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いや~とても悔しい、いや「悔しい」とすら言いよどんでしまうような完敗でした…(´;ω;`) 現地参戦のサポ友Iさんから、スカパー!にチラッと映って「おおΣ( ̄口 ̄*)!?」と思ったオレンジ虎柄一平と浴衣を着たみかんズ(オーレ君が特に似合っててかわええヾ(o´∀`o)ノ)の写メがタイムリーに届き(ありがとうございましたー)、 個人的にも愛媛戦には警戒していたので、開始10分ほどはTV前で集中して観ていたものの、すぐにはスコアが動かなそうだったので1時間前から観ていた福岡VS磐田とザッピングしていたら失点、そして追加点…。 試合の流れや空気は現地へ行かないとわからないところが多々ありますが、TVで観ている限りはまさに「完敗」。特に前半は同じようなやり方から再三にわたりピンチを招いて修正できず、シュートも打てずにほぼ何もさせてもらえませんでした。こういう大宮を観るのは久々。動きも重かった感じがします。今季はこれが4敗めですが、いずれも「惜敗」でなはく「完敗」。惜しい取りこぼしはないが故、その時点でのチームの課題が浮き彫りにされたとも言え、特に今回は「研究されたな」という感じ。木山監督が最近の大宮と前回敗戦の東京V戦をものすごく熱心に研究して対策を練り、それを選手たちが熱意と献身をもって応えた結果だと思います。くっいいチームだよ愛媛…。しかーしそんなことは言っていられません! 今節はC大阪とウチを降した愛媛、今回の愛媛同様に磐田対策をきっちり練り、3日間の非公開練習を行った福岡が見事勝利。残り13節、昇格争いもいよいよ激化してきました。優勝を狙う大宮に連敗は禁物、敗戦の落胆はきっちり切り替え、一方では「対策された場合の対策」も冷静に練り上げて、次節以降も着々と勝ち点を積み上げていかなくてはなりません。プレーと応援は熱く、頭はクールに戦っていかなくては╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !…いやーでも、昨日最も悔しい思いをしていたのは渋谷監督ではなかったかなと思います。これまで難しい試合を見事な修正力でものにしてきた渋谷さん。昨日の試合は選手と言うより監督の力が大きく、ほんとうにほんとうに悔しかったと思います。なので、スカパー!を見ていたら↓あれ?誰かワイシャツの人走ってく・・・ってこれ渋谷さんΣ( ̄口 ̄lll) 私が覚えている&参戦した限り、試合後のゴール裏への挨拶に渋谷さんが来たのは今季これが初めてではなかったかと思います。それだけサポーターに対して申し訳ない思いが強く、それほどにものすごく悔しく、残念だったのではないかと・・・。 上述通り、これまでの試合に「惜敗」がなかったのは、負けたかも知れない試合を渋谷さんが修正し、選手たちが粘って勝ちまたはドローに持ち込んだからで、監督力によるところはすごく大きいと思っています。この内容・結果を受け、渋谷さんはじめコーチ陣はまた次の策を熱心に練り上げてくれると信じているし、また選手たちもそれに全力で応えてくれると信じています。がんばろう!!大宮!!!現地参戦の皆さん、遠いところたいへんお疲れさまでした。愛媛の美味しいものを食べて観光して、楽しんで帰ってきてください。ありがとうございましたm(_ _)mそして次節以降、私は全試合参戦予定ですので引き続きよろしくお願いします╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グググググ …そんな訳で、現地へ行けなかった我が家のきのうの食卓でも。 暑い時期は地中海~エーゲ海あたりのお料理が食べたくなります。という訳でギリシャ料理。日本の食材がかなり混じり込んでいるのでエセ度高めですが美味しかったのでよし!◆金時豆・レンズ豆とアンチョビ(の代わりに北海道産にしんのオイル漬け)のサラダ 本来は「エリオサラタ」と呼ばれる、黒目豆とレンズ豆、ブラックオリーブ、香草を使ったディップ系のサラダです。アンチョビの塩気と魚臭いワイルドな香りがポイントですが、7月に北海道で買った「にしんのオイル漬け」が殊の外いい感じに魚臭かったので代用してみたところ、大正解!ギリシャで食べた魚くさ~い感じがよく出てたいへんそれっぽく仕上がりました。 基本のレシピはこちらを参考にしてください。スライスオニオンがよく合います。ディップをもう1品。ギリシャ料理と言うとこの手のディップをいろいろ作りたくなります。◆アボカド入り焼き茄子のディップ(メリジャノサラタ+アボカド) 焼き茄子の皮をむいて実から出て来る水分をちょっと絞り、おろしにんにくとレモン、塩で味付けした「メリジャノサラタ」はギリシャの定番。ここに水きりヨーグルトを入れたり、ブラックオリーブを入れたりするアレンジ版もいろいろあってどれも美味しい。きのうは少し日にちの経ったアボカドが残っていたので刻んでレモン汁をたっぷりかけて混ぜました。焼き茄子のとろっとした食感にアボカドの柔らかさがよく合い、味的にも相性の良い一品。夏の疲れにアボカドもおすすめです。基本のメリジャノサラタはこちらをご覧ください。◆じゃがいもと明太子・パンのギリシャ風コロッケ(タラモケフテデス) こちらもエセ度高めです、というのは本来たらこを使うところに福岡で買った明太子を使用しているから。と言ってもやはりこのお料理も「魚くささ」がポイントなので、熟成が進みつつある感じの「買ってしばらく経った」明太子がぴったりなんですよ。 じゃがいもとたらこのサラダ「タラモサラタ(「ダ」ではなく「タ」が正解)をご存知の方は多いと思います。日本ではだいぶアレンジされて広まっていますが、要はあれにパンのつなぎを入れて丸め、小麦粉をまぶして揚げたもの。今回はライ麦パンの切れはしを水に浸してしぼり、ちぎったものを使用。独特の香りが明太子に合ってたいへん美味しい。酢っぱしょっぱい感じがキモです。タラモサラタについてはこれまた過去エントリのこちらをご覧ください。それを固めに作り(=パンやじゃがいもを多く入れる)、丸めてしばらく冷蔵庫で休ませ、小麦粉をはたいて180℃の油でカラッといい色になるまで揚げればOK。ぜひレモンをギューッと絞って、レタスと一緒にお召し上がりください。美味しいですよー!◆プチトマトとハルミチーズのサガナキ 近所のスーパーで地場産のプチトマトが美味しそうだったので、これそのまま焼くか揚げるかして食べたいなーと思っていたところ、ギリシャ料理を作ることにしたのでサガナキ(チーズ焼き)に。ギリシャでも実際にある食べ方らしいです。超簡単ですがすごく美味しいのでおすすめ!作り方は簡単で、1)耐熱容器(小鍋みたいなやつ)にスライスしたにんにくとオリーブオイル(ピュアオイルだとなお良し)を入れて温め、香りが出てきたらプチトマトを食べたいだけ投入。2)熱が均一に通るよう転がしながら炒め、皮が弾ける直前に切ったハルミチーズまたはフェタチーズを入れ、軽く焦げ目がつく程度に熱すれば完成ポイントは焼いて食べるチーズ「ハルミチーズ」を使うことだと思います。「とろけるチーズ」ではなく、焼いてむっちりするタイプのチーズが◎。旨味が溶け出したオイルもまたウマウマなので、このオイルをパンにつけながら食べると至福の一品。この感じ、スペインのアヒージョにも似ていますね。・・・というパンですが、ギリシャのパンは表面が茶色で中は白っぽくスカスカしている軽いタイプが多いので、糸島で買ってきて冷凍しておいた食事パンを使いました。 あとの2皿は美味しいお店で買ってきた冷製テリーヌと羊のスペアリブ。これだけフレンチですが食べたかったのでよし!今日で夏休みが終わりの方も多いかも知れません。今日もすごく暑いのでよくお水を飲んで、少しゆっくり身体を休めてくださいねー
2015.08.15
あっさり埼玉新聞に記事が出てしまった昨日の朝から1時間おきに大宮の公式サイトをチェックする「刑の執行を待つ死刑囚」的心境ではありますが(今日この後リリース出たらまた更新するかも…)、現状未だ出ないので、まだ載せられていなかった食べ物の話題でも(´・ω・`)ある日の休日ごはんです。 その少し前にトルコの焼いて食べると美味しい「ハルミ(ハルーミ)チーズ」を買って、ちょっとエキゾチックな食べ物が食べたくなり、こんなラインナップに。◆ハルミチーズのグリル&パプリカのローストとバジルトマト ハルミチーズはそのままだと塩分がとても強いので、しばらく水に浸して塩抜きをしてから使います。生のままちぎってサラダに散らしても、暑い時期には特に美味しくいただけますが、今回は焼いた際の「もきゅっ」とした食感を重視。1cm程度の厚さにスライスして塩抜きをした後、そのままフライパンで両面焼きました。焼いている間に水分と脂がどんどん出て来るので、オリーブオイル等を敷く必要はありません。 添えたのは皮が黒くなるまで焼いて皮をむき、軽く塩・オリーブオイル・レモン汁で和えたパプリカと、生のまま切ってバジルの葉を添えたトマト。どちらもハルミチーズによく合う定番の組み合わせです。一緒に食べるととっても美味しーいヾ(o´∀`o)ノ!◆チキンとグリーンオリーブのタジン だいぶ前に長野へ行った際(この時か)、サービスエリアで「塩レモン」を初めて買いました。とは言えどう使えばよいかわからず未開封のまま季節はすぎ、寒くなった今「もともと塩レモンって中近東、モロッコあたりのの食べ物だよね」と思い付き、モロッコ料理を調べていてたどり着いたお料理。本来もちろん「タジン鍋」を使って作るものですが、ルクルーゼ等の厚手の煮込み鍋で問題なく代用できます。 タジン(というかクスクスを添える煮込み)は以前野菜のを作ってすごく美味しくできましたが、いろんな種類の材料を揃えなくてはいけないイメージが強く、なかなか再挑戦できずにいました。が、このチキンのタジンはとても単純な材料でできて、しかも美味しいヾ(o´∀`o)ノチキンの下味さえしっかりつけておけば、短時間煮込むだけでとっても美味しく仕上がります。ごはんにも合いそうな味。ダンナさんの感想は「あれ、前に食べたなんかアラブ風の緑色っぽいやつ、なんだっけ。あれに入ってたのと似たスキッとした味がする」。「ドライレモンのこと?」「ああそうそうそれそれ!」確かに。ドライレモンを入れた煮込みと同じような清涼感が出るので、食べた後口がすっきりする感じ。シャキッとした後口になるんですよね。塩レモンがなくても作れますが、できるだけレモンの皮を削いで入れるなどレモンっぽい味を足すと美味しくできます。簡単なのでぜひお試しあれ!≪塩レモンが決め手!単純な材料で美味しくできる「チキンとグリーンオリーブのタジン」≫レシピ:2~3人分1) チキン(骨付きもも等があればベストですが、今回は手羽元1パック使用)に下味をつける。ターメリック小さじ1/4、おろししょうが(本来はジンジャーパウダー)、粗塩、黒こしょう、みじん切りにしたにんにくと塩レモン適量にオリーブオイルをたらし、チキンによーくすりこんで30分~1時間程度なじませる。2) タジン鍋または煮込み用の厚手の鍋にバター少々を敷いて温め、チキンを入れて焼き付け、続いてみじん切りの玉ねぎ1/4~1/2個分を入れて軽く炒め、全体に油と熱が回ったら、塩レモン大さじ1~2(なければ削いだレモンの皮やドライレモンを入れる)、イタリアンパセリのみじん切り適量、皮をむいて1cm程度にダイスカットしたじゃがいも1/2個分程度を加え、水50cc程度を焦げ付き防止に加えて蓋をする。3) 弱火で30~40分程度、時々チキンの上下を返して煮込み、全体に熱と味付けがいきわたったら、仕上げにグリーンオリーブ5~6粒を入れて火を止め、10分程度蒸らして香りを行きわたらせてできあがり!★グリーンオリーブの風味は煮込まなくてもすぐに移るので、仕上げに加えればOKです。チキンの部位はお好みのところでOKですが、骨付きがやっぱり美味しいです。続いてはこれもルクルーゼを使って作った「オムレツ」の方のタジン。◆トマトと玉ねぎのタジン これは以前作ったことがあります。その際は蓋のない、直火にかけられるアヒージョ用の小鍋で代用したのですが(→分量と作り方はこちら、今回は卵は2個使いました。スパイスはクミン、コリアンダー、仕上げにイタリアンパセリ)、やはり蓋つきの鍋で作った方が断然美味しいことが判明。 しっかりした蓋で蒸らされるからか、卵がよりふわっふわに仕上がってすごく美味しかった!これを作る場合はぜひ蓋のついたお鍋で作ってみてください。簡単だけどすっごく美味しいのでとてもオススメ。これはパン向きの味です。クミンやコリアンダーの香りがまたいいんですよね~。◆スパイシーなフライドポテト チキンのタジンを作った際、余ったじゃがいもを素揚げにして、仕上げにガラムマサラと塩を振ったポテト。箸休めにこういうのがあるとお酒がすすみます。◆アラブ風パン「ホブス」(ちょっと失敗め) パンって毎回わりと思い付きで作るので、こね方や粉の配合も私はかなり適当です。なのでこの日はあまり膨らまなかった・・・。ですが、焼き上がりからしばらく経つと全粒粉の香りが立ってチキンのタジンにぴったりな味でした。よく膨らんだ際の成功事例は上と同様こちら。・・・それにしても。「巡り合わせがよくない」としか言いようがないくらい、降格が決まった直後から公私ともに相当ツキに見放されているわたくし(いや多分降格のせいではなく、普段は良くないことが大宮はじめ他のことでかき消されているだけですが)。会社のPCがお客さんの目の前で壊れるとか、修理で2週間仕事が止まるとか、戻って来ても3か月分程度のデータが破損していたとか、電車もやたら止まるのにばかり遭遇して通勤時間が異様にかかるとか休日残業帰りに酔っ払いのオヤジに絡まれるとか(最低だった…)、降格に起因する様々な悲しい出来事に加えツキに見放された日々の仕上げに大失恋ですかщ(゚ロ゚щ)――と言える心境ぐらいにはどうにかなりつつありますが、金曜から今にかけていろんなことが手につかず、ため息ばかりの状態が続いております(´-ω-`)つらいなあ・・・
2014.12.26
話は数日さかのぼりますが、皆さんコートジボワール戦は生でご覧になられましたか?我が家はこんな様子でした。↓キックオフのかなり前から張り切ってTV前にいたのはこの3人。好調のモリゲがスタメンなので(写真は蛍ですけど)、ドロンパはわくわくを抑えられない模様。 ↓我々もわくわくを抑えきれません。例のTシャツももちろん着用、サッカー観戦と言えばビール(発泡酒だけど)は欠かせない! ↓その後、関係者が続々集まってきますが・・・(目立たないけど鹿島要素とかセレッソ要素とかちゃんといますよ) 残念ながら敗戦。 ↓「次は勝つだがね!(名古屋弁よくわからない)」 いや~、失点の仕方がまるで「ダメなときの大宮」そのものでしたね。左サイドにぽっかり空いたスペースといい、同じパターンからの連続失点といい、前と後ろの意識差といい、見慣れた光景が展開されている・・・と思った大宮サポは私だけではないと思います(翌日兄さんに会ったら「大宮の試合観てるみたいだったねー」ってやっぱり言ってた)代表がこれでは困るんだよ!щ(゚ロ゚щ)とも思いましたが、逆に言えば大宮だって意識・イメージの統一が進めばぐんと強くなるんだ!(そうだ昨年の序盤がそうだった!)とにかく、次のギリシャ戦には勝ってもらいましょうさてさて、ファンフェスから帰った日の夜=コートジボワール戦前夜。かねてから少しずつ準備していたコートジボワール料理に挑戦してみました!ヽ( ̄▽ ̄)ノ ◆ケデュヌ(骨付きチキンとトマト・玉ねぎの無水煮) 特別な材料を手配する必要がなく、最も作りやすく、かつ美味しかったのがこれ。骨付きのチキンを鍋に入れ、切り刻んだ野菜と調味料も入れて手で混ぜ、あとは蓋をして1時間ほど煮込むだけ! 水を加えず無水で煮込むので、そろぞれの材料から出たスープが煮詰まってとてもいい味に仕上がります。チキンも簡単に骨が外れる柔らかさ!生姜を多めに使うのが意外、でも美味しーいヾ(o´∀`o)ノパンにもごはんにも合いそうな味ですが、今回はクスクスと一緒に食べました。本来コートジボワールでは「アチェケ」というキャッサバのクスクスに合わせるようで、さすがにそれは入手できず。でもクスクスでも十分それっぽかったです。≪簡単に骨からほろっと外れる柔らかさ!チキンと野菜の無水煮「ケデュヌ」≫レシピ:2~3人分1) にんにく1かけと、同じくらい~やや大きめの生姜をみじん切りにして厚手の煮込み鍋(ル・クルーゼを使用)に入れる。トマト大1個はざく切り(または缶詰等のカットトマト1/3缶弱)、スライスした紫玉ねぎ1/2個分、粗みじん切りにしたピーマン1個、種を抜いてちぎった赤唐辛子1本、ローリエ1枚も鍋へ。2) 鶏の手羽元1パック(またはお好みの部位)は軽く塩・コショウをまぶして1)の鍋に入れ、生姜のすりおろし小さじ1もプラス。すべての材料を手で混ぜ合わせて蓋をし、弱火で1時間強煮込む。鶏の量が少ない場合はチキンのブイヨンや鶏ガラスープの素等も加えてください。3) 余計な水分が煮詰まり、いい感じに煮えたらできあがり!4) クスクス1/2カップは同量の熱湯を注いで蓋をして蒸らし、オリーブオイル少々と塩を加えてほぐしておき、一緒に食べる。★オクラを入れて作るレシピも見かけましたが今回はピーマン入りで引き締まった味に作りました。トマトと玉ねぎからかなり水分が出るので、多めに作る際はトマト・玉ねぎも増やしてください。感じとしてはトマト2:玉ねぎ1ぐらいの比率。南米・アフリカと言えばTV等でもよく見かけるのが皮が緑色の食用バナナ。国によって大きさや呼び名は異なるようですが、今回はエクアドル産の「プラタノ」を、南米の食材を扱うお店から購入。フレコさんもそこで買いました。◆アロコ(食用バナナのフライ) コートジボワール料理について調べ始めて、日本語での情報量が最も多かったのがこの「グリーンバナナのフライ」でした。ごく一般的に主食として食べられているようで、「毎日食べても飽きない」と書いている日本人の方もいてすごく気になってたんですよね。揚げバナナ自体はデザートでも見かける手法ですが、どうも現地写真はフライドポテトみたいに見える。グリーンバナナってバナナとは違うのか??と思いつつ、数日常温に置いておいたプラタノの皮をむこうとすると、かたい!Σ( ̄口 ̄*)指を怪我しそうな皮の繊維の固さ。柄の部分をパキっと折ってするするむける、私たちがよく食べる黄色いバナナとは明らかに違います。筋張ってる!そうしてむいたプラタノ、縦に割るとこんな。 なんというか「水分がない」「かたい」「素手で長時間扱ってるとかぶれそう」的感触と言えばわかっていただけるでしょうか。日本の一般的な食材で言うと、里芋に最も近い感じ。切る際に少しだけ粘りが出ますが、揚げていても油ははねないし、揚げた後の油がきれいになるのもイモ類に近い感じ。 切り方も国によって異なるようですが、コートジボワールの場合は「縦に割ってスライス」とやはりフライドポテトに近い形状。食べてみると、表面はさっくりして最初は香ばしいですが、中心部に行くにつれ果物っぽい酸味と香りが出てきます。後味は確かにフルーツっぽい!これは日本ではなかなか巡り会わない味。でもほとんどの方が気に入ると思うので、輸入食材店等でグリーンバナナを見かけたらぜひ一度お試しください!作り方は単純に「皮をむく→縦に割る→1~1.5cmにスライス→熱したたっぷりの油で揚げ、塩を振る」以上!そしてそして、今回最も謎に包まれていた一品。◆ティアピア(イズミダイ)のグリル・コートジボワール風ソース 「イズミダイ」という和名がある時点で日本での入手は可能だったはずですが、今回のはタイ産。東南アジア・アフリカ、そして日本でもタンパク源として食べられている淡水魚。「タイ」と名前はついていても身が締まった海の魚ではなく、ブヨブヨして匂いもある系の川魚です。なので予め塩と生姜で味付けして(やっぱりここでも生姜使うんですね)水分と匂いを多少取ってからしっかりグリルしましたが、やはりお魚だけで食べると泥臭いというか、独特の匂いが少し気になります。 という訳で、このお料理には野菜を煮詰めてスパイスを入れたソースと大量の生野菜、そしてレモンまたはライムが必須!ソースをつけると臭みは殆ど気にならず、とても美味しくいただけます。ソースの作り方は、にんにく1かけ、種を抜いてちぎった赤唐辛子1本、みじん切りの玉ねぎ1/4個分、同じくみじん切りのピーマン1個分をオリーブオイルで炒め、角切りまたはすりおろしたトマトも加えて煮つめ、塩、レモン汁、バターで味付け。クミンは入れていませんが、材料といい見た目の感じといい味といい、チュニジア料理の「サラタ・メシュイア」によく似ています。さすが近い国同士。今回の反省点としては、もっと魚の臭みを取る調理法を取れば・・・という気がするので、もっとよくよく水気を抜いてスパイス・ハーブ類をすりこみ、軽く小麦粉をまぶして揚げるか、オーブンで焼いてピーナツオイルをジュッ!とかけるかすればもっと美味しくなると思うな。中国でもこのテの魚をよく食べるので、中華の手法が参考になりそうです。添えた生野菜はレタス、赤と緑のピーマン、紫玉ねぎ、きゅうり等で、この辺りは彩がよければなんでもいいみたいです。紫玉ねぎはよく食べる模様なので、使ってみてください。――という訳で、残念ながらコートジボワールには負けてしまいましたが、久々に「初めてのジャンル」の料理を作って楽しかったし、ダンナさんも面白かったみたいです。次のギリシャ料理は得意分野なのであまり目新しさはないのですが(それに平日なのであまり時間がない)、コロンビア戦はまたちょっと準備しようかなと思ってまーす
