曲は4:00あたりにきたトコロで大円団! …と思いきや、またリンゴのフィルが豪快にとどろき、「Free...」のコーラスとともになぜかバンジョー・ウクレレの音が聞こえてくる。 それにまぎれて「Made by John Lennon」 と聞こえるセリフがあるが、これはジョンがビートルズ時代にたまたま言った「うまくいったね」という言葉を逆回転させたもの。 最後まで遊びゴコロを忘れないのが彼ららしい。 関係ないけどボクの場合、このエンディングを聞くとフォーク・クルセイダーズの「帰ってきたヨッパライ」(のエンディング)を思い出します^^
また、最高なのがこの曲のPVで、鳥の視点からファブ・フォーの歴史を見ていくという作りは、何度見ても目が潤んでしまう。 ストロベリー・フィールドやアビイ・ロードはもちろん、ドクター・ロバートからグラス・オニオンまで飛び出す内容はまさに"アンソロジー"。 それらを違和感なくつなぎ合わせてある映像は、CG時代ならでは産物だ。 ジョンの子供時代の写真からはじまり、拍手をされる彼の後姿で終わるという構成も素晴らしい。 曲、PVともに「Free As A Bird」は、ジョンへの愛情とテクノロジーの発達が幸せな出会いをした素晴らしい作品だと思う。 これを作り上げたファブ・スリーとジェフ・リン、関わったスタッフたちに心から拍手を送りたい。
>A Day In The Lifeもジョンとポールの合作というより2人の曲の合体であのような名曲になっていますしね。 ---ですね。 それに、直接の合作もちろん、ビー時代の曲作りはお互いの存在が多かれ少なかれ作用していたでしょうしね。
>ジョンだけ、ポールだけじゃなくて、やはり2人の緊張感がバンドマジックを起こしていたんですね。 -----「Free As A Bird」もレコーディングを進めている時は、ジョンが"そこにいる"ような気がしたのでしょうね。 ビー現役時代には及ばないものの、やはりここにはソロ作とは違う"何か"を感じます。
「Anthology」はテレビ朝日がニュースステーションの時間帯に、鳴り物入りで放送してましたね。 このPVを初めて目にした時には号泣でした。今もウルウル(T_T) FAB4の詞の世界やエピソードを知れば知るほど泣ける作品です。 ジョンとヨーコがダンスを踊るシーンでは、エアーBGMで「I Me Mine」が聞こえてきます。 最後のバンジョーの音にジュリアを思い出し、また涙。 ジョンの眠そうなボーカルと、途中に入る、ポールらしい覚醒したフレーズも、 「A Day In The Life」みたいで好き。