( 承前 )
里の家の庭にはリンドウが咲き匂っていました。
竜胆の 色は変らじ 庭に咲く
高き秋空 恋ふるその色 (偐家持)
リンドウの隣には知らない花が一輪咲いていました。花よりも葉が特長的で目を引きました。季節外れを「ときじく・非時」と言いますが、これも亦「非時の花」でありますかな。
ときじくに 咲ける花かも 名は知らじ
照れるその葉も をしとは見れど (偐家持)
(吾輩は花である。名前は未だ不明である。)
<追記 名前はノボタン・リトルエンジェルだそうです。>
水車小屋の裏の「じゅんさい池」の畔にはトチの木。実はもう落ちてしまったのか見えない。巨大な葉は象の耳。
王様の耳はロバの耳。トチの木の葉は象の耳。
チリトテチンをチリトチテンといい違えることを「トチ」ると言うが、トチの木とは勿論関係がない(笑)。
<補足説明はコメント欄「小万知さんへ」参照>
(橡の木とも書きますな。志貴皇子の夫人の橡媛を思い出しました。)
シオンも、盛り過ぎたりと雖も、まだまだ見頃。
ワレモコウやツリガネニンジンも。
写して置コウ、ワレモコウ。
「ちょっと写りがねえ・・」とツリガネニンジン。
人参の お代は全て 五百円と
小銭切らせる ツリガネニンジン (偐家持)
紅葉は未だしの感がありましたが、中には見事に紅葉した木も。
紅葉は よしと見れども やはりわれ
紅茶は置かむ 珈琲がよし (偐家持)
錦織
もみぢ
始
めけり 若草の
どちと暫しの 道草われは (偐家持)
智麻呂さんは電動車椅子であちらへ、こちらへと錦織の秋を楽しんで居られましたが、上の休憩所に来た頃には、電池残量表示のランプが点滅を始め、残量の少ないことを告げる。そこで、ここで暫し休憩したる後、駐車場へと戻ることとする。
午後3時過ぎの解散。また、喫茶アキの前から来た道と同じコースで帰途につく。
帰途に良かったらコーヒーでもと恒郎女様から、休憩に立ち寄って下さいと言われていましたが、智麻呂邸の近くまで来た時には5時前になっていたので、寄らず帰ることに。帰宅は5時を少し回っていました。
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