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嬉しがってgagを走らせた。近くには瀬戸内海、そして瀬戸大橋が見渡せる景勝地がある。瀬戸大橋のたもとで記念撮影。(写真1)ここに行く途中、エンジンがプスプスプスーーー止。同じ症状で止まった。ちょっとホースを外したりするとガソリンが通り、走ることができる。動いている間のエンジンは調子いい。エンジンが止まるまでの走行距離はまちまち。もう少し走った漁港で更に1枚。(写真2)なんか大きなバイクみたいに写ってるけどgagは小っちゃい。4速全開を試すと7,800回転で60km/h弱が限界。10kmほど走って家に帰るまでエンジンは止まらなかった。ガソリンが来なくなる原因を通路に従って探る。タンク=ホース=コック=ホース=フィルタ=ホース=キャブという通路だ。タンクからガソリンは出ている。コックへ行くホースok。コックもok。コックからのホースok。フィルタ出口は、と、ここで?がついた。フィルタは新品だし、透明だからガソリンは見える。でも時々フィルタの中が空の時があった。フィルタを中心にいろいろやってみたらガソリンが通るときと、通らないときがあることに気づく。外して一度口に咥えて吹いた後はガソリンが通り、その後何かの拍子で通らなくなることが分かった。新品なのに!(写真3)そこでバイク屋で新たにフィルタを買ってきた。さっきの紙フィルタより安い。(写真4)替えるとサラサラと流れる。これだけのためにどれだけ悩んだか。教訓、このテのフィルタには注意せよ!これでエンジンが止まることはなくなり、gagの距離メーターは50kmを加えた。後日談、この話をバイク屋の社長にしたら、紙製フューエルフィルタには不良品があるようで、社長も経験したことがあるようだった。(藤)写真1写真2写真3写真4
2012.03.01
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とうとう50回も続けてしまった。最終回である。今日もホームセンターをウロウロ。10枚300円で見つけたのが、種をまいて芽が出るまで植えておくナントカという代物。(写真1)これ、バイクを分解したときネジなどを分けて入れておくのに便利だ、と買ってしまった。完成に近づいたのでもう必要ないかもしれないけど。バイク屋に行って5年の自賠責保険をかけてもらった。これで公道が走れる。(写真2)1年3,000円と考えれば安いかも。ちょっと確認のためタペットカバーを外す。(写真3)エンジンをそっと回してみる。オイルがピュッ、ピュッ、と飛ぶ。ここだけでは分からないがオイルも回っているようだ。ミラー、後方カウルを付け、ガソリンタンクにはハイオクガソリンを4L奢っていざ出陣!。(写真4)アイドリングも2,000回転で安定したのでスタート。100m程走るとプスプスプスーーーー止。あれーっ、なんかガソリンが行っていないような止まり方。あちこち見るがよく分からない。タンクを外しガソリンの流れを確認して再度出発。今度は大丈夫。ホースでも挟まっていたのかなぁ。バイク屋に行って社長の息子に見てもらった。異音も出ていないし、アクセルもよく反応するし、と太鼓判をもらって5kmほど試乗。帰ってきたらキャブがオーバーフロー。またまたキャブをばらすことになる。gagのフロートバルブは真鍮そのもの。HONDAのフロートバルブは薄くゴムが巻いてあった。真鍮そのものだからちょっとのゴミでも付いたら漏れる。再度掃除して組み込んだら漏れも止まった。何度キャブを外し、組み立てたことか。寒い朝でもチョークを引くことなく、静かにキックを踏み下ろすとポロポロポロとエンジンがかかり、1,200回転くらいで回り始める。まことに調子が良い。完成である。昨年10月から初めて4ヶ月かかってしまった。もともと愛着があって始めた修理ではないが、こうやって自分の手で直して走るようになると愛着がわいてくる。みなさん、ありがとうございました。(藤)写真1写真2写真3写真4
2012.02.27
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ようやく名義変更をした。原付の名変はカンタン。印鑑2つあればできる。gagをもらってきたとき、前持ち主は「数年動かしていない。その後は室内保管」と言っていた。書類をよく見ると、前前持ち主が昭和62年7月に購入していて領収書まであった。その後前持ち主に渡り、私の許に来たわけだ。ちなみに保険のステッカーは平成9年12月、ということは数年どころではない。少なくとも13年は動いていないわけだ。(写真1)それにしてもエンジン運転音に異音は発生していない。ただ不安なのは、オイルが必要なところに回っているか、だ。オイル通路のどこかが詰まっていたら、そのうちどこかで異音がし始めるだろう。そのときは予備のエンジン(部品取りで買った丸ごと1台!)がある。このgagが完成したら、勉強のためこの予備のエンジンを分解、組み立ててみようかと考えている。このバイク、スポーティー仕様(?!)なのでフェンダーが短い。試乗していたらタイヤがはねた泥があちこちに飛ぶ。隙間が大きいのだ。(写真2)ステアリングポストの下は砂だらけ。(写真3)ちょっとかっこわるくなるが、ホームセンターでゴム板を買ってきてマッドガードを作ってみた。(写真4・5)おじさんにとっては格好よりも実益が優先。組み立てもほぼ完成した。タンクも乗ってハイオクガソリンを入れる。ハイオクは腐りにくいので、置いておく時間が多いときにはこちらを選ぶ。アンダーカウルだけはもう少ししてから取り付けよう。保険をかければ公道デビューだ。(藤)写真1写真2写真3写真4写真5
2012.02.26
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1速で静かに走り出す。平坦なところはokである。クラッチもひっついてなかった。ただ、クラッチのミート位置が好みではない。だいぶ奥でつながる。もう少し手前にしようとワイヤーを調整した。平坦なところはいいのだが、上り坂になるとパワーがなくて、エンジンが止まりそうになる。どうもガソリンが薄いか足らないような気がする。キャブのピストンを外して、ニードルの位置をあげてみるがあまり改善しない。メインジェットが完全に掃除できていないのかもしれない。メインジェットの詰まり方は尋常ではなかった。そこで、再度メインジェットを取り外して穴を覗いてみた。メインジェットの穴が小さいような気がする。そこで細いドリル刃でもんでみることにした。真鍮を削り本来の穴を大きくしてしまったら元も子もないので、本当はドリルは使うべきではないのだが・・・。何種類かあてがってみて0.8mmがいいようだ。(写真1)真鍮を削らないように慎重に手で回すとドリルの頭が出てきた。ン、ゴミが乗っておる。(写真2)これだ、と何度か手でグリグリしたらゴミは出てこなくなった。(写真3)穴もきれいに整ったと思われる。(写真4)ついでに再度フロートの高さ調整をして、メインジェットを組み込んだ。ニードル位置は上から2段目に変えた。エアースクリューは1.5回転戻しで始めたが、どちらかに少し回してアイドリング回転が一番上がるところで止める。後に手に入れた諸元表では1回転と7/8戻しが標準だった。キャブ内部が正常であれば回転がゆっくり上下するはずだ。果たして、・・・大成功である。エンジンは8,000回転まで吹き上がり、坂道も難なく上がるようになった。アイドリングも2,000回転で安定している。本来はもう少し低いはずだが、この回転が調子いい。ただ、難点はライディングポジションである。おじさんにセパハンはきつい。(藤)写真1写真2写真3写真4
2012.02.25
