ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 13, 2009
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「装飾系男子」

 どうしても年内にカルテットを練習しておきたくて、強引に集結。Vn1 僕、Vn2 ピーター、Va ジューディー、Vc ジャン。
 カルテットを弾くこと自体が半年ぶりぐらい、さらにはモーツァルトのそれのファーストを弾くのは何年ぶりだろ。

 そんなに室内楽ばっかし弾いて、よく飽きないねー、っていつも周りの人に言われるけど、飽きかかったときにモーツァルトのこうゆう曲弾くと、やっぱ止められない。彼のカルテットは基本中の基本。ハズレがないし、全てにおいて非の打ちどころがない。

 もう鳥肌もの。1楽章の大きく跳躍したかと思ったら半音でチビチビ動くとことか、2楽章でベートーベンみたいな荘厳さを見せるところとか。一方、4楽章は難易度高し。楽しむためにはとりあえず猛練習が必要。

 あまりに完ペキすぎて、思わず人間臭さを加味したくなる曲。テンポを揺らしたり「こぶし」を鳴らしたり。

 今日の練習では3楽章でちょっともめた。自分としては落ち着いたテンポを維持したかったけど、あまりに遅すぎたみたい。ピーターとジューディーは激しくご不満のようだった。
 あと、次から次へと出てくる装飾音符(って呼んでいいのかどうか知らんけど)の弾きかたがうまく定まらず、かっこがつかなかった。こうゆう音符を軽すぎず重すぎず鳴らすのは意外に難しい。ってゆーか、モーツァルトの装飾音符って、弾く人の感性が一瞬でアラワになるから怖い。

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最終更新日  Dec 18, 2009 11:27:15 AM
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