2013.09.05
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 楽天ブログで記事を書いていると、すぐに 10,000 字超えで投稿できなくなってしまうため、お困りの方も多いことでしょう。

 当方も 10,000 字超えは日常茶飯事で、文章を削り削り投稿しているのが現状です。
 他社ブログのように、前編、後編と入力エリアを分けて投稿できるようなしくみがあったり、字数無制限になったりすれば、さぞ便利だろうとずっと思っていました。

 しかし、読者のことを考慮すれば、むしろ 10,000 字という制限の中でやりくりした方が、メリットが高そうだということに最近になって気づきました。

 以下に、気づいた点を挙げてみます。


文学系ブログでもないかぎりは、長い文章は読まれない


 ブログで文章を綴る楽しさを知ると、いろいろな語句や言い回しを盛り込んで自己表現したいという思いに駆られるかもしれません。

 文学系ブログや論文系のブログなら、読者はあえてその文章そのものを読みに来ているわけですから、ブログ管理者は自分の思うままに文章を書いていけば良いでしょう。

 しかし、一般的な読者の立場で考えた場合、難解な文章より、平易ですぐに頭に入ってくる文章の方が好まれることは言うまでもありません。
 これは、明るいモニターに向かって目で文字を追うときのストレス具合と、読者の忙しさにも関係しています。


 また、趣味で情報を収集する際にも、欲しい情報がすぐに取り出せるような構成になっていなければ、結局はその記事は読んでもらえなくなります。

 以前にも当ブログで申し上げましたが、読者の多くは多忙な毎日を送っています。
 ですから、リピート訪問者を集めたいと考えていらっしゃる方は、文章を短くまとめ、漢字の分量を減らすと、次第に効果が現れてくるでしょう。



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大手ニュース系サイトの記事を参考に段組を構成する


 大手のニュースサイトは、速報系のものから特集系のものまで記事を扱っていますが、特集系記事であっても、1 ページが長くなりすぎないようになっています。

 1 ページに入りきらない記事を掲載する場合は、ページ数を 2、3、4、と分け、ページの下部に次ページの予告と、各ページへのリンクが用意されていることが多いですね。
 これは、最初のページで満足する読者と、その続きも気になる読者に配慮した構成といえます。


参考記事:

 こちらは日経プレジデントの記事となりますが、上記で挙げたページ構成になっています。
 1 ページ目で読者の心を掴み、次へ次へと読ませる工夫が施されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。 

これが「年収1億マン」の8つのオキテだ【1】 (日経プレジデント)[外部リンク]


ブログ記事のボリュームがどうしても大きくなってしまう場合は、シリーズ化してまとめページを用意する


 一般的に長い文章は読まれない可能性が高くなると述べましたが、ブログ記事のボリュームが大きくなると、そのボリュームに圧倒されてしまう読者がいることも確かです。



 そういった読者に配慮して、特集ページを別途用意し、その中に記事のリンクを配置していけば、後で訪問者が戻ってきやすくなりますので、リピート率の向上、アクセスアップも見込めるようになります。


参考まとめページ:

 こちらが、当方で用意しているまとめページの一つになります。
 このページをポータルにして、各記事に移動できるようになっています。
 読者が好きな記事を適当につまみ読みできるように配慮しています。

 ブログ記事を大量に抱えている方は、このようにリンク集をフリーページや別記事にまとめるようにすれば、一つの記事で大量の情報を盛り込まなくてもよくなるわけです。

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アフィリエイト画像をたくさん掲載しても、クリック率が劇的に上がるわけではない




 もともと、広告は物品やサービスを売りつけるためのものですから、読者にとっては邪魔でウザったい存在だからです。
 そういった邪魔なもので埋め尽くされたブログ記事は読んでもらえない可能性が高くなってしまいます。

 訪問ついでにクリックしてもらおうという魂胆は、読者に一瞬で見抜かれます。
 ですから、記事との関連性が薄いアフィリエイト画像をたくさん配置したり、無関係なバナーを貼り付けたりしてもブログの文字数が無駄に増えるだけで、プラスの効果はあまり見込めません。

 それどころか、Google のペナルティの対象になることもありますので、この辺は注意したいところですね。




まとめ


 ブログの文章をモニター上で読むことは、製本された書物を読むのとは目的も動作も異なってきますから、多くの読者を獲得したいと考えれば、読者のニーズに合わせた記事づくりが必要になってきます。

 長い文章は読まれないこと、ボリュームの大きな記事は敬遠されることを考えれば、万が一、楽天ブログの文字数が無制限に仕様が変わったとしても、一般読者にはあまりメリットがないことはご理解いただけたのではないかと思います。


 ある程度の情報量を持つ記事をたくさん書いているにもかかわらず、一向に読者が集まらないとお悩みの方に、少しでも参考にしていただければ幸いです。



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最終更新日  2013.09.25 11:15:14
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