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これは、買い物から帰ってきたときに、駐車スペースから撮った空。巻積雲でしょうか?小さなうろこが散らばっているみたいに見えました。郵便受けを見ると、大きな封筒が・・・短歌会が開かれているお寺の坊守(住職の配偶者)さんからのプレゼントでしたよ。1部、150円のようですが、毎年みんな頂いています。今回は、前回の短歌会に間に合っていなかったので、郵送されたのだと思います。中に、くず湯もおまけで入っていました。くず湯大好き!!ありがとうございました。今日は、気になっていたタネを採りました。来年まで保管しておくか、その辺にバラまくか・・・チャック袋に入れておいても、ほんの少しだし、忘れてしまいそう。ペチュニアの仲間は、みんなこんな感じのタネかな?サザンカの花が咲き進みました。とても豪華な感じですね。そうそう、真っ白だったイチゴの実が、ほんのり色づいてきましたよ。では、最近作っているものね。NHKのすてきにハンドメイドで、かぎ針編のミニマフラーを見たので、私も、編んでみています。最初、二色にしようかと思いましたが、やってみたら、面倒だったので、一色にしました。番組では、変わり玉編が紹介されていたので、最初、その編み方でやっていたけれど、やっぱり、面倒くさくなったので、シンプルな編地に変更。オパール毛糸が大量に買い込んであるのですが、この黄色もその一つ。ソックスを編むときの、ワンポイントにする予定でした。でも、ソックスはもう編まないと思うので、ミニマフラーに。こんな色の小物、初めてかもしれません。では、昨日の晩御飯ね。千切り大根を、昨日は甘酢漬けにしましたよ。そして、冷凍していた柚子の皮を入れてみました。手羽元の圧力煮は、安定のおいしさ。白ご飯にぴったりだったけど、前日に長男が作っていたカレーが残っていたので、組み合わせました。ま、いっかー。
2025.12.03
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先日編み上げた、中細毛糸のチュニックは、結局、職場にも着ていってしまいましたよ。 上着を着ていたので、あまり人には見えなかったと思います。一人で、その着心地の良さを楽しんでおりました。 というわけで(?)またまた、中細の毛糸で、編んでいます。 今度は、本当にオーソドックスな、丸首のベストです。 昨夜、前身頃が完成したので、今度は、後ろ身頃のすそのゴム編部分を編み始めたところですよ。 最近の手芸の本には、なかなか中細毛糸を使ったものがないので、自分で、編図を書いています。 糸は、またまたオパールの中細段染め毛糸です。 今回使っているのは、この5色。(フラッシュを焚いて撮影) 昔は中細毛糸が主流だったのに、いつの頃からか並太くらいが普通になって、使用する棒針も、6号、8号あたりから、ジャンボ針。 あっと言う間に編めるし、段数や目数を確認しやすいですからね。 それに慣れきっていた私ですが、このオパール毛糸に出会ってからは、時間がかかるのが、楽しくて・・・2号や3号の細い棒針を、しこしこ動かし続けていますよ。 なんだか、最近は、園芸ではなくて、手芸ブログのようになってきました。 興味のない方には、申し訳ないです。 だけど、仕事から帰ってきて、編図を考えたり、編みながらドラマを見たりしていると、 本当に心が安らぐのですよ。 なにかを入れる袋を作ったりするのも同じです。 どの布を使うか、どんなデザインにするか、いろいろ考えるのが楽しい。そして、完成したら、すぐに使う。 私の身の回りは、いつの間にか、手作りのものだらけです。 最後におまけ。 今、外装工事中の、我が家です。 総二階建と思っていたら、違ってました。一階の西側に、稽古場の張り出しがあった・・・・・
2015.02.08
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今朝、水やりをしていたら、ユリの芽に気づいた。もう、全部掘り上げていたつもりだったので、びっくり。すぐに、スコップを持ってきて、掘り出しました。この場所は、周りの樹木の根が縦横に伸びていて、球根を抑えつけた形になっていたので、根っこを切りながらの作業になりました。以前掘ったテッポウユリの球根は、ちゃんと植えなおしていたので、芽が出ています。今日掘った球根も、別の鉢に植えました。これからは、テッポウユリは、鉢植えで管理しましょう。これは、生垣のヒイラギの花。ネットが切れていた時期に見つけたので、ブログには載せていませんでした。葉っぱの陰になっていたので、散った花を見て、初めて気づいたものです。それから、これは先日植えたマルベリー・シャルロットリュスの実。だいぶ赤くなってきました。では、他の花たちも紹介します。サザンカが開いてきました。赤花イチゴと一緒にパチリ。そして、豆苗(エンドウ)の芽。それから、今咲いている中で、一番派手で大きな花最後に、お隣との境目で見つけたでっかい虫。今日、KDDIに電話をかけました。実は、これまで使っていたNTTのアナログ電話からの移行が、まだできていないのです。届いたショートメールでは、「確認が取れないので、移行は不可になっています。」とのこと。つまり、NTTのアナログ契約は、旦那の名前になっていたのを、今度のひかり回線では私名義の契約になっているので、すぐには、移行できなかったらしい。一度、きちんと連絡していたはずなのに、まだ移行できていないので、念のため、今日電話をしたのでした。すると、名前が違うことは、すでに連絡が行っているので、もう少し待ってほしい、とのことでした。11月26日(水)に工事したわけですからね。もう、一週間くらいになります。スマホもあるし、母のアナログ電話もあるから、何も困ってはいないのだけど、手続きが止まっているのは、なんか不満。「NTTからの移行手続きは、一週間くらいかかります。」と、係の人が言っていたけれど、なんか、時間がかかりすぎですね。
