カイバーマンのお仕事2

カイバーマンのお仕事2

2009年03月08日
XML
カテゴリ: 必殺シリーズ
田中様にお見合いが持ち上がる。
筆頭与力の片岡様の口利きで、向こうから惚れてきて、というまこと結構な話だが当人は渋い顔。
物好きもいるもんだね、と笑っていた中村さん、親代わりを申し付かる。

島帰りの元旅籠女中おちか、島帰りから帰るも迎えてくれるものもいない。
実は彼女は恋人の罪を被って自首したいうのに……。
商売するつもりで船着場にいたお加代さん、衝撃で倒れた彼女を拾って帰る。

「何でも屋とおっしゃいましたね。どうかこのお金で、三味線やの、勇さんって人を……」
いきなり勇さんの自称恋人が登場、お加代さんは詰りに行くも「身に覚えがない」と逃げられる。
「何時か、こういう日が来ると思ってたよ」

オレが女房にしてやるなんていうか、は紛れもなく本音だと思うが……女が誇大に思い込むってよくある話だし……引き合わせてみれば全くの別人だとわかるんだが。
考えてみりゃ「ゆうじ」なんてありふれた名前だし。

お見合いを恐れる田中様をなんとか宥める中村さん、あんたも見合い結婚だったよね。
不浄役人は出世できない、この際大店のお嬢様と一緒になったほうが利口ってのは筋が通っているが、元々仲が悪かったのでどうも裏があるようなないような。

偽物の勇さんは、本物の勇さんの弟子の亭主で、米問屋の主になりあがっていた。
うっかりおちかさんと再開してしまった男、彼女の居場所を探るべく手伝いを頼んだのは、何の因果か何でもやのお加代だった。

恋人に「知らない」と言われたおちかさん、酔って絡んだのが本物の勇さん。
今度は彼に拾って帰ってもらうことに。
「三味線やなんだ」
「ああ、勇次ってんだ」
あの人と同じ名前で同じ三味線弾き、と一瞬和むおちかちゃんだが、この後はお決まりの展開となる。


という田中様の部屋にあるのは、蒔絵の小箱に人形に花に羽子板にえーとえーと。
知ってたけど吹いた。
連行されるように連れ出された田中様の前に現れたのは評判の美人、じゃなくて評判は美人。
一言で言えばおでぶちゃんだった。
幸い向こうも「こんななよなよした人はいやーん!」と言ってくれたが、なんか女嫌いに拍車がかかりそうだね……。


その上、脳震盪どまりってのが凄い。
夫婦を一気につりあげて30秒くらい悶絶させる勇さんも凄い。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年03月09日 18時34分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[必殺シリーズ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

バックナンバー

2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月

コメント新着

有馬頼寧@ Re:新必殺仕事人 「主水 バクチする」感想(04/15) 冒頭の坊ちゃん 泣けますね。
多田和己@宮城野高校16回生@ Re:魔神英雄伝ワタル 最終回感想(02/04) うんこちんこまんこうんこちんこまんこう…
多田和己@宮城野高校16回生@ Re:必殺仕置人 15話「夜がキバむく一つ宿」感想(04/21) うんこちんこまんこうんこちんこまんこう…
多田和己@宮城野高校16回生@ Re:五瓣の椿 最終回「父と娘」(10/26) うんこちんこまんこうんこちんこまんこう…
多田和己@宮城野高校16回生@ Re:五瓣の椿 最終回「父と娘」(10/26) うんこちんこまんこうんこちんこまんこう…

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: