カイバーマンのお仕事2

カイバーマンのお仕事2

2006年12月24日
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カテゴリ: 長七郎・松平右近
可愛がっていた子犬を殺そうとした子供。それを止めた辰に果たし状を贈ってくる。
その母は息子に町人の子供と遊ぶなと言うし、養子にと言ってくれた人に水をぶっ掛けるし、町人が果し合いを断ってきたら無礼者と呼んで斬りかかるし。
武士の鑑と言えなくもないが、どう考えても尋常でない。
長さんがついてるし大丈夫だろうと踏んだ夢楽堂の面々は、この果し合いをネタに瓦版を売るが、実は二人は身を隠す身だった。
……ま、敵討ちの前に犬や町人を試し切り(八つの子供に!)させようってんだから、簡単に同情できませんが。
二人の正体は、辻斬りに殺されお家断絶となった徒士目付けの遺児とその乳母でした。
二人に気付いた仇たちは、坊主を攫って締め上げるが、当時三つの餓鬼が何か知ってるわけねえだろ。
養い子が連れ去られて以来虚脱状態だった乳母さんに、五両で返すとの脅迫状が届けられるが、そんな金あるわけない。
長屋の住民たちがカンパしてくれたのに、施しは受けないと突っぱねる……ああ、この辺で考えを改めるかと思ったのに。

乳母さんは敵が捜す書状を長さんに託し、若様を助けてそのまま敵討ちに移行しようとするが、結局この人は、「ちっこくとも武士は武士」という考えから逃れられなかったわけだな。
「死んでも父上の無念を果たしなさい」という……。
長さんの乱入によって敵討ちは出来ませんでしたが、その口添えでお家は再興できました。
若君の前途を祝い、暖かく送り出そうとする長屋の面々。
若様はこれまでどおりおっかあとシロと暮らしたい、偽りの母とて本心ではそうしたい。
で、結局今の暮らしを続けるようですが、迎えに来た人たちの立場は?
これで就職がぱあになったような気がするぞ。
この話、長さんの説得も辰の男気も長屋の面々の善意も、全く通じてない気がするのは気のせいだろうか。





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最終更新日  2007年12月02日 18時59分00秒
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