2025.12.02
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一週間くらい前に、ふと気づきました。小指の腹のところがぷっくり。ケガをしたわけではないし、何かに挟んだ記憶もない。で、今日気づいたのですが、いつもシャークトングで落椿を拾ったついでに、トングを使って遠くの場所の草を抜くときに、この小指が活躍していたの。ちょうど違和感のある場所で、トングをぐぐっと握っていました。だから、この腫れは、草の抜きすぎ???ずきずき痛むわけではありませんので、気にしないことにしておきます。なんか気になるけどね。さて、この写真を見てみて。今までなかった花が写っていますよ。すぐに気づいた人は、「通」ですね。はい、これです。昔、本来の「シネラリア Cineraria」という名前で流通していたけれど、日本語では縁起でもない、ということで、「サイネリア」と呼ばれることが多くなったお花です。いろんな色のサイネリアが並んでいた中で、この花がいちばん元気もりもりだったので買いました。母を病院に送っていって、その帰りに買ってきたから、あとで母がなんか言うかもしれん、と思っていたけれど、なんと、母がうれしそうでしたよ。この色の花が大好きだそうです。もうじき、この花のまわりに黄色の水仙がいっぱい咲く予定だから、黄色の中できっと映えることでしょう。それから、もう一種類買ってきて植えたもの。もともと、この場所には芝桜が毎年いっぱい咲いていたのに、なぜか、なくなっているのね。私が草取りしすぎたのかな? というわけで、一つ128円の苗四色、二つずつ買ってきて植えました。花の色によって、葉っぱの色も違うんですね。こちらは、昨年、もりもりのカタバミの中から救出した芝桜を植え直していた場所です。何株か枯れてしまっていたので、買ってきた苗を植えました。では、他の花もね。細い細い葉の水仙から、細身の花が咲きました。この株からは、毎年、五枚花びらとか四枚花びらの花が咲きます。今年はどうかな?緑のうねったうどんみたいだった葉っぱの真ん中から、ハナニラの花が咲きました。庭中にあるので、これからどんどん咲くでしょうね。アネモネの植えてあるプランターの真ん中に、つぼみを発見。まだ何色の花が咲くのかわかりません。毎年楽しみにしている「乙女椿」。これがいちばん大きなつぼみです。北風でぐにょーっと曲がっていたリナリアが、しゃんと伸びて、花数を増やしています。可愛いですね。最初のうち、このリナリアの芽を雑草と思ってどんどん抜いていました。しばらくして、 あ、いかん、これリナリアやった!!と気づいてからは、用心して成長を見守っています。いろんなところに芽を出しているので、咲くのを楽しみにしています。下の二つの椿は、植物園の椿展で買ってきた匂い椿ですが、そんなに強い香りではありません。そうかなぁ・・・と思うくらい。これは、庭の外側の通路に生えてきた芽。片方はたぶん鹿の子ユリで、広い方はたぶんスズランです。以前は、八重桜の下は、スズランの茂みだったのに、母がどんどん引っこ抜いてしまったのですよ。 増えすぎるけん、いらんのだそうです。でも、私の代になったからね、復活させましょう。
2021.02.22
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朝ごはんを食べていたら、お届け物が届きました。ひょっとして・・・・あれかな??わくわくしながら開けたら、これが入っていましたよ。隕石のペンダントで~す。うーれしいな、うれしいな(^▽^)/これは、もともと地球に落下してきた隕石の一部。かたまりでもよかったけど、せっかくなら身につけられるものを、と思い、このギベオン隕石のペンダントを買っていたのです。この隕石は、約4億5千万年まえに、アフリカ南西部あたりに落下したもので、大気中に突入したときに爆発し、数千の破片が390×120kmの範囲に散らばったのだそうです。今までに、トータルで26トンの破片が回収されている、ということですから、すごいですねー。成分は、鉄91.8%、ニッケル7.7%、コバルト、リン、ガリウム、ゲルマニウム、イリジウムなど。このうち、ニッケルが長い長い時間をかけて(100万年くらい)結晶化したのが、この網目状の模様です。ペンダントそのものは、そんなに大きくありませんよ。でも、なんか嬉しいです。4億5千万年前に宇宙からやってきた物を、こうして手に取ることができたのですからね。ただ、この模様は、隕石の表面にそのまま見えているわけではありません。隕鉄を切って、断面を出し、酸で加工して研磨して初めて見える構造です。こんな模様は人工的にはまず作れないらしく、本物の隕石の証明でもあるそうですよ。今度の仮名書道教室の時に、つけていこうかな?さて、昔の物としては、こんなのも大切にしています。これは、アンモナイトの化石の一種で、「アンモライト」と呼ばれるもの。化石というのは、もともとの生物がそのまま固まったものではなくて、他の鉱物などと成分が置き換わって、形が残ったもの。こういうオパールみたいな色が見えるものは、貝殻の成分の霰石と特殊なたんぱく質が変化して、構造色が見えるようになったから。普通の白や茶色の化石は珪酸塩鉱物さなどが入ったり置換されたりしてできているので、出来方が違いますね。色がついているわけではないので、角度によって、違う色に見えます。以前、こんなアンモナイトのペンダントも買っていたのだけど、大きいのであまり身に着けていません。壁にぶら下げて飾ってあります。これは、裏側に少しだけ構造色が見えます。このアンモナイトには、表面のシワがほとんど見えませんが、もうひとっ。こちらのアンモナイトの化石は、シワシワですね。ずっしりと重いので、時々文鎮にして楽しんでいますよ。買ったときについていた説明を忘れないように、こうしてシールで貼っています。ペリスフィンクテスというのは、このしわが特徴のようですね。 ペリスフィンクテスの紹介ページ殻の横の部分を見ると、このしわがうねっています。 アンモナイトの巻き方についての解説このページからは、アンモナイトに関するいろんな疑問について、図・写真つきで詳しく解説してある記事を開くことができます。アンモナイトの多色で光る秘密についても、詳しく詳しく書いてありますよ。 光るアンモナイトは、なぜ「光る」のか?簡単に言えば、光っているアンモナイトの化石は、生きていた時の殻の薄い表面構造が破壊されることなく残っていたもの。何億年もの間、壊れることなく地中に埋まっていたという、貴重なものなんですね。綺麗なものが好きですが、こういう希少価値のあるものを、気軽に手に入れ身に着けることができるのは、うれしい・・・
2019.01.09
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このごろ、巷では、ソックスの手編みがじわじわと流行ってきているようですね。 手編みの靴下は、とても暖かいらしいですから、興味があります。 それと、年末からしこたま買い込んだ中細のオパールの毛糸。 手袋やマフラー、ベストなどばかり編んでいたのだけれど、本来は、靴下用の毛糸なんですよ。 だから、思い切って、靴下を編んでみることにしました。 これまでの人生では、高校生の時に、当時付き合っていた彼氏から、「靴下を編んで」と頼まれ、必死で編んでプレゼントした、その時一回だけ。 その時は、かかとを引き返し編みで編みましたが、ネットを見てみたら、最近、かかとをガーターにする方法があるらしい。おまけに、特許の申請がしてあるのだとか。 よく読むと、これは、ソックスを前後二枚に分けて編んで、後からはぎ合わせる・・・というもの。 かかとのところを二倍の段数にすればいいのだから、そのまま、輪編みでも行けそう!!! それで、自分で編みかたを考案して編んでみましたよ。 では、写真入りでご紹介します。(輪編みしたことがある人なら、簡単) 用意するものは、1号5本棒針と、中細毛糸。作り目は、私の場合56目でぴったりでした。 一目ゴム編を10段編んだあとで、メリヤス編みを30段編みます。長いのが好きな人は、段数をもっと増やします。 そして、ここからが、前後二枚に分けて平編み開始です。 写真でわかるでしょうか?甲側のメリヤス編みの段数は、16段にしてみましたが、かかと側は、その二倍で、32段です。あとでつないだ時に、ふくらみができるようになっているんですよ。 甲側16段編んだ物と、かかと側32段編んだ物を合わせて、つないでまた、輪編みします。 しばらく編んで、つぶしてみたら、こんな感じ。なんか、気になったので、途中だけど、この穴を綴じてみましたよ。 かかと側を編むときにつけた糸と、前後合わせて編んだときに余った甲側の糸を使って、ガーターの山を拾いながら綴じていくと、ぴったり!! ちょっとお行儀が悪くて、ごめんなさい。長さをどれくらいにするか、途中だけど、履いてみました。 ふむふむ、23.5cmの私は、40段くらいで良さそうです。そこから、減らし目に行きましょう。 輪編みのままでも、両側になる場所で二目立てながら減らし目できますよね。 なるだけ、後から綴じなくていいように、省略です。 はい。つま先を毛糸針でとじ合わせたら、できあがり。 アイロンをかけたら、綺麗な形になりました。 これは、履いてみたところですよ。まだ、片方しか編んでいないので、両方とも左足です・・・ この編みかたのポイントは、かかとを二倍の段数で編むところ。こうやって平置きすると、もっこり盛り上がっているのがわかりますね。 メリヤス編みと、ガーター編みをつなぐとき、ガーター編みの山になっているところを拾っていくのがポイントです。ね、ぴったりでしょ?? では、最後に編図のご紹介。 これは、23.5cmの私の足に合わせたものですから、男性用だと、もう少し長くしないといけませんね。 この片方の靴下を編むのに、昨日の夕方から、今日の昼まで、ちょうど、7時間くらいかなぁ・・・ では、今から、もう片方を編みます。
2015.02.21
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なんか、遅くなってしまいましたが、漢字パズルは、お楽しみいただけたでしょうか? では、答えです。 パズルの中にあった、源融(みなもとのとおる)さんは、「源氏物語」の主人公光源氏の、実在モデルの一人らしいですよ。お会いしたことは、ありませんけれど、素敵な男性だったのでしょう。 あの、10円玉の図柄で有名な、平等院は、この源融さんの別荘だったのが、宇多天皇、藤原氏へと、渡っていったものだとか。 また、一茶は、小林一茶のこと。なんで、一茶という俳号なんだろう?と思っていたら、「たつ泡が消えやすい」ということからなのね。 円空は、たくさんの仏像を彫ったことで有名なお坊さん。生涯で、12万体もの仏像を彫ったのだそうです。えっと、63歳で亡くなっているようですから、まあ、60年間彫り続けたとして、12万÷60で、1年間に、2000体作り続けたということ。これは、毎日5体から6体、作り続けていた・・・ということですね。 こりゃあ、凄い。でも、これは、3才の時から、同じペースで彫り続けたとしての場合。もし、13歳くらいから始めたとしたら、1年間に、2400体ずつ、50年間作り続けたことになりますね。 す、すごい。凄すぎです。 毎日毎日、6体とか7体彫り続けていたなんて、旅をする間は、どうしていたんでしょう。 歩きながらでも、彫っていたのかしら・・・・ 行基さんは、これまた、 有名なお坊さんですね。「大仏開眼」というドラマにも出ていましたが、奈良の大仏建立の、実質上の責任者。まあ、財政難の折、権力者側が、行基さんの人気を利用して、大仏建立の資金や、材料、人手を集めた・・・ということ。 でも、それより、民衆のために、いろんな土木工事を執り行なった・・・というのが、素敵です。 では、このくらいで。
2011.11.09
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<落窪物語 第一巻 その6>中納言の一行が、がやがやとして出かけてしまうと、人気がなくなりとても心細い。姫君と話をしていると、帯刀のところから、「お供に行かれないと聞きましたが、本当ですか、それなら参りましょう。」と手紙が来た。「姫君の御加減が悪いので行かれないのに、何をしにおいでになるのですか? もしおいでになるのでしたら、つれづれを慰めるためにおいでください。『ある』とおっしゃっていた絵を必ず持ってきてくださいね。」とあこぎの返事。(注1)というわけで、ついにお話が動き始めました。少将は、白い紙に小指をくわえて口をすぼめた絵をお描きになって、「絵をお召しになりましたのでつれなきを 憂しと思へる人はよに絵見せじとこそ思ひ顔なれ(お返事を下さらないつれないあなたのことを悲しいと思っている私は、笑みせじ(絵みせじ)と、こんな顔をしています。)このようなことをするのは、幼稚ですね。」と手紙を書いて、帯刀に持たせました。(注1)当時は、テレビもパソコンもスマホもありません。物語や絵などが、とても喜ばれる、貴重なものだったようです。少将の妹は帝の女御でしたので、そんな貴重な絵がたくさんあったので、帯刀は、あこぎを通じて姫の気をひくようなことを言っていたのでしょうね。さて、帯刀は、自分の母親(少将の乳母)に「見た目の良いお菓子をひと袋用意してください。」と頼んでから、中納言邸に向かいました。帯刀は、さっそくあこぎを呼び出しお手紙を渡しました。そして、誰が邸内にいるのか、様子をさぐり、お菓子を取り寄せて、二人で共寝しながら姫君の話などをしていました。姫君が、だれもいないので安心して、琴をたいそう魅力的にお弾きなっているのを聴いて、「姫君はこのようなことをなさるのだね。」「そうよ、亡くなられた母君が、六歳の時からお教えになられたのよ。」などと話していると、少将が忍んでこられた。人をたてて「お話したいことがございます。こちらへおいでください。」と言わせると、帯刀は心得て(おいでになったのだ!)と思うと、心がせかされる。「すぐに行きます。」と言って出ていったので、あこぎは姫のところに参上しました。「どうなっている、わざわざこんな雨の中を来たのだから、むだに帰すなよ。」「まずはお手紙をおよこし下さい。突然おいでになっても、姫君のご気性も存じませんのに、難しいことです。」「ひどくまじめだな。」と言って、帯刀の方をお叩きになる。少将は、帯刀と一緒にお入りになり、お車は「まだ暗いうちに迎えにこい」といって、帰された。(もう、やる気まんまんです。)そして、あこぎの部屋の前で手はずを話していたけれど、人が少ないので気が楽だ、まずはのぞき見させろよ、などとおっしゃる。「少しお待ちください、醜いかもしれませんよ。『物忌みの姫君』のようだったらどうなさいますか?」と帯刀が尋ねると、「その時は、笠も忘れて、袖をかぶって逃げ帰るだけだ。」とお笑いになります。さて、ようやく、少将は姫君をすき間がのぞき見できることになりました。それは、次回に。
2016.10.02
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昨日は、この一年間お疲れ様の、慰労飲み会でした。この春で退職される方とのお別れ会もかねていましたよ。 で、私の部署が幹事で、私が司会進行でした。 だから、自宅に車を置いて、雨の中、傘をさして、バス停に向かったのですが、坂を下りる途中で、この雨の中、傘もささず自転車を押して上がってくる女性とすれ違いました。ご近所の人でしょうから、「こんにちは!!」と声をかけて、バス停に急ごうとして、ふと、何か感じ、もう一度その人を見たら、なんとまあ、その人は、我が娘だったんです。 昨日の夜に、旦那が車で迎えに行ったのですよ。晩御飯に、すき焼きを作ったら、「お肉・・・・」とつぶやいて、嬉しそうに食べていました。 「野菜とか、ちゃんと食べよるね?」と尋ねると、「もやしとか・・・」なんて、言ってました。 学校が終わると、毎日、勉強ばかりしているそうです。