2014.06.17
プレシーズンマッチが中止に&雪がすごくて買い物に出られない&寒い!!!ので、おうちで煮込み料理を作ることにした昨日のお昼。煮込み用の牛肉があったので、各種スパイスを絡めてモロッコ風の煮込みを作りました。タジン鍋持ってないのでル・クルーゼで作りましたが、モロッコ料理ってタジン鍋を使って作るとなんでも「タジン」なんですよね(笑)◆牛肉とプルーン・いちじくのタジン お肉と果物の取り合わせは久々。先日プルーン入りの肉団子スープを作るために買ったプルーンを消費したくてこれを作ることに。スパイスはにんにく・生姜・クミン・パプリカ・ドライレモンを使用。これを予めお肉にしっかり絡め、あとはことこと煮るだけ。簡単です。 モロッコでは牛肉は「安い肉」でどちらかというとマトンで作られることが多いようで、確かにマトンで作った方がよりエキゾチックでおいしそう。でもこれはこれでアリです。やわらかくふっくら煮えた果物の甘みが牛肉にとろ~り絡んで、スパイス、特に生姜の香りがいい感じ!≪モロッコ風牛肉といちじく・プルーンのタジン≫レシピ:2人分1) 煮込み用の牛肉250gは大きめにカットし、スパイス類(にんにく、クミン、ジンジャーパウダー:なかったので生姜のみじん切りで代用、パプリカ、削ったドライレモン:シトロンコンフィの代用)と塩・コショウを絡める。2) 鍋にオイル適量を入れて温め、スライスした玉ねぎ1/2個分と生姜のみじん切り(肉に絡めたのと別に追加)を炒め、しんなりしたら1)の肉を入れて焼き付け、ターメリック適量を入れて全体にまぶしつけ、ひたひたの水を加えて肉が柔らかくなるまで煮る。3) 肉が柔らかくなったら、ドライプルーン(硬ければ予めぬるま湯+砂糖少々で戻しておく)8粒(今回は自宅にあったいちじくの甘煮4個分も加えました)を加え、10分ほど煮て器に盛り、白ごまを振ってできあがり!★白ごまは必須です!これで一気に味が変わった感じ。★プルーンとレーズンを取り合わせて作ることも多いみたい。食べてみた感じだと、マトンではなく牛肉で作る時は干しあんずもいいかも!と思いました。この煮込みに合わせて作ってみたモロッコ風のブランチ。 タジンにはやはりこのパンです。◆ホブス(モロッコ風ピタパン) これもこの形である以外は特に決まりがなく、様々な粉を使って作られるようですが、昨日の分量は小麦粉合計100g(全粒粉、地粉を適当にブレンド)、ドライイースト小さじ1/3ぐらい、塩・砂糖各ひとつまみ、オリーブオイルひとたらしを予め混ぜ、ぬるま湯を少しずつ加えていって耳たぶぐらいの固さにしたのを10分くらいこねて1時間発酵。発酵後、打ち粉をしたオーブンシートの上で直径20cmぐらいにのばして、200℃のオーブンで12分ほど焼きました。 実は私、このテの平べったいパンを焼いてちゃんと膨らんだの初めてですヽ( ̄▽ ̄)ノ・・・適当に作ったのがよかったのかなあ(笑)全粒粉の素朴な感じが美味しかった。また作ろう。◆モロッコ風オムレツ これも本来タジン鍋で作るもの+たぶん加熱しすぎましたが、美味しかったです。特にダンナさんがたいへん気に入った様子。生のトマトを使うのがポイントかな?半生ぐらいの玉ねぎのシャクシャクした食感もよく、パンにとってもよく合います。 作り方は非常~に簡単で、1) 直火にかけられる陶器の器にオリーブオイルを敷き、みじん切りのにんにく1/2かけ分⇒粗みじん切りの玉ねぎ1/4個分⇒ざくぎりのトマト1個分と重ねていってクミン・チリパウダー・塩各少々を振り、ふたをして加熱。2) 野菜から水分が出てぐつぐつしてきたら少し火を弱めて全体を混ぜ、溶き卵1個分を流し入れてひと混ぜして蓋をし、蒸らす。好みでパクチー(なかったので割愛)をのせてできあがり!◆ハリラ(レンズ豆入りモロッコ風スープ) これも「ハリラ」と総称されますが実にいろんな作り方があるモロッコのスープ。本来はラマダンの時期に食べる栄養・ボリューム満点のスープのようですが、それ以外の時期でもお味噌汁みたいに日常的に食べられるみたい。今回は最もシンプルで軽めの作り方で作りました。私これ好きです。小麦粉でつけたとろみとレンズ豆の食感がいい感じで、けっこうクセになりそう。分量はすごく適当でOKだと思います。1) 皮なしのレンズ豆大さじ1.5杯ぐらいをぬるま湯に15分ほどつけて戻しておく。2) ざく切りのトマト、1)のレンズ豆、生姜のみじん切り、クミン、塩、こしょう、パセリとチキンブイヨン少々、水300cc程度を鍋に入れて蓋をして煮る。3) レンズ豆が柔らかくなって来たら、小麦粉大さじ1強を150ccぐらいの水でよく溶いて加えてとろみをつけ、10分ほど煮てバジルを振って完成。仕上げに卵でとろみをつけたり、お肉やパスタが入るバージョンもあるようですが、最も簡素に作るとこんな感じみたい。私は簡素なバージョンの方が好きかも。そして、この日作った中で最も気に入ったのがこれです。◆バグリール(モロッコ風朝食パンケーキ) セモリナ粉を使って作る、主に朝食で食べるらしい半発酵のパンケーキ。この外観は明らかに失敗です(笑)何故なら、本来はもっと表面がぼこぼこ穴が開いていて、その食感が特徴の食べ物らしい。発酵が足りないのか、焼き方がいけなかったのか、穴が明らかに足りません。でも、美味しーいヾ(o´∀`o)ノ プチプチ感は少々足りないものの、セモリナ粉特有の食感と、溶かしバター&はちみつのソース、それにチーズ代わりの水切りヨーグルトがよく合ってとても美味しい。片面焼きで簡単なので、これはいつかリベンジします今回の分量は、セモリナ粉45g、ドライイースト少々、ベーキングパウダー小さじ1/4ぐらいと塩・砂糖各少々。これをぬるま湯60ccぐらいで溶いて1時間ほど発酵させてから、油を敷かないフライパンで片面のみ焼きます。仕上げに溶かしバターとはちみつを合わせたソースをたっぷりかけてできあがり!先日つくったクスクスも美味しかったし、モロッコ料理もなかなかいいですね!また機会をつくって気になるレシピを試してみようと思います ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。それにしても、ちばぎんカップとか清水VS川崎とか、スカパー!でよそのプレシーズンマッチ見てたら楽しそうで羨ましい早く大宮の試合が観たいです…。とか言いながら実は風邪ひきましたゼロックスまでに治すぞー!
2014.02.15
Jリーグも天皇杯もとっくに終わり、インカレも来季入団泉澤君を擁する阪南大が昨日の2回戦で敗退(でも1回戦・2回戦とも彼が得点、期待大!)。もはや食べることと飲むことがネタの中心にならざるを得ない当ブログ。土曜日のサンクスパーティ前に食べたブランチのお話でも。先週半ばぐらいから猛烈に食べたくなっていた「ファラフェル」をすごく久々に作りました。 ファラフェルとは、レバノンやイスラエルほか等中近東~地中海沿岸で広く食べられているひよこ豆のコロッケ。と言っても衣をつける訳ではなく、すりつぶした豆に玉ねぎと各種スパイス・ハーブを混ぜ合わせて揚げるミートボール的なもので、ひよこ豆のホクホクした感じと独特の風味+スパイスの風味がたいへんクセになります。お肉を使わないので、ベジタリアン(卵も使わないのでヴィーガンでもOK!)にも愛されるメニューのようです。数年前、いろんな国のお料理を手当たり次第に作りまくっていた頃に一度ご紹介したことがありますが、この時のは完全にパチモンです(それはそれで好きですけど)。手に入りやすくリーズナブルな材料ということで大豆の水煮パックを使用、根本的に「豆の種類が違う」のもありますが、それ以上に問題だったのが本来は乾燥豆で作るもの(水煮・ドライパックはNG)ということ。考えてみれば、お豆腐はにがりで固めているのではなく、生の大豆をすりつぶして加熱した際の凝固作用も重要なわけで(おぼろ豆腐や呉汁がとろっとしているのはそのせいですね)、ファラフェルも同じ。生の豆をすりつぶして使うのがキモな訳です。それに、茹でずに作った方が香ばしそうじゃないですか??という訳で、前日から水に浸し、指でもつぶれる程度の柔らかさになったかわいらしいひよこ豆ちゃんズをフードプロセッサーで砕いたのがこの状態。 本来はおからみたいになるまで砕くようですが、我が家のフープロではここまでが限界。すり鉢ですりつぶす気力がなかったので、これにみじん切りにした玉ねぎとにんにく、各種スパイスと塩を混ぜ混ぜしてスプーンでまとめて揚げてみると・・・◆ファラフェル(中近東風ひよこ豆のスパイシーコロッケ) やったー今度こそホンモノヽ( ̄▽ ̄)ノしかも、つなぎを一切使っていないのに、熱した油に入れると即固まって崩れない!むしろ水煮のを使ってつなぎを入れて作る方が難しかったくらい、ちょーーーー簡単にできました。本物はやっぱり うんまぁ~いヽ(*⌒∇⌒*)ノ::・'゚☆。.::・'゚★。.::・'゚☆。そのままでも、レモンを絞って食べてもちょー美味しい!!さらに、これまたパチモンなタヒニソース(中東風ごま+ヨーグルトソース)をつけて食べても うんまぁーーーーいΛ(_Δ_)Λ さらにさらに、やっぱりどうしてもうまく焼けないピタパン(絶対こねるのと発酵させるのをさぼってるからだと思います。性格雑なので)に挟んで食べても うんまぁ~~~~い\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/という訳で、やっぱり「本物はより簡単でウマイ」ことが証明されました。数年前に比べ、乾燥ひよこ豆もすごく手に入りやすくなっているし、フードプロセッサをお持ちの方も増えていると思います。今こそぜひ!本物を!!!≪乾燥ひよこ豆で作るからより簡単、より美味しい!中近東風ひよこ豆のスパイシーコロッケ「ファラフェル」≫レシピ:大体の分量(多めに作って冷凍できます)1) 乾燥ひよこ豆おわん1杯弱ぐらいは軽く洗ってたっぷりの水につけてまる1日ぐらい置き、やわらかく戻す。1.5倍以上に膨らむので大きめのボウルで戻してください。2) ざるにあけて水切りし、フードプロセッサーにかけておから・そぼろ状にする。途中で回りにくくなったらスプーン1~2杯ぐらいなら水を足してもよいですが、入れすぎないでください。この状態で冷凍できるので、多かったらラップに包んだりタッパーに入れたりして冷凍しましょう。3) 玉ねぎ適量(おから状にしたひよこ豆カップ2杯ぐらいに対して1/4個分ぐらい、お好みで)とにんにく(こちらもお好みの量)をみじん切りにして2)に加え、クミン、コリアンダー、チリパウダーと香菜またはパセリのみじん切り(なくてもよいです)、塩・コショウを加えてタネを作る。4) 揚げ油を熱し、3)のタネを大きめのスプーンでまとめてボール型にして揚げればできあがり!レモンを絞ると美味しいですよ♪生野菜を添えてどうぞ!至福ヽ( ̄▽ ̄)ノこの日の付け合わせは、 お肉の塩気が欲しくて市販のふつう~のハム(すみません手抜きで)、エリンギとしめじのにんにく炒め(外出前なのでにんにくは控えめ)、それときゅうりのトルコ・ギリシャ風サラダ。西洋おろし金でおろしたきゅうりに水切りしたヨーグルトと塩、ディルを混ぜたもの。本来はすりにんにくも入れたいところですが、外出前なのでガマンです。どうもうまく焼けない自家製ピタパンと、美味しいお店の、ライ麦が強すぎなくて美味しいライ麦食パン。 それに、ファラフェルにつけるため作ったタヒーニ+ヨーグルトっぽいソース。◆タヒーニ(中近東風白ごまペースト)+ヨーグルトソース 本来、外出を控えていない私が作るなら、これにはすりにんにくとミント、レモンを加えてソース自体をかなりスパイシーにします。・・・が、この日は私はパーティ、ダンナさんはお仕事(かわいそう)。なのでごくごくシンプルに、水切りしたプレーンヨーグルト(水切りの仕方はこんな感じ)に、日本で普通に売っている白ごまペースト(ちょっと甘くてパンに塗ったりできるやつ)を混ぜただけ!優しい味に作ったからか、普通にパンにつけても美味しいし、ファラフェルにたっぷりつけても美味しいし、けっこうな量作ったな~と思った割にこの時の食事でなくなりました。ウマかった!ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ これだけ食べていったので、パーティで飢えなかったというかあまり食べられなかったのかも。もっと言うと、パーティの後兄さんと行ったオレンジの方(駅前の方だったので赤い人もけっこういた)の「力」でもあまり食べられなかったのかも。ひよこ豆って腹持ちがすごく良いんですよね。ダイエットにもおすすめです。ダイエット用なら、揚げずにフライパンで焼いても固まりますよ!それにしても昨日・今日の寒さはいよいよ本腰が入った感じですね。雪こそ免れましたが室内もなかなか暖まらない…。皆さん風邪ひかないよう、あったかくしてお過ごしくださいね
2013.12.18
さて、週も半ばになってしまいましたが日曜のブランチ。 遅くに目が覚めた朝、煮込んだ野菜をたっぷり食べたいな、スープ仕立ての優しい味のものがいいなーと筋肉痛気味の身体でお布団にくるまったまま考えた結果、久々にスープに合わせたクスクスを作ることに。数年前にチュニジア料理店で初めて食べましたが、クスクス(粒状のパスタ)は北アフリカ~中東一帯と、ゆかりのある国々で広く食べられ、使い方も国・地域によって少しずつ異なります。今回は「家庭の味」をめざし、優しい味が日本人にも好まれるモロッコ風に作ってみましたーヽ( ̄▽ ̄)ノ◆チキンと野菜どっさりのモロッコ風クスクス この角度から見ると「うんうん、チキンとキャベツの穏やかな味ね」と思いますよね。 こちらから見ると「ごぼう!?Σ( ̄口 ̄*)」そう、モロッコでもごぼう使うみたいです( ̄m ̄* )日本のとは少し種類が違うかもしれませんが、東欧あたりでもごぼうって食べられるんですよね。いいだし出るから入れるとウマイ!モロッコ式クスクス(のスープ)には野菜を7種類使うのがお決まりだそうで、ホントはズッキーニとかぼちゃも入れたかったですが、買いに行く元気がなく、下記の材料を使用。 ・大根 ・キャベツ ・玉ねぎ ・人参 ・ごぼう ・ひよこ豆 ・トマトふう~なんとか7種類=( ̄。 ̄;)スープのベースはあくまで野菜のだしとチキン味、塩は軽く加える程度でことこと煮込んだら、ほわ~美味しい~ヽ(*⌒∇⌒*)ノ狙い通りの優しい味、イメージ的には「洋風おでん」。ポトフみたいに脂や塩気の強いものを使っていない分、より優しくて自然そのままの味。私はスープ皿2杯、ダンナさんは3杯くらい食べてお昼でひと鍋なくなりました!≪モロッコの家庭の味!スパイスを多用せず優しい「野菜&チキン味のクスクス」≫レシピ:2~4人分1) クスクスのスープを作る。鶏肉(骨付きの部位がよいですが、今回はむね肉使用)250gは少し大きめにぶつ切りにして塩をまぶす。2) 大根10cm分、にんじん半本、ごぼう12cmくらい、ズッキーニ半本、パプリカ1個、茄子1本などお好みの野菜は太さ2cm、長さ6~7cm程度に細長くカット。玉ねぎ(3/4個)は厚めスライス、キャベツ(1/8個ぐらい)は2cm幅ぐらいにカット、トマト1個はざく切り(ホールトマトやカットトマトでもOK)。野菜の種類は多い方が美味しいです。3) 煮込み用の鍋にみじん切りの生姜少々と粒こしょう、オリーブオイル大さじ1.5ぐらいを入れて温め、香りが出て来たら鶏肉を焼き付け、色が変わったら玉ねぎを加え、しんなりしたらターメリック適量とサフランひとつまみ(入れすぎないよう注意!)を加えて具にまぶしつけるようになじませ、根菜&キャベツまでを加えて炒める。今回は戻して茹でたひよこ豆少々も入れました。4) 水800cc程度と香味野菜(パセリや香菜の茎。なくてもOK)とタイム少々を加えて蓋をして10~15分ほど煮込み、だしを引き出す。水が足りなくなったら適宜足しましょう。5) 残りの野菜(パプリカ、茄子、ズッキーニなど柔かく煮えやすい、だしの出ないもの)を加えて15分ほど煮たら、香味野菜を取り出して塩で味を調えてスープは完成。6) クスクスを戻す。クスクス120gを金属のボウルにあけ、ひたひた程度の熱湯を注いでラップをかけ、3分ほど蒸らす。全体にお湯と湯気が行きわたったらラップを外し、熱いですが手で全体を混ぜて戻し具合を均一に、ぱらぱらにほぐす。この時バターかオリーブオイル少々を加えても良いです。7) 器にクスクスを敷いてスープをどっさりかけてできあがり!この分量だとクスクスもスープも2皿分以上あるので、随時取り分けてたっぷり召し上がれ♪★クスクスの粒の大きさはお好みですが、薄味のスープだと小さめの粒のものが美味しく感じます。手でほぐす工程を入れると口に入れたときのほどけ方が違うので、熱いけどがんばってください!★チキンから出るだしが物足りない場合、鶏がらスープかチキンブイヨンを加えてください。家庭料理なので、使う野菜等もお好みで。クスクスが優しい味なので、もう1品はスパイシーな副菜を作りました。◆ザッルーク(モロッコ風茄子の冷製サラダ) 寒い時期なので冷蔵庫でキンキンに冷やさず、常温で食べましたが本来は冷やして食べるもの。夏ならオイル多めに作って白ワインと合わせたら美味しそうです。モロッコ風の茄子のサラダ、こちらはかなーりスパイシー。ひとくち食べたダンナさんが「おおっ!」とテンションを上げた味の中身は、にんにく、クミン、チリペッパー、コリアンダーとカレーを作るようなスパイス類+パプリカ、そしてレモン。現地ではレモンの塩漬け的なものを使うようで、なければレモン汁での代用を勧められていましたが、ちょっと物足りない感じ。家にあったイラン産のドライレモンを入れてみたら正解酸味だけではない、スキッとした香味が加わって美味しい一品ができました。そのまま食べても良いですが、パンによく合う一品です。≪エキゾチックなスパイシーさがたまらない!モロッコ風茄子のサラダ「ザッルーク」≫レシピ:だいたい2人分1) 茄子2本は虎刈りに皮をむいて1.5cmくらいにダイスカットして水に浸し、軽くアクを抜く。にんにく1/2かけはみじん切りに。トマト(なくてもOK)は皮をむいてざく切り。カットトマトでもOKです。2) フライパンににんにくと茄子、水カップ1ぐらいを入れて蓋をして温め、茄子を蒸す感じにする。3) 茄子が少し柔らかくなったら蓋を取って余計な水を飛ばし、オリーブオイル大さじ1とクミン、コリアンダー、チリペッパー、パプリカ各適量を加えてまぶしつけるように炒め、トマトを加えてペースト状にするイメージで煮ていく。4) 焦げそうになったら少し水を足しながら煮、木べらで軽くつぶしながら煮てペースト状になったら塩少々とレモン汁を加えて(今回はレモン汁+水で少し戻したドライレモンを加えました)できあがり!夏なら冷蔵庫でキンキンに冷やしてどうぞ!★味が馴染むよう、一晩おいてから食べるとより美味しいかも。オイルをたっぷり使えば保存も2日くらいは大丈夫なので、たっぷり作ってみてください。・・・で、ザッルークをパンに合わせたかったので試しに作ってみたモロッコ風のパン。◆ムラウイ(モロッコ風パン) いろんなサイトで検索してみたところ、中国やインドで食べられる「飛餅」や「パラ(ロ)タ」にも似た感じの模様。要は「小麦粉と水をこねる⇒少し発酵させたら平たく伸ばして油脂を塗り、折りたたんで層をつくる⇒こんがり焼く」的な感じで、モロッコ風の場合はあらかじめイーストを加え、一般的なパンと同じように少し発酵させるようです。で、そんな感じに作ってみましたが少し焼きが足りなかったのと、もっと思い切って油脂(バター)を塗り込んだ方が明らかに美味しくできたはず。こんがり焼きたてのにはちみつを塗って食べるのがお決まりなようなので、興味のある方はそんな感じをイメージして作ってみてください。今回は中力粉+セモリナ粉で作りましたが、全粒粉を入れてもよかったかな。 はちみつは栃木のとさこさんからもらった美味しいのがまだあったので、贅沢に塗り塗り。クスクスもザッルークも油脂控えめで作ったので、こっちにはもっと油を使えばよかったな~。けど全体的にとってもウマかったー\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/久々にこういうの作った気がしますが、美味しかった。この冬は久々に最近作っていなかった国のお料理も作ってみようかな。最近イタリア・ポルトガル・ギリシャが定番化していて、他の国のはあまり作ってなかったもんなあ。「洋風おでん」感覚で作ると美味しいクスクスのスープ、クスクスが手に入らなければスープ用の小さめパスタを合わせてもいいと思うので、ぜひお試しください!うーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。ではではお仕事いってきまーす最近毎週水曜日の朝はお知り合いの方に中国語を教えている(あくまで基礎の基礎、入口のところです)ので急がねば!
