やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2025/07/12
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カテゴリ: 登山



医王山ビジターセンターまでの道は、なかなかのキツさであった。激しいヘアピンカーブと高度差のある道を通った。


6:56 医王山ビジターセンターに到着。車中では日本茶をガバガバ飲んでいた。

「ゾーン」に入るのには水分が必要なのかなと思ったので。摂取エネルギーは少な目(総菜パン1個)にしておく。

今日の参加メンバーは、T中、N村、h、A木、K山、やまやろう。

沢靴を忘れた自分は、下山用としてザックに入れていたベアフットシューズで、トレイルランニングをすることにした。

このシューズで遡行できるのではないか、とか散々言われたが、まともな装備を持たない者は、入渓すべきではない。

入渓組が先に移動を始める。おら、お腹が痛くなったので見送った直後にトイレに向かう。


7:12 ビジターセンター発。霧雨。熊鈴を持っていないので、登攀具をザックに付けてガチャガチャ音を出しながら歩く。

ビジターセンター西の尾根道に入る。いきなりの急登で汗が噴き出る。次第に雨は本格的になるが、登山道の上に広がる木の葉で雨はしのげる。


7:45 箱尾谷山山頂(685m)。真っ白で眺望なし。


7:52 地蔵峠。再び尾根道へ入る。土の登山道が砂利・岩の道に変わる。ベアフットシューズだと、路面の変化に敏感になる。

1時間くらい行動したら、ゾーンに入ったかなという感覚。明確な境界線は感じられない。


8:05 覗休憩所。ザックを下ろして水分補給する。食料は日本茶が1Lくらいと、総菜バーガーが2個。


山中では道の分岐が多いので、地図アプリでよく確認する。


8:35 白兀山(896m)。医王山の山頂と言われている頂上。眺望がゼロなので感動なし。


稜線歩きの途中で、かろうじて眺望があった。


8:44 分岐。ちらちら登山者とすれ違うようになる。夕霧峠への近道に入る。


8:50 蛇尾山(920m)。急登の近道から向かったが、巻き道の方が登頂するのも楽だと思う。

蛇尾谷に入渓できなかったから、せめてピークは踏んでおきたかった。景色は何も見えない。

9:00 夕霧峠。ここで車道と合流する。水分補給。


少し下って、尾根筋の登山道に入る。


龍神池はカエルケロケロ、龍はいなかった。


9:22 奥医王山(939m)は、医王山の最高地点。ベンチに腰を下ろして休憩する。クレー射撃のくぐもった音がするわ。

9:31 引き返す。


9:44 再び夕霧峠。白兀平ヒュッテの展望台は、風が抜けて涼しい。

入渓組と待ち合わせしようと考えていたが、ぐっしょり濡れた衣類のままでここに滞在するのは危険である。下山することをG会ライングループに入れておく。

9:57 下山。三蛇ヶ滝経由で大池平に下ることにした。三千坊に向けて車道を走る。

10:13 国土原休憩所。


10:21 三千坊。近くに三角点「黒滝(789m)」がある。


10:26 大池平に向けて西方に進路を取る。余り人は入っていないようだ。登山道がササに覆われている箇所がある。緩やかな下りから、後半は急な下りに変わる。


10:44 沢(蛇尾谷)に出た。きれいな水が流れている。この先、三蛇ヶ滝までは険路。


蛇尾谷左岸の、高度のある鎖場をトラバースしていく。ベアフットシューズでは少し不安なところ。


10:57 鳶岩の基部に来たら、下方の沢から人の声が聞こえる。当会の後から遡行してきたグループがいるのかなと思った。


11:01 なんと入渓組であった。遅くない?最初に入渓する際の懸垂下降に時間がかかったみたい。この先の遡行はまだまだ長いよ。


入渓組は先に進み、やまやろうは滝を見ながら行動食を食べた。川床の石は色んな種類があって興味深い。

11:23 出発。


微動だにせず、お前は何をしているのじゃ。


11:32 大沼(いけ)。鳶岩を入れたショットがなかなか良い。


ビジターセンターまでは小走り。走ると涼しい。


自然観察会の人々が解説を受けていた。


11:50 ビジターセンター到着。汗で全身ズクズクになったので、全て着替える。

ビジターセンターの軒下で、入渓組の下山を待つ。風が抜けて気持ちがよいのだ。逆に言うと、軒下でしか待機できない暑さであった。

管理人は何時間も留まっている自分を不審者だと思っていたのではないか。センターに置いてあった「山と渓谷」を3冊読了。

16:32 入渓組が帰ってきた!4時間40分も待ったのかー。入渓組は着替えたり、沢道具を洗ったりして、最後に反省会(自分は大いに反省)。

17:16 出発。

18:33 魚津IC到着。交通費を精算して解散。

医王山の登山道は、変化に富むものであった。そこをベアフットシューズで長時間歩き続けられたことは、大きな収穫である。江戸時代の人の歩き方・走り方を再現して、早くて楽に山中を移動できるようになりたい。






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Last updated  2025/07/14 10:36:23 PM


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