原田誉一の電脳通信

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2017.04.06
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カテゴリ: 環境
犯人に遠隔操作された自衛隊の大型ヘリコプターが、高速増殖炉「もんじゅ」ならぬ「新陽」の真上を飛ぶ。犯人「天空の蜂」からの要求は、日本にある原発を全て止めること。さもなくば大型ヘリコプターを高速増殖炉に落とす。
東野圭吾さんの作品は去年から『放課後』を初め順番に読んでいるけれど、『天空の蜂』はエネルギー環境文庫にある一冊なので先に読むことにした。よくもまあこんなに込み入った話を最後にはすっきり納めてくれるなあ。ジグソーパズルが最後の一片で完成するように。いつもながら感服する。お見事。小説家は実に緻密でなければならない。
それにしても『天空の蜂』は1995年の作品。今からもう20年以上も前だ。多くの人々がこれを読んでいれば、福島第一原発事故は起こらなかったかもしれない。複雑な原発の仕組みや問題も達意の文章で明快に説き明かしてくれている。


【新品】【本】天空の蜂 東野圭吾/〔著〕





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最終更新日  2017.04.08 13:55:38
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