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走行試運転中のガソリン供給は、ガソリンタンクでは邪魔になってしょうがない。どうしようかと考えてホームセンターへ。買ってきたのはプラスチックのオイラーである。120円ほどと安いので買ってすぐに穴を開けてやった。これにゴムホースを挿し、適当なところに吊し、穴からガソリンを入れる。(写真1)ゴムホースの先は当然ガソリンコックである。アイドリングも落ち着いてきたが、キャブからガソリンが漏れる。どうもレベルが高いようだ。もう一度外し、フロート室を開けた。フロートバルブを押している爪をすこし広げて再度組む。(写真2)買っておいたチェーンを付ける。箱から出して当ててみるとずいぶん長い。ピンを抜いてコマを落とさねばならない。グラインダで削ってもいいのだが、ここはバイク屋へ行こう。で、社長に特殊工具でピンを抜いてもらった。(写真3)ものの30秒!。再度持って帰り組み付ける。回転方向を間違えないようジョイントし、チェーンの張りを調整して愈々試乗である。走るためには走行中もガソリンを供給しないといけない。タンクは付いていないのでとった方法がこれ。(写真4)左ミラー根元にオイラーをくくりつけてやった。ちなみにミラーが無いと根元がびびってやかましいので、折れたミラーの根元を仮付けしてある。さぁ、これで試乗だ。ブイーーーン、ブイーーーン、あれっおかしいぞー。(藤)写真1写真2写真3写真4
2012.02.24
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gagに付いていた社外品と思われるタコメータは正確なのだろうか。どうやって計ればエンジン回転数が分かるだろうか。以前所持工具の中で回転数を計る計器を紹介した。(写真1)これを使ってみよう。この計器が信号を拾うためには反射テープを回転する物に貼らなければならない。フライホイールなどはオイルに浸っていて貼れないしどこに貼ろうかと考えた結果、ドライブスプロケットに貼ることにした。エンジンを回し計測してみた。(写真2)これから計算でクランクの回転数を導き出す。諸元をネットで調べると、このエンジンの1次減速比は3.842、1速3.400、2速1.933、3速1.315、4速1.095とあった。とすると1速の総減速比はかけ算で13.0628、4速は4.20099と出た。写真は463rpmを指している。このとき4速、タコメータは2,000rpmを指していた。463rpm×4.20099=1,945rpm!なんとこのタコメータはほぼ正確である。タコメータ4,000回転時4速でドライブスプロケットは920rpm、同じく6,000回転時1,400rpm、計算するとそれぞれ3,870rpm、5,889rpmとなり、他のギヤでも計算してみたけどこれまたほぼ正確であった。このエンジンは7,000rpm時5.2PSらしい。よって7,500rpm以上回さないようにしよう。(藤)写真1写真2
2012.02.22
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何度かエンジンをかけ、10ン年前のオイルも攪拌されたので新しいオイルと交換する。このエンジン、原付のくせにオイルフィルタを装備している。(写真1)オイルを抜いてみた。数百ccは入っていたようだ。さすがに真っ黒である。(写真2)オイルフィルタを交換するため、フィルタケースの蓋を緩めようとドライバで回すのだが回らない。頭をなめそうなのでインパクトレンチを使って緩めた。(写真3)残ったオイルを拭き取りきれいに掃除し、新しいフィルタを組み込んで蓋をする。ついでになめないようにステンレスキャップボルトに替えた。(写真4)真ん中の大きなボルトは何の役目をしているのだろう。外したとき見たけど刺さっているだけ。内側にバネがありフィルタを押しているけどボルトの必然性が無い、よくわからん。ケースにはオイル量600ccの鋳込みがある。600cc入れてゲージを見たけど届かない。もう少し足してゲージの真ん中あたりでやめた。150ccくらい足しただろうか。エンジンを回してみたら少し重い感じ。10w-30を入れたのだが、抜いたオイルは古くなって粘度が落ちていたのかもしれない。(藤)写真1写真2写真3写真4
2012.02.21
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キャブの調整にかかる。エアスクリューの戻し量は、サービスマニュアルがないのでわからん。で、とりあえず1.5回転戻しではじめる。そのままではエンジンはかからず、チョークを引けばかかる。アイドリングというより4-5,000回転で回転が上がったり下がったり、チョークを戻せば止まる。少し暖まればだいぶましになるけど、やはり不安定。ちょっと混合気が薄いようだ。キャブのジェットニードルを外してみた。クリップの位置は5段中、上から2段目だった。(写真1)ニードルが下がってガソリンの量が少ないのかな。一段上げて真ん中にして組んでみた。(写真2)今度は回転は高いもののフラフラは収まった。アイドリングストップスクリューで回転数を下げて、2,000回転ぐらいで落ち着かせる。でもこの回転計、合って のかなぁ。回転計のコードはIGコイルの一次側につながっている。ピックアップはクランク軸だから1回転毎に信号を送っているはず、とすれば、合ってるか。でもなんか実際の回転数より表示が高いような気がする。アクセルを開けると回転は上がるが、回転落ちが悪い。もう少しキャブを調整しよう。 ライトを付けてみた。ちゃんと点灯するし上下も切り替わる、テールランプや照明もok、ヨシヨシ大丈夫。最後にバッテリー両端にテスターを当ててみた。エンジン停止状態では、電圧は6.55Vだった。(写真3)エンジンが回ると電圧は7.47V。(写真4)発電状態もいいかんじ。(藤)写真1写真2写真3写真4
2012.02.20
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今日はいよいよキックを踏むぞ。その前にフューエルストレーナを付けなければ。簡単な網のストレーナはガソリンタンク内にあったのだが、予備の方だけについていた。そこで原付には似合わないようなストレーナを買ってしまった。コックからキャブに行くホースの中間に付けた。コックをゴミが通過するかどうか分からないが、まっ、いっかーてなもんである。ガソリンタンクはまだつけるわけにいかないので、適当なポリタンクにガソリンを入れてホースをつなぐ。(写真1)キャブのチャンバー室のビスを緩めると、ストレーナにガソリンが通り、チャンバー室下からポタポタ。(写真2)これでガソリンが来た。新しいプラグに替えてもう一度火が飛ぶか確認し、キックを踏む、圧縮もそこそこある。エンジン始動3点セ トが揃ったところでいよいよスイッチオーーーーン。ニュートラルランプ点灯。キックを、踏む、踏む、踏む。かからない。そりゃーキャブのエアー調整なんぞはエエ加減なんだから、と思いつつ踏む、踏む、踏む。更にチョークを引いて踏む、踏む、踏む、とワオオオーーーン、と突然エンジンがかかった。なかなか元気のいい音がした。慌ててチョークを戻すと、プスプスプスーーー止。チョークを操作しつつ撮ったのがこれである。(写真3)タコメータも生きておった。何回かエンジンは回ったが、当然アクセルに反応はしない。少し暖まったらエンジンオイルやフィルタを交換して、キャブの調整をしなければ。(藤)写真1写真2写真3
2012.02.19
