GBDは1990年に始まりました。初期には主にハーバード大学と世界保健機関(WHO)の研究者たちが担当しましたが、今は、日本を含む145カ国以上の3600人以上の研究者による共同研究となりました。90年から現在まで195カ国で、350種類以上の病気やけがによる死亡と障害について、データの収集や分析をしています。研究の事務局は、主任研究者クリストファー J. L. マレー博士のもとに、米国ワシントン大学保健指標・保健評価研究所(IHME)に置かれ、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から資金提供を受けて運営されています。