笏取り虫

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

聖書預言@ Re:バッテリーケースとリアブレーキスイッチの修理(11/16) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
GREY@ Re:リアサス(06/25) 自分は、ノーマルスプリングに組み換えて…
turu 164@ Re:天空の林道の筈が道後山にてキャンプ(09/05) 道後山懐かしかったです。グリフイス さん…
グリフイス@ Re:天空の林道の筈が道後山にてキャンプ(09/05) おー。道後山にきんさったかね。広島弁。…
グリフイス@ Re:予想外の剣山スーパー林道と矢筈峠で帰還の危機に見舞われた2日目(09/02) またまた、凄い所に行きましたね。今度は…
2021.09.20
XML
カテゴリ: HONDA タクト/AB07


キャブに燃料が来ないと言う事はフロートが動いていないか、燃料パイプの詰まりだろう事が予想できる。しかし、フロートやバルブは入念に洗浄を施し取り付け後も動きを確認しているので、原因はキャブでは無いように思われる。そうするとタンクからキャブへの燃料ラインか?
タクトには燃料コックが付いていないので、普通のバイクのようにコックに繋がるホースを外して確認する事も出来ないのだ。仕方がないのでタンクを外して確認する事にしたのだが、タンクを外そうとすれば外装パネルの後半分を外す事になり大変面倒な事になる。この時代のスクーターは外装パネルがボルト留めされているので、まだ外しやすいが、最近の物はプラスティリベットなどで留められている物が多いので経年劣化で外す時に折れてしまう事もある。だから整備性の悪いスクーターはバイクの中で一番嫌いなのだ。許せるのはラビットとベスパまでだ。
外装パネルを外して燃料タンクを取り外し、それに繋がる燃料パイプを外してみるとタンク側におかしな部品が付いている。燃料コックでも無く、円盤を膨らませたような形で燃料を送るパイプと少し細いキャブの辺りに繋がる2本のパイプが取り付けられている。分解は出来ないようになっているので、パイプを外して息を吹いてみると、中に弁があるようである。初めて見る機構で、この時点では何の為にあるのか理解出来なかった。
弁もパイプも詰まりが無い事を確認して再びタンクとキャブに取り付けてみるも、キャブには燃料が降りてこない。あの弁が何か悪さをしているのだろうと思い考えてみた。弁は息を吹いた時には動かないが吸った時に動くようになっているように感じた。と言う事は弁に繋がる細いパイプは負圧パイプ?それなら、負圧が働くまでキックを続ければ燃料が降りて来るかもと思い、キックを続けると突然エンジンが掛かった。ハッキリとは分からないがあの弁は、たぶん負圧弁だったのだろう。キックをする事により、負圧で弁が開いて燃料がキャブに送られ、エンジンが掛かっている間は負圧が掛かり、弁は開きっ放し、エンジンを止めると負圧が無くなり、弁が閉じられ燃料もストップする。こんな仕組みではないかと勝手に想像したのであるが、正解は分からない。こんな手の込んだ仕組みを作らなくても単純に燃料コックを付ければ良いと思うのだが…。
回転数が高いので、アイドリング調整をして、ON、OFFを繰り返してみるが、その後は1発でエンジンが掛かるようになったので、一先ず復活は成功と言えよう。

燃料タンクから繋がる負圧弁?それに繋がる燃料パイプと負圧パイプ?

謎の負圧弁?






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.09.21 07:05:32
コメント(0) | コメントを書く
[HONDA タクト/AB07] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: