全2件 (2件中 1-2件目)
1
12月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1481ナイス数:16深川にゃんにゃん横丁 (新潮文庫)の感想宇江佐さんは初読みです。深川下町人情物。幼馴染っていいですねえ。猫ちゃんが中心というわけではないけれどあちこちで姿を見せます。父親と娘の話は娘がけなげだったなあ。大店の隠居がなぜかこの横丁に住み着くのも面白かった。読了日:12月13日 著者:宇江佐 真理あなたのいない記憶の感想記憶って、ときに曖昧で間違ったこと作られた記憶があるってことに気付かされる。そういえば私も自分の記憶のように思っていたけど、実際は周りの家族からずっと言われ続けていたのでそれが刷り込まれてしまったって言う事がある。このお話では心理学的現象であるとか難しい説明も出てきて勉強になった。読了日:12月20日 著者:辻堂 ゆめ犯罪者 クリミナル 下の感想おもしろかった。盛りだくさんだった。事件にひと山もふた山もあり敵が半端なく頭が切れてこちらのやり方を推測し、ほぼ当たっているのだ。おそろしい~~。事件が終わった後が結構長く作者がこの三人の主人公たちに愛着があるんだなって思う。読了日:12月28日 著者:太田 愛犯罪者 クリミナル 上読了日:12月28日 著者:太田 愛読書メーターだいぶ時間がたってしまったけれど、先月分の本をまとめてみた。太田愛さんの本が面白い。早く次の本(天上の葦)も読みたいのだがまだ文庫にならないからなあ。宇江佐真理さんの書く人情物はいいなあと思うよ。今回の主人公たちは一線を退いた中年男女。薄い壁一つで繋がった長屋暮らし。隣近所の暮らしは筒抜け。おせっかいを焼く女房たちがいて、また長屋をまとめる大家がいる。そんな時代の暮らしもまた楽しい。
2018.01.28
コメント(0)
結婚(2017)監督:西谷真一ディーン・フジオカ柊子中村映里子松本若菜萬田久子貫地谷しほりストーリー 井上荒野の同名小説をTV「あさが来た」の西谷真一監督とディーン・フジオカの主演で映画化したドラマ。妻がありながら結婚詐欺を繰り返す男を主人公に、結婚を巡って浮き彫りになる男と女の孤独と欲望を描き出す。共演は柊子、古舘寛治、萬田久子、貫地谷しほり。家具店で働く工藤麻美は、まだ出会ってひと月もたたない古海健児からのプロポーズに舞い上がる。そして、2人で暮らすマンションの敷金として頼まれた100万円を渡した途端、古海は姿を消してしまう。彼の正体は、るり子という相棒とともに、結婚をエサに女たちを次々に騙しては金を巻き上げる結婚詐欺師だった。驚くことに彼は、そんな結婚詐欺を繰り返す一方で、本当の妻・初音と幸せな結婚生活も送っていたのだったが…。<allcinema>ネタバレ有りですディーン・フジオカさん、まじまじとじっくり見たのは実はこれが初めてかもしれん。男の色気がとってもよく分かる^^)こりゃ、惚れるわねえ私は小説は読んでいないけど、どうも小説とはかなり違うみたいね。古海(ディーン・フジオカ)の母との関係が重要だけど、小説ではそれがないのかしら??結婚=幸せなんだろうか?そして、これは母への復讐なのだろうか?でも騙された女性たちは結局彼を嫌いにはなってないのよね。古海の母は幼い息子を突き落とす前「私はこれから結婚して幸せになるの」と言った。その顔は幸せそうだっただから、彼は幸せにするには結婚するのが一番だと『結婚詐欺師』になったんだろう。お母さんを幸せにしたいってことかなあ。それが自分を幸せにするから。ずっと、ずっと母親を求めていたのだね。だから、だまし取る金額もそれほど大きくはないのだろう。お金じゃないから。ーでももちろん、騙される方にとっては大金だけど!泣くぞ!ー古海の妻、あれは彼の頭の中だけだよね。いやいや、あれは本当にいて彼をおいて出ていってしまったんだというコメントも読んだことがある。私はまぼろし説だけどなあ。その妻を演じた、貫地谷しほりが良かったですねえ。後、話の後半に出てきてインパクトありの萬田久子さん。彼女に持って行かれた感があります。そうそう、ディーンフジオカのピアノの演奏が聞けます。すてきです^^)女性たちみんなを幸せにできなかった古海は結局女たちを置いて海に飛び込んでしまうんだけど、ワタシ的には彼は柊(萬田久子)と一緒にクルーズ船に乗っていてほしかったなあと思うのでした。久しぶりの映画の感想がこの映画っていうのも面白いけど(笑)去年の映画の分ぐらいはまたぼちぼちとアップしておこうかなと思います。最近は映画館に足を運ぶことが少なくなりDVDが主です(まだDVDだよ)ぼちぼち、好きな時間にコツコツと見ております。たまりすぎないうちに、忘備録として書いておかないと~~。
2018.01.26
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1