カイバーマンのお仕事2

カイバーマンのお仕事2

2008年07月13日
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カテゴリ: 鬼平犯科帳
葵小僧、大江戸初登場は7月15日。
偶然だけと近い。
「殿様のおなり」と称して押し入った盗賊、美女と評判のご新造を亭主の目前でとんでもない目に合わせ、精神的なダメージが大きかった女は入水しようとして兎さんとおまささんに救われる。
「お前オレが風邪をひきかけたのに、事情も話せないってのか」
そういわれてもちょっといえないよ。
亭主のほうは兄貴に相談、いかにも尋常な様子じゃなくて船宿の亭主(粂八)に目をつけられる。

二つの報告から、大体の事情を察した鬼平は「死んだ父の友達」と称してご新造のメンタル面のフォローをするが、結局亭主のほうが心中を仕掛けてしまう。
片手おちだったと後悔してもどうにもならない。

手代が賊を引き込んでしまったのは、お得意先の用人の声がしたから。

そして第二の犠牲者が出る。
被害者は料亭、声を真似られたのは板前。
首領はなんと「葵の御紋」入り紋付を着てやがった。

同心密偵総動員で事件に当たるが、第三の被害者が出る。
それも嫁入り前の娘が襲われ、助けようとした父が殺されるという酷いもの。
しかし世間は「葵小僧」と呼んで面白がり、被害者の顔を拝みにいこうという始末。

小さな小間物屋の夫婦が襲われるが、世間体を考えるととても名乗って出られない。
しかし7日後に再び襲われ「また来る」と言い残されたため、たまりかねて役宅に駆け込む。
「葵小僧」がこの二人に執着したのにはそれなりに理由があったが、それが奴の命取りとなる。

捕らえられた「葵小僧」はこれまで押し入った先をべらべら喋りまくるが、調書など初めから取られず、即処刑。
被害者たちは胸を撫で下ろす。


しかし「葵小僧」が現場で問答無用で斬り殺されるのを見た被害者夫婦は感涙に咽んでいたので、これでよし。

随分名ありキャラが多い話だったと思う。
スペシャルでもよかったかも。





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最終更新日  2008年07月13日 22時07分09秒
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