February 9, 2005
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泥沼に沈む黒い砂

唯でさえ重たい其の水の中

深く、深くに沈む砂

ゆっくり沈んで、底に触って

そうして二度と浮かぶ事は無い

今まではちょっと違っていて

泥沼の下には酷い熱が

だから砂は上昇気流

すぐさま口から吐き出せていた。









今、僕は苦しんでるに等しくは無い。

何故言わないのか、なんて

奇麗事でも「君の為」だなんて言えなくて

そしたら君はきっと言う。

「私に荷物を分けて頂戴」

それでも僕は照れ臭くて

簡単に荷物を渡せないんだ。

中身が余りに幼稚過ぎて

大人な君には見せられなくて。









だから、描くことを辞めたんだ。

伝えようと思っていたこと

「忘れた」なんて言って誤魔化して

君の気持ちを等閑にした。

ごめんね、悪意は無かったんだよ

唯、僕の汚れた部分

何度濾過しても済まない部分

そうして出来た、泥沼の闇

君には触れさせたくなくて

「嫌な人」って、言われたくなくて。

自分を飾る事よりも

まず、隠す事に専念してて。









何もかも見たい

そう思うであろう君

何もかも見せたい

そう願う逆説の僕

でも一つだけ分かって居て?

君が好きだから、隠したい。

そういう部分が、僕には在る。














泥沼に沈む赤い砂

ゆっくりと攪拌される中

深く、深くに留まる砂

じっくり沈んで、底に流れて

そうして二度と浮かぶ事は無い










二度と、浮かぶ事は無い。























君の前では。







































綺麗な姿で居たいんだ。

ちょっとでも、一瞬でも

綺麗な君の前だから

嫌われない自分に成りたいんだ。























嘘、付いてごめんね。


































愚痴なんか、日々への文句なんか、君に浴びせる言葉じゃない。

代わりに、愛を囁くから。

ね、

許して?









あいしてるよ。






















何時も、不安だけど。














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Last updated  February 14, 2005 11:36:02 PM
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ラージャラージャ @ Re:入水願い(01/28) なんじゃ、こりゃあ。
88182851 @ ぱぱいやです その幸せ者とはいったい誰なんでしょうか。
うともち @ 人間 素直が一番です。それはそれ以外なにもの…
e710 @ 山手通り って言えば、やっぱこの歌ですか。 残…
Giantgirl @ こんばんわぁ~☆ めっちゃ切ないよ。。><。。 久々に遊…

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