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おおーっランプが点いたぞ。ニュートラルとサイドスタンドのランプが点灯した。(写真1)ストップランプは足ブレーキと手ブレーキで点灯確認。(写真2)ホーンも鳴る。ウインカーも点滅、上々である。最後にプラグを外し、エンジンの上に置いてキックを踏んでみる。パチパチと火花が飛んで点火系も大丈夫である。エンジンを回してみないと前照灯、発電系統、充電系統などは分からない。バックミラーは最後に付けることにする。このミラーはなかなか貴重品らしい。車体から飛び出すので、組み立て中や調整中、知らぬ間に体が当たって折ってしまうと涙がチョチョ切れる。マフラーを付けて終わりにする。次回はいよいよエンジン始動だ。(写真3)キャブにつなぐホースは他にもある。ガソリンがオーバーフローしたときに、下に落とすためのパイプを買いにホームセンターへ行く。最初白い3φのシリコンホースを買ってきた。オイルokとあった。ガソリンに浸けてしばらく置いてみると侵されぶよぶよになった。okじゃない!と次に燃料用ホースを買ってきた。燃料用と書いてあるのにガソリンだめ、とあった?。こっちは大丈夫みたいだ、値段はシリコンホースの半額。看板が違うぞ!。(藤)写真1写真2写真3
2012.02.18
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配線図を用意しておいたが、これくらいの配線だったら、配線図を見ることなく組み立てが出来る。色を間違えないようにして、コネクターは合うコネクター同士をつなげばいい。メスコネクタが緩くなっている場合もあり、ペンチですこしかしめながら結線していく。最後にバッテリーをつなごうとして、ハテナ?バッテリーの青線(アース)はオスコネクタ。車体側もオスコネクタ。(写真1)バッテリーの赤線(プラス)もオスコネクタ。車体側もオスコネクタ。(写真2)なんじゃこれは。バッテリーの種類を間違えたかも。でもまぁ、これくらいなら修正がきく。橋渡しの短い線を製作しておしまい。(写真3)バッテリーをつなぐ前に確認しておかねばならないことがある。それはアース。アース線がきちんと電気的にフレームにつながっているかを見ておかねばウインカーが点かない、てなことになる。フレーム側に切られているネジはすべてタップでさらっておいた。テスターを当てて、すべてのアースポイントで電気的に通じているかを見ておく。最近のデジタルテスターは、導通があるとピーッと鳴る機能が付いているので便利だ。すべてを確認してバッテリーをつないでキーをひねる。(藤)写真1写真2写真3
2012.02.17
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ガソリンタンクからガソリンコックに行く8φの汎用ゴムホースを以前買っておいた。gagのガソリンタンクからは外に向かってガソリンが落ちる短いパイプが出ている。ゴムホースをこれに挿そうとしてもささらない。ホースの穴が小さいのである。でもコック側はささる。むりやり挿さねばならないのか、と思いつつ部品を頼むときに純正を注文しておいた。果たして、袋を開けてよく見れば、なんと純正ホースはタンク側(写真左側)がコック側(写真右側)より太めに作られていた。(写真1)これでは汎用ホースは入らないわけだ。少し長めに作られているので切って使うように、と注意書きがあった。いよいよフロントブレーキホースをつなぐ。ホースは中に詰まりがあり、外したときに掃除して通るようにしておいた。ひび割れなどはないので使えるだろう。キャリパーとマスターをホースでつなぎ、バンジョーボルトを締める。初め、下側を開けておいてフルードを入れたら落ちていくかな、と思ってやってみたが落ちなかった。ブリーダースクリューにパイプをつなぎ、セオリー通りレバーをコキコキしてもフルードは出てこない。しかたないからホースの解放端を口に咥えて吸いながらコキコキ。お、出てきた出てきた。ここまでくればしめたもの、フルードを足しながら締めたり緩めたり。まだ泡が出てるぞ。(写真2)泡が出なくなったのを確認して、フルードを満たし完了。(写真3)(藤)写真1写真2写真3
2012.02.16
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早速組み立てにかかる。オーバーホールしたキャブレターを、インシュレータを間に挟み取り付ける。インシュレータの所から空気が入ると、エンジンに不調をきたすのでパッキンはインシュレータを挟むように2枚付けた。ばらしたときは1枚しか入ってなかったような気がする。油を染みこませておいたチョークワイヤとアクセルワイヤをつないで完成。作動性も問題なくスムースに動く。(写真1)コネクターを取り替えたメインワイヤーハーネスを車体に沿わせて取り付け、結線していく。タコメータから来た線は長かったので、適当な長さに切りコネクタを圧着。間違えないように付けていた付箋の通り結線する。(写真2)当然ながらエアクリーナエレメントはぼろぼろだったので、買っておいたスポンジを切ってエンジンオイルに浸し、固く絞って使う。(写真3)この金具より一回り大きく切らなければならなかったのに、このままの大きさで切ってしまった。まぁ、使えないことはないのでそのままエアクリーナボックスに入れて、キャブレターとつなぎフレームに固定する。(藤)写真1写真2写真3
2012.02.15
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ちょっと気になることがあり、解決するまでgagが触れなかった。その問題も昨日で解決し、部品も入ったので組み立てよう。今日は天気もいいし暖かい。用意した部品はこれ。バッテリーやプラグ、インシュレータ、ゴムホースなどである。(写真1)以前、車用品店でいい物を見つけた。ホースクランプである。(写真2)gagに限らずバイクのガソリンホースは針金状のホースクランプである。ガソリンコックにはこのように使われている。(写真3)これでも問題はないのだろうがたまたま見つけ、針金クランプより良さそうなので買ってきた。直径8φのホース用で2個で210円とちょっと高かった。ガソリンコックに新品ホース共々取り替えてみた。(写真4)何かしっかり止まったようで安心感がUPした。(藤)写真1写真2写真3写真4
2012.02.14
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キャブを組み立てることにする。キャブの全パーツはこれである。(写真1)ただ、エアースクリューの右にOリングがない。組み立て始めて中に残っているのが分かり、細いドライバーでほじくり出した。ゴムのOリングすべてとフロートバルブは新品部品を用意した。菱形のインシュレータとパッキン、ゴムホースは昨日注文したのでまだ手元にない。取り外したときにクリーナーに浸し、エアーで大まかに清掃をしていたが、改めてきれいにして部品交換、組み立てる。やはりOリングはすべてカチカチに硬化していて、新品を用意して正解だった。Oリングには薄くグリスを塗布してから組み立てた。エアースクリューやスロットルストップスクリューは、戻し量が分からないので今回は適当。フロートがあまりにも汚かったので、コンパウンドで磨いてみたらピカピカになった。(写真2)この頃のフロートは真鍮製だ。今はプラスチックが…いや、最近はインジェクションなのでフロート自体が無い。メインジェットを見ると、穴がない。クリーナーを吹いても開かない。荷札の針金で開けようとしても開かない。はじめからなかったのか、というくらい詰まっている。あまりやりたくないが細い針でつっついてようやく開いた。新品部品を組み込み、新しいパッキンに交換してフロート室の蓋をして完成だ。(写真3)(藤) 写真1 写真2写真3
2012.01.24
