●初売り
期日/1月2日
仙台の初売り(初買い)は藩政時代までさかのぼるなどという解説もあるが、安土・桃山時代の天正12年(1584年)にはすでに行われていた。
伊達政宗の父である輝宗が伊達家正月御儀式の次第を書いた天正12年の文書に既に「二日 かいそめにて町へ代物五十指越米塩アメオコシ米買い候」とある。
つまり、伊達家が仙台に移る以前の米沢時代からの商習俗であったことがわかっており、非常に長い歴史と伝統を持つ行事と言うことができる。
現在でも市内の各デパートをはじめ、各商店街・専門店などが、様々な趣向を凝らし、この伝統行事を受継いでいるが、現在では豪華な景品付きの商品はもとより、福袋や福箱、割増し商品券などの人気が高い。豪華な景品や特典などについては、公正取引委員会において、旧仙台藩領内における初売りかぎりの特例(慣習による)になっている。
県内各地で初売りは行われるが、仙台市では1月2日で、人気の店では前日の夜から長蛇の列で、若者向けブランドものなど、売り出しとともに品切れになることもある。
市内はもとより、県内、福島、山形からもたくさんの人が訪れる、正月ならではの賑やかな行事である。
なお、昭和50年から平成6年までは従業員の労務対策などにより1月3日に行われていたが、景気の低迷を理由になしくずしになった。よって、結果は2日と3日の分裂開催どころか、元旦にも営業する店舗もある。
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