2013.12.03
さてさて今日はアラブごはんの気分。中東料理は作る過程でもかなり異国気分が味わえるので好きです。先日作った長粒米とレンズ豆のピラフ「ムジャダラ」(ムジャドラ、ムジャダラァ)の粗挽き小麦バージョンもよく食べられると知り、美味しそうだな~、でもそれに合うメニューで揃えたいなとしばらく作る機会を伺っていましたが、この前の日曜にようやく作れました!◆ブルグル(粗挽き小麦)のムジャダラ(レンズ豆入りピラフ)。 いひ色合い的にはなんとも地味ですが、ブルグルとレンズ豆、炒めた玉ねぎの美味しさを知っている我々にとっては美味しそうな眺めです。ブルグルは一時期はまって頻繁に食卓に登場していましたが、最近ちょっとご無沙汰していたのでダンナさんは「ブルグル久々だねー」と嬉しそう。ではでは早速、いっただっきまーす「おっ、ウマイ!これまでのとなんか違うね。旨味がしっかりしているというか、味わいが濃厚何で味付けしたの?」さすがは食べる専門のダンナさん、反応が速いです。そう。これまで我が家で作ってきたブルグルは、ブルグル自体の小麦味を生かす薄味調理が大半でした。が、今回はビーフブイヨンを使用、スパイスも使ってしっかり下支えのある美味しいピラフになっています。美味しい!ぱくぱく食べてしまいます。お米のムジャダラはもっとさっぱりしていたのでヨーグルトが欲しくなる味でしたが、こちらは下味がしっかりしているので、そのままでも十分濃厚でした。ブルグル好きな方には是非オススメ!≪ブイヨンのしっかり味とスパイスの風味が美味しい!「ブルグルのムジャダラ」≫レシピ:約2人分1) ブルグル(粗挽き小麦)1/2カップは洗って少し水につけておく。レンズ豆同量も同様に。玉ねぎ1個は少し厚めにスライスしておく。2) 鍋に水400ccとビーフブイヨン1個(300cc相当分、ちょっと薄めにします)を入れて煮立たせ、ざるにあけたレンズ豆とトマトペースト大さじ1またはホールトマトひとつかみを加えて弱火で15分くらい、蓋をして煮る。3) レンズ豆がふっくら柔らかく煮えたら、スープの味を見ながら塩・コショウで調味し(塩は薄め、コショウは効かせると美味しいです)、オールスパイス3~4振り、チリパウダー適量(お好みで)を加え、洗ったブルグルを加えて全体を混ぜ、蓋をせず様子を見ながら水分がなくなるまで、10分程度加熱する。4) ブルグルを炊いている間に玉ねぎを炒める。フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、あめ色になるまで炒め、仕上げは強火でカリッとさせる。5) ブルグルが炊き上がったらオリーブオイルをひとたらしして全体をざっくりと混ぜ、4)の玉ねぎをのせてできあがり!この日の全体メニューはこんな感じ。左奥はヨーグルトにレモン汁を加え、角切りりんごを加えてディルを振ったヨーグルトサラダです。 栄養的にはムジャダラだけでもそこそこ豊富ですが(動物性たんぱくを断つ時期に食べられるものだそう)、日本人の食いしん坊的にはやっぱりお肉が欲しい!という訳で、イランの典型的なお肉の串焼き&ライスの組み合わせを合わせました。◆チェロ・キャバーブ。 「チェロ」はごはん、「キャバーブ」は串焼きお肉。金串があればもっと本格的にふっくら焼けたかも知れませんが、今回はオーブンで焼きました。つけ合わせは焼き野菜です。お肉は牛ひき肉に叩いたラム薄切り肉を混ぜてよりそれっぽい感じにし、味付けはターメリック・塩・こしょう。焼く際にはバターを使います。注目は、上にふりかけたこの粉末。 シナモンっぽい色に見えますが、味は全く違います。敢えて近いものを探すなら、なんと「ゆかり」(笑)。ゆかりから塩分を少し抜いた感じが最も近いです。イランの人って酸っぱい風味好きですよね。チェロ・キャバーブにはこの粉末「ソマーグ」がつきものだそうです。確かに、牛肉の脂の味にこの酸味はよく合う!肉汁がしみたライスにもふりかけると美味しいです。そしてこのライス、特に味付けしていないので、上のムジャダラと混ぜて食べても美味しかった!アラブでは小麦やパスタと米を混ぜて使う料理も見かけるので、ライスと混ぜるのはアリだな!と思いました。≪イランのごちそう!串焼きお肉とライスのセット「チェロ・キャバーブ」≫レシピ:約2人分1) 牛ひき肉(今回はラム肉を混ぜています)200gは粗みじん切りの玉ねぎ1/8個分、塩・コショウ、ターメリック3~4振りを加えてよく混ぜ、5~6個の俵型にまとめる。2) 長粒米(タイ米)1/2カップはさっと洗って同量の水を加えて炊飯器で炊く。3) 耐熱皿・オーブンシート等に油を塗って焦げ付かないようにし、1)のキャバーブとお好みの野菜をのせて180度に予熱したオーブンで15分程度、途中何度か上下を返し、バターを塗りながら焼けばできあがり!仕上げに「ソマーグ」またはゆかりを振るとより現地度が増して美味しいです!★現地ではフレッシュハーブとヨーグルトを添えて食べるそうです。お好みのものを添えてどうぞ!今日はクレソンと一緒に食べました。うーん、ライスを混ぜたブルグルが一番美味しかったかなダンナさんも「あれ美味しかったよね~」と数日経っても言っています。気に入った模様。ソマーグはいろいろ用途がありそうなので、お肉料理の時に合わせてみようと思います。うん、今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↓ソマーグはこちらで買いました。 イラン産ソマーグ(ソマグ・ソマッグ・sumac) 100g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.08
ちょっと前にご紹介した、対カタール戦のため作ったアラブごはんディナー。最も現地度が高いと思われる一品のご紹介を残していました。 いひ、すごい色各国料理系に馴染みのない方にはこの色だけで遠慮されてしまいそう(笑)ですが、イランでは大人気のとてもメジャーなメニューだそうです。◆ゴルメ・サブジィ(コルマサブジ、ゴルメサブジとも表記されています)というイランのシチュー。たくさんのハーブ類とほうれん草、玉ねぎ、豆、羊肉が入っています。日本のごく一般的な家庭料理では考えられない量のハーブを使います。だからこの色になるのも作った私にはうなずける・・・。でもこれ、イランでは本当に人気だそうで、いろんな本や雑誌で見てどうしても食べてみたくなり、材料を取り寄せて作りましたが、実際美味しかった!なんとも表現しがたい風味ですが(主にハーブ)、豆やお肉のだしと緑のハーブがよく馴染み、ドライレモンの酸味もいいアクセントでなんともクセになる味。一般的な日本の味覚を持った方の舌に100%受け入れられる自信はないですが(^^;)、私もダンナさんも気に入りました。 イラン料理(ペルシャ料理)によく使われるドライレモン。楽天のお店で安く手に入ったので初めて使ってみました。かなり酸っぱいですが、美味しい。煮込みに使うと本当にいいアクセント。「ゴルメ・サブジィ」には欠かせません!レモンと言うよりライムに近い香りがします。レモンもハーブも乾燥のを戻して加熱するのでビタミンCは破壊されていると思うのですが、でも、これかなり身体にいいです。作った当日、風邪気味で早めに帰ってきたダンナさん、翌朝には「不思議と体調がいいんだけど、なんだろう?」と首をひねっていました。同様に最近あまり体調が良くなかった私も、翌日はなんだか体力が戻ってきた感じ。まぁ、乾燥+加熱とは言えあれだけ大量の緑黄色野菜を摂取したら、何らかの効き目があっても不思議はないだろうな^^;作っていると、台所中にハーブとレモンの良い香りが漂います身体への効果からもすっかり気に入ったらしいダンナさんはこれを「葉っぱシチュー」と命名。「また作ってね葉っぱシチュー」と数日おきに言われる今日この頃です。材料がちょっと特殊ですが、楽天で簡単に買えます。興味のある方は是非味わってみてください!≪身体に効きます!ハーブたっぷり、酸味も美味しいイランのシチュー「ゴルメ・サブジィ」≫レシピ:約5皿分1) お好みの豆(インゲン系のがいいようです。今回はペルーのカリオカ豆使用)1/2カップは半日ぐらいたっぷりの水につけて戻し、戻した水ごと茹でて沸騰したら一旦水を替え、その後弱火で20分程度、少し固めに茹でておく(茹で汁も使います)。2) ドライハーブミックス(リーク、パセリ、フェネリーク、コリアンダーがミックスされたもの)15~20g程度(ものによって差があるかも知れませんが、私が買ったのは15gでもかなりの量でした。少し小さめのボウル半分以上)もたっぷりの水につけて戻す。ほうれん草1/2束はみじん切り、玉ねぎ1/2個も粗みじんに刻む。ラム肉100gは一口大に切って塩・コショウをまぶしておく。3) フライパンにオリーブオイル大さじ半分を熱し、ざるにあけて水気を切ったハーブミックスを炒め、香りが出てきたらほうれん草も加えて強火でさっと炒める。 4) 圧力鍋または厚手の鍋にオリーブオイル大さじ半分を熱し、玉ねぎを炒め、色づいたらラム肉も加えて焼き目をつけ、ターメリック小さじ半分、薄力粉大さじ1(とろみづけ)を加えてダマにならないよう混ぜる。5) 4)の鍋に1)の豆を茹で汁ごと加え、全体の水分が4~5カップ程度になるよう水を加えて、圧力鍋なら圧力「弱」で10分、普通の鍋なら沸騰した後弱火で20分ほど煮る。6) ここに3)で炒めたハーブ類と、フォークで数箇所穴をあけたドライレモン2~3個を加えて圧力鍋なら「強」で20分、普通の鍋なら弱火で40~50分くらい煮、味をみて足りなければ塩・コショウを加えてできあがり!◆圧力鍋で作る際は水分がどんどん出て行くので適宜調整してください。ドライレモンがない場合はレモンまたはライムの果汁を仕上げに加えると代用できます。初めてだったので量の加減がわからず、かなり多めにできたため翌日も食べました。 翌日になると味は落ち着きますが、やはりハーブだからか作ったその日に食べた方が美味しく、身体への効き方も違う気がします。次は加減しよう^^;この時のメニューは、ドライミックスハーブと一緒に買った乾燥そら豆を使ったエジプトの◆ターメイヤという豆のコロッケ、ピタパン(何故か私が作ると中央が膨らまない・・・)、ヨーグルトとやはりイラン風の鶏と果物(りんご、いちじく、乾燥アプリコットを使用)の煮物。ターメイヤは、同じように豆(ひよこ豆)を使ったファラフェル(以前取り上げています。レシピはコチラ)同様玉ねぎを入れずに作るようですが(都内のお店で食べた時にも入っていませんでした)、入れた方が美味しいと思うので生のみじん切りを少し入れて作りました。美味しかった歯ざわり、風味共に私は玉ねぎ入りの方が好き。ヨーグルト、野菜と一緒にピタパンと食べると最高です! うーん美味しかったアラブ料理が身体に効くというのはわかる気がするな~と感じた今日のアラブごはんでした。今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした↓ドライハーブミックスとドライレモン、未体験の方も是非食べてみてください! こちらのお店、他にも欲しかった食材がたくさんあって嬉しかったです。しかも安い! イラン産ドライハーブミックス(リーク・パセリ・フェネグリーク・コリアンダー)100g イラン産ドライレモン(乾燥レモン・ドライリム)100g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.01.24
今更ながら、ふと思い出したように気がつきました。「そうだ、『相手国を食っちまえ』やらなきゃ」アジアカップ。もちろんグループリーグからTVで観戦してはいるのですが、東アジアの国と当たらない組だったせいか自分の中での関心度が今ひとつ低く、勝っても勝てなくても感情の盛り上がりが殆どありませんでした。しかーし!トーナメントからは話は別!一発勝負&しかも相手は開催国のカタール。判定が不利に転ぶのは間違いない&場内はほぼ100%カタールサポの状況下で勝ってもらわねばならないんです!!うぉー!!という訳で、今更のように作りました相手国料理。とは言え、カタールは「カタール料理」と呼べるものがあまりないのだそう。歴史的に遊牧生活が長かったため土地に根付く特有の料理はなく、近隣のアラビア・アラブ諸国と似たようなものが多いのだそうです。ならば、近隣国のごはんで揃えましょう!!どーん! 手前の何とも言えない濃い緑色のシチューはイラン、真ん中のケーキ型ごはんはヨルダン、そして奥のスクランブルエッグはレバノンのお料理です。さすがにここまで本格的にアラブごはんで統一したのは過去にあまり例がなかったため、ダンナさんもびっくりしてます。「おぉ~、色と香りがものすごく向こうっぽい!!」実は最近ペルシャ(現在で言うとイラン)料理に興味をそそられ、通販で現地の調味料を買ったばかりなのですなので特に手前のイランのシチュー「ゴルメ・サブジ」は材料がちょっと特殊。これについては別の記事で詳しく書こうと思います。今日大きくご紹介したいのは、こちら。 ◆マクルーバ。ヨルダンの代表的な家庭料理、おもてなしにも使われるそうで、カタールでも同様のものがよく食べられるようです。宗教上、豚肉はNG、牛もあまりよろしくないため使われるお肉はチキンか羊。ヨルダンではほぼチキンで作られるこのお料理、カタールでは逆にチキンよりも羊で作られることが多いらしいですが、我が家の冷凍庫の羊在庫が僅少だったため、潤沢にあったチキンで作りました。アラブではお米におこげを作るのが重要らしく、なんでもイランやヨルダンでは上手におこげを作れない女性はお嫁に行けないと言われているそう(エジプトでは「マハシ」を細く巻けない女性はお嫁に行けないみたいだし、中東、女性の嫁入り条件厳しいなぁ~。さすが一夫多妻制OKのお国柄です)。これも、上手におこげを作ってお客さんの前で「えいっ!」と返すのがいいらしいです。「マクルーバ」=ひっくり返すの意。そんな能書きはさておき、これ、かなり美味しいです予めスパイスで下味をつけたチキンもこんがり&ふっくらジューシーに焼けているし、お米と一緒に炊かれて蒸される感じになるため、野菜もふっくらして美味しい。チキンのスープで炊いたごはんもあっさり味でとても美味しく、ヨーグルトを添えるとさらに食が進みます。 おこげもちゃんとできました現地同様長粒タイプのタイ米を使ったので、粘りがない分おこげも薄くカリカリとしておかきみたいで美味しい。現地でおこげが喜ばれるのはわかる気がします。これ、炊飯器で簡単に炊けて材料も比較的手軽に揃います。美味しいので是非お試しください≪おこげが美味しい!ふっくら蒸された野菜も美味しいヨルダンのごちそうごはん「マクルーバ」≫約2人分1) 鶏もも肉または手羽肉150~250g(お好みで)は食べやすい大きさに切り、塩とオールスパイス、シナモン、クローブ(全部揃わなければオールスパイスだけでOK)適量をまぶして下味をつける。米を炊くスープとして、ぬるま湯250cc(米の1.25倍)にサフランひとつまみを加えて色が出るまで置いておき、色が出たら顆粒のチキンブイヨン小さじ1強を加えて溶いておく。2) 茄子1~2本、じゃがいも1個、玉ねぎ1/2個は7mm程度にスライス。米1カップ(できるだけ長粒米で。日本米で作る場合は水の分量を下より多めにしてください)は軽く洗ってざるに取っておく。3) フライパンに油(今回はオリーブオイル使用)大さじ半分を熱し、チキンを皮目から焼いて焦げ目をつけ、返して身の方も色が変わる程度に火を通し、炊飯器の底に放射状に並べる。このフライパンに油を足して野菜を揚げ焼きにして火を止め、オールスパイス少々を加えて風味をつけ、1)のスープを注いで野菜に少し吸わせる。炊く直前にここに米も加えて混ぜる。4) チキンを置いた炊飯器に、できるだけ底に米が来るよう調整しながら3)の具とスープを注いで水がひたひたになるようにし(日本米の場合は若干水分量を多めに)、蓋を閉めて普通に炊く。5) スイッチが切れたら5分ほど蒸らし、釜より大きな皿を上にのせ、ひっくり返せばできあがり!ヨーグルトを添えて召し上がれ♪★現地のはたぶんもっと油を大胆に使って濃厚な味になっていると思います。その辺りはお好みで調整してください。チキンは脂の多い部位が適していると思います。今回はももを使いましたが手羽の方がより鶏の脂が出ておいしいかも。汁物、ごはんだけだと寂しい気がして作った卵料理。 ◆シャクシューカ というレバノン料理ですが、同じ名前のお料理は広く食べられている模様。以前都内のチュニジア料理店でも食べたことがあります。これは、トマト・ピーマン・玉ねぎが入ったトロトロのスクランブルエッグ。先にスライスした野菜類を炒め、クミン・コリアンダー・塩で味付けし、最後に溶き卵を流し入れてトロトロの状態で火を止めます。簡単ですがスパイスの香りがいかにも現地っぽいし、美味しいあっさり味のマクルーバ、スパイスの効いたシャクシューカ、そして現地度が最も高い「ゴルメ・サブジ」と、思いつきで作った割には味やボリュームのバランスの良いアラブごはんになりました。うーん美味しかった!(おかげで無事カタールにも勝ったし)たまにはアラブでそろえたごはんも楽しくていいです。今日も美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.01.21
