ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 24, 2009
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「さだめカンタービレ」

 今日は四人集まってオーケストラごっこを楽しんだ。面子は僕(バイオリン)、ジム(ファゴット)、ピアノ4手でジョアン(プリモ)とセス(セコンド)。取り組んだ曲は、あの運命交響曲の室内楽版っ!

 誰だったかがネットで発見。C. Burchardさんとかいう人がバイオリンとチェロとピアノ連弾用に編曲したもの。

http://hdl.handle.net/1802/3921  ←このサイト(PDFファイル)

 いやー、すっごく楽しかった。やっぱり名曲はすばらしい。今も昔も、自分にとって一番好きな交響曲と言っていい。オケで何度も弾いたことあるけど全然飽きないし。

 当然ながら今回は指揮者なしでこの曲を弾いたわけだけれども、いかに難しいことか。タタタターン、の部分が全然合わない。バイオリンの僕がどうゆう合図をすれば合うのかわからず、結局は要所要所で声に出して「ワン、ツー、……」とか言って合わせた。(それでも合わなかった)

 逆に指揮者がいないぶん、2楽章アンダンテは自分たちの弾きたいテンポで勝手に楽しませてもらった。かなり遅めにして、かつ旋律を担当する人は朗々と歌いまくる。これって、ベト氏の指定とは大幅に異なってしまってるけれども、この曲はただでさえほかの三つの楽章が激しくテンパってるわけだし、2楽章ぐらい気持ちよく歌ってみたい。

 終楽章は、やはり名曲ではあるけれども、あまりにしつこい。最後の約30小節が全てCの和音、使われてる音はドとミとソのみ。執拗にハ長調を強調する。この部分はさすがにいつも苦笑してしまう。


 それにしても予想以上に楽しかった。この編曲での運命、またいつか絶対に合わせてみたい。






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最終更新日  Oct 26, 2009 12:33:34 PM
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