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今日は配線をいじってみる。このgagには社外品の電気式タコメータが付いていた。動作するかどうか分からないが、配線がしてあったので復元してみよう。つながっていた部分は分解の時、配線を少し残して切断していた。当然ビニルテープが巻いてあったが、はがすと案の定こんなつなぎ方だった。(写真1)電気屋さんとしてはこれは許せない。不確実なことこの上ない。車関係の配線パーツや工具もあるのでちょいとなおしてみよう。本日の材料と工具はこれである。(写真2)1本の線から2本に分けるためのコネクタと、絶縁被覆、圧着ペンチである。タコメータからの線は4本なのだが、1本はアースなのでコネクタの形が違う。3本は電源とランプ、そしてパルスだと思う。この3本を二股に分けた本体側ワイヤハーネスにきれいに確実に接続する。線が案外細くそのまま圧着してもすっぽ抜けそうなので、被服を剥がした銅線を折り返して2本束ねた形にして圧着する。(写真3)写真で差し込まれていない口に、タコメータからの配線が差し込まれ電気が流れるのである。3カ所製作して完了。昔はこのコネクタを手に入れるのに難儀したが、今はホームセンターや車用品店に10組1セットのようにパックされて販売されていて手に入れ易い。(藤) 写真1 写真2写真3
2012.01.23
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缶を開けるとき、通常の塗料缶はマイナスドライバーで蓋の周りをこじるとすぐに開くのだが、こいつはひつこい。こじてこじて全周こじても開かない。食い込んだ本体部分が持ち上がってくる。かなりこじてようやく開いた。周りはがたがたになった(写真1)シーラーは銀色で下の方にかなり沈殿物がある。割り箸ですくうとこの通り。(写真2)金属のような重たい物が沈殿しているようで、混ぜて混ぜて混ぜまくってようやく注入。でもまだ缶の底に沈殿していた。混ぜるのをやめるとすぐに沈殿するようである。この230CC缶は、20Lタンクがコーティングできる、とあった。gagのタンクは7-8Lなので多いが、缶は壊れて残しても保管ができないし、ほかにシールするタンクもないし、で、全量注入してしまった。入れる口はガソリン注入口なので中が見えない。30分ほどタンクを前後上下左右にゆっくりひっくり返しながら、内側全面にシール材が行き渡るように心がけた。このシール材は毛細管現象が強いのか、かなりスムースに流れ2mmくらいの小穴なら塞いでしまう。うまくできたと思うのだが、中の様子を見ることができない。ガソリン注入口から写真を撮ろうにも、レンズを近づけると光が遮られうまく撮れない。やっと撮れたのがこれだが、わかりにくい。(写真3)(藤) 写真1 写真2写真3
2012.01.16
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まだ暇になったわけではないが、ぼつぼつ始めようか。昨年末にタンク内コーティングをして完全に乾かそうと思っていたが、できずに越年してしまった。改めてタンクの中を見てみると、どうも錆が完全に取れていないようだ。そこで再度花咲かGを使うことにした。一度使ったGを注入し、一日おいて液体を濾過してみると、なんとまだこんなに錆が出てきた。(写真1)今度こそ大丈夫だろうと水洗いの後リンスをしてストーブの横で乾燥5日。このとき気がついたのだが、このgagのタンクは走行状態でガソリンがなくなってエンジンが止まっても、タンク内は空にならないのだ。ガソリン流出穴が前方にあり、タンク後方が穴より低くここにガソリンが残る。タンクを前後左右にゆすりながらようやくリンスが抜けた。一直線穴あきオリジナルタンクは、ガソリンを使い切ったつもりでも後方に残った状態で保管されていたと思われる。いよいよタンク内コーティング剤の出番だ。昨年11月末にキタコで買っておいた、U.S.Standard Fuel Tank Sealer POR15という商品、230CC入りの缶だ。タンクの底の棒はガソリンが出てくる穴を割り箸で塞いでいる。(写真2)もう一つの穴は内部パイプでガソリン給油口につながっていて、塞ぐ必要はない。(藤) 写真1 写真2
2012.01.15
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タンク内をコーティングしようと専用の塗料を仕入れた。タンク内を完全に乾かさなくてはいけないので、ストーブの横で暖を取ること5日。(写真1)タンク裏側は錆を落とし、亜鉛塗料も塗った。平行して組み立てもぼちぼち進める。フロントキャリパーを組み立てる。内部部品は当然新品だ。(写真2)ダストシールの組み立て順序を反対にしてしまい、要らぬ時間を費やしてしまった。また、パッドを止めているバネを入れる方向が分からず、パズル状態が続く。先入観が邪魔をしてなかなか収まらなかったが何とか完成。次にマスターシリンダ。(写真3)こちらはそう難しいこともなく組み上がる。キャリパーはボトムケースに、マスターシリンダは右ハンドルに組むが、フルードを入れるのは最後にしよう、とここではホースも付けない。エキゾーストパイプを止める六角ボルトは、高熱にさらられるためよく錆びていた。ヘッド部分のボルト穴をタップで修正し、手持ちのキャップボルトを奢る。(写真4)このボルトは以前メグロ1Kを再生したときに買っていた残りだ。(かなりの年季が入っている)メインハーネスやキャブはまだだが、だいぶ形になってきた。(写真5)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4写真5
2011.12.25
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gagのカウルの一部に割れがあったので補強することにする。割れはフロントカウルのミラーの下(写真1)と、アンダーカウル下部(写真2)だ。割れは表と裏両方から見えるが、表はそのままで裏から補強を考えた。ホームセンターで探してきたものはこれ。(写真3)ガラス繊維が入ったパテである。本剤と硬化剤を混ぜて使うタイプだ。これの説明書がケッサクだった。「同量を混ぜよ」とある。チューブの大きさが違うのは一目瞭然。これを同量なぞできるはずがない。よくよく見ればチューブを搾り、出てきた量=この場合は長さ=を同量(同長)にせよ、というのである。同じように絞ったら、当然太さが違う、それを同長に絞り出すのである。本剤はガラス繊維が入っているのでスムースに出てこない。時々グニュッ、 プッと出てくるときがある。書かれたとおりにほぼ同量絞り出し、混ぜて素早くカウルの裏に塗布する。少し厚めにに塗っておいた。15分程で硬化が始まり、色はともかく、完成した。(写真4)あとはペーパーで均せばいいだろう。そこそこ強度もあるようだ。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.12.23
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外すのに難儀したオイルシールを打ち込む。ソケットレンチのコマを利用し、木槌で打ち込む。やはり固かったがうまく打ち込めて、ストップリングを挿入して完了。(写真1)その後、新品のインナーチューブを差し込み、中のピストンも組み込んだ。分解の時のにわか特殊工具が役に立つ。ダストシールを挿入してできあがり。外していた三つ叉を組む。下側はボールが大きく、上側は少し小さい。グリスをたっぷりと塗ってボールを並べた。(写真2)ステアリングポストに慎重に差し込み、上部のフックナットを付け、アッパーブラケットを取り付けた。ここのフックナットの締め具合が肝心だが、ホイールを付けてから調整しようと、ここではゆるゆるの状態で終わる。フロントフォークを組み付け、スプリング、スペーサーを入れてオイルを94cc注入。左右のボトムケースをつなぎ、且つフェンダーのステーを兼ねている金具のプラスビスは、外すとき固く締まっていて頭を少しなめてしまった。そこでステンレスのキャップボルトに替えた。これなら錆びることもなく美しい。(写真3)リヤのスイングアームも組み立て、その後前後とも新品タイヤの付いたホイールを組み付け、押しながら移動ができるようになった。(写真4)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.12.21