ちょっと前に作ったディナーのお話です。 とある休日、普段作らないジャンルのお料理が食べたいな~と思いながら台所のストック食材を眺めていて、豆類の袋と最近買ったタイ米5kg入り袋が目につきました。「そうだ!ペルシャ風のレンズ豆ピラフ食べたい」・・・そこから先は一直線。レンズ豆ピラフ→ヨーグルト合う→ヨーグルト使ったシチューとかなかったっけ?→これだけじゃ寂しいから副菜もう1品くらい欲しいな~・・・で、自宅の料理本とネットを駆使して作った4品です。まずは着想のきっかけとなったレンズ豆のピラフ「ムジャダラ」。 中東全般の料理本で見つけましたが、ネットで調べると今は主にヨルダン料理なのかな??以前、日産スタジアムでも食べたことがあります。レンズ豆特有の風味と長粒米がよく合いますが、これだけだと若干味気ないな~というところをうまく補っているのが玉ねぎ。コクと香ばしさがプラスされて、単純だけど美味しい!作り方はすごく簡単。レンズ豆と米は同量ずつ(今回は3/4合ずつ使いました)は予め洗って水につけておき、若干少なめの水加減で塩少々を加えて一緒に炊きます(今回はル・クルーゼを使って炊きましたが炊飯器でOK)。炊き上がったら、多めの油でしっかり色がつくまで香ばしく炒めたスライス玉ねぎ(今回は1/2個分使いましたがもっとあってもいいな)をのせてできあがり!このまま食べても美味しいですが、ヨーグルトをかけると更に美味しいです。今回は更にひと手間加えて、きゅうりとディル、ミントを加えたサラダにしました。 うーんより美味しさアップ!きゅうりとミントの清涼感が、油と豆・玉ねぎの甘さをすっきりさせてくれます。黒コショウもポイント。味が引き締まります。このサラダ、現地ではナンにつけて食べるそうですが、お米にもぴったり。みじん切りのきゅうりとミント、ディル、黒コショウと塩少々をヨーグルトに混ぜるだけです。よく冷やした方が美味しいです。それと、おかず感覚で添えたのが、このスクランブルエッグ。 「ミルザガセミ」という北イランの郷土料理だそうです。焼き茄子を使うのが面白いな~と思って作ってみましたが、これ美味しかった!塩・黒コショウ・にんにくのシンプルな味付けなので、普通に和食や中華のごはんのお供にもよさそうだし、パンにも合います。いろんな各国料理と相性がよさそう。簡単ですが侮れない一品。これは、予めグリル等で茄子を焼いて焼き茄子にしてから作ります。にんにく1かけはみじん切り、焼き茄子1本とトマト(生)1/2個はそれぞれ皮をむいて小さめの角切りに(5~7mm程度)し、油を敷いたフライパンで先ににんにくを炒め、香りが出たら茄子→トマトの順に加え、余計な水分が少し飛んだあたりで溶き卵2個分を注ぎ、塩・黒こしょうで味付けして柔らかめのスクランブルエッグ状にしてできあがり!若干ゆるゆるなくらいが美味しいと思います。今日のメインはこちら! 鶏肉のミートボールとヨーグルトのコレシュ(シチュー)。イランの伝統料理だそうです。ヨーグルトとサフランで出るこの色が、いかにも中東料理っぽくていいですねしかも、作っていて気づきましたが、これ材料的には辛さのないカレーといった感じ。スパイスを多用するのでとても香りがよく、特にカルダモンの香りがチキンにぴったり、美味しいです。レモンの酸味も爽やか。予め空気を含ませてまろやかなヨーグルトに、コーンスターチでとろみをつけるのが面白いです。こちらは若干手間がかかるので、レシピをご紹介します。珍しくて美味しいので、来客時にもおすすめ!≪鶏肉のミートボールとヨーグルトのコレシュ(イラン風シチュー)≫レシピ:2人分1) 乾燥サフランひとつまみはお湯大さじ1につけてサフラン水を作っておく。2) 鶏ひき肉150gと玉ねぎのみじん切り大さじ2をボウルに入れ、1)の半量とシナモン・カルダモン・ターメリック・クミン・バジル各小さじ1/8、塩・コショウ各少々を加えてよく混ぜ、手にサラダ油をつけてボール状に丸める。8~10個分ぐらいになります。3) 2)のミートボールを、油適量を敷いたフライパンで転がしながら焼く(この後煮込むので、表面に焼き色がつけばOK)。4) 鍋にバター少々を熱し、粗みじんに刻んだ玉ねぎ1/2個分を色づくまでじっくり炒め、ミートボールに使ったのと同じ種類のスパイスを、ほぼ同じ量だけ加えて軽く炒め、水100ccを加える。煮立ったら3)のミートボールを入れて蓋をし、12~15分程度弱火で煮る。煮上がったら1)の残りを加えて色と風味付けをする。5) ボウルにヨーグルト1カップを入れて泡だて器で混ぜてよく空気を含ませ、ふんわりしたら微量の砂糖と、小さじ2の水に溶いたコーンスターチ小さじ1(なければ片栗粉でもOK)を加えて更に混ぜ、4)の鍋に加え、沸騰しないよう(分離してしまいます)5分ほど軽く煮る。6) 仕上げにレモン汁少々を加えてひと混ぜしたらできあがり!★本来はスライスアーモンドや松の実を炙ってのせることが多いようですが、今回は割愛しています。お好みでどうぞ。★今回はピラフに合わせていますが、現地ではナン(インドのとは若干違う薄焼きのパン)に合わせるようです。どちらでも美味しいと思います。うーん美味しかった!最近作る機会のなかった中東料理ですが、ペルシャ(イラン)料理は比較的入手しやすい食材を使ったものも多く、久々に一式フルで作ってみると意外と簡単で美味しい。優しく穏やかな味で、親近感がわきます。ペルシャで一式揃えよう!と思った理由は実はもう1つ。この数日前が、マリノスの長谷川アーリアジャスール選手(お父様がイラン人、お母様が日本人のハーフ)のお誕生日。「アーリアおめでとう!」と乾杯して美味しくいただきましたうん、ぜ~んぶ美味しかった!また作ろう今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2010.11.09
日曜日、等々力でのナイトゲームに出かける前のブランチです。 もともと豆は大好きで、豆を使ったお料理(特に各国料理系)にはテンションの上がる我が家。以前、日産スタジアムでの観戦で各国料理の屋台がたくさん出ていた時に食べたヨルダンのレンズ豆ごはんが美味しかったな~、作れないかな~と思い(これ↓) 中近東の料理をいろいろ調べていくうちに、イラン料理でレンズ豆を炊き込んだごはんがあると知り、作ってみました。 「アダスポロ」。どうやら「ポロ」がごはんの意のようです。ネットや本を大分探ったところ、豆だけを炊き込むもの、レーズンやお肉も一緒に炊くもの、具を後のせにするものと調理法はいろいろでしたが、この中から美味しそうに見える部分をチョイスし、かつ日本の材料で作れるよう自分なりにアレンジしたので現地のものとは違いそう^^;でも美味しくできましたー! 宗教的禁忌を全く無視したメニューです。敬虔なイスラム教徒の方、ごめんなさいm(_ _)m宗教に学のない私は、イスラム圏のお料理に豚肉を合わせてしまいました。サイドはイベリコ豚のソテーと焼きトマト。アダスポロはレンズ豆と玉ねぎを炊き込み、バターまたはギーとスパイスで風味付けして好みでレーズン等をトッピングするのが基本の模様。でもラム肉を入れるバージョンを発見したのでそちらを試してみました。以前ドバイで買った中東料理の本を参考に、色はターメリック、風味付けにはディルを使用。ラムとレーズンは確かに好相性、これらをごはんに炊き込むのは想像がつきますが、レンズ豆が入るとどんなかな??と想像しながらサイドメニューを検討。本当はアダスポロをメイン料理にしてヨーグルトソースや野菜の料理を組み合わせたかったのですがヨーグルトを切らしており、また冷蔵庫事情によりこんなことに^^;でも美味しかったです。もちろん、豆とラムが大好きなダンナさんにも大好評!「これ初めての味だね~、すごい好きウマイ!」と、2人でみるみる完食。豆が入るのでボリュームが出ますが、ごはんは1合分しか使っていません。イスラム圏のお料理は基本的にヘルシー。ラムが嫌いな方には牛肉で作ることをオススメしますが、これ普通に日本人の口に合うと思いますよ。簡単で失敗なく作れそうだし、ちょっと変わっていて美味しいのでパーティ料理にもオススメです≪レンズ豆とラム肉の炊き込みごはん!バターが合います、イランの「アダスポロ」≫レシピ:約2人分1) 玉ねぎ1/4個分は粗みじんに刻む。ラム薄切り肉50gは適当に刻んで塩・コショウをまぶしておく。レーズンひとつかみも粗く刻む。レンズ豆1/3~1/2合分(米の量の1/3~1/2量。2/3くらい入っても大丈夫そうです)は20分程度水につけておく。2) 厚手の鍋(私はル・クルーゼ使用)に油を敷いて玉ねぎを炒め、透き通ってきたらラム、レーズン、粒こしょう4~5粒、ディル適量を加えてラムに火が通るまで炒め、水2合分(360cc)とターメリック小さじ1/4程度を加え、改めて塩・コショウで軽く味を調える。3) 2)に米1合分(今回は普通のお米と長粒米を半々にしました)、1)のレンズ豆を加えてざっくり混ぜ、蓋をして煮立つまでは強めの火、煮立った後は弱火にして15~20分程度炊き、火を止めて蒸らせばできあがり!仕上げにバター少々を落とすとより美味しくなります。★ラムがない場合は牛肉でもOK(豚肉はイスラム圏ではNGです^^;、気にしなければ美味しくできると思いますが・・・っていうか、本来は決まりに従って処理したお肉でなければラムも牛もNGですが)。★色付けにはサフランを使うというレシピもありましたが、ラムには合わなそうなので今回はターメリックを使用。肉を入れずに作る場合は、サフランの方が風味が出る分美味しいかな?と思います。「レンズ豆をごはんに炊き込む」自体美味しいのでいろいろとアレンジがききそうですが、ごはんは硬めに炊くのがよいと思います。今回は長粒米を使ったので多めの水で炊きましたが、普通のお米で作られる場合は水加減と炊き方に注意してください。味的にも、長粒米の方が美味しいかな~と思います。以前食べたヨルダンのごはんもバターの風味が美味しく感じたので、「レンズ豆+ごはん」の組み合わせにはバターがよく合うんですね美味しいので是非試してみてください。うん、今日もウマかったうちごはん!この後は等々力スタグルですが、まずはごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.08.01
ズッキーニ、好きです。安売りしているとつい多めに買ってしまいます。でも、(かぼちゃの仲間としては)鮮度が落ちやすく、日を経ると苦味が出てしまうので、早めに食べなくてはならないのがちょっと悩みどころ。いつもはパスタに使うか、フライにするか、あるいはすりおろしたトルコ風フライにすることが多いのですが、この週はちょっと疲れていてトルコ風フライを作る元気がなく、でもちょっとエキゾチックな感じのが食べたいなーと思って現地レシピ本をパラパラ。ディル風味のヨーグルトサラダ、というのがあったので早速試してみました。 写真だけでは何だかよくわからないですね^^;上にパラパラしてるのは乾燥ディル、かぼちゃっぽい色に見えるのがズッキーニです。加熱して美味しそうな感じになってますが・・・わかりづらいですね^^;では、味で説明・・・してみますか。加熱したズッキーニ特有のホクホク感がヨーグルトの濃厚さとよく合います。ズッキーニもプレーンヨーグルトも本来甘みはない食材ですが、ディルの風味、わずかな塩気が加わることで、ほんのりした甘みが引き立ちます。ディル必須だと思います、これ(代わりになるハーブが思い当たらない、それぐらい好相性)。それに、温かいズッキーニと冷たいヨーグルトが意外によく合うんですねー。本では「温かいうちでも、或いは冷やしても美味しい」と書かれていますが、私的には作りたての温かいのがオススメ!ではでは、作り方です。簡単ですよー。≪ズッキーニのホクホク感と僅かな甘みが引き立つ!ディル風味の温かいヨーグルトサラダ≫レシピ:だいたい2人分1) ズッキーニは皮をむいて1.5cm程度の角切りにする。2) 1)を、オリーブオイル少々で水気が飛ぶ程度(ちょっとだけ香ばしそうな色がつく程度)に炒め、塩少々を加えて味つけ。ここで出た水分も飛ばすとよいです。3) 2)を、すぐに食べる場合は温かいうちにプレーンヨーグルト大さじ4~5杯と混ぜ、ディルをお好みの量だけ加える。(すぐ食べない場合は、水っぽくなると美味しくないので、ズッキーニが冷めてから混ぜてください)4) お皿に盛ったらできあがり!パンにのせて食べても、そのままでも美味しいです!この日のメニュー全体はこんな感じ。 前日のディナーが重たかったので、わりと軽めのブランチでした。手前の真ん中から、 ◆スパナコリゾ(→基本レシピはコチラ) 最近はずっとギリシャで買ってきた半加熱の長粒米を使っています。 お米自体に味があるので、日本の白米で作るのとはまったく別物。 これを使い切ったら、玄米を混ぜたお米で作るのがいいかな??と思っています。 これは「主食」と言うより一品料理ですね。魚介類によく合います。 ◆天使の海老、ムール貝、そら豆のグリルと、チーズ盛り合わせ いずれも魚焼きグリルで焼きました(笑)超手抜き(笑) でも、天使の海老はしっかり焼いて殻ごと全部食べるのが美味しいので、グリルで焼く のは意外と理にかなっています。 ◆大丸東京「メゾン・カイザー」で買った「エクメック」(トルコのパン) ・・・いろんなパンの本で見た「エクメック」あるいは「エキメキ」とはまるで別物(笑)これはあくまでフランス風(なのかなー。「メゾン」はフランス語、「カイザー」ってドイツのパンですよね??)にアレンジされた、食べやすく美味しいパンです。でも普通に美味しい。チーズにとてもよく合うし、そのまま食べてもほんのりしたはちみつの甘みが嬉しいです。 大丸東京は、通勤の行き帰り或いはお昼休みに行きやすい場所なので、最近よく出没(ただし地下限定)。 ◆タラモサラタ(→レシピはコチラ) すりおろしの玉ねぎ、にんにくがこれを美味しく作る鍵だ!と確信しています。 あと、美味しいオリーブオイルを隠し味に。これで間違いなく美味しく作れます。 舌触りなめらかに仕上げる上では、パン粉を入れた方が美味しいです。ズッキーニ、日本でももっと量産すればいいのになー。育てやすいと聞くので、もっと普及してお安くなればいいのになーと期待しています。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.03.28
久々にちょっとスパイシーめのごはんが食べたくて(と言っても辛くないヤツ)、チュニジア料理を作りました。 まぁ、チュニジア料理でないものも混じっていますが、イタリアとは向かい側だし!もともとはフランス領だし!という訳で、親和的メニューでまとめています。右奥から時計回りにメニューをご紹介。チュニジアン・ブルーでお届けします^^ ★イタリア風グリーンサラダ (クレソン、サラダ菜、レタスを適当にちぎり、スライスした黒オリーブを加え、レモン汁+普通のお酢+バルサミコ酢少々+アンチョビ2尾をたたいてピューレ状にしたドレッシングで和えました) ★ブリック(チュニジア風春巻き)→レシピはコチラ。 今回はミニサイズの春巻きの皮を使ったので、半分折ではなく2枚ずつ使って四角にしました。卵もSサイズを使うと漏れ出すことなくピッタリ!一旦器に割り入れて、白身の量を調整しながら流し込むと上手にできますよ♪余った白身は春巻きの皮の端を留める際に役立ちます。 ★カムニア(チュニジア風ハチノスのトマト煮)→レシピはコチラ。 今回も豚のハチノスで代用していますが、味的には全く問題ないです。美味しいです。 ハチノス(トリッパ)は柔らかくふわふわに、ひよこ豆はちょっと歯ごたえが残る程度に煮ると、スパイスの効いた味つけによく馴染む気がします。 ★チーズ(スカモルツァ)とカリカリトースト(6枚切り食パンを半分の厚さに切ってトースト) スカモルツァ、初めて食べましたが個人的にかなり気に入りました。 プロセス系でもちっ、ムニッとしていて、コクもあって美味しい! ★マグロのタジン(チュニジア風オムレツ)→基本のレシピはコチラ。 今回はまぐろの切り落としと固ゆでのブロッコリー、玉ねぎのみじん切りを具にしました。具で厚みが出たので、パン粉は省略。粉チーズとハリッサ(チュニジアの合わせ調味料、我が家では作り置いて常備しています)がピッタリ!美味しかった~^^やっぱりタジンには海鮮の具が合うみたいです。ハリッサが海鮮向けなんですね。うーん美味しかった~。ワインはレバノンワインを合わせました。チュニジアワインも美味しいけど、レバノンもなかなかです。そんな大満足のブランチ、ほろ酔いで上機嫌のダンナさんが一言。「チュニジア人な訳でも、親戚や関係者がいる訳でもないごく一般的な家庭でハリッサ作り置きしてるなんて、日本ではうちぐらいじゃないか~?^^」・・・うーん、そうなんでしょうか・・・^^;えー、ハリッサ、自家製はやっぱり美味しいので、是非お試しを!あると便利ですよ~、お魚に塗って焼いても美味しいし、ピッツァなんかにつけたらたちまち向こうの味(笑)やっぱりチュニジア料理好きだな~。もっとお店が増えればいいのに。 ↓最近のお気に入りワインです。レバノンのロゼ、美味しいんですよ!! ★地中海のニューワールドワイン!★レバノンワイン サンセット・ロゼ (SUNSET ROSE) ロゼ 辛口 ↓そうそう、チーズはここで購入しました!実店舗も行ったことあります! チーズ入りのソフトクリームが美味しかったな~。また行きたいな軽井沢。 スカモルツァ (120g) アトリエ・ド・フロマージュ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.03.14
