カイバーマンのお仕事2

カイバーマンのお仕事2

2008年10月25日
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カテゴリ: 暴れん坊将軍
遠乗りの途中で喉が渇いた上様、通りすがりの娘、お直に声をかける。
彼女は隠居して菊を作っている、老夫婦の下に通い奉公の身。
元藩士らしい夫婦もいい人たちだが、彼ら三人には無残な運命が待っていた。

吉原で隠れ遊びの秋吉藩藩主、女に迫っている間に頓死。
共の藩士たちはどうしていいかわからず、殿様を始終諫めていた元家老の元に。
……店子に口止めしてこっそり駕籠で帰ればいいだろう、と素人にもわかるがな。

いきなり古巣に担ぎ出された爺さん、芸者以下に硬く口止めして、病人という体裁で殿様を下屋敷に連れ帰る。
これで終わればよかったんだが、め組の面々が親切心から声をかけ、話が大きくなる。

思わぬところから上様に「どっかの藩主だか大身旗本が吉原で頓死」という話が伝わっていることを知らない秋吉藩の面々、とにかく藩主急死、養子縁組というプランを組む。


太鼓持ちが川に落ちて死亡。
それは藩の秘密を漏らしたくないが故の口封じだった。
指図を下したのは先日までのんびり菊を作っていた爺さんだが、証人の一人・船頭の与一がお直ちゃんの恋人とは知る由もない。
うわあすっかり人相も悪くなって。

そして事件の臭いを嗅ぎ分けた老中も、暗躍を開始していた。
目的は、自分の息子を養子として秋吉藩に押し付けること。
せっかく藩がまとまったのに、と若い連中は老中暗殺を口走るが、それをこっそり見張ってる……名前覚えてないけどよくみる人。

与一は辛うじて一命を取り留めるが、お直ちゃんは真相に仰天。
臨時家老も可愛がっているお直の恋人を間接的に手をかけてしまったことを知るが、一度は藩のためにそのまま突っ走ろうとする。
修羅街道を足止めしたのは、老妻の涙だった。

だが若侍たちは暴走。

おまけに吉原の店一軒が皆殺しに。
老中はお直と与一、徳田新之助を殺して全てを闇に葬ろうとする。

爺さんは事件の責を負い、また藩の存命を願って上様の前で自刃。
藩は知行半減となる。

……正直、これだけ人が死んでいると爺さんの皺腹一つじゃ足りないと思う。





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最終更新日  2008年11月16日 20時50分46秒
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