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2005/01/12
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カテゴリ: 食・栄養
健康阻害要因のワースト3はストレス、肥満、喫煙です。
身近で最大の健康阻害要因はタバコではなく肥満です。
先日見た映画 スーパーサイズミー では、毎食ファーストフードの代名詞マックを食べて体重が1日1kgずつ増えていきました。
ファーストフードはジャンク(がらくた)フードとも呼ばれています。簡便さ、廉価と引き換えに健康を蝕んでいくことは否定できません。
数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者ポール・ゼイン・ピルツァー氏の近著、「健康ビジネスで成功を手にする方法」では、『ジャンクフード文化の最恥部は、経営陣らが自社製品を避けていること』と暴露しています。
ファーストフードはハンバーガーだけではありません。カップめんもそうですし、砂糖のたくさん入っている清涼飲料水も含まれると思います。
ほとんどの外食産業は、私達の健康など考えていないことを知っておいた方がよいと思います。

あまり知られていない史実ですが、大戦後、アメリカは過剰に余った小麦を消費させ安定して買い続けさせるために巧みな戦略を立てて日本人にパンの餌付けをしました。見事に成功してアッという間にパンを食べる欧米食が定着して永久にアメリカから食材を買い続けないと生きていけなくなりました。そして、生活習慣病が蔓延して国民の健康状態は目を覆うほど悲惨です。


たった1回の人生をどう生きるか、自分の食事にかかわっているほど生きていくうえで、食べることは決定的に重要です。
何を食べたらよいかは、 食生活の改善 にヒントがあります。
ヒトは食物から造られる以外の何者でもはない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)

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話題の映画、スーパーサイズミーを見に行きました
マックを、1日3食、1ヶ月間食べ続けるとどうなる?「スーパーサイズミー」
甘いソフトドリンク好きの女性はご用心、2型糖尿病と体重増加のリスクに
米マクドナルド、歩数計付きハッピーセットを米国内で発売
ジャンクフードの代名詞が健康をテーマに変身?

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米国では肥満が急速に深刻化している。これに並行しするようにファスト・フードの消費量が急増しているが、肥満との関係には注意が向けられてこなかった。そこで米国などの研究者が、15年間のファスト・フード店利用頻度と体重およびインスリン抵抗性の変化の関係を調べた。詳細はLancet誌1月1日号に報告された。

米国では、肥満が健康と経済に及ぼす影響が非常に大きな問題となっている。毎年30万人に過剰な死をもたらし、少なくとも1000億ドルの医寮費が過剰に支払われている。肥満した若者の増加は、糖尿病予備軍の増加を意味する。
一方、ファスト・フードは1950年代に登場、1970年代には子供たちの総エネルギー消費量の2%を占めるようになった。1990年代になるとその値は10%に達した。しかし、ファスト・フードが食事のエネルギー・バランスや体重に及ぼす影響は、ほとんど調べられていないのが現実だった。

今回分析の対象になったのは、1984~2001年に米国で実施された青年期冠動脈疾患リスク進展調査(CARDIA)のデータだ。被験者として登録されていた白人と黒人の中から、1985~8686年に18~31歳で、食事の内容に関する評価を繰り返し受けていた3031人を選出した。
重回帰分析モデルを用いて、調査開始時点とその後15年間におけるファスト・フォード店利用頻度と、その間のホメオスタシス評価(HOMA)に基づくインスリン抵抗性および体重の変化の関係を調べた。



当初からずっとファスト・フード店の利用が少なかった人(週1回未満、203人)に比べ、15年間頻繁に利用した人(週2回以上、87人)では、その間の体重増加の平均が4.5kg多く、インスリン抵抗性も約2倍になっていた。得られた結果は、ファスト・フードの消費が肥満と2型糖尿病の強力なリスク因子であることを示唆した。
(出典:MedWave)





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最終更新日  2005/01/12 08:04:49 AM
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