アボカドが好きです。なので、冷蔵庫に1個はほぼ常備されている食材。一番よく作るメニューはアボカドライスですが、次に多いのはサラダ。 アボカド1/2個とトマト1個分の角切り(1cm強ぐらいかな~。トマトは若干大きめでOKです)、それに中袋から出したグレープフルーツ1個分を、塩少々・オリーブオイル大さじ1/2程度で和えるだけですが、アボカドの濃厚さがトマトの酸味と甘みと合わさることで、ドレッシングなんて必要ない、なんとも良い味になるんです。そこにグレープフルーツのフレッシュさと僅かな苦味がよく合うんだな~。盛る際に下にレタスを敷いて、巻くようにして食べると更にウマイです。パスタの時によく作っています。それと、最近試してみてダンナさんにことのほか好評だったのがコチラ。 中東料理の本で説明程度に見つけて試してみました、アボカドのオムレツ。モロッコ風だそうです(うーん、写真じゃよくわからないですね~^^;断面撮っとけばよかった。ゴメンナサイ)。材料は、2人分で卵2個、1.5cm程度の角切りにしたアボカド1/2個、粗みじんに切ったピーマン1個と玉ねぎ少々(先に炒めず、生のまま入れてシャキシャキ感を楽しみます)、それに軽く炒めてクミン・コリアンダー・塩・コショウ、あとお好みでチリパウダー少々で味つけしたひき肉(お好みの種類でよいです)40g程度です。本では玉ねぎは材料になかったのですが、好きなので入れました。焼く際にはバター少々を加えたオリーブオイルで、両面焼きます。ちょっと厚めに焼いた方が美味しいので、小さめのフライパンでこんがり焼くのががオススメ。実はこれ、作る段階では、「まずくはないだろうけど、特別美味しくはないかも」ってかなり疑いながら作ってました。卵とアボカドってどうなの?ってちょっと思ってたんですよね^^;しかし。ひとくち食べたダンナさん、予想外の積極的反応。「これ何?俺すごい好き~。スパイス味のお肉とピーマンと・・・あと何?」「アボカドだよー」「あー、アボカドかー。だからこんなにトロッとしてるんだ~。へえー、全然くどくないねー、意外~。ウマイ!また作って~」割と大興奮でした(笑)そうなんですね~。オムレツにアボカドって、くどくなりそうな感じがしますが、実は意外なほどさっぱりです。ひき肉も入れているのに、それでもさっぱり(もちろん、入れる量にもよりますが・・・)。スパイスが効いているので、そのままでも美味しいですが、ケチャップやチリソース、或いはヨーグルトソース(プレーンヨーグルト+塩少々、お好みでにんにく少々)をかけても美味しいです。そして、パンによく合うので、朝食やブランチにぴったり。ボリュームがあるので、朝から元気が出ます。以来、ダンナさんがちょっとお疲れ気味だな~、という時に朝食やお弁当に入れるように。普通の卵焼きの感覚でおかずにしても良いですが、サンドウィッチの具にするのもオススメです。レタスやトマトと一緒に挟んでもいいし、それだけどーんと挟んでも、見た目からボリュームがあって嬉しくなります^^熟しすぎて若干色が悪くなったアボカドがあったら、是非試してみてください(卵の中に隠れるので、色が目立ちません^^;)。それぐらいの方が、卵やお肉とよく馴染んで美味しくできますよ~! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.02.16
ある日、会社にチュニジア国籍の方が面接に来られました。残念ながらご縁はなかったのですが、社内はしばらく「チュニジアってどんなとこ??」的話題で盛り上がり、私も久々にチュニジア料理が食べたくなりました。そんな訳でこんなディナー↓ 左奥からサラダ・チュニジアン(レタス・トマト・玉ねぎ・きゅうり等が入ったサラダに、ツナとりんごが入るのがお決まりみたいです。味つけは塩・コショウ・オリーブオイルとレモン汁で)、カムニア(羊の胃袋とひよこ豆のトマト煮、が本来ですが、羊の内臓は入手できないのでトリッパで代用)、ホムス(ひよこ豆と練りごまのディップ)、カリカリトースト(本ブログではもうお馴染み、6枚切り食パンの厚さを半分に切り、8等分してカリカリに焼いた我が家のディップ用定番)、そして今回ご紹介するブリックです。ブリック。実はこの時初めて食べました(=お店でもオーダーしなかった。笑)。なので、実際はこれとは大分違うかも知れませんが、かなり美味しくできたのでアップします。 ご覧の通り(?)外側は半分に折って綴じ、カリッと揚げた春巻の皮。中身は、マッシュポテト・海老・そして半熟卵です。ウマイです。日本人にも普通に受け入れられる味。断面の写真があると良かったのですが、なにぶん中身が半熟卵なもので、悠長に撮っている余裕がありませんでした。撮るよりこぼさず食べることに必死だったもので・・・^^;(チュニジアでは、ブリックの半熟卵をこぼさず食べられる人は育ちがよい、と言われるそうです)チュニジア料理のお店でよく見かけるブリック、具はツナまたはひき肉の場合が多いのですが、「海老でも美味しい」と聞いたので海老で試したところ、大正解!おそらく我々夫婦の舌には、ツナ・ひき肉よりも海老が数段合ったんじゃないかなーと思います。マッシュポテトと海老って普段あまり合わせない組み合わせですが、実に美味しい。海老の甘さがひきたちます。それと、ポテトにほんのり効かせたクミン・パプリカがよい香りで、あっという間に食べ切ってしまいました。あー美味しかった(けっこうお腹膨れちゃうんですけどね)。作り方です。手順はとても簡単ですが、卵をこぼさないよう注意してください。≪チュニジアの国民的スナック・半熟卵が美味しいブリック≫レシピ:2個分1) じゃがいも1個は皮をむき、ラップでくるんでレンジで4~5分チンして柔らかくし、マッシュして塩・コショウ・クミン・(あれば)パプリカ少々で軽く味つけしておく。2) 海老(冷凍もの、種類はなんでもよいです)3~4尾は殻をむき、1尾を3~4個にカットして1)のポテトに混ぜておく。ツナを使う場合も同様にここでポテトに混ぜます。ひき肉を使う場合は、予め炒めて塩・コショウとスパイス少々で味つけしてから混ぜ込んでください。3) 春巻きの皮を広げ、対角線から向こう半分(のりしろ用に、端は1.5cm程度残してください)に2)の半量で三角形の土手を作る。これを2個分作り、それぞれ四方に糊付け用の溶き卵を塗る。揚げ油(オリーブオイルだとより美味しいです。ちょっと混ぜるだけでも風味が違うので是非!)は高温(180度以上)に熱しておく。4) 3)のポテトの土手の中に卵を1個ずつ割り落とし、皮の残り半分(手前側)を折り返して手早く蓋をする。もたもたしていると卵が流れ出そうになるので注意!5) 4)を揚げ過ぎない程度に(卵が半熟になるように)、皮に良い色がついてカリッとするまで両面を揚げたらできあがり!★注意点は「綴じる際に卵をこぼさない」の一点に尽きます。なので、S~Mサイズの小さめの卵を使うか、或いはうずらの卵を使うのも一手かなー(この場合、皮の大きさも小さ目を選択するのがよいと思う)と思わなくもないです。でもやっぱり食べて美味しいのは鶏卵サイズだろうな~。もちろんビールにピッタリです!カリッとした食感も、とろ~り半熟卵も、ほんのり効いたスパイスも、あぁ全てがビール向き・・・(うっとり)そのまま食べても美味しいですが、レモン汁を絞ったり、チュニジアの合わせ調味料(というか万能ソースかなぁ)「ハリッサ」をつけても美味しいです。ハリッサ、我が家では常に作り置きしていろいろ使ってます。オムレツの風味付けに使うのもオススメ。うーん、また食べたくなってきました~。ちょうど冷蔵庫に春巻きの皮もあるし、明日のブランチあたりに作ってみようかな~。 ↓チュニジアワイン、安くて美味しいですよ!特にロゼがオススメ!買い置きしてます^^ 地中海のニューワールドワイン!チュニジアワイン グリ・ダマメット(Gris d'Hammamet 2005) レヌ・ディドン・ピノ・ノワール[2006]年(グラン・クリュ・モルナグ)REINE DIDON Pinot noir[... ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.02.11
えー、これまで何度もご紹介しようと思いつつも、先送りになっていた我が家の定番があります。それはコレ↓ ひよこ豆の練りごま風味ペースト「ホムス」。名前だけは聞いたことある・・・という方も多いのではないでしょうか。もともとはレバノンが元祖、アラブ一帯で日常的に食べられているものらしいですが、今ではアラブのみならず欧米でも一般化されている(=それだけウマイ)メニューのようです。実際、ウマイです。我々夫婦もすっかり気に入って月イチ以上の頻度で食べていますが、お客様、或いはお弁当で持っていって友達に食べさせても、嫌い・或いは苦手だという人はまずいません。「作り方教えて~」「また作って~」と言われる確率、現在に至るまでほぼ100%。「うわっ、超ウマイ」的なインパクトがある訳ではないのですが、一口食べるとまた食べたくなって、ちょっとずついつまでも食べ続けてしまうような、クセになる味なんです。基本的にはちぎったパンにたっぷりのホムスを載せてパクッと行くスタイル。ワインにぴったりですが、ビールでも、或いは野菜と一緒にサンドウィッチやピタパンの具にしても美味しいです。ですが。これだけ世界的に広まると、作り方というか配合はかなり好みに左右されるようで、ググると世界各地からの実に様々な作り方が出てきます。私もこれまで10回ぐらい作って、「これが自分的ベスト!」という味に至ったのがつい最近のこと(上記の写真が「ベスト」の時のもの。下に別バージョンを載せます)。 この時はちょっと固めでしたね~。毎回違う味にできるので、ダンナさんも「今日のはあっさりだね」とか「今日のは歯ごたえがあるね(=硬い。笑)」とか、毎回違うコメントを返してくれます^^;なので、下記には私の好みの配合を載せますが、お試しになる際はどうぞ皆さんのお好みで調整してください。自分的ベスト配合を見つけるのも楽しいですよ!^^≪ひよこ豆と練りごまのアラブ風ディップ「ホムス」≫1) 乾燥ひよこ豆(ガルバンゾー)1/3カップ弱を3~6時間以上、たっぷりの水につけて(けっこう水吸います)戻し、この水ごと鍋に移して沸騰させる。2) 沸騰したら一度ざるにあけて水を換え(そのままだとガスがおなかにたまるらしい)、再び火にかけて、柔らかくなるまで(20分ぐらいかなー)茹でる。指で押しても潰れるぐらいになるとよいです。舌触りに拘る方は、ここで皮を取り除くといいらしいですが私はそのまま使います。3) 豆をざるにあけて水気を切り、フードプロセッサーに移し、練りごま大さじ1~2、プレーンヨーグルト大さじ3~4、すりにんにく1/2かけを加えてペースト状に(ヨーグルトは入れなくても構いません。この場合、豆の茹で汁をとっておいて加え、硬さを調整してください)。4) 程よいディップ状になるまで水分量を豆の茹で汁またはヨーグルトまたはレモン汁または白ワイン(→つまり好みの味になる材料)で調整し、塩とクミン各少々で味を調える。5) できたてでも美味しいですが、冷蔵庫に入れて3~4時間経つとより味が落ち着いて美味しくなります。パンにつけてどうぞ♪・・・というのが基本的な作り方。もちろんコショウはお好みで加えて頂いて全く問題ありません。パセリを入れる方、ミントを入れる方など様々らしいです。あ、練りごまは、向こうの人たちは「ターヒン」あるいは「タヒニ」という、ミントやにんにくがあらかじめ入ったごまペーストを使っていますが、日本の練りごまで十分イケます。むしろ私は現地で仕入れた「タヒニ」より、日本の練りごまを使った方が美味しく感じます。私の好みは「ワインは入れない(何か変なクセが出る気がする)、にんにく・クミンは少量(クミンは入れすぎるとひよこ豆の風味を邪魔するみたい)、水分調整はレモン汁1/4個分+ヨーグルト(でも練りごまの味を消さない程度)、または濃い目の牛乳。練りごまは大さじ1で足りなければすりごまで調整」という感じで、その時美味しいと思う味になるまで何度か味見をしながら調整しています。塩分の好みもその時々の気温や体調で変わりますし、お好みでどうぞ^^とにもかくにも、ようやくホムスをご紹介できてほっとしてます。絶対気に入って頂けると思いますので、是非是非お試しあれ!あ、豆はドライパックでもよいですが、乾燥のを使うと抜群に美味しくできます。できれば乾燥のを使ってくださいませね~。他にもひよこ豆を使ったレシピをご紹介しています。例えばこんな↓ ★スパイシーひよこ豆 ★ひよこ豆のニース風クレープ「ソッカ」 ★ポルトガル風玉ねぎとひよこ豆のサラダ ★中東風豆コロッケ「ファラフェル」 ★ひよこ豆とトリッパのチュニジア風トマト煮込み「カムニア」どれもウマイです!是非お試しを^^ ↓という訳で乾燥ひよこ豆。カレーにしてもいいし、スープに入れてもお肉のシチューに入れてもいい味出してくれます。茹でてすりつぶしたのをクレープ状に焼いてもウマイ!! ★2/9 9:59までポイント優待★【中美恵先生・マクロビ生活】ひよこ豆(300g) 海外オーガニック認定機関 認証品 ガルバンゾー 500g メール便のご利用はできません メキシコ産 ひよこ豆(ガルバンソー・チックピー)【1kg】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.02.05
最近、ちょっとハマってよく作ってます。 茄子入りのオムレツ。中東料理の本で見つけて、「んん!?オムレツに茄子??」と思って試してみました。あまり思いつかない使い方じゃありません??でも、美味しいんですよ~。適度に歯ごたえも残りつつ、茄子のジューシーさもしっかり残ってウマイ!オリーブを入れても美味しいですが、私は茄子+玉ねぎ微量で作って、トマトソースで頂くのが好きです。イタリアンとかパスタの際のサイドメニューにぴったり。ちなみに、アラブ諸国(レバノンのお料理として紹介されてたなー)ではヨーグルトソースで食べるそうです。確かにこれも美味しい。作り方はかーんたん。1) 茄子1個は1.5cm~2cm角ぐらいに切って、オリーブオイルで炒めるか、油を抑えたい方はラップをしてレンジで2分ほど加熱。ちょっと柔らかくなるぐらいでOK。玉ねぎ1/4個程度はみじん切りに(玉ねぎは生のままでいいです。炒めると甘みが出すぎるので)。2) 卵2個を割りほぐし、1)の茄子と玉ねぎを加えて混ぜ、塩・コショウで軽く味つけ。3) フライパンにオリーブオイル(ちょっと多め、大さじ1~2ぐらいが美味しいかも)を熱し、2)をじゅわーっと流し入れ、両面に焼き目がつくまで焼いたらできあがり!トマトケチャップとチリソースを大さじ1ずつ混ぜたソースで食べるのが我が家風です。プレーンヨーグルトに塩とチリパウダー各少々を混ぜたヨーグルトソースだと、アラブ気分が盛り上がります♪ ↓昨日のお昼ごはん。菜の花とイカのペペロンチーノに土曜日作ったタラモサラタの残り、カリカリトースト(6枚切りの食パンを半分の厚さに切って、8等分してトーストしました)、それにこのオムレツです。もちろんワインも飲みました! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.01.13
えー、ギリシャガイドも未だ終わっていませんが(もう1か月も前なのに・・・)、月日は刻々と流れ、毎日作る料理&写真もアップされぬままどんどんたまっております。すみません。半期決算もようやく終わり、今はちょっと気が抜けているぱんだ隊長です。・・・そんな訳で、久々にギリシャとは関係のない、最近作って美味しかったものをご紹介。 ↑コチラ。「何?」って思われた方が大半でしょう。ドバイの空港で買ったレシピ本によると、レバノン・シリア・ヨルダン辺りの料理で、名前は「KIBBIT BATATA BI SANIEH(原題)」・・・って、アラビア語知らないし読めない!英語の「POTATO KIBBI」ですら、後半の読み方に迷う!そんな訳で、掟破りの「英語のままご紹介」です。まあ「キビ・バタタ・ビ・サニエ」とか「ポテトキッビ」とかそんな感じでしょうけども。中身は、じゃがいもとブルグル(ブルガー)小麦、玉ねぎです。本来はパセリをこれでもか!というほど大量に加えるようですが、私は苦手なので割愛しました。ブルグルを食べたことのある方なら、きっと材料を聞いた時点で味・食感の想像がつくと思うのですが、これ、すごーく美味しいですよ!ブルグル特有のプチプチ感と香ばしさにポテトのホクホク感と玉ねぎの甘みがよく合います。味付けはシンプルに塩・コショウ・オリーブオイルだけ(お好みでミントとシナモンを加えます)ですが、ブルグルに主張があるので十分美味しいです。 アップにするとこんな感じ。食感の感じが伝わるかな?味付けがあっさりしているので、肉料理や煮込み料理のサイドメニュー、主食代わりに最適だと思います。これはとにかくブルグル頼みの一品なので、是非ブルグルを買ってお試しください。クスクスでは風味も食感も足りないので、残念ながら代用はオススメできません。ブルグル、買った当初はコツがわからず美味しく使えなかったのですが、やはり中東料理はクスクスではなくブルグルの方が合うんだな、と思いつつある今日この頃です。今回も作り方は簡単。ちょっと目先の変わったアラブ料理、お客様にも喜ばれると思います。合わせやすくてオススメですよ!!≪独特の食感と香ばしさ&まろやかさがウマイ!レバノン・シリア・ヨルダン料理の「POTATO KIBBI」≫レシピ:約2人分(直径22cmのパイ皿1台分) <材料> ・じゃがいも 小さめを2個(200~250g程度) ・ブルグル 1/3カップ強 ・玉ねぎ 1/2個 ・(お好みで)パセリ みじん切りを大さじ3程度 ・オリーブオイル 大さじ2~3 ・塩、黒コショウ 適量 ・(あれば)ミント、シナモン お好みで ・(必要に応じ)小麦粉 少々1) ブルグルはさっと洗い、倍量程度の熱湯を注いで蓋をして15程度蒸らして戻しておく。じゃがいもは皮をむいてレンジで4~5分加熱(柔らかくなるまで)してマッシュする。玉ねぎは半量をすりおろし、残りは薄くスライスしておく。2) 戻したブルグル(余計な水気は切ってください)、じゃがいも、玉ねぎのすりおろし、パセリ、塩・黒コショウ、あればミントとシナモンをボウルに入れてよく混ぜる。パサついて水気が足りなければ水を加え、逆にべチャッとしているようなら小麦粉を加えて硬さを調整する。3) 耐熱皿にスライスした玉ねぎとオリーブオイル少々を敷き、この上に3)のタネを広げる。高さが均一になるよう、ゴムべら等で整え、ナイフや包丁等で表面にダイヤモンド状に軽く切り目をつける。オーブンは180~200度に予熱。4) 3)の表面にもオイルをたらし、予熱したオーブンで20分程度、表面が美味しそうな黄金色になるまで焼いたらできあがり!温かい方が美味しいので、冷めたらレンジアップしてください。◆好き好きですが、個人的にはシナモンは入れた方が美味しいと思います。ブルグルの風味に合うんですよね。ポテトとの相性もよいので、普通のがなければシナモンシュガー・オールスパイスでもよいので是非加えてみてください。◆「KIBBI」という料理はこれをベースにいろんなバリエーションがあるようです。ボール状にしたものや、間にミンチを挟んだものなど。近々、別バージョンを試してみたいと思っています。お楽しみに! ↓という訳でブルグル。これがないとこのお料理は作れません^^; リスコ ブルガー小麦 中挽き ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.10.21
