August 25, 2004
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唯一つ幻聴を見付けた
それは小さくとも確かで
ﾘｽﾞﾑは何時も一定で
耳を塞いでも蹲っても
絶対に途切れることの無い唄
懐かしい気がするのは何故？
何処かで触れた温もりが
こんなにも近く思えるのは何故？
もっと近付きたい…もっと触れたい
もっとはっきりと形に残して
僕の勘違いを孤高に変えて
“永遠では無いんだ”と
相変わらず「御堅い」奴が言うから
思わず止めてみたくなったよ
繰り返される事が哀しくて
それでも唯愛しくて
幻聴の在処は一体何処？
この鼓動は何時まで持つ？
不意に当てた右腕が
擦れた唄を握り締めた
嗚呼、僕は忘れていた
永遠では無いこの音を
塞いで聞こえぬ訳が無い
蹲って弱まる事は無い
走って逃げられる筈が無い
だってそうだろ？
この幻聴は「僕」自身だ
その在処ってのはこの「僕」の中だ
思ってなくても忘れていても
途切れることの無い“ｴｲｴﾝ”のﾘｽﾞﾑ
ﾗﾗﾗ
愛しいね。
僕はｲｷﾃﾙ。
だからｳﾀｳ。
僕がｲｷﾃﾙ。
だからｷｺｴﾙ。
生きてるよ。
君も此処で。
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あちゃんち
君の傍に、僕は居るから…君は唯、唯笑っていて。
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