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2014/07/20
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カテゴリ: 運動
空前のランニングブームですが、大手スポーツメーカーの調査によると、ランニングを1年以上継続できた人は23.6%で、6カ月以内に走るのをやめてしまったランナーが68.0%もいるそうですが、やめて後悔している人はいてもやめてよかったと言う人はいないようです。

私は27年前に超健康マニアになってから運動も習慣にしていますが、有酸素系運動は自転車が中心でランニングは続けていませんでした。
しかし、走らなくなると走れなくなるのがイヤなので 第1回東京マラソンにエントリーした2006年6月から再開しましたが、左膝を痛めて中断 したり、東京マラソンの抽選が外れ続けたりでモチベーションが下がってあまり走れていなかったです。最近でも月間50キロ程度です。
2012年3月に隅田川お花見マラニックで20キロほど走ってマラニックの楽しさに触れ、マラニックは時々参加しています。今年は 山西先生主催のランニング大学 に入学して月1回の講義・実技を習い、8月は1泊合宿に参加します。また楽しいトレイルランニングは2回走りましたが、トレイルランニングはハードなのでもう少し走力を高めるために10月にハーフ、来年4月にフルマラソンをエントリーして準備を進めているところです。


運動することで得られることはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。
健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向があるようですが、自業自得の結果が待っているそうです。

・人生で今日が一番若い。
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)

最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちますが、2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。

しかし、残念ながら日本人の運動離れは深刻で、 20年間も連続してスポーツ離れが進んでいる そうですし、 日本人はWHOから65%が運動不足 と指摘されていますが、運動は食事同様に重要な健康薬になります。

適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果があり、 美肌にもよく 医療費も下がり 、大人になっても神経まで進化し続けるそうで、運動する意欲がさらに湧いてきますが、 度が過ぎるとマイナスの場合もある ようで、一般的なケアと 活性酸素 に対するケアの重要性がわかります。

機能・気力・体力・活力の変化.jpg

ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する6倍返しになるそうで、私の27年間の超健康マニアとしての経験から一番効果的だったのは、心身をつくる材料である 食・栄養 です。


心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。

**************************** 【以下転載】 ****************************

これだけ暑いと、何をするにしても気合が必要になってくる。それは日々のランニングも同じだ。しかも、四季のある日本では、8月の北海道マラソンを除けば、1万人以上が出場するフルマラソンは10~4月に集中。反対に5~9月はフル以外のレースも少なく、ランナーのモチベーションは低下しやすい。そんな状況が影響しているのか、大手スポーツメーカー(デサント)の調査によると、ランニングを1年以上「継続」できた人は23.6%で、6カ月以内に走るのをやめてしまった”一発屋ランナー”が68.0%もいることが判明した。

空前のランニングブームの裏で、7割近くのランナーが半年ももたずに挫折しているのだ。この事実を知って、筆者は本当にもったいないと思っている。なぜなら、ランニングをやめると必ず後悔するからだ。そこで、今回はランニングをやめた場合の“利益”と“損失”について考えてみたい。まずは、損失(後悔すること)から説明しよう。


太りやすくなる

まず、走るのをやめると太りやすくなる。運動していた人が、その運動をやめれば、消費エネルギーが減って太りやすくなることは理解できると思う。では、具体的にどれぐらい太るのか。平日に2回(1回5km)、土日に1回(10km)走っていた体重60kgの男性Aを例にシミュレーションしてみたい。

ランニングの消費エネルギーは体重(kg)×走行距離(km)で求めることができるので、Aは1週間で1200kcalをランニングで消費していたことになる。新たな運動をやらずに、これまでと同じ食生活を続けるとどうなるのか。

1年(365日)は52週あるので、6万2400kcal(1200 kcal×52)が余剰カロリーとなる。脂肪1gは9kcalなので、余剰カロリーがすべて体脂肪として蓄えられると、1年で約6.9kgも太ることになる(実際にはそんなに単純なものではありませんが、あくまで目安です)。ベルトの穴が変わる程度ならいいけど、洋服のサイズが変われば、それは明らかな損失。また、人間は見た目も大切だ。太ると、まずカッコ悪くなる。私生活やビジネスにも悪影響が出る危険もあるだろう。


おいしい朝ご飯が食べられなくなる

朝ランをしている人限定になるが、走った後に食べる「朝食」は本当においしく感じる。なぜなら運動で空腹になるだけでなく、走った直後は五感が鋭くなっているからだ。こんな小さな幸せを感じることができなくなるのも、ちょっともったいない。