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太さんの言うウレタン塗装をして、各部を上塗りしよう。買ってきたスプレーはこれ。(写真1)クリア塗装だから塗装前と塗装後を写真に撮ってもその違いは写らない。従って・・・まぁ見て下さい。(写真2)は塗装後のフレーム。ホイール各部もクリア塗装して組み立て、バイク屋に持って行って新品タイヤを入れてもらった。(写真3)バイクがギャグなのでタイヤもギャグを、とバイク屋が勝手に解釈して所謂ハイグリップタイヤを奢ってしまった。チューブレスタイヤなのだが、リムがチューブを欲しがるのでチューブも新品だ。ちょっと予想より高かった、トホホ。バイク屋でフロントフォークオイルを手に入れる。使う量は片側94ccなので250ccほどあれば事足りる。社長は「あげるよ」とただでくれた。(感謝、感謝)ほんでもってぼちぼち組み立てにかかる。ホイールを付けてからエンジンを載せるのは、原付といえどもやっかいなので、まずエンジンの上にフレームをかぶせ、その後フロントフォーク、スイングアームをと考えた。フロントフォークを組み立てる前に、オイルシールをオイル付けにして一晩置いておく。(写真4)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.12.20
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バイク屋でかちかちタイヤを外してもらった。案の定リムの中まで錆びていた。(写真1)リムとハブ部分をばらし、電動ワイヤブラシで錆びと塗装を落とした。塗装も完璧に落とせばいいのだが、少々手抜きをして荒らす程度に落とし、サフェーサーを塗った。(写真2)リム部分はアルミ製で錆は発生していなかったが、同じ色に塗るのでこれもワイヤブラシで塗装を荒らした。(写真3)写真右下のドリブンギヤが付く部品は、アルミ地肌で塗装をしていなかったが、ひどく錆が浮いていたので塗ることにし、錆を落とした。脱脂してサフェーサーを吹き乾燥を待つ。(写真4)gagのオリジナル青色はどうも出来が悪い。汚れを落とそうとパーツクリーナーを吹き、布でこすると青い色が布に付いた。今度も青色を塗るつもりだが、メタリックの青スプレーを仕入れてきた。ついでにウレタンの透明スプレーも売っていたので買ってきた。ウレタンは2液を混ぜるので面白い形をしていた。片方をパキンと壊すと硬化剤が本剤の方に入り、12時間以内に使い切れ、とあった。太さんの言う上塗りをウレタンでしてみよう。1本あればフレームからホイールまで塗れそうだ。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.12.12
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注文していた花咲かGタンククリーナーとマルチクリーナーが届いた。花咲か3兄弟である。(写真1)部品取りgagのタンクは外観はきれいで、叩いても変な音はしない。ただ、中は変質したガソリンの茶色い物質がこびりつき、変なにおいが満タンである。錆び自体はあまりなさそうである。まず少量の灯油を入れてシャカシャカしてみた。当然茶色い灯油に変質して出てきた。でも茶色い物質はあまり取れていない。次にキャブレタークリーナーを吹きかけ、おまけにタイヤチェーンを入れてガシャガシャしてみた。すると茶色い物質は取れたみたいである。タンクの口から水を勢いよく入れると、あふれた水には錆などのかけらが混じって出てくる出てくる。いよいよ花咲かGの出番である。お湯で20倍に薄めてタンクに投入、待つこと1日。花咲か液体をウエスで漉すと無残な錆の欠片が残った。(写真2)途中から漉したのでこんな具合だが、全部漉したらえらい量だったろう。残った花咲かGでリンスをしてタンク内が乾くのを待つ。防錆効果があるらしい。部品取りgagタンクは中がよく見えないが、大穴の開いたオリジナルタンクでも試してみた。大穴が開いているのでタンクを傾けながら半日ずつ4回に分けてやってみた。穴が開いているのでその結果がよく分かる。(写真3)花咲かGに浸かっていた部分から下がきれいになっている。部品取りタンクもさぞきれいになっているだろう。(藤) 写真1 写真2写真3
2011.12.11
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小物部品を塗装する。ステップなどはシルバー塗装し、外した小物部品を再度組み付けた。(写真1)割ピンは外すとき難儀するし、再利用はできないときもある。最近ホームセンターでRピンを売っているので、これに替えて組み付ける。(写真2)あとはホイールだ。gagはハブ部分がアルミ、リム部分が鉄でできており、両者をボルトで止め、全体を青色で塗装している。(写真3)油汚れはだいぶ落としたが、リムの鉄部分が所々錆びているので、錆を落とし塗装し直さなくてはいけない。(写真4)バイク屋に持って行ってかちかちになったタイヤを外してもらおう。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.12.03
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そうこうしているうちに部品取りgagを手に入れることができた。欠品部品もあまりない。謂ニコイチができるかも。従来のgagをA-gag、部品取りをB-gagとでも呼ぼうか。1.フロントブレーキはok。A-gagはスカスカだった。でもインナーパーツは購入済み。 2.アンダーカウルとチョークレバーが無い。A-gagにはあるので大丈夫。3.フレーム関係の錆はひどい。A-gagで塗装までしたので使わないだろう。4.タンク内は腐ったガソリンのにおいがする。外してあちこちをコンコンたたいてみた。振っても音はしない。外の底 の部分に錆は浮いているが使えそうである。これが一番ラッキー。5.フロントフォークボトムケースは、アルミの錆が浮いている。A-gagの方がきれい。 6.インナーチューブは上部が錆び錆び。オイルシールと触れる部分も少し錆びている。でもインナーチューブは新品部 品が出てきて購入済み。7.バックミラーが両方完備。A-gagは折れていたのでこれまたラッキー。8.シートも破れ無し。A-gagは一部破れていた。9.フロントカウルがかなり割れているが、A-gagは一部しか割れていないのでこっちを使う。 A-gagはバッテリーを逆接続していたので、電装関係に不具合があるかもしれないが、B-gagはちゃんと接続してい たので、電装部品はokだろう。 よく見るとこのB-gagフロントフェンダー先に白い塗装が、またリアには白い三角印がある。書類は49ccだったが、 ひょっとすると第二種原付登録をしていたのかもしれない。(藤)画像は下記にアップしていますのでご覧下さい。http://www.imagegateway.net/p?p=F3pAz8GT4ia
