やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2015/08/16
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テーマ: 沢登り(77)
カテゴリ: 沢登り
お盆山行から人間世界に無事に帰ってきたやまやろうです。天候が悪く 転進を余儀なくされて

やまやろうは鳶谷に2004年8月に入渓している。岳友ぬまつちと、女子二名の合計四名。その時のイメージでは、ロープなんか出さずに遡行できたような気がしていた(しかしビバークあり)。

改めてじっくり過去の記録を確認すると、ロープは二回出しているようだ。一回目はゴルジュ帯。ここは今回難なくフリーで越えている。二回目は2020mの5mの滝とある。今回雪渓で完全に埋まっていて、右岸をロープ付きでプチ高巻きしたところであろう。えー、その他はフリーですか。

この上部は、とある本によれば50mの二段滝とある。今回はそこが核心部であった。11年前の写真と見比べてみよう。

150816-01.jpg
これは11年前の、二段滝の下部をフリーで越えた中間地点から、下方を撮った写真である。下に女子二名がいるが、ロープは出してないでしょ。

150816-02.jpg
そしてこれが同じ場所の今年。左岸のくちばしのような尖がった岩、下部の岩の形状からして間違いない。ただ、立っている地点が同じかは微妙だ。今回の場所は水線から離れクライミングとしては厳しい場所であった。会長がハーケン一枚を打って手がかりとし、上部のビレイ点までもかなり紆余曲折したとのこと。

11年前は水線をフリーで行ったのかなあ、記録に残していないくらいだからすんなり突破したのだろう。

150816-03.jpg
これは最後の5mの滝。ホールドが豊富な左岸をフリーで突破している。若いからできたのかなあ。

150816-04.jpg


過去の(曖昧な)記憶から、ロープなしでも遡行できるのではと思っていたが、大間違いである(11年前だって短ロープを持参している)。50mを一本持参していて良かったねー。鳶谷は完全なるクライミングが求められる谷ですわ。安易な谷というイメージを同行者に与えて申し訳なかった。日帰りできたが、おらは15時間行動!ヘッ電で折立まで下りました。





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Last updated  2015/08/16 04:23:56 PM


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