カイバーマンのお仕事2

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2007年05月30日

職場訪問(後編の3)(一応お仕舞)(パラレル)

カテゴリ： BLEACHパラレル

「あたしにフェチっ気はないっ！」
鳴神が怒鳴ったが、井上は
「だってその店員さんが元彼で、今が石田君でしょ？普通それだけもめて別れたんだったら、逆のタイプを選ぶんじゃない？ルカちゃんはもてるんだし」
「どっちも成り行きよ！」
「石田、この売女と付き合っているのか」
日登の敵意に満ちた眼差しに、石田は眼鏡を上げつつ
「誹謗は止めたまえ。自分の格すらも落とすことになる」
「こっちの台詞だ！お前もこんなのと関わると、残りの学生生活が滅茶苦茶になるぞ！」
何があったか聞きたいが聞いていいものか迷う。

「針小棒大って言葉を知らないのか」
また喧嘩が再開されようとしたが、井上だけは全く動じず、
「眼鏡が本当に嫌いなら、石田君がそれだけ良いってこと？そうだよねルカちゃん」
うわあ。
笑顔で何聞いている！
ツンデレに、公衆の面前でデレ強要か？
有沢たちも石田も、日登までひいている。
「あ……あのね……」
鳴神は顔を引きつらせたが、井上は全く気にせず、
「そうなんだー、いっやー中てられちゃうねーこのこのっ！」
「あたしは眼鏡萌えよ！眼鏡なら誰でもいいのよ！」

石田は怒らなかった、というか二人とも二度とこの件について語ろうとはしなかった。

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