし臨時記号がご丁寧に散りばめられており。

k496.JPG

 しかも8分の6拍子、誰ひとり拍のアタマを弾いてないことも多く、ちょっと気を緩めると、ズルズルと遅くなってしまうので要注意。わざとらしくならない程度に敢えて弾力感を演出する必要がある。

 何はともあれ、楽しく弾けた。モーツァルトのトリオ、上位三曲入り、見事決定!

 今後、機会があるごとにこの上位三曲(K502、K542、K496)を弾き込んでまいる所存。

追記 : このK496、どうやらクラリネット四重奏曲版(cl、vn,、va、vc)も存在するらしく。





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最終更新日  Aug 4, 2008 02:06:44 AM
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