やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2025/05/08
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カテゴリ: 登山





やまやろうが所有しているものは、ファイヤーメイプル社のFMC-XK6であります。こいつをG会の山行で初めて使ってみた。

これまでソロキャンプやスキー場での湯沸かしにおいて、通常のクッカーより明らかに沸騰時間が短いことを実感していた。ガスの節約になるかなと思い、テント泊に持参した次第。

積雪期登山では、雪を融かして飲料水を確保する。これまでG会では広口のアルミ鍋に、たっぷりの雪と少量の呼び水を入れて、強火で雪を融かしていた。

思いのほか時間がかかるし、鍋は結露するし、ガスの消費が多い。厳冬期の場合は、水を作って暖を取って食事を作ったら、一晩で1缶を消費することだってあった。

なので、装備リストとしては、一日につき新品1缶という計算でこれまでOD缶を用意していた。

このアイテムを使うことで、その概念が変わる!

今回は二泊三日の山行であったが、1缶で二日分の行動水を作り、4回分の食事(夜/朝/夜/朝)に使う湯を沸かすことができた。それでいてかなりの容量が残っていたのだ。

ヒートエクスチェンジャー付きアルミクッカーに雪を入れて着火すると、融雪速度が明らかに速い。どんどん雪を追加できる。

クッカーの周囲が結露することもなかった。結露しないというのは、テント内を濡らさないし、拭き上げる際の鍋転倒リスクも抑えられるということ。

当クッカーは水作りと湯沸かし専用とした。調理する鍋と分けることで、水作りで油が浮いたりすることがない。より美味しい行動水を確保することができる。

トイレットペーパーで鍋を拭き上げたとしても、そこで作った行動水は味が落ちるのだよ。これまでの例会山行では、そこが結構気になっていた(美味しい行動水が飲みたかった)。

私物であるが、例会山行には積極的に持って行こうと思う。持参するOD缶の数を減らせるのは、省エネかつ軽量化につながるのだ。

唯一の問題点は、テント内で使用すると一酸化炭素中毒になる危険性があるということ。販売サイトにおいてもテント内では絶対に使用するなと明記してある。

ちなみに今回二人用テントで、ヒートエクスチェンジャー付きアルミクッカーをガンガン使ってみたが、健康被害はなかった。

たまたま何も起こらなかっただけかもしれない。使用はお勧めするが、使用環境は自分で適切に考えてください。テント内で使用しない方がよいでしょう。

使用前は自分もそう思っていたが、天候が悪かったので、ついテント内で使用しちゃいました。

使い方に注意すれば、とっても便利なこの道具、チェックしてみてはどうか?

やまやろうは容量1リッターのものを持っているが、同じメーカーから600mlの小型クッカーもラインナップされている。ソロキャンパーにはこっちが容量的にピタリ(自分も欲しいが買いません)。

何度も書くけど、テント内で使ってはダメですよ。






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Last updated  2025/05/08 10:53:32 PM


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