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スイッチはプラ製のアジャストナットが欠損しているので、プラのオスネジ側を測ってみたらM12でピッチは1.5と判明した。鉄製の手持ちナットを探してみたが、M12はあるものの、どれもピッチが合わない。
調べてみると、ピッチには並目と細目があり通常のピッチサイズはM12だと、並目が1.75、細目が1.25となっており、1.5は特殊サイズとなる事が分かった。道理で手持ちのナットが合わない筈だ。更に調べてみると、M12/1.5サイズの特殊ナットはクルマのホイールナットに使用されている事が分かったので、ストックのホイールナットを1ヶ探し出してねじ込んでみたらピッタリだ。しかしプラのボルトに取り付けるには余りにも重いので、グラインダーで1/3程度にカットしようと思ったが、厚みがかなりある事と、例え上手くカット出来たとしても、M12/1.5のタップの持ち合わせが無いので、断念。プラナットを中心に探してみたら、プラ製は無かったが、薄ナットがネジクルで販売されていた。ばら売り該当品で1ヶ550円と割高だったが、送料無料なので購入した。
取り付けてみるとピッタリだったが、1号機と見比べてみるとステーを挟んだ反対側にはプラのソケットが嵌まっているのだが、それも欠損している事が今になって気が付いた。早く気が付いておけば、ナットを2ヶ買ってステーを挟んで両側から固定する事が出来たのだが、もう遅い。ナットは片側だけでもブレーキの作動には問題はないので、取り敢えず片側だけにして、新品のリターンスプリングをブレーキロッドに取り付けスイッチの動きを確認しながら調整する。これでブレーキスイッチは何とかなった。
次は電装関係だ。バッテリーレスにするだけなので、6Vバッテリーを外して、代わりにコンデンサーを取り付けるだけである。コンデンサーを取り付ける場合は2800μF以上あれば問題無く作動するようなので、手持ちの4700μFコンデンサーを取り付ける事にした。
コンデンサーは極性があり足が長い方がプラス、短い方がマイナス、足の長さが分からない場合、本体に白い破線模様がある側がマイナスとなっているので、間違える事はない。端子線にニチブのアルミスリーブで配線と共に圧着し、念のためにハンダも付けておいた。次は絶縁と水の浸入を防ぐためにホットメルトで固める。ギボシを付けた配線をバッテリーのプラスに入る赤とマイナスに入る緑を接続して完成である。
バッテリーケースとスイッチ(蓋は白く塗られていたので剥離した)
真っ赤に錆びたケースのスイッチ取り付けステー
ステップドリルで穴開けを行い成形したステーと外したステー
並目と細目のネジピッチは上表の通り
クルマのホイールナットM12/1.5ピッチ
ネジクルで買ったM12/1.5ピッチ薄ナット
バッテリーケースの自作ステーに取り付けたリアブレーキスイッチ
4700μFコンデンサー
アルミスリーブで圧着してハンダ付けした配線
ホットメルトで絶縁した配線
ケース内に結束バンドで取り付けたコンデンサー
ブラック塗装を行った蓋を取り付けたバッテリーケース
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