June 16, 2005
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始まりが何時も手にしているのは 終わり
其れならどうして始めるの、って
僕は僕に問い掛ける。
結局答えは返って来なくて
僕はまた過ちを繰り返そうとしてる。
出逢った日なんて、憶えてない
初めて話した日も
初めて触れた日も
全然、記憶に無い
物心が付いた頃には
当たり前のように傍に居た君
でも距離は全然遠くて
心通わす仕種なんて
お互い全く無かったよね。
擦れ違えば挨拶をして
偶に話してもすぐ御仕舞い
すごく良い子だって知ってたし
すきだったよ、人間として
だけど単純に切っ掛けも無く
君との距離は広過ぎて
縮めようとは思わなかった。
なのに、どうして今更
今更、ぁたしを見付けたりしたの。
愛すべき人を腕に抱えて
それでも君はぁたしを求めて
弱いｺｺﾛはｸﾞﾗｸﾞﾗ揺れて
思わず倒れ込んだのは
結局、君の腕の中。
嗚呼…
もっとちゃんと立たなきゃ…
名目上は“ﾋﾐﾂ”のふたり
でも、本当に秘密なのは
きっとお互いの本音。
始まりは、何時も終わりと共に。
さぁ、ｹﾞｰﾑの始まりだ。
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あちゃんち
君の傍に、僕は居るから…君は唯、唯笑っていて。
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