2014.03.21
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 先日、楽天ブログ専用 tweet タグ生成ツールに楽天プロフィールのシェアタグを生成する機能を追加したことをご案内しました。



 このようなシェアタグは自分とは無縁と感じておられる方や、このタグの存在意義がいまいち掴めないという方からのご意見をいただきましたので、今回は SNS シェアタグ(シェアボタン)について補足させていただくことにしました。

ネットでの情報交換には SNS が欠かせなくなってきている


 ソーシャルネットワーキングサービス(以下 SNS)は、誰でも気軽に参加できるのが特徴です。
 ブログを運営するには、ある程度の文章力を必要としますが、SNS は限られた文字数の中で自分の思いを表現したり、口コミを投稿したりできるため、文章を書くことが苦手な人でも使えるサービスとして人気があります。

 SNS で誰かが投稿した意見は、ほぼリアルタイムで世界に向けて発信されていくため、ちょっとした失言が驚異的なスピードで拡散され、ネット上のみならず、実生活にも深刻な影響を及ぼす可能性があることはニュースでご覧になっている方も多いことと思います。


 そのような理由から、SNS は危険なツールとして、敬遠している方も意外と多いかもしれません。
 用心すべきなのは間違いないのですが、SNS は上手に使えばあなたのブログを適度に(人によっては爆発的に)盛り上げてくれるツールになってくれます。


 人気ブログと炎上ブログの違いは以下のとおりです。

― 訪問者にとって興味深い記事や、役にたつ記事が SNS でシェアされると、あなたのブログのアクセスが増えて人気が出ます。
― 訪問者の反感を買う記事や、モラルに反する記事が SNS でシェアされると、あなたのブログは炎上します。


 また、情報拡散力の強さを利用したサービス(広告)戦略を狙い、数多くの企業が SNS 商戦に乗り出しています。


情報拡散のしくみをテキトーにおさらい


 ネット上の情報拡散についてすでにご存知の方には特に新しい情報ではありませんが、ブログと SNS の違いがよくわからない、SNS は手間がかかるので敬遠しているという方には、以下の 3 パターンが参考になるのではないかと思います。



[パターン1]コミュニケーション機能のないブログ(Web ページ的な利用)

 従来の一般的な Web ページ形式のブログですね。

通常のブログページ


 このような場合は、訪問者が訪問記録を残す手段がないため、ブログ管理者と訪問者の対話が実現することはありません。
 このため、読み逃げが基本になります。

 このパターンでの情報拡散は、検索エンジンからのアクセスか、ブログ、大手掲示板、または SNS 利用者による能動的な拡散(各人が記事で取り上げる)に限られています。



[パターン2]コメント欄つきのブログ

 こちらは、コメント欄の設置によって、訪問者からの意見や感想を集められるようになっているブログです。
 コメント数が表示されることによって、よく訪問されている記事なのかを知る目安にもなりますし、コメントが投稿されていれば、当然クリック率も上がります。

コメント欄つきのブログページ


 また、ブログに訪問者の名前や訪問者のブログへの URL を残したりすることができるのが特徴です。
 このリンクを辿ってその先のブログへと情報が拡散されていく可能性があります。



コメント欄の考え方
(クリックで原寸表示)

 図中、緑色で示したのが楽天ユーザです。

 楽天ブログに楽天ブロガーがログインした状態でコメントを残すと、そのブロガーの URL がコメント欄に記録されます。
 これにより、その URL 経由で情報が拡散される可能性が出てきます。

 楽天ブロガー以外の訪問者でも、自分のブログや掲示板、SNS などであなたの記事を取り上げることによって、情報が拡散される可能性がありますが、その分手間がかかるのがネックになります。




[パターン3]コメント欄と SNS ボタンタグの両方がついているブログ

 こちらが、最近の楽天ブログでおなじみのシェアボタン付きのブログになります。

コメント&シェアボタンつきのブログページ

 これらのボタンは、外部の SNS サービスへの窓口として機能します。
 つまり、訪問者がこれらのサービスを利用している場合は、簡単なクリック操作で情報を外部 SNS に向けて発信することができるのです。

 SNS のしくみは、発信者がフォロワー(ファン的な存在)に向けて情報を発信することによって、一回の操作でフォロワー全員に情報を通知できます。
 つまり、フォロワーの人数が多ければ多いほど、情報は多方向に向けて発信され、フォロワーのフォロワーがさらに情報をシェアすることによって、情報がより多くの人びとに拡散されていきます。

 以下がその様子をざっくり示したものです。

シェアボタンの考え方
(クリックで実寸表示)


 まず、あなたが書いたブログ記事の SNS ボタンを 6 人の訪問者がクリックしたとします。
 これが一次シェアとなります。

 このとき、ある訪問者が 5000 人のフォロワーを抱えていた場合、一回のシェアで 5000 人にあなたのブログの情報がシェアされることになります。


 つぎに、SNS で上記のシェアを見かけたフォロワーがあなたの記事を読んで興味を持った場合、シェア情報をさらにシェアしてくれる可能性があります。
 これが二次シェアとなります。


 この要領で、訪問者による SNS シェアの連鎖が続くと、当然のことながらあなたのブログに爆発的なアクセスが集まるというしくみです。


 もちろん、ブログ管理者が自分で外部の SNS にブログ記事を告知することによって、自身のフォロワーからのアクセスを期待する方法もありますが、自薦的な情報拡散よりは、他薦による情報拡散がより強力なものであることはご理解いただけると思います。

そういうわけで、SNS のシェアボタンは訪問者のためにある


 ここまでで、SNS ボタンの用途をご理解いただけたことと思います。

 たとえあなたが SNS 利用者でなかったとしても、SNS ボタンを配置しておけば、訪問者が勝手に情報を拡散してくれる可能性が高くなります。


 現在、楽天のフリーページには twitter ボタンや楽天プロフィールボタン等が自動配置されません。
 そこで、どなたでも気軽にタグを生成していただけるようにしたのが、先日ご紹介させたいただいたツールとなります。

 また、外部ブログをお使いの方でも、楽天プロフィールボタンを配置しておけば、楽天プロフィールユーザからのシェアも見込めるようになりますので、必要に応じてご検討いただければと思います。


SNS シェアボタンリンク生成ツール [新しいタブで開きます]

 このツールをご利用になっても、あなたの情報は当方にはいっさい送られてきませんので、どうぞご安心ください。



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最終更新日  2014.04.06 15:49:10
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