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2014.03.07
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カテゴリ: HONDA TLM50
TLM50のピストンとシリンダー内部の点検を兼ねてシリンダーヘッドとシリンダーを外したので、油汚れを落としてブラストを行う。シリンダーもヘッドもアルミ製なので、耐熱塗料の下から腐食して所々白い粉が吹いているし、塗料が腐食により盛り上がっている所もある。アルミは鉄と比べて塗料を剥離してサビを除去するのも早い。プラグホールを傷めないために、プラグはねじ込んだままでブラストを行った。
ほぼ綺麗になった所で耐熱塗料を吹くのだが、純正のような艶がある耐熱塗料が見つからない。販売はしているようであるが、近所の店には置いていない。仕方がないので、車用のつや消し耐熱スプレーを吹く。
耐熱塗料は吹いた後にオーブンなどで焼くと、塗料の密着性が良いようであるが、家のオーブンは流石に使えないので、気休めにヒートガンで炙っておいたがあまり効果はなさそうである。
塗装が終わったので組立にかかる。シリンダーを4本のスタッドボルトに挿し込み、2本のピストンリングを押さえながらピストンを挿入するのだがこれが何度やっても入らない。挿入角度が悪いのか、ピストンリングの位置が悪いのか、全く入る気配がない。業を煮やしてコンロッドからピストンを外す事にした。精密ドライバーで左右のピンリングを外してピストンピンを抜くのだが途中で止まって抜けない。かなりキツキツである。コンロッドを痛めないように細心の注意を払いながら鉄棒で叩くと何とか抜けた。外したピストンをよく見てみると、2本のピストンピンの溝にそれぞれ1箇所広がっている箇所があった。この場所にピストンリングの開いている所を合わせて入れてみると上手く入った。このマークを合わさないとダメなのね。
ピストンピンを苦労して嵌め込み、何とか組み立てた。
P1010783.JPG
腐食して白い粉を吹いたシリンダーとヘッド
P1010785.JPG
ブラストを終えたシリンダーとヘッド
P1010793.JPG
エンジンに取り付けたシリンダーとヘッド





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Last updated  2014.03.07 06:36:04
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