先週の土曜は何を隠そうワタクシの誕生日でした。その日は前々から行きたかったお店に予約を入れてダンナさんといそいそとお出かけ。美味しく食べて気持ちよ~く酔って帰って来ました。楽しかった!^0^その日食べてきたのが、都内のチュニジア料理屋さんの「羊まるごとコース」だったんです。前菜からメインまで、羊のいろんな部位・加工食品をたっぷり使った羊好きにはたまらないラインナップ。ラムハムやメルゲーズ(羊のソーセージ)、クスクスにスペアリブ、どれも美味しかったけど「これなら家でも作れるかも・・・というか作りたい!!!」と熱望したのが「カムニア」という、羊の内臓とひよこ豆をトマトベースで煮込んだ一品でした。とは言え羊の内臓なんてそう簡単には入手できないので、家にあった牛のトリッパ(ハチノス)で代用。見た目はほぼ一緒です。 これね~、ほんっっっっっとに美味しかったです。大ぶりに切られた網状の胃袋がふわふわととろけるようで、ひよこ豆は茹ですぎず適度な食感が残っていて、両者のダシの染み出したトマトソースがまたウマイ。普通のトマトソースほど酸味がなく落ち着いた味なんですが、どこかにスパイシーな感じがして。やり過ぎていない、抑え目なスパイスの加減でした。いつも「食べて美味しかった料理の再現」は、参考情報が何かしらあった上で試すことが圧倒的に多いのですが、カムニアに関しては全く情報がなく、本当に自分の舌でのみ再現しています。なので、足りないスパイス・おかしな手順など多々あるかも知れません。ご了承ください。でも、両方を食べたダンナさんいわく「これ、かなり近いとこまで行けてるんじゃない?あとは羊か牛かの違いかも知れないよ」。・・・実は私もそう思ってたりして^^;興味のある方、是非お試しください!美味しいですよ!!≪ふわふわの胃袋、しっかり食感のひよこ豆をスパイスの効いたトマトがまとめる「カムニア」≫レシピ:3~4人分 <材料> ・羊の胃(今回は牛トリッパで代用) 250g ・玉ねぎ 1/2個 ・ひよこ豆(乾燥) 1/4~1/3カップ ・にんにく 2かけ ・唐辛子 1本 ・トマトの缶詰 2/3~1缶 (今回はトマトペースト大さじ4を使用) ・塩、コショウ 各適量 ・キャラウェイシード 小さじ1 ・オリーブオイル 大さじ1 ・(お好みで)パセリ 適量 ・(お好みで)ハリッサ 適量1) ひよこ豆は半日程度、倍量の水につけて膨らませてからその水のまま茹で、沸騰したらざるにあけておく。トリッパは適当な残り香味野菜(人参のしっぽ、長ねぎの青い部分など)と共に2~3度水を取り替えながら2時間程度、臭みがある程度抜けて柔らかくなるまで茹でて4~5cm角程度に適当に切る。2) 鍋にオリーブオイルと包丁の背でつぶしたにんにく1かけ(もう1かけは後で使います)、種を取った赤唐辛子、キャラウェイシードを入れて香りが出るまで弱火で炒め、そこにみじん切りにした玉ねぎを加えて半透明になるまで炒める。3) 2)にトマト缶またはペーストを加えて少し煮詰め、1)のひよこ豆とトリッパ、水800ccを加えて40分~1時間ほど中火で煮込む(水分の量は適宜調節してください)。4) 3)がちょうどよく煮詰まったら(あまり煮過ぎるとひよこ豆が柔らかくなり過ぎるので注意)、塩(割としっかり塩味をつけた方が美味しいです)とおろしにんにくを加えて味を調えてできあがり!出来立てよりも、半日~まる1日経った後の方が、よりトマトが材料に馴染んで美味しくなります。食べる際にパセリとハリッサをお好みで加えてください。★ふわふわの胃袋と、茹ですぎていないひよこ豆の食感のコントラストが美味しさを引き立てるので、ひよこ豆は缶詰ではなく乾燥またはドライパックを使った方が格段に美味しくできると思います。そして、豆を茹でた汁はスープの味に深みを出すので今回このような(一度沸騰させただけの硬い豆をソースで煮込みながら柔らかくする)作り方をしました。★今回私はトマト缶ではなくトマトペーストを使っています。缶詰を使われる方は「水を加える前にしっかり煮詰める」ことに留意してください。ここで美味しさがすごく違ってきますよ^^(煮詰まる前に水を加えてしまうと、味がボケてしまうんです) ↓ハリッサ、この前行ったお店のにはオリーブが入っているそうです。 自分でも時々作ってるんです、と言ったら、「是非オリーブも入れて作ってみてください」とお店の方がニコニコ。そういうのを教えてもらえるお店っていいですよね~^^ ハリサ チューブ サミーズ ハリッサハリサ チューブ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.07.03
ここ数日ほどチュニジア料理での更新が続いていますが、今日も懲りずにチュニジアです。だって美味しいんだもん。アフリカ料理と言うよりも、フランス料理と地中海料理のいいとこ取り的な感じ(→洗練されてはいるけれど、フランス料理ほど重くなくあっさりしていて、魚介や野菜の料理が美味しい)。日本人の口にも抵抗なく合うと思います。そんな訳で、以前行ったチュニジア料理屋さんで、アミューズとして出されたオムレツ「タジン」が美味しくて、真似できないかな??とちょこっと研究しました。お店で入っていた具は帆立の貝柱、リーク葱と人参でしたが、この日はじゃがいも、ツナ(ツナってチュニジア料理でよく使われるみたいです)、玉ねぎとトマトで。美味しさの決め手は生地と焼き方なので、具はお好みでよいと思います。 ん~、写真が巧くないのですが、けっこうそれらしくできてるんです、ちゃんと厚みもあって。色が濃いのは、卵生地にチーズが入っているから。これが美味しさの決め手のひとつです。焼き方のポイントは、「パン粉を入れてしっかりした卵生地を作り、厚焼きにする」こと。見た目のイメージはスペイン風のオムレツに近いですが、味は全く違います。チーズと、昨日ご紹介したチュニジア独特の合わせ調味料「ハリッサ」(作り方はコチラ)のスパイシーな風味が利いて、なんともクセになる美味しさ!ホントに美味し~い!^0^断面はこんなです。 ちなみに「タジン」とは調理器具(お鍋)の名前で、これを使って調理したものはなんでも「タジン」って呼んじゃうらしいです(笑)なので、チュニジアでは「タジン」と言えばこのオムレツですが、お隣モロッコでは煮込み料理を指してしまうとのこと。ギリシャの「ユベッチ」も本来はキャセロール的なお鍋の意だし、中国にも確か、調理器具の名を冠した料理があったような・・・。紛らわしいですな^^;≪チーズ入りの厚焼きオムレツ、ハリッサも利いてるチュニジアの「タジン」≫レシピ:2人分(直径14cm程度1枚分) <材料> (基本の生地) ・卵 2個 ・パン粉 1/5カップ ・玉ねぎ 1/4個 ・トマト 1/4~1/2個 ・粉チーズ 大さじ2~3 ・ハリッサ 小さじ1/4~1/2程度 ・パセリ 少々 ・塩、こしょう 各適量 (具はお好きなものをどうぞ) ・じゃがいも 1個 ・ツナ 小1/3缶 他、ラム肉やシーフードを入れるのがポピュラーらしいです。 ・オリーブオイル 大さじ1程度1) 玉ねぎ・トマトはみじん切りにして、卵生地の材料全部と混ぜ合わせる。2) じゃがいもはレンジで2分ほど加熱して硬めに熱を通し、半分に割ったものを1~1.5cm程度の厚さにスライス。これと油を切ったツナ缶を1)の生地に混ぜ合わせる。3) できるだけ小さいフライパン(15cmぐらい)、またはフライパンにセルクル等小さめの型を置いて(厚焼きにしたいので)オリーブオイルを敷いて熱し、2)の生地を流し入れ、厚みが出るよう木へら等で中央に寄せて形を整えながら、両面にしっかり焼き目がつくよう焼く。※厚みがあるので(3~4cm程度厚さになるのが理想)、返す際には皿などを使ってください。元来ココットに似たお鍋で焼くものらしいので、ココットまたはキャセロールに流し込んでオーブンで焼いてもよいと思います。★ハリッサ(レシピはコチラ)は入れなくても普通のチーズオムレツ的に美味しいですが、入れると各段に美味しくなります。かなり使いでのある調味料なので、作り置きして損はありません!★具は何でもよいのですが、個人的にはシーフード系が特に美味しい気がします(海老・帆立など)。これと玉ねぎまたは長ねぎの太いところを合わせて甘みを利かせ、トマトも入れればカンペキです^^・・・で、肝心の「タジン」。こんなお鍋です。かわいいですよね^^ モロッコのタジン鍋は野菜や肉などの煮込み料理に最適♪【送料無料】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.11
チュニジア料理の代表格と言えば「クスクス」。これのお供にも、私の大好きな焼き野菜のペーストサラダ「サラダ・メシュイア」の味付けにも、或いはパンにつけて食べる食卓調味料としても、とにかくチュニジア料理には欠かせない合わせ調味料「ハリッサ」(または「ハリサ」)。スパイス・唐辛子・おろしにんにくとオリーブオイルを混ぜ合わせたスパイシーな合わせ味噌、みたいな感じのものです。私的には、キャラウェイの風味が特にお気に入り。輸入食材を扱うスーパー等でも時々売られていますが、作っても簡単だし長持ちするので(表面がオイルで覆われるので、冷蔵庫で1ヶ月程度は十分保ちます)私は小さなタッパーで混ぜ合わせて冷蔵庫に常備しています。本来は丁寧にすりつぶさないといけないんでしょうけど、シードをすりつぶすの大変なのでこんなことに^^;でも味はいいんです↓ 乾燥スパイスを使っているせいだと思うのですが、作ってからしばらく経って、オイルが馴染んでからの方が、より美味しくなっている気がします。2週間経ったあたりから熟成された感じに味が変わって来たような・・・。用途としては、上に挙げた2点の他、パンにつけたり、ピザソースとして使うのもオススメ!最近、チュニジア風のピッツァ(レシピ別途アップします)を作ってみたのですが、これがウマイ!! ほ~ら、味見したくなってきたでしょう?^^作り方は簡単、混ぜるだけです。持っていて損はない合わせ調味料、あなたの冷蔵庫にもいかがですか?≪チュニジアの万能調味料、ピザソースにも美味しいスパイシーな「ハリッサ」≫レシピ:作りやすい分量 <材料> ※スパイス類は本来ホールが良いですが、私はパウダーを使っています。 ・コリアンダー 小さじ1 ・クミン 小さじ1/2 ・キャラウェイシード 小さじ1/2 ・ミント 小さじ1/2 ・おろしにんにく 1かけ分 ・オリーブオイル 大さじ1強 ・唐辛子 お好みの量 ・塩 ひとつまみ1) 唐辛子は丸ごとのものを使う場合、予めぬるま湯につけて柔らかくしてからすりつぶす。その他のスパイス類も全てすりつぶして香りを出しておく。2) 全ての材料を混ぜ合わせ、表面がオイルで覆われる状態にして保存する。★味わいが濃いので、一度に使う量はあくまでちょこっとずつ(小さじ1/4とか半分とか)です。私はこの量で1ヶ月分ぐらいでした。ピザソースに使う際にも、直径23cm程度の台に小さじ1/3~半分もあれば十分です。★基本的には家庭によって配合が変わるものらしいので、これは私好みの味になっています。お店で食べた際にはわりと塩味が強く、にんにくとオイルは控えめでした。お好みで、各スパイスの量など加減してみてください。 ↓もちろん、楽天内のお店でもいくつか扱ってます。味見してみたい方、いかがですか?^^ ハリサ 唐辛子ペースト 70g サミーズ ハリッサ ハリッサ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.10
ある日、時々行くスーパーで大きなイシモチの半身が2枚で380円でした!白身魚好きの我々、「買うしかない!!」と大興奮^0^普段なら中華風に生姜と葱、ごま油を利かせて蒸したり、ムニエルにしたりするのですが、せっかくの立派な半身、今回はオーブン焼きにしてみました。以前食べたチュニジア料理屋さんのスズキのグリルがお手本です。 いや~、火の通り、塩加減、ハーブ&レモンの爽やかさとオリーブオイルの香り、もう最高に美味しかったですよ!一緒に焼いたトマトとキャベツからもいい味が出るし、野菜にも魚やオイルの旨味がうつって、相乗効果的に美味しくなります。ホントにウマイ。焼き汁の一滴まで残さず(パンに吸わせたり米粒型パスタに吸わせて再度オーブンで焼いたりして)キッチリ頂きました。ウマかった!!!^0^ お魚は、今回はイシモチでしたが、スズキでも鯛でもメカジキでも、脂の多すぎないあっさりした白身ならどれも美味しくできると思います。鯵や鯖など、青みの魚でも美味しいんじゃないかな?お店で食べたのにはクミンがかなり利いていたんですが、イシモチにはちょっと合わない気がしたので今回は使いませんでした。青みの魚や、皮がしっかりしたイサキ・スズキ等ならぴったりだと思います。あ、焼くのはフライパンでも魚焼きグリルでも構いません。グリルを使う際は、美味しい汁が流れてしまわないよう、ホイルで受け皿を作るなどしてみてください。汁が美味しいんですよホント。たっぷりのレモン汁がポイントだと思います。これ食べないのもったいないです。オーブンに入れるだけでとびきり美味しいお魚のグリル、ぜひぜひお試しあれ!!≪汁の一滴まで残さずどうぞ!野菜も魚もみんな美味しい、チュニジア風魚のグリル≫レシピ:約2人分 <材料> ・お好みの白身または青みの魚 小なら2尾、大なら半身 ・お好みの野菜(特にキャベツ・トマトがオススメ) 適量 (下味の材料) ・塩 たっぷり ・レモン汁 1/2個分程度 ・お好みのハーブ(今回はローズマリー、オレガノ、タイムを使用) 各小さじ1/2程度 ・にんにく 1かけ ・オリーブオイル 大さじ1~2 ・魚に応じて、お好みのスパイス(クミン、ブラックペッパーなど。今回は不使用)1) 魚は焼いてそのまま食べられる状態にして(内臓や目立つ骨を取った状態)、両面に塩をたっぷり(大さじ1/2ぐらいかな?)まぶしつける。身が柔らかく、崩れやすい種類の魚(カレイなど)を使う場合は、しばらくそのままにして身が締まるのを待つとよいです。2) 野菜類は食べやすい大きさに切り、にんにくはスライス~みじん切りに(大きな魚の場合、皮の面に何箇所か切り目を入れ、スライスにんにくを挟むと風味の移りがよいです)。オーブンは200~220度に予熱。3) 魚の両面にハーブとにんにくをまぶしつけ、野菜と共に耐熱皿またはアルミホイルの上に並べて(半身の場合は皮を上にして)、上からオリーブオイルを小さじ1程度かけ、レモン汁少々を絞ってオーブンで20分ほど焼く。一尾まるごとの魚を焼く場合は、両面の皮がしっかり焼けるよう片面15分×2で30分程度焼いた方がよいと思いますが、半身なら片面のみ、20分程度で美味しく焼けます。フライパンの場合は最初に皮を下にして焼き、途中で返して蓋をし、蒸し焼きにするとよいです。いずれの焼き方でも、途中でレモン汁とオリーブオイルを1~2回かけて風味を馴染ませてください。4) 焼きあがったらアツアツのところに残りのオリーブオイル、レモン汁をかけてできあがり!美味しいですよ~!!★イシモチは特にあっさりしているので、ローズマリー・オレガノ・タイムがぴったりでした。本来フレッシュハーブがよいのでしょうが、乾燥でも十分美味しく焼けますよ^^乾燥ハーブを使う場合は、オイルと一緒に使うと香りがよいです。もうちょっと風味の強い魚の場合は、塩をした後、クミンも馴染ませてしばらく置いてから焼くと美味しくできます。フェンネルシードでも美味しいと思うんですが・・・ちょっと風味が強いので、合わせる魚を選ぶかも知れません。★残った焼き汁の使い方ですが、今回はパンにつけた残りを米粒型パスタを使った焼きリゾット風にしました(下の写真の左上。しかも、魚を焼いた皿をそのまま取っておいて、翌日のディナーに使い回してます。笑)。米粒型パスタ30~40gを3分ほど固ゆでにした後、水気を切って焼き汁に加え、水50cc程度を足して200度のオーブンで10分ほど焼きました。焼くことで味が凝縮されるので、塩などを足す必要はナシ!(強いて言うなら、ハーブか野菜を足した方が見栄え的に良かったかな^^;)これまた美味しかった~^^ ↓・・・という、私もダンナさんも大好きな米粒型パスタ。イタリア食材に強いスーパーによく置いてあります。ホントはギリシャ製のが欲しいんだけどな~。 バリラブランドリゾーニ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.09
