ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 4, 2011
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「暴君ハバネラ」

 今日は米国ぢゅうが独立記念日を祝って騒いでる一方で、あんまりその気のない人たちで集まって楽しく練習しました。
 なかなか面白い曲と出会いました。よっぽどの室内楽おたく、ビオラおたくでも知らない曲なのではないかと。独奏ビオラとピアノ五重奏のための曲。全二楽章。
 友だちのご厚意により、なんと独奏ビオラを弾かせてもらいました。(ピアノ五重奏の方々は、パム、ガリーナ、テオドーラ、セス、エイドリアン)

 いわゆるビオラ小協奏曲と言っちゃってよいと思います。独奏パートを弾かせてもらえる機会なんて滅多にないわけだし。たまにはオレ様ソリストよろしく激しく暴走したいような気もしたけれども、曲は舞曲と民謡のはざまで南国的まったり系。ときどきピリリと香辛料もきいてる、なかなか洒落た曲です。

 Mouvement de Habanera という標示も出てきます。「ハバネラ」というと、例のカルメンの印象が強いけれども、先月どっかで弾いたLa Palomaという曲の譜面のどこかにもハバネラとか書かれてました。「ハバネラとは何か」と気になってしょうがない。

 BではなくVで綴る(Havanera)という説もあるとかないとか。キューバの首都Havanaと関係があるとかないとか。香辛料のハバネロと語源は一緒という説もあるかもしれません。
 いつかちゃんと調べなきゃと思いつつ。

 音楽的には、ゆっくりめの2拍子で、三連譜も頻繁に出てくる。そうゆう意味では「タンゴ」と似てるし、強引に言っちゃえば、「ラグタイム」とも微かにキャラがかぶります。








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最終更新日  Jul 7, 2011 10:25:15 AM
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