ピカルディの三度。～T.H.の音楽日誌/映画日誌（米国発）

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Jul 29, 2010

高音注意報ピアノ編

(3)

カテゴリ：音楽（全般、大衆音楽）

リスト博物館にて（2010年5月、ハンガリー、ブダペスト）

　素朴な疑問。ピアノの鍵盤数って、いつ頃から全88鍵（約７オクターブ半）になったんでしょうか。19世紀後半ぐらい？←チョー当てずっぽう
　ってゆーか、ピアノってほんとに88鍵も必要なんでしょうか。いくらなんでも多すぎやしないかと思うのであります。

　いや、全く使われることのない音も「共鳴」用としても陰で活躍してるのかもしれないし、やっぱり88鍵というのは妥当？
　連弾を目的とした100鍵近くある特注ピアノも存在するという噂も耳にしたことがあります。

　ま、ピアノはずばり楽器の王様。この世に存在する音で、人間の耳が識別できる高低限界の音まで全て網羅できる楽器が、やっぱりひとつぐらいなきゃいけないとは思います。それがピアノなのであります。
　使われてない鍵盤がいっぱいある！とかいうビンボーくさいツッコミを入れるのはお門違いか。

　去年、日本在住の甥にピアノを買ってあげたのですが、彼ってば、どのドが「真ん中のド」なのかいまだに混乱している模様（笑）。鍵盤がいっぱいありすぎて目を白黒。

　76鍵しかなくても全く問題なし。むしろ重宝してます。何泊かの小旅行に車で出かけるときは、トランクに無造作に突っ込んで「旅の友」として連れていきます。フル鍵のキーボードだと持ち運びが不可能に近い。

　ラフマニノフとかリストとかをガン弾きなさっちゃうぐらいの実力のお方ならいざ知らず、僕には76鍵で充分すぎるぐらいなわけで。

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最終更新日 Aug 14, 2010 09:23:13 PM
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■コメント

Re:高音注意報ピアノ編(07/29)

corcovado さん

私も何故88鍵か、は全く知りませんが、88鍵の楽器だと思って弾いていました。で、少なくなると弾きづらいキーがでてくるわけで、不便を感じてしまいますね。普段はほとんど使わないくせに（笑）。
むしろ76鍵でこなされるT.H.さんは器用に弾かれるのでしょう。 (Jul 30, 2010 09:14:27 AM)

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Re:高音注意報ピアノ編(07/29)

LimeGreen さん

博物館とかには鍵盤の少ないピアノがあったりしますね。「わーちっさい、きもちわる」と思ってしまう私（笑）。

この前アルトゥール・ルビンシュタインの演奏するサン=サーンスのピアノ協奏曲をDVDで見たのですが、結構下のほうまで使っていましたよねぇ。で、さすがはスタインウェイ。音がそこまで低くても全く濁らなかったですね。

Middle Cは、両端に指を置いて、顔を鍵盤につけて鼻がくっつくところがそうだよ、って大人向け初心者のための番組（PBSだったと思います）でやっているのを見たことがあります。面白かったですよ。そういう発想は全くなかったので。
(Jul 30, 2010 10:47:58 AM)

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Re[1]:高音注意報ピアノ編(07/29)

ピカルディの三度TH さん

corcovadoさん

＞で、少なくなると弾きづらいキーがでてくるわけで、不便を感じてしまいますね。普段はほとんど使わないくせに（笑）。

やっぱり不便を感じますか？　さすがです！
そーいえば、おととい音楽酒場でライブを聞いてきたのですが、キーボード奏者が使ってた楽器がわずか66鍵でした。
一緒に呑みに行った別のキーボード奏者いわく「そんなもん」なんだそうで（笑）。

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LimeGreenさん

＞この前アルトゥール・ルビンシュタインの演奏するサン=サーンスのピアノ協奏曲をDVDで見たのですが、結構下のほうまで使っていましたよねぇ。

やはり曲によっては必要なキーもあるんでしょうねー。サンサーンス、確かに音域が広そうです！

＞Middle Cは、両端に指を置いて、顔を鍵盤につけて鼻がくっつくところがそうだよ、って大人向け初心者のための番組（PBSだったと思います）でやっているのを見たことがあります。

その光景を思い浮かべるとちょっと滑稽ですが。
さすがPBSですね！
（話は飛びますが、PBSと言えば、The Piano Guyという番組があったよーな）

(Jul 30, 2010 03:58:22 PM)

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