2011.12.01
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フレームの塗装が完成した。サフェーサーの上にシルバー塗装を行った。太さんの言うウレタンではないが・・・。ボルトの入る穴を塞がずに塗装したので、穴にも塗装が入っている。このままネジを締めるとボルトが痛むかもしれないし、電気関係ではアースがうまくとれないかもしれない。そこでタップをたてることにする。(写真1)今回使うのは10ミリ、6ミリ、5ミリの3本。一からネジを切るわけではないので仕上げタップだけで十分。(写真2)ステップ回りやステアリングヘッドのパーツも案外錆びている。(写真3)小物部品を外しサンドペーパーで錆を落とし、脱脂して箱の角に置いてサフェーサーを吹いた。(写真4)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.30
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タンクの一直線大穴の反対側にも小さな穴があった。ワイヤブラシをブン回し、塗装を剥がすと穴が現れた。このブラシは強力なため、錆で薄くなった鉄板ははじき飛ばしてしまう。その結果穴は案外大きくなった。そこに真鍮網を切ってはんだ付けすることにする。(写真1)今回網は裏側からあててみた。表に当てると、平面をならすときに大変だと思ったからである。表からはんだごてを当て、裏の網で止まるようはんだを盛った。案外うまくいった。(写真2)裏から網の状態を見るとこんな感じだ。(写真3)これに気をよくして一気に大穴を塞いでみた。棒はんだを1本使ってしまったがとにかく塞げた。(写真4)あとは水漏れテストだ。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.29
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さて、実験である。本日の材料は上から板はんだ(錫50%)、200Wのはんだごて、フラックスである。(写真1)何で200Wものはんだごてを持ってるかって。そりゃーバイク修理以外のあることに時々使うからです。まず、真鍮網を穴がふさがる程度の大きさに切る。(写真2)次にフラックスを割り箸に付けて磨いた鉄板と真鍮網に付ける。そして試しに少しはんだを付けてみた。(写真3)案外うまくはんだが流れ、止まったので続けて全体をはんだ付けしてみた。網の間にはんだが吸い込まれ、うまく穴が塞げた。(写真4)これほどの大きなはんだ付けにはやはりW数の大きなはんだごてが物をいう。横の穴は少し内側に折り、その上に網をのせて元々の部分とほぼ平らにしなければならないだろう。底の部分は見えないのできれいに仕上げる必要がないが、大穴はどのようにしたらある程度強度が出るか、燃料パイプの部分をどのように仕上げるか、またまた思案中である。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.22
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タンクの修理ができないかとあれこれ考えてみるが、なかなか妙案が浮かばない。某溶接所に断られたが、自分でできる修理ははんだを盛ることくらい。はんだでは強度がでないしなあ、と思いつつ別件でホームセンターを訪れたのだが、そこで見つけたのは、真鍮の板と網。(写真1)写真では両方板に見えるが、左が厚さ0.3ミリの板、右が30メッシュ(1インチの中の真鍮ワイヤの数らしい)の網。両方で1,100円くらいだった。これで塞いでみようかと板と網を見ながら考えを巡らし、だめで元々だと思い買って帰った。はんだを付けるには塗装を剥がし、ピカピカの鉄板にしなければならない。以前買っていた塗装剥離剤を試す。(写真2)でも薬品が弱いのか、塗装が強いのか一晩おいても塗装が剥がれない。仕方なく強力ワイヤブラシの出番。ディスクグラインダに付けブン回すと、剥がれた剥がれた。(写真3)でも、いきなりはどうかと穴の開いた底の部分で試してみようと、その部分も剥がした。(写真4)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.21
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フレームの塗装にかかる。フレームの奥まったところや、斜めに継いでいる所はワイヤブラシが届かず錆びも落としにくい。ある程度錆を落としたら、サンドペーパーでゴシゴシ。それでも手が入らないところは、亜鉛塗料を盛ってやる。その前に脱脂をしなければ、とパーツクリーナースプレーを1缶使ってしまった。。今回使用した塗料はこれ。(写真1)無線タワーの防錆用に買っておいたもの。フレームの奥まったところ(写真2)や、ステアリングヘッド下(写真3)なぞには、入念に塗った。その後サフェーサーを吹いて下塗りは完成。(写真4)天気のいいときに上塗りをしよう。ウレタン塗料がいいけど、今回はラッカーで済まそうかな、と思案中。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.20
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gagのフレームはむちゃくちゃではないが、あちこち錆びている。今回再生ではないが、錆があると見苦しいし、すべての部品を外したので、錆を落とし塗装し直してみよう。特に奥まったステアリングヘッドの下などはよく錆びている。(写真1)今回は電動工具と丸いワイヤブラシを使う。フレームは平面があまりないし、断面が丸や四角い鉄が使われている。電動ワイヤブラシといえども丸いフレームはなかなかブラシしにくい。最初は充電電池式のドライバを使っていたが、トリガをずっと握っていると疲れてくるので、写真のAC100Vドリルを使うことにした。(写真2)これは回転数が変えられるし、一定の所でトリガを保持できるので指が疲れない。細かいところは手でゴシゴシしなければならないが、電動工具のおかげでずいぶん楽だ。このあとは塗装にかかる。 写真1 写真2
2011.11.18
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エアクリーナーを開けてみた。太さんのバイクにあったのと同じ症状だ。エレメントはスポンジで、ぼろぼろになっていた。(写真1)そっと取り外したが、案の定砕けてしまった。(写真2)特殊な形状や、材質で作られていて製造中止になったら入手に困るけど、幸いスポンジなら作るのは楽ちんだ。ホームセンターでスポンジを探してこよう。(藤) 写真1 写真2
2011.11.11
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ホームセンターでおもしろい物を見つけた。TAJIMAというメーカーのアラカンという商品。(写真1)錆び落としの定番はワイヤブラシだが、広い範囲をゴシゴシするのに何かないかと探していて見つけた。黒い部分が粗めのやすり状になっていて、タンクの中の錆を掻き落とすのに重宝した。gagのマフラーは当然錆び錆び。特にエキゾースト部分はかなり腐食している。(写真2)丸いのでさっきのアラカンはあまり使えなかったが、ワイヤブラシと台所用の鍋のコゲ落としでゴシゴシ。マスキングをして黒の耐熱塗料で仕上げた。ビフォー(写真3)アフター(写真4)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.10