幸福な乾杯ができなくなる

ランニング後の1杯を楽しみにしている人も多い。そこにRUNがなくなるとどうなるのか。土曜日の夕方、1日中ゴロゴロした後に飲むビールと、ランニングで汗を流した後に飲むビール。おいしさの度合いが違うはずだ。また、ランナー仲間との乾杯はもっと楽しくて、おいしい。走るのをやめると、幸福な乾杯ができなくなる。本当にもったいない。


ストレスがたまる

走らなくなると、イライラしてくる。汗をかく機会が少なくなるのも理由だが、ランニングなどのリズム運動が「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促しているからだ。セロトニンは精神を安定させる物質で、朝日を浴びることでも増やすことができる(※特に朝ランはストレスに効果的)。また、走ることで脳(主に前頭前野)への血流がよくなり、気持ちもポジティブになる。そのため、ランニングをやめるとストレスがたまりやすくなるのだ。


筋力が低下する

気持ちが下がるだけでなく、走らなくなると、下半身の筋力も低下する。上半身と違って、下半身は意識的に鍛えないと筋力の衰えが早い。しかも、下半身は上半身よりも筋肉が大きいため、筋力が低下すると基礎代謝量も少なくなり、必然的に太りやすくなる。またランニングで主に強化できる遅筋は速筋と違って、加齢による衰えが小さい。足腰が弱ってきたときに、ランニングをやめたことを強く後悔するだろう。


疲れやすくなる

ランニングをやめると、体力(持久力)も落ちてくる。何をするにしても疲れやすくなるため、仕事の“持久力”も低下。同じ時間、仕事をしていても効率が悪くなる。お父さんなら子供と遊んでも、すぐに疲れてしまい、「パパ、つまんない」と言われかねない。また、免疫力も低下するため風邪などを引きやすくなる。


友達が少なくなる

仕事関係と違い、趣味でつながる友達は気兼ねなく過ごすことができる。しかし、走るのをやめると、ランニング仲間とは疎遠になってしまう。社会人になると新たな友達を作る機会は少ない。貴重な友達が減るのは寂しいことだろう。


達成感がなかなか味わえなくなる

レースに出場して、ハーフやフルマラソンを走り切ると「達成感」を味わうことができる。仕事以外で、達成感を味わうチャンスが少ないことを考えると、ランニングをやめてしまうことは、人生にとってマイナスだ。


仕事以外で「頑張る」機会が少なくなる

達成感と共通する部分でもあるが、レースに出場したときなどは「頑張る」ことができる。社会人になると、仕事以外で「頑張る」機会はそれほど多くない。ランニングをやめると、頑張る自分に出会える機会が少なくなってしまう。


ワクワク感が減少する

この先にどんな景色が待っているのか。初めてのコースを走るときは、こんなワクワク感がある。しかし、走るのをやめてしまうと、冒険心が低下する。旅行でもしなければ、知らない道を歩く機会はほとんどない。走るのをやめてしまうと、ワクワク感も減少してしまうだろう。

ランニングをやめても、上記のすべてを実感する人は多くないかもしれない。しかし、必ず数個は実感するはずだ。そのほかにも購入したウエア、シューズ、腕時計などのギアも無駄になってしまう。逆に“利益”はなんだろうか。筆者は、「ランニングをやめてよかった」という人を知らないが、走っていた「時間」をほかのことに活用できるのはメリットだろう。「走らない」を選択するなら、上記の損失を補えるような時間の過ごし方をしなければ、“黒字”は見えてこない。

“利益”と“損失”を考えた場合、ランニングを続けるべきか、やめるべきか。どちらが得なのかは、賢い読者ならわかると思う。もちろん、走ることを、サイクリングや水泳などほかのスポーツに替えるのもアリだ。しかし、最も手軽なランニングを続けられなかった人が、ほかのスポーツを継続するのは難しいだろう。

この暑さを考えると、運動頻度や走行距離が減るのは仕方がない。ただ、「暑いから休もう」じゃなくて、「涼しい時間帯に少しでも走ろう」というポジティブな思考を持ってほしいと思う。またランニングから遠ざかれば、遠ざかるほど“復活”は難しくなる。無理をする必要はないけど、心地よい秋風が吹く頃、快適に駆けられるように、この夏は少しでも走っておきたい。

(出典:週刊東洋経済オンライン)





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最終更新日  2014/07/20 05:19:11 AM
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