ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 19, 2014
XML
「現代のモーツァルト」

 Vn1 ぼく、Vn2 Yさん、Va Nさん、Vc Eさんという面々でベートーベンを練習。

 作品18はほんとに楽しい。素晴らしい。やめられない。
 強引な音量変化とか、楽器の受け渡しの順番とか、まさに彼独特。「響き」加減が彼の後期の作品に通じてるのは明らかで、やっぱしベト様は彼以外にありえない。耳が聞こえない(ふりしてる)ロン毛の作曲家を「現代のベートーベン」とか呼ぶのは簡単だけれども、作品の音楽的な観点から真のベートーベン的な楽曲を書くのって、真似ようとしてもかなり難しいはず。
 どっぷりと氏の世界観に浸りながら合奏できて、ユーイギだった。

 と、そこまで持ち上げといてナンだけれど、実はこの曲、「モーツァルトのパクり」感がハンパない。 
 ぱっと思いついたのを列挙してみると、弦楽四重奏14番ト長調、「狩り」、そして18番イ長調。さらにはジュピター交響曲をも彷彿とさせる。リズムとか構成とか、変奏テクとか。フォルテでさんざん盛り上げておきながら、ピアノで中途ハンパに終わるとことかも。

 「パクり」と表現しちゃうとそれまでなので、横文字でオマージュとかいうとかっこつくかも。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Oct 12, 2014 06:04:26 AM
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: