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“慟哭”
評価: ★★★★★
長編。
連続幼女誘拐殺害事件。警察は犯人をみつけだすのに全力を注ぐも、逮捕には至らない。犯人を追う中で、警察内部で起こる不和。事件を指揮するキャリア刑事の愛人スキャンダル。様々な問題が発生する中で、警察を嘲弄するかのように犯行は繰り返される・・・!!
びっくり!!何これ!!すごすぎますっ。初めは読んでて『まさか普通にこのまま犯人がこいつってことで終わるんじゃないよね?』と心配しましたが、杞憂に終わりました(笑)
最後の最後で大どんでん返し!!おもいっきりうっちゃりをくいました!!
トリックで言うと、 綾辻行人さんの『暗黒館の殺人』とか乙一さんの『暗黒童話』と同種のもので、叙述トリックっていうの? ←ネタバレの可能性が少なからずあるため伏字。
すっかり作者の術中にはまりました(笑)読後、もう一度読み返してみると、色々な箇所で打たれてますよ、布石が!!布石は、布石だと一読しただけでは分からないから意味があるわけで、二度目に読んでみて、「ここめっちゃ布石やん!!」と感動の?嵐でした(笑)
特に印象に残ってるのは、 P92の三行目とP376の最後の行 。二度読んで初めて分かるこの文の重み。ちゃんと潜んでるんだよね~トリックを見破るヒントが。
こんなすごい作品がデビュー作なんて・・・。それ以降は推して知るべしだね♪早速貫井徳郎さんを加えます、全作品読破目標リストに(笑)
野沢尚 『リミット』 2011年10月16日
貫井徳郎 『修羅の終わり』 2011年09月26日
中山七里 『連続殺人鬼カエル男』 2011年07月10日