カイバーマンのお仕事2

カイバーマンのお仕事2

2008年11月29日
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カテゴリ: 長七郎・松平右近
お前なしでは生きてはいけぬ、と芸者と一緒になった微禄の御家人。
しかし貧乏暮らしに飽き、ご新造が手内職で稼いだ金を持ち出す日々。
ため息ばかりの雪絵さん、御直参の奥方より大工か何かと一緒になればよかったかも、というのが本音。

ある日亭主が「病気のお嬢さんの見舞い兼遊び相手」というバイトの話を持ってくるが、それは真っ赤な嘘。
忠実な小物は、様子がおかしい彼女の身を案じるが、ご新造は彼を使いにやり亭主と一対一で対決する。
だが、金と出世のために目が眩んだ男は、無理を通して一緒になった女を殺して井戸に投げ込むのだった。

「女房は間男を作って逃げた」
というわりには、金も面子も気にせずけろりとしている直参旗本に、疑問を抱く何時ものメンバー。
様子を見に行った音松とお蘭ちゃん、荒れ屋敷の中で怪現象に遭遇する。



いや偽幽霊なのはわかっているけどさ!

「しもやのごけにんたむらさだじろうはひとごろしにそうろう」
投げ文を読んでいた親分と若旦那、本当なら目付けに報告して手柄にしよう、とわざわざ夜中に井戸を探索に行く。
何故って仮にも直参の屋敷で、堂々とは調べられないから。
井戸は案外浅く、簪が落ちていたが死体はない。
だが、二晩も遊び歩いていた亭主は、死体を井戸に投げ込んだままにしていた。

二十歳過ぎて独り身の大身のお嬢様、どんな化け物かと思ったら可愛らしいじゃないか。
何故連れ合いに逃げられた微禄の御家人と一緒にならなくちゃいけないんだ?
確かにちょっといい男ではあるが……。

全ては、小者の常平と、軽業をやっている妹の花絵さんの仕業だった。
あの手紙は双子の妹にあてたものだったのか。

これを知った藪先生、二人に加勢して仮祝言をぶち壊そうとする。
恐怖に狂った男は新しい妻を斬り殺してしまうのだった。

え、お嬢さんは別に何もしてなくね?
親の因果か?
そりゃこれ怪談だけど……。





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最終更新日  2008年12月13日 21時03分50秒
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