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NHKの朝ドラ「芋たこなんきん」に、ご近所の居酒屋さん「たこ芳」が出てきます。イーデス・ハンソンさんが一人で切り盛りしているカウンターだけの小さなお店。表のちょうちんには「関東煮」と書かれていますが、出演者たちはみな「関東炊き(カントダキ)」と言っています。ああ、この「関東煮」、去年の原稿でわからなかったことがあります。録音は申し分なく良好で、聞き取りにくかったわけではありません。「カントニ」か「カントウニ」だろうと音は完璧にわかっていたのに、表記がネットで探せなかった。こういうとき、ありそうな漢字を当てはめてから検索することもあるんですが、よもや「関東」だなどとは思わず、そのまま片仮名納品。丁寧なクライアントさんで、校正原稿をバックしてくださったんですが、そこに書いてあったのが「関東煮」。なんかこう、足元すくわれて、宙返りしてからスッコーンと頭から突っ込むような感じでしたね。関東に住んでるのに……。_| ̄|○見た目はおでんですが、関東のおでんより濃いつゆらしいです。関東風の汁だから関東煮なのか?タコが入っているんですが、関東のおでんにはあまりタコは入れませんね。牛スジもあまり入れませんが、コンビニおでんには入っていますので、「おでんには牛スジってものを入れる」という常識はだいぶ定着しました。カントダキにしろたこ焼きにしろ、関西人のほうがタコを食べる機会が多そうですね。これに限らず地名のついた食べ物って、ご当地名物を自称しているものは別として、その土地ではそう呼んでいないものが多くありませんか?外国のものはだいたいそうですかね。「フランスパン」とか「ナポリタン」とか「アメリカンコーヒー」とか~。英語のturkey(七面鳥)も、トルコじゃさすがに別な名前がついているそうです。七面鳥ってトルコ産じゃなさそうなのに、貿易の途中で誰かの勘違いなど複合要因でこんな名前になっちゃったりしそうですよね。日本では何があるかな? 「さつまあげ」とか「さつまいも」とかは、鹿児島では言わないんでしょうか。朝ドラの「なんきん」は「南京」で中国の地名ですが、かぼちゃのことです。これも関東では聞きませんね。
2007年02月27日
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2月いっぱいでクライアントの担当者が替わるので、録音に出向いたとき新しい担当者を紹介していただきました。今までの担当者は、指示が的確で、問い合わせなどに迅速に対応してくださり、かつとてもフレンドリーで、担当が替わるのは残念ですが、新天地でのご活躍をお祈りいたします。よい担当者に恵まれて、現場でのストレスはありませんが、またその現場は、話される内容も面白いんですな。中身は難しいんですけれどね。こんな話をただで(というか、お金さえいただいている)お聞きしてよろしいんでしょうか、というお得な現場です。で、新しい担当の方にご挨拶して、名刺交換などしたら、「さくさく堂さんですね、『シナプス』の」と言われた。ほぇぇぇぇぇぇっっっ。そうだよな、名刺に営業サイトのURLを載せてるし、そこからブログにはリンク張ってあるわけだから、別に隠れてブログを書いているわけじゃないけれど、なんの根拠もなく、お客さんはこんなブログ読まないだろうって思ってるんですよね。まーなんだか天地がひっくり返るぐらいおろおろしちゃって、しどろもどろでしたわよ。「ネットは危ない」とか、「ネットでは、個人名が特定されないように心掛けないといけない」とか言う人がいるんですが、2ちゃんみたいなアクセス数の多い掲示板ならいざしらず、個人のブログなんて関係者しか見にきませんよ。たまたま検索で引っ掛かっても、自分に興味のない分野だったら継続して見にいくなんてことはしない。だって自分がそうですものね。必要以上に自分の個人情報を隠すことに必死になって、それなのにネットで個人的な日記を公開するのって自意識過剰だと思います。というわけで、たまにはお客さんもこのブログにいらっしゃるということを忘れずに、気を引き締めて、でも結局いつもどおりに書きましょう。----2本続けて、「マルクス主義」とか「共産主義」の話題が出てくる仕事がきました。私の年代だと、マルクス主義や共産主義を時代の文脈として感じられる年齢ではないんですよね。2本とも、それらが主題の話ではなく、現代を見るために過去にさかのぼって時代を見る、という作業をするときにそれらの単語が出てきました。つまりそういうものを前提にして現代があると。そういう話になると、ちょっと置き去りにされる感じがしますね。昨日は現場で聞いていたから、余計にそういう感じが強かったのかも。私はだいたいバブル以降の時代の人なので、共産主義や社会主義は全然素敵に見えなかった世代です。全共闘なんかも全くわからない。それは自分の普段の生活には支障がないんですが、仕事では少し年上の方のお話を聞くことも多くて、そういうとき、「ああ私、わかってないのかも」と感じるわけです。昔々、ませた中学生だった頃、ラジオの深夜放送をガンガンに聞いていました。時代はニューミュージックに移っていましたが、ラジオのDJは10歳上、15歳上ですから、フォークソング時代の思い出話をするんですね。拓郎のつま恋コンサートとか、かぐや姫の再結成とか、岡林信康がどうたらこうたらとか、ウッドストックとか、ボブ・ディランがなんだとか。なんかそういうの、わっかんないなーと思ってましたね。知識がないということではなくて、時代の共有感がないと思ってね。自分の感受性が足りないことの焦燥感というんでしょうかね。「ちぇっ、ちょっと前の時代のほうが面白そうだな」と思っていました。「マルクス主義」や「共産主義」は、その焦燥感を彷彿とさせる単語です。決して言葉そのものには表れない、深層海流のような部分が言葉にはあるんですよ。そういうものを含んだ言葉を聞きたいし、読み取りたいなあと切に願います。
2007年02月22日
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ネット上の生存確認は別なところではできていまして、ネット落ちしている自覚は全くありませんが、すっかりご無沙汰してしまってどうもすみません。好きでやっていることなので、書いてもいいし、書かなくてもいいと思っているので、書かないことへのプレッシャーは全くありません。呑気にやっています。今日から確定申告がスタートですね。私は支払い調書が一つ来ていないんですが、ほぼ帳簿つけは完了。すごいわー。こんなに早いことって今までなかったのに。テープ起こし(かつフリーランス)の帳簿なんて面倒なことはありません。従業員給料もないし、流動資産もないし、当座預金もないし、手形もないし。減価償却ぐらいかな、一応簿記の知識が必要なのは。たくさん稼いでも、ちょっとしか稼がなくても、かかる費用はそんなに変わらなくて,今年(去年か)の費用率は20%いきませんでした。これなら税務署で引っ掛からないだろう。----さてさて、「昨年一番多かったジャンル」と言われたら、時間数的には某オーラル・ヒストリーでしょうか。臨床心理学もちょこちょこ入ってきたし、「~工学」という理科系のものが多いのですが、ジャンルというか、『水からの伝言』の話題が多かった。皆さんも仕事でお聞きになったでしょうか。それほど最新の話題ではありませんが、なんやかやとまだまだ聞くことが多かったですねー。ありがたいことに(笑)、『水からの伝言』に肯定的な方のテープ起こしはいまだしたことがありません。まさに、お客さんに恵まれるとはこのことですな。
2007年02月16日
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