姫様思考。

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『死』

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August 2, 2004

僕は歌うことを止めません。
ﾋﾞﾋﾞってたのは本心です。
他人の目が気になったのも事実です。
それでも歌おうと思いました。
恋人を抱きしめ思ったんです。
嗚呼、僕は歌が好きだ、って。
恋人を見つめ思ったんです。
嗚呼、君と歩いていこう、って。
だから僕はもう振り返りません。
僕は歌います。
一人だからって何だ。
いいものは一人きりでも作れるよ。
真ん中だからって何だ。
何言われたって気付けば何時だってｻﾖﾅﾗじゃないか。
誘ってくれたあの人に感謝しよう。
諦めずに励ましてくれたあの人に心からお礼を言おう。
そして僕は負けずにいよう。
誰に何を言われたっていいさ。
本当はちょっと恐いけど…
それでも魂が叫ぶから。
“歌いたい”って叫ぶから。
自分の力を信じてみよう。
どこまで歩けるか試してみよう。
隣に君がいないのは辛い。
一緒に来てくれなきゃ切ない。
でも甘えてばかりはいられない。
だから僕は歌うことにしたよ。
たった一人だけど歌い続けるよ。
決して後悔しないように、
決して涙を流さないように、
自分の限界に近付いてみるよ。
一生懸命頑張るよ。
一人だって頑張れるよ。
だたちょっとだけ挫けちゃうかもしれない。
“寂しいよ”って
“恐いよ”って
そう嘆いちゃうかもしれない。
それでもそこは通過点だから、
僕はしっかり前を見て歩こう。
いい音楽に出会っていこう。
いい音楽と出会っていこう。
いや、
いい音楽を作っていこう。
僕以外の誰か一人でも
「よかったよ」って伝えてくれれば
そこには価値が生まれるから。
そこには笑顔がきっとあるから。

だから僕は決心したよ。

歌い続ける。
歩き続ける。

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