で、夜更かししないように、12時には寝る、と決めているらしい。 しかしね、いくら急いでいたからと言って、自分の娘と気づかずに、「こんにちは」とあいさつしてしまって、自分で自分にあきれてしまいました。 飲み会の会場に早めについて、そのことを話したら、みんなから、「ボケが始まっとっちゃない?」と、笑われましたよ。 さて、飲み会の方ですが、ホテルの地下にある、豪華中華料理店での食事中心の宴会です。なんだか、披露宴をしそうな場所でやりました。お料理だけで6500円ですが、今年みんなで積み立てていたお金が残っていたので、各自の、手出し費用は、2000円で済みました。 私らは、もう、たくさんは食べなくていいので、美味しいものを・・と、頼んでいたら、本当に美味しかったです。 私は電波腕時計を持っているので、ぴったり、6時半にはじめの言葉を言い、続いてジーンズを着てきたボスが、短い挨拶をし、その後、ナンバー2の人が、すぐに乾杯を言ったので、6:35くらいには、もう飲んだり食べたりが始まりましたよ。 ひとしきり食べたところで、この一年間を振り返った映像をDVDに作ったものを、スクリーンに映し、退職する人に、職場で一番若い男性から、記念品贈呈をし、その後、みんなで、ビンゴゲームをしました。 予算が少し余ったので、景品を買って、袋詰したものを用意していたの。 これは、盛り上がりましたよ。 トランプみたいな番号カードをめくって、私が番号を発表するたび、歓声や悲鳴が沸き起こります。「この番号出して!!」と、お願いに来る人がいたけど、なかなかそう、うまくはいきません。 一番最初に「リーチ」になった人が、なかなか「ビンゴ」にならないので、みんな、もう、大喜び。 最後の人がビンゴになるまで続け、最後は、大拍手。そして、みんなで、もらった景品の見せやっこをして、終了。ハンカチや、靴下、手袋、ネクタイ、アロマキャンドルなんぞもありました。 それからまた、チャーハン、杏仁豆腐のデザートを頂き、私が、終わりの言葉を言いました。みんなが席を立ち始めたのも、予定時刻どおり。ちょうど、8時半でした。 私は、ホテル前のバス停から、少し遅れてきた20:35のバスに乗り、自宅に着いたのが、21:15くらい。 バス停で一緒だった人たちからも、「楽しかったぁ・・・」とか、「ビンゴゲーム初めてやったけど、面白かった・・・」とか、幹事としては、嬉しい言葉をいただき、大満足でしたよ。 そうそう、席を決めるくじや、テーブルに置く番号札なんかも、全部、私が折り紙で作ったのだけど、これも、大好評でした。丸いのが、ビンゴゲーム用の、番号カード。シャツの折り紙を開くと、中に番号が貼ってあります。そして、テーブルには、鶴の箸置きに、番号のついたハートが・・・可愛いでしょ?
2012.03.24
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少し間があいてしまいましたが、いよいよあこぎの大活躍する場面に入ります。その夜やってくる、とわかっていたら、少しでも見かけをよくして、姫君が恥ずかしい思いをされずにすむように、心遣いができたはずなのに。少将と帯刀がこっそりやってきたものだから、不意打ちのようになってしまい、姫君はどんなにか不安で、怖くて、恥ずかしくて、大変な思いをされたに違いない。少将が姫君の後ろ盾になってくださることはあこぎにとっても、願ってもないことだったのだけど、不意打ちでは、困るのですね。でも、初めての夜はもう、過ぎてしまいました。次からは、姫君のために、少しでも準備をして、恥をかかせないようお手伝いをしなくては!!そんな思いでがんばったあこぎのお話です。<落窪物語第一巻 その9>ようやく姫君の声を聞き、歌を返してもらった少将は、それまでは「ただ一時の女」としか見ていなかったのに、すっかり心を奪われてしまいました。その時、「お車が参りました」という声を聞いた帯刀は、あこぎに、「行ってお伝えしてください。」と頼みましたが、あこぎは、「昨夜は行かないで朝になってから行くと、まるで私が知っていたと思われるではありませんか。姫に嫌われるようにする気なの?」と、恨み言を言います。そんなあこぎを見て、帯刀は(子供っぽいな)と思いながらも、可愛く思えて「姫がお前を嫌っても、俺が可愛がってあげるよ」と笑いながらあこぎの部屋を出ました。そして、姫の部屋の前まで来て咳払い。それに気づいた少将が、姫の着物をかけてやろうとしましたが、単もなく、とても体が冷え切っていたので、自分の立派な単を脱ぎ姫にかけて部屋を出ました。姫は恥ずかしい思いでいっぱいでした。(注1)(注1)当時、共寝した翌朝は、着物の下に来ていた単(ひとえ)と呼ばれる白い下着の着物をお互い取り換えて別れるのが風流だと思われていました。お布団なんてまだない時代、共寝する男女は二人の着物を重ねてかけて、寝ていました。朝になると、その着物をそれぞれが着て別れるところから、「衣衣(きぬぎぬ)」→「後朝」と言うようになったわけです。この落窪の姫が、そういう習慣を知っていたのかどうか・・・ でも、少将が自分のみじめな様子に同情して着物をくれたことはわかったはずですから、施しを受けて、本当に恥ずかしかったことと思います。あこぎは、とてもお気の毒に思ったけれど、そのままでいるわけにはいかないので、姫のお部屋に行ってみると、まだ横になられたままでした。なんとお声をかけたものか、と思い悩んでいるうちに、帯刀と少将からの「後朝の文」が届きます。(注2) 帯刀からの手紙には、「昨夜は一晩中、自分も知らないことだったのにお前に責められてとてもつらかったよ。