インドやアフリカ辺りの食べ物を見ていると、具がゴロゴロ入った炊き込みご飯みたいなものをよく目にします。「ピラウ」とか「ビリヤニ」とか呼ばれるもののよう。国によって作り方や具も様々ですが、今回はとってもシンプルなアフリカはタンザニアのものを作ってみました。 入っている具はチキン、玉ねぎ、じゃがいもです。本来はもっとゴロゴロ入れるもののようですが、作る量が違うので(だって向こうのレシピキロ単位だよ^^;)、我が家サイズに合わせて食べやすい大きさに切りました。ポイントは何と言ってもスパイス!今回はカルダモン、粒コショウ、オールスパイス(シナモンの代用)を使っていますが、これが何とも言えずいい風味。チキンとカルダモンって相性いいですもんね^^美味しいです。米は本来インディカ米など長粒米でパラッと仕上げた方がよいのでしょうが、今時インディカ米も安くはないので、我が家ではインディカ米を使う際には普通の白米と半々で使っています。これでも独特の風味はかなりするので、十分美味しい。すごく簡単にできるのにかなりご馳走風に仕上がるこのご飯、現地では厚めにスライスして塩揉みした玉ねぎにトマトと唐辛子を混ぜた「カチュンバル」というものをたっぷり添えて食べるそう。美味しいので、是非お試しください!≪カルダモンの風味がポイント、タンザニアのご馳走ごはん「ピラウ」≫レシピ:2人分 <材料> ・米(できれば長粒米) 1~1.5合 ・鶏肉 100g ・じゃがいも 中1個(約100g) ・玉ねぎ 1/2個(約100g) ・塩 小さじ1/2 ・ブラックペッパー(ホール) 5~6粒 ・カルダモン 小さじ1/4 ・シナモンまたはオールスパイス 小さじ1/2 ・サラダ油 大さじ1.5~21) 米は洗ってざるにあけておく。肉はぶつ切り、じゃがいもは皮をむいて乱切り、玉ねぎはスライスしておく。2) フライパンにサラダ油と粒コショウを入れて熱し、コショウの粒がほんのり膨らんできたら、肉、じゃがいも、玉ねぎを炒め、肉の色が変わったら米・カルダモン・シナモンも加えてざっと炒め、塩で味付けする。3) 2)を炊飯器に移し、普段通りの加減になるよう水を加えて炊けばできあがり!★本来は炊飯器ではなく、鍋やフライパンでそのまま炊くものです。この場合、2)に多めの水を加えてかき混ぜ続け、程よい硬さになるまで炒めるらしいのですが・・・うまくできる自信がなかったので炊飯器で炊きました。私的にはこれで十分美味しいです。★肉は牛やラムで作られることが多いようです(チキンはアフリカでは高級食材なんですって)。お好みのお肉でどうぞ。個人的には、ラムの場合はカルダモンを入れない方が美味しいような気がします。↓この日の夕食です。スパイスの効いたピラウに、やはりスパイスを入れたインドのヨーグルトサラダの「ライタ」、栄養のバランスを考えてトルコ風のトマトスープを添えました。ものすごい各国折衷です(笑) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.03
スパイシーな料理を作った日、サイドにはさっぱりしたグリーンサラダも美味しいのですが、辛さを少し中和してくれるヨーグルト系のサラダもとっても美味しく感じられます。インドのヨーグルトサラダ「ライタ」は、塩やにんにくでヨーグルトに味付けするトルコ版とは違ってやっぱりスパイスが!^^;でも、それがフシギと美味しいんです。 風味付けに使ったのはクミン、それに塩とチリパウダーで味付けして、お好みでミントを添えます。私は更にブラックペッパーを振るのが好き。基本的には「ヨーグルト+塩+スパイス」がベースなので、ガラムマサラを加えても、コリアンダーを入れてもよいと思います。また、入れる野菜もきゅうりだけでなく、ピーマンやトマト、玉ねぎを入れても美味しい!本場ではバナナ入りなんかもあるようですよ。普通のきゅうりサラダに飽きたな、なんていう時にもオススメなライタ、是非お試しください♪≪スパイス料理のサイドに是非!インドのヨーグルトサラダ「ライタ」≫レシピ:約2人分 <材料> ・きゅうり 1~1.5本 ・プレーンヨーグルト 120ml ・塩 少々 ・クミン 小さじ1/4 ・チリパウダー お好みの量 ・(お好みで)ブラックペッパー 少々 ・(お好みで)ミント 少々1) きゅうりはお好みで皮をむき、輪切りまたはいちょう切りにし(太いものは種を取った方が美味しいです)、塩を振ってしばらく置き、出てきた水分を軽く絞る。2) ボウルにヨーグルトを入れてクミン・チリパウダーと1)のきゅうりを加え、混ぜ合わせて器に盛る。よーく冷やして、お好みでブラックペッパー・ミントを振って召し上がれ!★隠し味に砂糖を入れる作り方もあるようですが、私は入れない方が美味しく感じます。お好みでどうぞ。私はこれに、ガラムマサラ少々を振るのも好きです^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.30
2ヶ月ほど前、チュニジア料理屋さんでいろいろ食べた中で最も「家で作りたい!」と思ったのが、ピーマン、玉ねぎ、茄子、トマトなどを網焼きにしてペースト状にした焼きサラダ、 「サラダ・メシュイア(メシュア、メシュイヤ)」でした。入っている香辛料の種類がわからず、しばらく調べて満を持して作ってみたのがコチラです。 お店で食べたものに比べて若干色が薄いですが、赤いパプリカを加えればもっと近い色になったかな?と思います。でも味的には大分近いものができました。焼いたピーマンの香ばしい香り、スパイスの辛味と香り、それにオリーブオイルが絶妙にマッチして、ハマると止まらない美味しさです。そのまま食べても美味しいですが、パンにたっぷりのせて食べるのがポピュラーだとお店では聞きました。付け合わせにはゆで卵やオリーブ、生のトマトがよく合います。お店では、ツナと一緒に出てくることも多いです。作り方のポイントは、何と言っても「野菜を香ばしく焼く」の一点です。皮が黒く焦げるぐらいに焼いて手早く皮をむき、フードプロセッサーにかけて粗いペースト状にします。焼き方が足りないとイマイチ味がぼやけ、水っぽくなってしまいます。ここに香辛料とオリーブオイルを加えるのですが、作りたてよりも味が馴染んだ数時間後の方が美味しくなります。前日から作っておいてもよいと思いますよ^^中東ではこうしたペースト状の美味しいメニューがたくさんあります。この日はサラダ・メシュイアを含めて4種類のディップを作り、ワインと共に美味しく頂きました^^ サラダ・メシュイア以外はマッシュしたじゃがいものにんにくディップ「スコルダリヤ」 、レンズ豆とオリーブのディップ「エリオサラタ」(別途レシピアップ予定)、それにきゅうりのヨーグルトディップ「ジャジュク」(同)です。いずれもトルコ~ギリシャ、中東辺りで作られるものだそう。ディップ料理、オリーブオイルを使ったものは日持ちもするし、食卓が賑やかになります。ちょっと時間のあるとき、いくつか作ってパンとスティックサラダを添えたランチなど、いかがですか?^^≪グリル野菜の旨味がぎっしり!チュニジアのペーストサラダ「サラダ・メシュイア」≫レシピ:2~4人分 <材料> ・ピーマン 2個 ・ししとう 4~5本 ・茄子 1本 ・トマト 1個 ・玉ねぎ 1/4個 ・にんにく 1~2かけ ・オリーブオイル 大さじ1~2 ・塩 適量 (合わせ調味料・ハリッサ) ・コリアンダー 小さじ1 ・クミン 小さじ1/2 ・キャラウェイ 小さじ1/2 ・スペアミント(なくても可) 小さじ1/2 ・にんにく 1かけ ・チリパウダー 小さじ1/2 ・オリーブオイル 20ml1) 合わせ調味料「ハリッサ」を作る。材料を全てすりつぶすように混ぜ合わせる。辛さはお好みで調整してください。2) にんにく以外の野菜は全てグリルまたはオーブン、網焼きなどで表面が黒くなるまでこんがり焼き、皮をむいて種を取った後粗く刻み、フードプロセッサーにかけて粗いペースト状にする。にんにくはすりおろす。3) 2)にオリーブオイル、にんにく、塩、ハリッサ小さじ1程度を加えてよく混ぜ、冷蔵庫で2~3時間以上味を馴染ませたらできあがり!お好みで、キャラウェイとコリアンダーは増量してもよいと思います。★今回は入れませんでしたが、パプリカを入れるとより現地味に近付くと思います。茄子は入れないというレシピも多いのですが、私が食べた何軒かのお店のうち、最も美味しかったところでは茄子の風味が利いていたので入れました。その辺りはお好みでどうぞ^^(追記:2008年6月10日、分量を変更しました。ししとうを加え、その分ピーマンを減らして、にんにくは「焼いてつぶす」から「生のまますりおろす」に変更しています) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.28
チュニジアでよく食べられる、シチュー仕立てのクスクス。ちょっと前から挑戦しようと思ってクスクスを買ってはいたのですが、敷居が高くてなかなか手が出せませんでした。クスクスの戻し方というより、合わせるシチューの味がちゃんと出せる自信が今ひとつなく・・・。ですが、どうしても家で食べたくなったので、各種情報と舌の記憶を頼りに挑戦してみました!メインの具は骨付きのラム肉です。 いや、シチューはとっても美味しくできたんですよ。自分でもびっくりするぐらい。やっぱり、きちんと合わせ調味料を作ってから調理すると、中華でも他の国の料理でも、美味しくできるんですよね。チュニジアも然り。チュニジアの基本調味料「タビル」を予め作っておいたのが、今回の勝因だと思われます。美味しかった!なのに・・・クスクス戻すの大失敗(T0T)。ところどころ「おこし」状になってしまいました・・・。億劫がって蒸し器を使わずレンジにかけたのがいけなかったな~・・・(っていうかレンジにかけすぎ)。だけど、あの独特なシチューの旨味を吸ったクスクス、ホント美味しいです。もっと上手に戻せていたらもっと美味しかったのに、と反省(&後悔)しきり。忘れないうちに、シチューの作り方をアップしておきます。お試しになる方は、是非ともクスクスを上手に戻してくださいね^^;≪まさにチュニジア料理店の味!「タビル」を使ったラム肉のクスクス≫レシピ:2人分 <材料> ・クスクス 1/2~1カップ ・骨付きラム肉 200~300g ・玉ねぎ 1個 ・にんじん 1/2本 ・じゃがいも 小2個 ・ホールトマト 1/3缶 (トマトピューレの代用です。ピューレなら大さじ1~2) ・塩 適量 ・クミン、コリアンダー 各小さじ1 ・(あれば)サフラン 少々 (今回は入れていません。それでも十分美味しかったです) ・オリーブオイル 適量 (合わせ調味料「タビル」) ・おろしにんにく 1かけ分 ・キャラウェイシード 小さじ1 ・コリアンダー 小さじ1.5 ・粉唐辛子 小さじ1/21) ラム肉は予めクミン・コリアンダー・塩をまぶして馴染ませておく。玉ねぎはスライス、にんじん・じゃがいもは皮をむいて乱切りに。ホールトマトはつぶしておく。「タビル」の材料は全てすりつぶすようにして混ぜておく。2) 鍋にオリーブオイルを熱して玉ねぎを炒め、ラム肉を入れて各面を焼き付け、にんじんを加えて油を馴染ませる。3) 2)に「タビル」、ホールトマト、サフラン、全体がかぶる程度の水を加え、煮立つまでは中火~強火、その後は弱火でラム肉とにんじんが柔らかくなるまで30分程度煮る。じゃがいもは煮崩れないように、途中、15分ほど経過した後で加える。4) 味をみて、塩を加えて整えたらシチューは完成。クスクスは、塩ひとつまみとオリーブオイル小さじ1、水100ccを加えて混ぜ合わせ、蒸し器で15分程度蒸すかレンジに5分ほどかけてよくほぐした後に、シチューの汁を加えて混ぜ合わせる。これらを盛り合わせたら完成です!★クスクスはとにもかくにも「よく混ぜる」のが上手に戻すポイントのようです。電子レンジでも、ちゃんとやれば上手に戻せるそうなので、近日中にリベンジしてみます^^;★本来、「タビル」のほかに「ハリッサ」という合わせ調味料も使うようですが、今回はクミン・コリアンダー・キャラウェイ・にんにく共、別途使っているため割愛しました。 ↓フランス人も大好きなクスクス。チュニジア風にシチューに合わせるなら、細粒タイプが最適です。 クスクス 細粒 500g ↓先日初めてチュニジアのワインを飲みました。リーズナブル!なのに美味しいです!^0^ ★地中海のニューワールドワイン!★【送料無料】【10%OFF】飲み比べお試し価格で送料無料!!豪華チュニジアワイン6本セット おすすめ! ★地中海のニューワールドワイン!★チュニジアワイン マゴン(Magon AOC 1er cru 2003) 赤 ミディアムボディ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.20
地中海~アラブの国々では、茄子を使った料理が多い気がします。きっと気候に合っているんですね^^これもその一つ、トルコ~アラブの国々で食べられる「ババガヌシュ」という茄子のペーストです。お客さんが来た時などに、パンに添えて出されるものだそう。独特なコクがクセになる、美味しいおつまみペーストです。 本来、「タヒーナ」というエジプトのごまペーストを使うらしいのですが、私は練りゴマで代用してます。十分美味しくできますよ^^茄子(二人で2本ぐらい)にフォーク等でたくさん穴をあけてグリルかオーブンで焼き、皮をむいて、レモン汁・おろしにんにく・練りゴマ(茄子1本につき大さじ1ぐらい)と共にフードプロセッサーにかけます。お好みで塩で味付けしたらできあがり。こってり加減は練りゴマの分量次第なので、お好みで調整してください。クミンを加えても美味しいです(「タヒーナ」には、クミン入りのものもあるみたい)。赤ワインにも、白ワインにも合うスグレモノです。オードブルにもいいし、これだけ作っておつまみにもぴったり。オリーブやチーズなど、塩気のものをちょっと添えると美味しいです。写真では、オリーブオイルとパプリカ少々をかけています。アラブっぽいピタパンや薄焼きパンによく合いますが、トーストやバゲットをカリッと焼いたものに合わせても美味しい。お店ではかなりこってりめのが出て来ますが、我が家では幾分あっさりめに作り、プレーンヨーグルトを加えたりもしています。夏~秋、茄子がお安い時期には欠かせないメニューです^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.05
最近、自分の中で中東~中央アジア辺りの料理がブームです。トルコやギリシャの料理に関心を持ち始めた辺りからこの傾向が膨らみつつあったのですが、食べてみたい料理を探して調べていくと、近隣諸国には同傾向でさりげな~く細部が違う料理があったりして、それも調べて作って・・・と、どんどん興味の範囲が広がって行くんですよね^^;とうとう最新の世界地図とか買っちゃいましたよ(笑)西欧諸国や東・東南アジアの料理は日本でもポピュラーだし、既に一通り接した感があるのですが、東欧~中央アジア・中東・アフリカ・南米あたりは私にとっては未知の世界。調べ甲斐があります。そんな訳で、いつしか中東用のカテゴリもでき(笑)、挑戦しましたイラン料理!(「ペルシャ料理」と言った方がいいのかな?世界史嫌いだったので、その辺の区分けがよくわからないんですよね^^;)「ゲイメ・シブゼミニ」(牛肉と豆、じゃがいものシチュー)です。 どうやら「牛肉または羊肉と豆のトマトベースのシチュー」を全般的に「ゲイメ」と呼び、じゃがいもを入れるか茄子を入れるかでその後の名称が変わってくるらしく、今回は揚げじゃがを入れたので「ゲイメ・シブゼミニ」。揚げ茄子を入れると「ゲイメ・バテムジャン」です。これの特徴はなんと言っても酸味!赤いので辛そうなイメージですが、全く辛くありません。この色はターメリックの黄色とトマトの赤。辛い要素ゼロなんです。その代わり、現地では乾燥レモンを入れて酸味を出します。ターメリックと乾燥レモン(今回はレモンを多めに絞って代用)、それに少量のシナモンまたはナツメグでエキゾチックな香りが醸しだされます。だから煮込んでいる間はと~っても芳醇な、複雑な甘みを連想させる香りがするのに、いざ口に入れると酸っぱい(笑)。不思議な美味しさです。でもトマトベースなので、日本人にも親しみやすいと思います。上の写真では昨日ご紹介したナン風のパン(→コチラ)に合わせていますが、ごはんにも合いますよ^^今回、豆は缶詰のひよこ豆(ガルバンゾー)を使っていますが、本来はキマメや小型のそら豆を使うらしいです。ひよこ豆やレンズ豆なら中東でもよく食べられるし、と思って代用しました。キマメが入手できる方はそちらを使うとより本格的になりますが、他の豆でも十分美味しいです。トマトのしみた揚げじゃがが適度なこってり感を添えて、このシチュー、なかなかウマイです。レモンの酸味もクセになります。今回はシチュー用の牛肉を使っていますが、今度は羊肉で作ってみたいと思います^^カレー用のターメリックをお持ちの方、カレーもいいですが中東シチューもいいですよ!是非、お試しください!^0^≪トマトの染みた揚げジャガがウマイ!イランのシチュー「ゲイメ・シブゼミニ」≫レシピ:2~3人分 <材料> ・牛肉または羊肉(シチュー用) 200g ・キマメまたはひよこ豆またはレンズ豆 水煮で120g(1カップ強)程度 ・玉ねぎ 3/4~1個 ・じゃがいも 2個 ・トマトペーストまたは生のトマトまたは缶詰 ペーストなら大さじ2、生なら2個、缶詰なら1/3缶程度 ・レモン汁 1/2個分 (乾燥レモンの代用なので、入手できる方はそちらを使うのがベスト) ・オリーブオイル 大さじ1~2 ・揚げ油 適量 ・塩 適量 ・ターメリック 小さじ1.5 ・シナモンまたはナツメグ お好みで (オールスパイスでもよいです)1) 肉は食べやすい大きさに、玉ねぎは粗みじん、じゃがいもはフライドポテトのように拍子木に切る。トマトは細かく刻むかつぶしておく。2) 鍋にオリーブオイルを熱し、中火で玉ねぎを炒める。半透明になってきたらターメリックを加えて更に炒め(これが良い香りの素のようです)、牛肉を加えて色が変わるまで炒める。3) シナモンまたはナツメグ(お好みで。入れなくてもよいです)、塩を加えて軽く味を馴染ませ、豆(缶なら汁ごと)と水600~800cc程度を加えて煮立つまでは強火、その後は弱火でことこと30分~1時間程度、肉が柔らかくなって味が落ち着くまで煮込む。途中で水が足りなくなったら足してください。4) 煮込み始めたあたりでじゃがいもを素揚げにし、3)に加えて一緒に煮込む。煮崩れない程度に時間を調整してください(煮込んだ後のシチューにフライドポテトを合わせる、とするレシピも多数ありましたが、一緒に煮込んだ方が揚げた油がシチューに馴染んで美味しいと思います)。5) 適度なとろみがついていい感じに煮えたら、レモン汁を加えてざっと混ぜてできあがり!少し味が落ち着いてからの方が美味しいので、早めに作っておくのをオススメします^^★トマト味の煮込み全般に言えることですが、火を止めた直後よりもしばらく置いて味を馴染ませた後の方が、全体的に味が落ち着いて美味しく食べられます。朝作って出かけて、帰宅して夕食に食べる・・・ぐらいの感じでもいいかも知れません。★本文でも触れましたが、素揚げのじゃがいもの代わりに素揚げの茄子(皮をどの程度むくかはお好みで)を入れても美味しいそうです。「ゲイメ・バテムジャン」という、こちらもかなりポピュラーな一品のようですよ^^とろとろの揚げ茄子にトマト、合いますよね^^ ↓という訳で、本来はこれが入ります、樹豆(インド名トゥールダール)。 平べったいので早く煮えるそうです^^ ツールダール(イエロースピリットビーンズ)【500g】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.03.06
