July 30, 2005
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何でもない昼下がり

お客様に問いました。

「ご注文はお決まりですか??」

すると彼は言いました。

「それじゃあ店長のお勧めで。」

お勧めだなんて在りっこない

だって出来立てカフェですから。

君の為に造られた

心の中のカフェですから。

だから再び聞きました。

「ご注文はお決まりですか??」

すると彼は答えました。

「それじゃあ…この左上ので。」

「畏まりました。」

素直に答えて御辞儀して

出来損ないのメニュー抱えて

微笑む君から逃げました。

ネコを被った僕だから

君から見たら赤の他人

妄想の中のカフェの店内

思い通りに君が動く。

君には珈琲を出して上げよう。

僕のお気に入りの珈琲と

君が注文した左上のアレ

揃えて机に並べて上げよう。

そんな妄想のカフェの中

店長は準備で大忙し。



カフェに座る 君は恋人

厨房で働く 僕はネコ




お気に入りの珈琲入れたら

また君の声に応えよう。













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Last updated  July 30, 2005 11:40:10 PM
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ラージャラージャ @ Re:入水願い(01/28) なんじゃ、こりゃあ。
88182851 @ ぱぱいやです その幸せ者とはいったい誰なんでしょうか。
うともち @ 人間 素直が一番です。それはそれ以外なにもの…
e710 @ 山手通り って言えば、やっぱこの歌ですか。 残…
Giantgirl @ こんばんわぁ~☆ めっちゃ切ないよ。。><。。 久々に遊…

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