あなたのためにならないことなら、もう参りません。どんな目にあわされてもけっこうです。姫君も、どんなにか私のことを憎く思ってらっしゃるか、と思うと、このことも面倒に思えますが、少将様のお手紙があります。お返事をください。男女の仲とはこういうもの、なぜそう不都合に思われるのでしょうか。」と、ありました。(注2)この後朝の文は、早ければ早いほど、心がこもっているものとされていました。それに対して、女性の方が受け入れる気持ちがあるときは、すぐに返事を返します。でも、この時落窪の姫は、とにかく恥ずかしいばかりで、そのような気持ちの余裕はなかったようですね。あこぎは、姫のところに少将のお手紙を持って行き「ここにお手紙がございます。昨夜は思いがけず眠りこんでしまい、いつの間にか夜が明けてしまったようです。」「このご様子を存じておりましたら・・・」などといろいろ言い訳するが、おこたえがなく、起きることもされないので、「やはり、知っていたとお思いになっていらっしゃるのですね、情けない。長年お仕えして、このような後ろめたいことをするでしょうか。お邸にお一人で残られるのをお気の毒に思って、面白いお供にも行きませんでしたのに、私の言うことも聴いてくださらず、冷たくされるのでは、もうどこへでも参りましょう。」と言って泣くと、姫もあこぎが可哀想になって、「あなたが知っていたとは思わないけれど、とても意外で思いもよらなかったことでしたので、つらかったのです。なかでも、こんなにひどい袴や装束の姿で見られたことこそ、言いようもなくつらいことでした。亡き母上がいらっしゃったなら、こんなつらい目をみることはないでしょうに。」といって、ひどくお泣きになられる。あこぎは、「たしかにそう思われるでしょうが、少将さまも、継母北の方の意地の悪さはご存じですから、そうはお思いにならないと思います。ただ、お心だけでも頼りにできれば、どんなにうれしいことでしょう。」「それこそ考えられないことです。こんな普通ではない人(私)を見て、好きになられる人があるでしょうか。このことを北の方がお知りになったら、どんな風におっしゃるでしょうか。『私の命令しない人の縫物などをしたら、この邸にはおかない」といつもおっしゃっているのに。」と、ひどくつらそうなので、あこぎは、「それならは、かえってここを出られるのがよろしゅうございます。このように言われることがどこの世界にあるでしょう。北の方は、姫君をこのように閉じ込めて使ってやろうという考えなのでしょう。」と、大人びた口調で言っている。「はやくお手紙をご覧ください。今はお嘆きになってもしかたがありません。」と言って、お手紙を拡げて差し上げると、姫君は横になったままご覧になる。そこにはただ、次のように書いてあった。いかなれや 昔思ひしほどよりは今の間思ふことのまさるは(なぜでしょう、逢う前にあなたを想っていた気持ちよりも、逢ってしまった今の方が、あなたへの想いが強くなってしまいました)姫はとても具合が悪いと言って、ご返事がないので、あこぎは「いやもう、気に入りません。このお手紙は何ですか。昨夜の少将様のお心も、限りなく不本意で気に入りません。今後のことも頼みになるようには思えません。姫君はたいそう苦しそうで、まだお起きにもなれませんので、お返事もおできになりません。とても心苦しいことです、姫君のご様子を拝見するのは・・・」と書いた。帯刀は、少将にこのことを伝えたが、「私のことを不愉快だと思われてのことではないだろう。ただ、あの装束をひどく恥ずかしいとお思いになられた名残りなのであろう。」と、気の毒に思われた。そして、昼間にまたお手紙を書かれた。「なぜでしょう。今あなたの冷たいご様子を思い出しているのに、とても愛しさが募っております。」恋しくも 思ほゆるかな ささがに(蜘蛛)のいととけずのみ 見ゆるけしきを(あなたが恋しくて仕方がありません。あなたは蜘蛛の糸のように、気持ちを解いてくださらないように見えるのに)道理に合わないことです。」とある。帯刀からは、「今度もお返事がないのは、とても具合が悪いことと思います。少将さまは、ひたすら姫君のことをお思いです。お心は信頼できるように見えます。ご自身もそうおっしゃいます。」と書いてあった。あこぎは、「今度ばかりはお返事をなさいませ」とすすめたが、姫は「少将様は、みすぼらしい私の姿をご覧になって、今頃どのように思い出していらっしゃるのかしら。」と考えてしまって、恥ずかしく、気が引けて、とても返事を書く気になれません。頭から衣をかぶって、臥せってしまいました。その姿を見て、それ以上あこぎは何も言えなくなってしまいました。仕方なく帯刀に、「お手紙は見ていただけたのだけど、あまりに苦しそうなご様子で、お返事はいただけません。あなたは少将様のお心がずっと続くとおっしゃるけれど、どうしてそんなことがわかるの? しばらくしたら、『あれは一時の恋だった」なんて言い出されるかもしれないではないですか。こちらを安心させようと思って、適当にいいことばかり言っているのではないですか」帯刀は、あこぎの返事をそのまま少将に見せました。「お前の妻は、とても気の利いたことをいう女のようだね。姫君がとても恥ずかしがっておられるので、お前の妻は逆上しているのだろう。」と、微笑んでおっしゃられた。すごいですねー、少将さん。これだけつれなくされても、不快に思ったり、あきらめたりしません。かえって、愛情が増していっているようです。あこぎの実際の活躍ぶりを書くつもりだったのに、まだその部分までいきつかないようです。この場面では、あこぎが間に入り、お手紙でご様子を知らせることで、少将の姫への気持ちがつのっていく場面だったようです。では、続きをまたお楽しみに。