冷凍餃子事件の影響で、ギョーザの皮やギョーザ形成器(ペタンと挟むとひだができるヤツ)が売れに売れているそうです。まぁ、あれだけ連日美味しそうな資料映像と共に報道されれば、食べたくなっちゃう気持ちもわからなくはありません。し・か・し。ここで普通の餃子を紹介するのもつまらないので、ぱんだ隊長、いよいよ中央アジアへ進出いたしました!初モンゴル料理、モンゴルの揚げ餃子です!!!^0^これまで取り上げてきた各国料理の中でも、美味しさ・手軽さにおいてかなり群を抜いております。自信作です!!皆さん「モンゴル料理」って言われてピンと来ます?・・・来ませんよね。せいぜい「羊とかヤクの肉」ぐらいだと思います。私も似たようなものですが^^;――が、どういう訳かうちの近所にはモンゴル料理店が2軒もあり、前を通る度にメニューチェックに余念がありませんでした。食への好奇心旺盛なダンナさんの協力もあり、「こんな感じらしい」の情報と資料をもとに作り上げた(ってほど難しくはないですが)のがコレ↓ 「ホーショル」という、小麦粉を練った皮に、ひき肉と少量の野菜(遊牧民にとっては野菜は高級品ですもんね)を包んで油で揚げたものです。いろんなサイトではおそらく日本人向けに豚や牛のひき肉で作られていますが、今回はよりそれっぽくするため羊を使いました(焼肉用の安いラム肉をフードプロセッサーにかけました)。あのね~、これ相当ウマイですよ!絶対試した方がいいです。ホントにウマイ。やみつきです。我々夫婦が羊好きだからというのも大いにありますが、この揚げたての皮がサクッとして、中のしっとりした具とよく合うんですね。どうぞ手づかみでバクッといってください^^普段食べる餃子のサイズだと、揚げるとカリカリになって「しっとり感」ってあまり味わえないですよね。でも、これだけ大きいと(直径12~15cmぐらいです)、みみの部分はカリカリ、生地の表面はサックリ、中はしっとりのいろんな食感が味わえます。もちろん中身の具も美味しい。例によって香菜がないのでコリアンダーの粉末を少し混ぜてみたのですが、これが羊に合ってホントに美味しい。モンゴル料理ウマイじゃん!^0^ 通常サイズの餃子と違って大きいため、皮を作るのも面倒ではありません(枚数少なくて済みますから^^;)。自分で作る皮でこそ味わえるウマさなので、是非とも挑戦してみてください!カンタンです!今回は羊で作りましたが、基本的にはどのお肉でも美味しくできると思います。牛でも豚でも鶏でも、或いはその他のお肉でも、お好きなものでお試しになってください(魚のミンチはちょっと違う気がする)。誰にでも好まれる親しみやすいモンゴルの餃子。ちょっと目新しいし、ホームパーティにもオススメです!!≪手作りの皮がサクッとウマイ!!モンゴルの揚げ餃子「ホーショル」≫レシピ:2人分(直径13cm程度5個分) <材料> (皮) ・薄力粉 100g ・強力粉 20g (なければ薄力粉だけでもよいです) ・牛乳(水でもよいです) 60cc ・塩 小さじ1/2 (中身) ・羊またはお好みの種類のひき肉 100g ・にんにく 1かけ ・玉ねぎ 1/4個 ・キャベツ(なくてもよいです) 少々 ・(お好みで)香菜またはコリアンダー 適量 ・塩、コショウ 各少々 ・揚げ油 (現地では羊やヤクの油だと思うので、クセのあるものが合うと思います。 今回はサラダ油にオリーブオイル少々を混ぜて使用)1) 皮を作る。材料全部をボウルの中で練り、常温で30分ほど寝かせたあと、食べたい個数に分割して麺棒で丸く広げる(直径12~15cmぐらいに)。2) 具を作る。玉ねぎとキャベツは粗みじん、にんにくはみじん切りにして肉と混ぜ、塩・コショウ・お好みで香菜のみじん切りまたはコリアンダーを加えて混ぜる。3) 皮に2)の具をのせ、半分に折って耳の部分を折り込んで爪でふちどるように閉じ(上の写真を参照)、180度の油で5分ほど、両面がきつね色に色づき、表面に泡が立ってカリッとするまで揚げたらできあがり!お好みで醤油や辛子をつけてお召し上がりください。おいし~いですよー!^0^★コリアンダーは羊や牛には合いますが、鶏や豚には多少クセが強すぎるかも知れません。お好みで、塩・コショウだけでもOKです^^★生地を練りこむのに牛乳を使ったことも、生地のサクッと感に功を奏しているようです。なければ水で練っても構いませんが、牛乳、意外と侮れません! ↓テレビでも取り上げられたモンゴルの岩塩、「甘い」んですって!しかも安い! 岩塩を使うと、ただ焼いただけの料理がご馳走に変身するんですよね~、便利です!^0^ モンゴルの甘い岩塩 250g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.12
冷蔵庫の野菜室で未だ場所を取り続けている、年末に実家から届いた白菜とキャベツ。ちょっとずつ着実に消費しては来たものの、さすがに飽きて最近ちょっと放置気味でした。そんな訳で、そろそろロールキャベツでも作ろうかと思いつつ、いつもと同じもつまらないのでこんなのにチャレンジ^^↓ 一見して何だかよくわからないですよね?これ、お米入りのロールキャベツなんです^^エジプトの「マハシ」という料理。キャベツに限らず、ピーマンやズッキーニ、茄子やぶどうの葉でも作られるそうですが、炒めたお米を野菜に詰めてトマトとチキンスープで煮たものです。これが今「できるだけ細く巻く」のがルールらしく、何でもエジプトの女性はこれを細く巻けないとお嫁に行けないとか。目安は指の太さぐらいということですが、私のは・・・「大男の中指」ぐらいになっちゃってます^^;エジプトには嫁に行けないな(笑)でもこれ、美味しいですよ!お米にチキンとトマト、更にほのかなにんにく風味がしみこんで、煮込んで柔らかくなったキャベツとの相性もピッタリ。おそらく現地のはもっと油分も塩気も強いと思われますが(気候が気候ですから^^;)、今回のはかなり控えめ。ダイエットにもよいのではないでしょうか(→エジプトではおそらくこれは主食ではありません^^;)。なお、トルコに「ドルマ」という似たような料理がありますが、こちらはお肉が入ることが多いようです。添えたのは、以前ご紹介した豆のコロッケ「ファラフェル」(エジプトでは「ターメイヤ」と呼ばれているらしい)をおからで作ったらもろに形が崩れたヤツです(笑)キャベツまきまきの工程がちょっと手間ではありますが、キャベツもいっぱい食べられるし、とても美味しいです。ホームパーティに出しても喜ばれると思いますよ!是非、お試しください^^≪お米入りロールキャベツ!細~く巻きましょう、エジプトの「マハシ」≫レシピ:2人分 <材料> ・キャベツの葉 大10枚 ・米 1合 ・玉ねぎ 1/2個 ・にんにく 2個 ・トマトまたはトマトの缶詰(チョップドトマト、ホールトマトなど) 2個または1/2缶 ・チキンコンソメまたは鶏がらスープの素 小さじ2 ・水 400cc ・オリーブオイルまたはサラダ油 大さじ1~3(お好みで調整) ・塩、コショウ 各適量 ・(お好みで)クミン 適量 ・(お好みで)香菜またはコリアンダー 適量1) 米は洗ってざるにあけ、キャベツの葉はラップをかけてレンジで2~3分加熱し、芯の硬い部分をそいで、1枚を2つに切り分ける。玉ねぎ・にんにく・トマトはみじん切りに。2) フライパンに油を熱して玉ねぎを炒め、薄く色づいたら米・トマトの1/3量も加え、全体に油が回ったら塩・コショウ・(お好みで)クミンで味付けする。生の香菜を入れる場合は、ここで刻んだものを混ぜる(私は苦手なので、コリアンダーの粉末を小さじ1ほど混ぜました)。3) 1)のキャベツの葉に2)を少量ずつのせ、できるだけ細く巻いて行く。ロールキャベツと違って両端は巻き込まずそのままで、巻いたそばからどんどん鍋に敷き詰めていきます。こんな感じ(これは太過ぎです^^;できるだけ細く巻きましょう!)↓ 4) 3)の鍋に水400cc(かぶる程度)を注ぎ、チキンコンソメと残りのトマトを加えて、煮立つまでは強火、その後は弱火でじっくり1時間程度煮ればできあがり!煮上がりはこんな感じです(米が膨らむのでちょっとふくれます)^^↓ ★エジプトはトマトを使った料理が多く、これも本来はもっともっとトマトをたっぷり使うようです。お好みでどうぞ^^★そしてスープも本来は鶏を煮てだしを取り、だしを取った肉と一緒に食べるのが定番のようです。こちらも興味があれば、是非お試しください!^^ ↓LAセレブから火がついた超人気ブランド「ドギャード」のブレスレット。 紐はエジプトでは「月で織られた」と言われていたアイリッシュリネンです。 紐が切れるまで愛用すれば願いが叶うとか・・・^^ アクセサリー☆【DOGEARED】ドギャードジュエリーWORDブレスレット(Engraveds Word Collection/ Love・Maroon・RedJade)【デジタル0201】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.10
皆さんおはようございます^^/ 外は現在大雪ですが、雪なんて無縁な地域のお料理です!もう20年近くも前、中学時代の愛読書に「森村桂の食いしんぼ旅行」(角川文庫)があります。数年前に亡くなった作家の森村桂さんが、世界各国を旅して巡り合ったいろんな食べ物とそれにまつわるエピソードを軽妙に綴ったエッセイです。当時はまだ数年後に上京するとも、増してその後海外で仕事をするとも全く考えていない超ど田舎の中学生だった私は、自分には縁のない、あくまで想像の世界として出てくる食べ物や国のイメージを膨らませていました(いやー、人生ってわかりませんね^^;)。今でも大事にしている一冊です。中でもかなり印象の強かったメニューがこれ。「タヒチヤンサラダ」(タヒチではフランス語で「ポワソン・クリュ」と呼ばれているようです)、ココナッツミルクを使ったお刺身入りサラダです。同書では、ニューカレドニア、トンガの項で登場しています。正直「お刺身にココナッツミルクって・・・」とは思いながらも、「マグロにココナッツミルクの脂肪分を含ませる」調理法にはすごく興味があって、このほど20年越しのもやもやを晴らすべく、とうとう作ってみましたーーー!!^0^ どうですか?美味しそうでしょうか??^^いや~・・・これ、やっぱり初めての味でした。なんとも不思議な感じです、一口目は。だけど、脂身の少ない安いマグロはココナッツミルクを含んだおかげでコクが出て、生野菜との相性はバツグン。食べ進むにつれてクセになるんです。酸味とココナッツミルクって合うんですね。今回はレモンを使いましたが、ライムの方が美味しいんじゃないかな?私的に感じたポイントは、「塩をしっかり振る」「レモンをかなりきつめに絞る(ライムやすだちでも美味しいと思います。酸味にパンチがある種類の方がいいと思う)」「小ねぎやあさつきなど、青みのネギか玉ねぎ、トマトを必ず入れる」の3点。ココナッツの濃厚さに負けない、ある程度主張のある材料が合うようです。今回はインドカレーに合わせましたが(カレーに使ったココナッツミルクが余ったので^^;)、カレーならどちらかと言えばタイカレーの方が合う気がします。同じようにココナッツミルクを多用するタイ料理やベトナム料理にはバッチリですよね^^それに、例えば休日のブランチなどでサンドウィッチやパスタなんかを食べる際の付け合わせには、このボリュームはピッタリだと思いますよ^^ブランチのお供に、或いはちょっと洒落た前菜にもピッタリな「タヒチヤンサラダ」、知っておいて損はない一品です!≪安いマグロがココナッツで大変身!タヒチヤンサラダ(ポワソン・クリュ)≫レシピ:適量 <材料> ・マグロまたはメカジキ(安いヤツがいいです) 食べたい量だけ ・きゅうり、トマト、人参、玉ねぎ、あさつきなど 食べたい量だけ ・(お好みで)ゆで卵 1~2個 ・レモンまたはライム、すだち 適量 ・塩、コショウ 各適量 ・ココナッツミルクまたはクリーム 適量 (なければ、パウダーを水で溶いてもOKです)1) マグロは一口大のサイコロ型(1.5cm角ぐらい)に切って塩・コショウし、レモンをギュッと絞ってラップをかけ、冷蔵庫で30分ほどマリネしておく。生野菜やゆで卵は食べやすい大きさに切り(人参は千切りがポピュラーみたいです)、玉ねぎはスライス、あさつきは小口切りにしてボウルに入れ、やはり塩・コショウ、レモン汁をかけて冷やしておく。2) マグロと野菜を合わせ、ココナッツミルクを加えて混ぜ合わせてできあがり!時間が経つとココナッツミルクが分離し、野菜からも水気が出て味が落ちてしまうので、ココナッツミルクは食べる直前に加えてくださいね!^^★ちょっと調べてみたところ、タヒチやニューカレドニアで獲れるレモンは、日本で食べるレモンよりライムに味が近い品種のようです。個人的にはすだちでもイケる気がします。レモンだとちょっと味が弱い気がするんですよね^^;★上記の本の中では、マグロはココナッツミルク(ココナッツロングを水で戻したもの)にレモン・刻みネギと一緒に入れた状態でマリネしていました。もしかしたら、その方がマグロにココナッツが浸透するかも知れませんが、今回は他の料理本や複数のサイトで見た、現地在住の方が作られているやり方を踏襲しています。 ↓今やニューカレドニアと言えば「天使の海老」! 我が家ではいつもこんがりグリルして殻ごと食べてます!まるごと美味しい~!!^0^ 【お試しパック】天使の海老 一番大きいサイズ!!5尾入!!←660円です!安い!!^0^ 最高品質だから料亭仕様天使の海老【Sサイズ】10尾入りパック←1,029円!M、Lサイズもありますよ! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.03
ずっと前から食べてみたかった料理ジャンルのひとつに「中近東のお料理」があります(イスラエルとか、エジプトとかトルコとか)。実際に行ってみるには体力その他に今ひとつ自信がないものの食べ物にはすごく興味があって、中でも特に食べたかったのが「ひよこ豆のコロッケ」。イメージ的に美味しそうじゃないですか?2年ほど前から家で時々羊の肉を食べるようになり、それに合わせてトルコ料理や中東っぽい感じのレパートリーをちょっとずつ増やしてきましたが、この度とうとう挑戦しました「ひよこ豆(またはそら豆)のコロッケ」=「ファラフェル」。しかも、ひよこ豆がなかったので水煮の大豆で代用^^; ↑コロッケと言うより「揚げ団子」と言った方が適切ですね^^;けど、「豆+にんにく」だけとは思えぬとびきりの美味しさ なんですよ、これが!!想像していたよりもはるかに美味しかったです。2人にはちょっと多いかな?という量ができたにも拘らず、ダンナさんと取り合いになるほどでした。それぐらい美味しい!ビールにもワインにも合うし、そのままつまんでも、はたまたヨーグルトソースをつけて野菜と一緒にピタパンに挟んでもイケます。そんな訳で、この日の食卓はこんな感じ↓ 中東風サラダ、ピタパン、ファラフェル、それにスパイスで下味をつけてフライパンで焼いた骨付きのラム肉と、そのラムから出た油で一緒に焼いた茄子です。白いのはヨーグルトにすりにんにくと塩・コショウを混ぜ、パプリカを振ったもの。これはトルコ料理によく添えられるソースですが、ラムにも茄子にも、はたまた生野菜にもよく合います。ピタパンにサラダとファラフェル、それにこのソースをたっぷり挟んでバクッと食べる美味しさと来たら!あぁ幸せ・・・(うっとり)。この日、前日にパン切りナイフで指を負傷していた私に代わってダンナさんがパン生地をこねてくれました。ピタパン、あまり膨らまなかったけど美味しかったよ^^(→という訳で、ピタパンはうまく焼けるコツがわかったらレシピ化します^^;)そんな訳で、ベジタリアンにもピッタリなこのファラフェル、パーティなんかで出したら珍しがられ、かつ喜ばれること間違いなしですよ!冷めても美味しいし、絶対オススメです!!≪豆とにんにくだけとは思えぬ美味しさ!中東風揚げ団子「ファラフェル」≫レシピ:2~3人分(3.5cm程度×12個分) <材料> ・ひよこ豆または大豆の水煮 150g ・にんにく 大1かけ ・コリアンダー 小さじ2 ・パセリ 少々 ・塩 少々 ・(あれば)クミン、パプリカ 各少々 ・薄力粉 適量 ・揚げ油1) にんにくを粗くスライスし、豆と一緒にフードプロセッサーにかけてミンチにし、コリアンダー、パセリ、塩、(あれば)クミン、パプリカを混ぜて落ち着かせる。2) 1)をスプーンで取って平たい団子型に丸め(崩れやすいので、手の平に力を入れてしっかり握ってください)、軽く薄力粉をまぶし、180度の油できつね色になるまでじっくり揚げたらできあがり!お好みでレモンを絞ってどうぞ!^^★崩れやすいので、小さめの鍋であまり動かさずに揚げるとうまく行きます。レタスやサラダ菜など、葉野菜に包んで食べても美味しいですよー!^^★調査の結果、どうやら「ひよこ豆」を使うのはイスラエル風、「そら豆」を使うのはエジプト風で、両方を混ぜて使う国々もあるようですが、「大豆」を使うという国はどこにもなかったです(当たり前^^;)。今度はひよこ豆やそら豆がある時、試してみたいと思います。皆さんも是非、お手持ちならこれらの豆で作ってみてください! ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.20
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