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2005年06月22日
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テーマ: 沖縄民謡(152)
カテゴリ: 沖縄関係
八重山古典民謡 「夜雨(ユルアミ)節」(二揚)

波照間島は、水源が乏しく、天水(雨水)に頼りながら、稲・粟(あわ)・麦・豆を育てていました。
豪雨は避けたいが、雨は大切な物。
「日中の作業中は降らず、夜間だけ降ってもらいたい」
この願いが歌となっています。
御目出度い席のエンディング曲の一つ手前で謡われます。

夜雨(ユルアミ)ぬ
降る年(トゥシ)
世果報(ユガフ)年(トゥシ)でむぬ

スリ ユバ ナヲレ

〔夜の雨が降る年は、豊作の年です〕

稲粟(イニアワ)ん
なをらし
麦豆(ムギマミ)ん
みきらし
スリ ユバ ナヲレー
スリ ユバ ナヲレ

〔稲も粟も豊穣で、麦も豆も豊作〕

御主(ウシュ)年貢(ニング)
積(ツ)ん上(ア)げ

稲粟(インアワ)
スリ ユバ ナヲレー
スリ ユバ ナヲレ

〔琉球王への年貢の完納して、尚残った稲や粟を〕

泡盛(アワムルィ)ん

うんしゃぐん
造(ツク)りょうり
スリ ユバ ナヲレー
スリ ユバ ナヲレ

〔(残った稲粟を使って)泡盛を作りましょう、御神酒(おみき)も造りましょう〕

弥勒世(ミルクユ)ぬ
印(シルシ)
夜昼(ユルプィルィ)ん
酒(サカ)盛(ム)るぃ
スリ ユバ ナヲレー
スリ ユバ ナヲレ

〔天下泰平の世、五穀豊穣の前兆ですから、昼夜違わず酒盛り祝賀を行いましょう〕


オムニバス/沖縄の民謡(9) オムニバス/沖縄の民謡(9)





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最終更新日  2005年06月22日 13時41分07秒
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