2016.11.14
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<第一巻 その1>むかし、姫君をたくさん持った中納言がいらっしゃいました。大君(長女)と中の君(次女)には、婿を迎え、屋敷の西の対と東の対に、華やかに住まわせておいでになりました。「三、四の君の裳着(女性の成人式12歳から16歳くらい)をしてあげよう」と、たいへん大切にお世話していらっしゃいます。中納言には、そのほかに、昔時々通っていた皇族の血筋の方(亡くなっている)がお産みになった姫君がいらっしゃいましたが、北の方は、この姫君のことを召使の女房たちほどにも思わず、寝殿から離れた場所の、間口二間で床が一段落ちくぼんでいるところに住まわせていました。姫君とは呼ばず、まして、御方とも呼ばせることもない。名前をつけようとしたときに、さすがに夫の気持ちを考えて「落窪の君」と呼ばせることにしました。この父親である中納言は、姫のことを小さい時から可愛いとも思わなかったのか、北の方の言うまま。しっかりとした世話をする人もなく、乳母もない。ただ一人、母君がまだ生きていらっしゃった頃から召し使っている童女で気が利いている者を「後見」と呼んでそばにおいているだけ。姫君と後見は、同情しあって片時も離れることがない、この姫君の容姿は他の姫君に劣るわけでもないのに、人と交わることもないため、このような姫君がいると知る人もない。(注1)姫君は、物心がついて行くに従い、世の中が悲しくつらいとばかり思って、嘆かれる。 日にそえて うさのみまさる世の中に心づくしの身をいかにせん(日がたつにつれて世の中の悲しみがつのっていくのに、心をすり減らすばかりのこの身をどうしたらよいのでしょう)このお姫様は、何事にも聡明で器用。亡くなった母君に教えてもらった箏の琴をとても上手に弾くことができますし、つれづれに習ったお裁縫も、とても上手。それで、北の方は、「とても良いですね。何もとりえがない人は、何かをまじめに習うのがよいのです。」と言って、上の二人の娘たちの婿の装束を次々に縫わせました。少しでも遅いと「この程度のことさえ、めんどくさそうにされるのは、なにを役目にされるつもりなのかしら。」と、責め苛まれるので、姫君は「やはり、どうかして死んでしまいたい。」と嘆いていました。三の君の裳着を終え、そのまま蔵人の少将と結婚させたので、ますます落窪の姫は忙しく、苦しいことが多くなりました。(蔵人の少将の装束も縫わせることになったから)後見は、髪が長くとても美しいので、三の君のところに召し出されてしまいがち。後見はそれが不本意で残念に思い、「あなたさまにお仕えしようと思えばこそ、親しい人が迎えに来ても行きませんのに、なぜ別の人にお仕えできましょう。」と泣くと、姫君は、「なぜそんなことを言うの? 同じところに住んでいる限りは同じことだと思います。あなたの装束がとてもよくなったので、かえって嬉しく思います。」と、おっしゃる。そんな姫君のそばにいつもいようとするので、また北の方から「落窪の君は、この人を今になつてもお呼び入れになる」と責められるのでした。それで、落ち着いて姫君とお話することもできません。後見(うしろみ)という名は不都合だということで、「阿漕(あこぎ)」と名前をおつけになりました。(注1)・なぜ、姫の存在が知られていないのかというと、裳着の祝いをしていないから。つまり、裳着(成人式)をきちんとしてお披露目することで、「この家には、結婚の対象となる姫がいますよ。」と世間に知らせることになります。それもしてもらえない姫。そして、まわりの女房たちもあまりやりたがらないお針子の仕事をされられるばかりの姫。姫の将来は、絶望的でした。今回は、ここまで。次は、阿漕の恋人帯刀(たちはき)が出てきます。
2016.10.02
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<落窪物語 第一巻 その7>帯刀は、少将を格子のすき間にお入れして、留守番の者に見つかるかもしれないと、自分もしばらく簀の子にいました。少将が中をご覧になると、消えそうに灯をともしており、几帳、屏風がないので中がよく見えました。向かい合っているのは、あこぎのようだ、後姿が美しい、横になっているのが姫君らしい、白い衣の着古したのを着て、古びた綿入れを、腰から下に引きかけて横になっているので顔が見えないが、頭の形、髪のかかり具合はとても美しい・・・と見ていると、灯が消えてしまった。「まあ、暗いわね、夫が来ているのでしょ? 早くお帰りなさい。」という姫の声はとても上品である。「夫は今、人に会いに行っております。その間はこちらにおりましょう。人がいないので、恐ろしくお思いでございましょう?」とあこぎが言うと「いいから、早くお行きなさい、恐ろしさには慣れているわ。」(注1)少将が格子のすき間から出ると、帯刀が「いかがですか? お車までお送りいたしましょうか? 御笠はいかがいたします?」と聞く。「妻のことを思って、お前はずいぶんえこひいきするのだね。」と少将は笑ったが、心の中では、(装束が古くなっているようだ、姫は恥ずかしいと思うことだろう)と気の毒にお思いになる。「はやく妻を呼び出して、やすめ。」と言われるので、帯刀はあこぎを呼び出し、無理に部屋につれていってやすんだ。