魚油や微細藻類に多く含まれるEPA・DHAなどオメガ3系脂肪酸の世界的な業界団体であるGOED(Global Organization for EPA and DHA Omega-3s)が6月20日、日本で初めてセミナーを開催した(後援:農林水産省、DHA・EPA協議会)。セミナーにはオメガ3系脂肪酸研究の第一人者で、1970年代に「魚を食べると頭がよくなる」とする研究成果を報告したインペリアル・カレッジ・ロンドン脳栄養科学研究所所長のマイケル・クロフォード博士や、小児科専門医でカリフォルニア大学医学部助教授のウィリアム・シアーズ博士らが、脳や妊産婦、胎児などに対するオメガ3系脂肪酸摂取の重要性について講演した。