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このgagは言うまでもなく、古い。だいたい20年ぐらいは経っているだろう。そのため錆はもとより、プラスチック部品がくすんでいる。塗装しているところはまだましだが、黒いプラスチックは白っぽく変化している。これを元に戻す事はできないが、ましな状態ににすることはできる。バイク屋でウロウロしていると時々心の中で手を打っているときがある。これは使える!と。gagのバックミラーとそのステー部分は黒いプラスチックで、小傷やくすみがある。これを治すのがバーナーである。本来ステーとミラーは一体なのだが、首の所で折れている。三角の部品がステー部分。(写真1)ミラー部分。(写真2)これをバーナーで「炙る」のである。あまり炙り過ぎると溶けてしまうので注意。ステーを1本炙ってみた。(写真3)うまくいったのでミラーも炙る。小傷もあまり目立たなくなって、メデタシ、メデタシ。(写真4)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.09
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太さんのいうガソリンタンク用ではないが、以前買っていた花咲かGを試してみた。説明書にはそのまま刷毛で塗り、10分後に拭き取る、とあった。タンク内側全体に塗ってみた。拭き取る代わりに、またまた水で洗ってみた。するとうっすらとした錆はほとんど除去され、ひつこい、ぐちゃぐちゃの錆だった切腹か所もある程度取れた。(写真1)かさぶた状のさびはさらにワイヤブラシなどでこすり、もう一回花咲かGを使えばかなりきれいになって某溶接所に持って行けるだろう。汚かったフロントフォークアウターチューブもパーツクリーナーでゴシゴシ。だいぶきれいになった。(写真2)SHOWAのステッカーもこすったのでちょっと色が落ちてしまったけど、ヤレ感があってまっいっかー。でもこのステッカー貼った人、へったくそだなー。(藤) 写真1 写真2
2011.11.07
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このgagは雨ざらしにでもなっていたのかと前持ち主に聞いてみた。でも雨ざらしにしたことはなく店のディスプレイとして飾っていたという。とすると結露でもおこしてタンクの中に水が溜まったのかもしれない。たまたま知り合いの鈑金屋さんが来た。大穴の開いたタンクを見せて直るだろうか、と聞いたら、にこやかに「直る」と返事をした。これまた知り合いの近くの某溶接所の名前が出た。そこへ持って行ったら直してくれるだろうと言う。錆を取った後、持って行ってみるか。その鈑金屋はなんと昭和41年型 HONDA S600クーペに乗ってきた。う~~~んなつかしい。(藤)
2011.11.06
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くじけそうになりながらも、もう少し現実を注視してみようとタンクを洗ってみた。まず錆を出してみる。ゴム手袋をして掻き出すと出てくるわ出てくるわ。(写真1)臭くないのが幸いなので水でジャバジャバ洗う。やはり水溶性だった。タンクに水が入り底の部分に溜まったまま放置。その結果水と空気の境目が早めに錆び、タンク横の部分が一直線に錆びたのだろう。横一直線に穴が空いた。(写真2)タンクの中にカメラを入れて撮影してみた。タンクは逆さまにしてある。前方の部分と(写真3)後方の部分(写真4)の垂直面から上は錆を取れば使えそうである。問題は底の部分。特に後の部分は下方に向かって底板を曲げ、横の壁の部分とが2-3センチ重なった後溶接している。この袋状の部分が錆びているが、見えないので詳しく分からない。(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.05
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最悪だ。給油口から見る限りひどい錆は底の部分のみに思えた。最悪底の部分を鉄板か何かで取り替えれば使えるかと思った。そこでガソリンタンクの開腹手術を行った。使用する道具はジグソー。(写真1)どうせ取り替えるから、と思い切って切り取った。切り取る途中の振動で底の錆が落ちて錆の山が現れた。(写真2)おまけにその振動はタンク横の部分の錆も落とし、タンクの横にも穴が現れた。(写真3)錆は乾いた状態ではなく湿っている。給油口近くに落ちた錆はちょうど濃い灰色の塗料のような、どろっとした液体にまみれているが異臭はしない。(写真4)さー、これは困った。給油口などの上部はいいのだが、錆は底の周辺から上部に向かって上がっていっている状態だ。切り貼りで直るシロモノではない。ネットで中古タンクがあるかと探したが、さすがに無かった。最初タンクを見た時予想もしなかった結果にくじけそうである。 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.11.04
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ガソリンタンクの中は最悪だった・・・。給油口から覗くと底の部分に錆が蔓延しておる。振るとカサカサ音がする。ひっくりがえして底をよく見ると、何かが流れた跡が3-4カ所。もしやとつっつくと・・・ガ~~~ン、指が入ってしまった。外から見ただけでは分からなかったが、ここは塗装1枚でつながっていたのだ。(写真1)ABCなる印はホースを引っこ抜いたときに覚えに付けておいたのだが、そのときここの腐食は分からなかった。向こうに見えるは明るい丸は給油口。給油口から見ると当然お空が見えるのである。(写真2)さー、これは困った。どーやって修理しようか。下部分全部切り貼りしなくてはいけない。よく読んでいるモトメンテナンス誌でもこれだけの修理はしていたかなぁ。オークションで程度のいいタンクを探すほうがはやいか。(藤) 写真1 写真2
2011.11.03
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フロントフォークアウターチューブを2本ぶら下げてバイク屋に行ってきた。やはりバイク屋にはオイルシールを取り外す特殊工具が置いてあった。+字型をしている特殊工具で写真では見たことがあるが、現物は初めてである。先がキュッと曲がっていてオイルシールを引っかけるようになっており、左右横に出た部分が支点になる。+字の手前は長くここを引き下げると引っかかりの部分にオイルシールが引っかかって取れる。なんとめちゃくちゃ固かった。ゴムが硬化していて、中の輪状のスプリングは外れるし、結局オイルシールは砕けてしまった。でも何とか外れて持って帰ってきた。(写真1)太さんちで復活したHONDAのキーをガソリンタンクの給油口に差した。固かったが口が開いた。(写真2)太さん、サンキュ・・・ギャオーッ(藤) 写真1 写真2
2011.11.02
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様子が分かればあとは簡単。2本目のフロントフォークはすぐに分解できる。(写真1)こんな調子でラチェットハンドルをキコキコ回す。注文していた部品がほぼ入荷した。なんと驚くことに欠品なし。古いし数の少ないgagだから少しは欠品があるだろうと思っていたが大丈夫だった。そんな中で注文したのはフロントフォークインナーチューブ2本。付いていたインナーチューブは錆びて虫食い状態。これではいくら新品のオイルシールを入れてもまたオイルが漏れる。原付だからそんなにはしないだろうと思ったのだが、案外高かった。(写真2)オイルシールが固くて抜けない。マイナスドライバーでこじったら、ドライバーが曲がった。むりにこじるとアウターチューブの角が痛んでしまいそうなので、またバイク屋に持って行ってプーラーでも借りて引っこ抜くことにしよう。(藤) 写真1 写真2
