一昨日24日の若草読書会番外編・錦織公園秋逍遥の記事です。他の記事の関係で、掲載が遅れました。2日遅れの掲載ですが、「3日遅れの便りを載せて、船が来る来る波浮港」よりは1日早いのだから、まあ、いいでしょう。
参加者は、智麻呂・恒郎女ご夫妻、小万知さんご夫妻、偐山頭火氏、偐家持、それに小万知さん宅の飼い犬クウちゃんの6名1匹であります。
錦織公園
は羽曳野丘陵の南斜面に広がる大阪府営の公園である。
2007年10月20日に同メンバーで此処に遊んでいるから5年ぶりの催しということになる。 <参考「
錦織公園をゆく
」、「
錦織公園人物点描
」>
智麻呂・恒郎女ご夫妻は偐山頭火氏の車に便乗、小万知さんご夫妻はこの近くにお住まいなので、徒歩での参加(もっとも小万知さんは電動アシストのママチャリでの参加でありましたが)、小生は自宅からMTBで銀輪参加。クウちゃんは2才半にて今回初参加であります。 (クウちゃんは智麻呂絵画展に登場して居りますので気になる方は
コチラ
又は
コチラ
をご参照下さい。)
現地11時集合。小生が到着した10時50分頃には、もう他の皆さんは到着されていました。
小生は、恩智川沿いの道を走り、大和川を渡り、石川自転車道に入り、富田林寺内町を抜け、喫茶アキの前を通って、公園に到着。外環状線道路を走るのが距離的には一番短いのだが、秋風に吹かれて銀輪散歩を楽しむため、敢えて遠回りコースを取りました。
天気晴朗、風涼し。途中、警官が石川自転車道を封鎖している区間があり、迂回を余儀なくさせられた他は全て順調。喫茶アキは休業。最近は休業の時ばかりに前を通っているようで、長らくお邪魔していない喫茶店である。
公園で先ず出迎えてくれたのは、アケビ。もうパックリと割れて、中身は鳥たちが食べてしまったのであろうか。
そして、公園の一角にある、「河内の里」では、綿の実が静かに弾けています。
丈夫な扉の向ふに、古い日は放心している。
丘の上では 綿の実が
罅裂
ける。
と言ったのは、中原中也 (「冷たい夜」<詩集「在りし日の歌」所収>の一節) であるが、河内の里では、暖かい秋の日差しの中、綿の実は静かに、静かにはじけているのでありました。
各自お弁当持参、この奥の「里の家」にてお弁当タイムです。
庭には小さな実を沢山付けた柿の木があり、大きなカラスがそれを咥えて飛び去りました。
柿の木の根元にはメヒシバが群生、ゆらり、秋風に吹かれて靡きます。
ナツメの木は、もうすっかり実を落とし尽していましたが、隣では割れ柘榴が呑気そうに大欠伸しています。
その向こうでは水車小屋が、コトリとも音を立てず居眠りしているのでありました。
咲き残りたるかや、フジバカマが背筋を伸ばしてすまし顔。
小暗き森の小径を辿れば、雑草に立ち混じって、ゲンノショウコが控えめにそっと花を咲かせている。
ゲンノショウコの花には、白とピンクとがあるようだ。白は楚々とし、ピンクのそれは、限りなく可愛い。その「げんの証拠」写真であります。
証拠写真提供で字数制限一杯のよう。続きは次回です。
(つづく)
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