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2006/05/19
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カテゴリ: 病気・医療関連
いつもありがとうございます。
抗加齢実践家てるです。

あるサイトに、世界一のガン病院・M.D.アンダーソンと愛知県立がんセンターの
比較がでていましたが、圧倒される大きな差がありました。
ベッド数は同等なのに職員の数が桁違いです。

病床数            456:473
職員総数(人)    1万4250:881
スタッフ医師総数(人)   663:95
スタッフ理学博士数(人)  368:15
看護師(人)        1800:318
薬剤師(人)         243:13

日本の医療制度下では米国並の医療は不可能とまとめられていました。

税金の使い方に問題が多いのに、それでも無理やり診療報酬を
減らすので、病院が消えていきそうです。

医療費国際比較

医療制度改革の先に何があるのか?

***************************************************************

4月からの診療報酬改定で、看護職員の配置を増やさないと報酬が減る設定にした影響で、中小の民間病院を中心に1割近くの病院が経営困難に陥っていることが、17日にまとまった病院団体の調査で分かった。増大する医療費を抑制するとともに、より手厚い看護態勢をめざした改定だが、大病院ほど看護師が集まるなど病院間の格差は拡大。6割超の病院が「看護師の引き抜きに拍車がかかる」と懸念している実態が明らかになった。

今回の改定では、看護職員1人が受け持つ入院患者数によって決まる入院基本料の区分を変更。従来の「患者15人」「13人」「10人」の区分に加え、より受け持ち患者が少ない「7人」を新設した。「15人」を超える病院は事実上、採算がとれない報酬に改めた。

調査は4月、日本病院会や全日本病院協会などでつくる「四病院団体協議会」が全国5570の公立、大学、民間病院を対象に、改定前後の状況を聞いた。

回答のあった1413の一般病院の内訳をみると、3月時点で最も手厚い区分の「患者10人」だった病院は544だったのが、4月には、新設の「7人」を含めて「10人」の区分までが698に増加。「13人」の病院は532から359に減り、中位ランク以上ではより看護が充実していた。

「15人」の区分に達しない不採算病院が35にのぼっているほか、一部の病院はすでに病棟を閉鎖。さらに「15人」に達している病院でも95が「計画上の数字で届け出たが実際は継続不可能」と答え、約140病院が経営困難だとしている。

病院の規模別では、300床台~500床以上の病院では最高区分の「7人」の病院が7~11%なのに対し、200床台以下では5%前後にとどまっている。

看護師確保をめぐる質問(複数回答)では、「特に看護師配置などを変えなかった」は61%で、「募集して対応した」が20%、「募集したが就職者が足りなかった」が16%。「看護師を引き抜かれた」との回答も4%あった。

報酬改定に対する評価(複数回答)では、「看護師の引き抜きなど看護師不足に拍車がかかる」が66%、「制度改正にはもっと時間をかけて行うべきだ」との意見が67%。「看護師の勤務条件が良くなった」との回答は37%だった。

(出典:朝日新聞)





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最終更新日  2006/05/19 12:32:29 AM
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