2011.10.30
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フロントフォークの分解に取りかかる。ネットに四角錐状の特殊工具でインナーチューブ内側から回り止めをしないとフロントフォーク下のヘキサゴンボルトが緩まない、とあったのでホームセンターで鉄筋を仕入れてきた。グラインダで削り四角錐状のにわか特殊工具を作った。(写真1)これで緩むだろうとインナーチューブに突っ込んで感触を確かめると、確かに「スコン」と入る場所がある。でも鉄筋を回してもどうもかっちりした手応えがない。おかしいと思いつつもなんとか分解ができた。で、この四角錐が当たるところの先を見ると・・・四角ではない。なんと10ミリヘキサゴンボルトの頭だ。手持ちの10ミリヘキサゴンビットを当てると・・・ちょうどぴったり。ヘキサゴンビットの四角穴は9.5ミリスクエアなので長エクステンション(この場合四角錐鉄筋)+10ミリヘキサゴンビットで特殊工具となる。(写真2)このスプリングの付いたピストンはアウターチューブに固定され、インナーチューブの内側で上下しているわけだ。(藤) 写真1 写真2
2011.10.29
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パーツを注文しに行きつけのバイク屋に行った。ブレーキ関係のゴム部品、キャブレターのパッキン類などを中心に交換した方が良いと思われる部品を注文した。最近は販売店ならばメーカーHPからパーツリストを開き注文ができるらしく車体番号を入れるも反応しない。バイクが古すぎてHPに無いようだ。パーツリストはバイク屋にもないのでスズキの販売店からFAXで該当箇所を送ってもらって注文した。行くときに曲がったスイングアームを持参し、店主に直してもらった。店主はしばらくスイングアームを眺めた後、店のバイスに夾み、鉄の棒をてこにしてエイ、ヤッ。バイスに挟むところから、直って外すまでものの数秒、一発で直った。さすが餅屋であると感心することしきり。(写真1)カメラを持って行っていなかったので、帰ってからその様子を再現した。(写真2)我が家のバイスはそこそこ大きいのだが、台に固定していないので力を入れると動くのである。(藤) 写真1 写真2
2011.10.28
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刈払機修理の時、手持ちのスナップリングプライヤーの首が短くて奥まったスナップリングは、バイク屋で工具を借りて外した。gagのマスターシリンダ分解の時も手持ちの工具が使えず工具を買うことにした。ネットで比較的安い店を探す。スナップリングプライヤーは、軸用と穴用と2種類あるのでどちらも買うことにし、ついでに持っていなかったスピンナハンドルも買った。ソケットレンチなどはKTCのネプロスを愛用していたのでスピンナもネプロスで揃えた。(写真1)首の長いスナップリングプライヤーの威力はすさまじく、マスターシリンダはめでたく分解できた。案の定・・・汚かった。(写真2)(藤) 写真1 写真2
2011.10.26
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分解の途中困ったことに気がついた。スイングアームのピボットシャフトが抜けにくい。ハンマーでたたいてようやく抜けた。さびている様子もなく何で抜けにくかったのかわからなかった。ボルトやネジは元の場所が分からなくなるのでできるだけ元の位置に付けておこう、と以前書いた。その通り抜いたシャフトをスイングアームに付けると、あらら、ずれている。こりゃー抜けにくいわけだ。センターが通っちょらん。ぶつけた跡もなくなんでずれているのかよく分からない。スイングアームをひねったら直るだろうか。(藤)
2011.10.25
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必要な部品、工具が揃うまでできることをやってみる。ステアリングのキモ、ステアリングステムのベアリングは大丈夫だろうか。外したときは黄色いグリスがべったり。見た感じ「こりゃーだめだ」。(写真1)gagのステムは上下ともボールベアリングだけど、上下でボールの大きさが違っていた。下側が大きくて18個、上側は少し小さくて22個入っていた。とりあえず灯油で洗浄してみた。するとフレーム上下のボールレースは傷もなくきれいだ。(写真2)写真は下側だけどステム(三つ叉)のボールレース共々傷はなくこれは使える。ラッキー!(藤) 写真1 写真2
2011.10.23
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gagの鍵が無かったので、タンクキャップを開けて、中を確認する事が出来ないと言うことで先日、藤さんがキーホルダーを持参した。早速、師匠のdoctorのもとへ持参。キーの作製を依頼する。「初めて見る形だ」と言いながらカシメ金具を外して分解。中の構造が分かった段階で、これなら出来ると言った3時間後速攻で持ってきてくれた。仕事中のはずなのに何時の間に作ったのだろう。キーホルダーにはHONDAの鍵が刺さっていた。回してみるとバッチリである。さすが師匠。キーを扱わしたら天下一品である。藤さん鍵の用意ができました何時でも引き取りにおいでて下さい。
2011.10.22
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フロントフォーク回りを汚している黄色い物質は漏れたブレーキフルードだろうか。でも錆は見受けられないのでフロントフォークオイルかもしれない。灯油で洗浄してみたけど完全には落ちない。パーツクリーナーを吹きかけこするとだいぶきれいになる。フォークを外し逆さにしてみたけどオイルが落ちてこない。スプリングについていた少量のオイルは真っ黒だった。どこからか漏れてアウターチューブを汚したのだろう。アウターチューブ底の六角ボルトをインパクトレンチで外そうにも空回りして外れない。ネットで調べたら特殊工具がいるそうな。先が四角円錐状になった長い特殊工具をインナーチューブ内に入れて、内側から回り止めをしてやらないとゆるまないらしい。そんなものはないので適当な鉄棒の先をグラインダで削って作ってみるか。(藤)
2011.10.21
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さて、もう少し細部を見てみよう。まずブレーキキャリパーを分解する。フロントブレーキはレバーを握ってもスカスカの状態だった。案の定キャリパー内にブレーキフルードは無く、代わりに茶色いドロドロの物質が残っていた。ピストンをよく見ると虫食い状態。(写真1)キャリパーはきれいに掃除しゴム部品を替えれば使えそうであるが、ピストンは替えねばなるまい。フルードが無いのはここから漏れたのだろう。マスターシリンダの中は同じくドロドロ状態。まだ分解はしていないが、ピストンは動いているのでインナーキットを新品にすればいいと思われた。(写真2)手持ちのスナップリングプライヤーが使えないので分解は後日。そんなこんなで分解は続きとうとうフレームとエンジンは切り離されてしまった。(写真3)(写真4)(藤) 写真1 写真2 写真3 写真4
2011.10.19
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