姫君は、なおも、おやすみにならずに、横になりながら琴をもてあそびながら、なべて世の憂くなる時は身隠さむ巌の中にすみかもとめて(世の中すべてが悲しくなる時は、人の気づかないような巌を住処にして、身を隠してしまいたい。)と、かなしい歌を口ずさんでいます。(注1)のぞき見したときに、姫の後姿を見て、髪が美しく、品のよさそうな雰囲気は感じとられたことでしょう。ただ、着ている物は、相当に古びています。でも、姫とあこぎのお互いを思い合う様子、優しさを知って、少将はとにかく会いたくなったものと思われます。見かけではなく、心の美しさに惹かれた少将は、なかなかの人物です。自分が入っていくと、姫が衣装のことで恥ずかしく思うだろうとはわかっていたのですが、そんなことよりも、姫と早く男女の仲になりたい気持ちの方が強かったのですね。そんな姿を見ながら少将は、人が来ないことを確かめると、木の切れ端を使って格子をこじ開けてしまいました。そのまま格子を上げて、姫の部屋の中に入ってしまいます。姫はとても恐ろしく思って起き上がろうとしましたが、少将は、すばやくよりそって姫をつかまえてしまいました。あこぎは、格子があげられる音を聞いて、「どうしたのでしょう。」と驚き、起きようとしますが、帯刀が起きさせません。「なぜとめるのですか? 見に行ってきます。」「犬か、ねずみでしょう。落ち着いてください。」と帯刀がとめると「何かしたので、こんなことをいうのね。」あこぎは気づいてしまいました。あこぎは姫君が気の毒で腹を立てましたが、動くことができません。少将は姫をとらえたまま装束を脱ぎ、姫と添い寝をされた。姫は恐ろしく苦しくて、ふるえてらっしゃるので、少将は、「私のことをひどく不愉快にお思いになるようですので、私のあなたに対する愛情などをお話しいたしましょう。巌の中までもあなたを探しもとめてさしあげようと、こうしているのですよ。」姫は、(どなただろう?)と思うよりも、自分の装束がとても見苦しく、袴がぼろぼろなのを思って「すぐに死んでしまいたい。」と泣かれる様子がとても悲しそうで、少将は面倒になって、黙って横になっていらっしゃった。あこぎが寝ている場所は、姫のお部屋に近かったので、姫が泣かれる声も、かすかに聞こえてくる。起きようとしても帯刀が起こさないので、「姫君をどうしようとして、こんなことをするのです。あやしいと思いました。ひどく思いやりのない人ね。」と腹を立てて、帯刀を手荒くにひきのけると、二人は言い合いを始めました。(注2)あこぎは、姫君が、自分もこのことを知っていたと思われるのではないか、と心配しています。「あなたが知らなかったということを、姫君はわかって下さるでしょう、そんなに腹を立てて怒らないでください。」(注2)もし、少将が忍んでこられるとわかっていたら、あこぎのことですから、姫が装束のことで恥をかかないように、何とか整えたり、部屋をきれいにしたり、しておきたかったと思います。それをしないまま、姫に恥をかかせてしまったことが、とても申し訳ないはずです。男女のことを何も知らない姫に、夫を持っている自分から、お話しておいた方が良いこともあったはずですね。そのうちおいでになるとは、わかっていたはずですが、準備をしていないうちに、帯刀が黙って少将を姫の部屋に入れてしまったことを怒っているのです。さて、ついに結ばれてしまった少将と姫君のお話は、次の回に。
2016.10.02
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<落窪物語 第一巻 その8>惟成(帯刀)が、なんとかあこぎの怒りをとこうと、懸命に慰めながらあこぎを抱きしめていた頃、少将も姫を懸命に口説いています。「どうして、こんなに私のことを嫌われるのですか? 大した男ではありませんが、嘆かれるほどひどくはありません。たびたび差し上げたお手紙を、「見ました」とも仰っていただけないのは、私を不都合な男だと思われているのでしょうか。もうお手紙は差し上げないでおこうとも思ったのですが、このようにお手紙を差し上げるようになってからは、『このようにあなたに憎まれる運命なのだな』と思われ、苦しいことも苦しく感じられません。」と少将がお話になり横になっていらっしゃいますが、姫君は死ぬほど恥ずかしく思われるばかり。単衣はなくて、袴を一つつけているだけ。着ているただ一枚の着物はところどころ破れて肌が見えている。その装束のことを考えると、つらいという言葉では姫の気持ちを表せないくらい。涙よりも、汗でびっしょりになっているのです。(注1)少将も、そんな姫のご様子を見て、とても気の毒にお思いになる。いろんなお話をされるが、姫君はお返事をされる気持ちにもならず、恥ずかしさにあこぎを恨めしく思われていた。(注1)姫の身にまとっているものは、本当にひどい状態ですね。肌が見えてしまうほどに擦り切れたり破れたりして、あちこち穴があいているのですから。いきなり入ってきて自分を抱いた男が、いつもお手紙をくれた方だとはわかったはずですが、とにかく自分のひどい様子を見られたことで、姫は心から惨めな思いをしていたのだと思います。姫にとって、長い長い夜がようやく明けました。君がかく 泣き明かすだに悲しきにいとうらめしき 鶏の声かな(あなたが一晩中泣き明かした事だけでも悲しいのに、とうとう別れの鶏の声まで聞いてしまうとは、うらめしいことです)「たまにはお返事してください。あなたが声を聴かせてくださらないのは、あんまりです。」少将がそうおっしゃるので、姫はとても辛かったけれど人心 うきには鳥にたぐえつつなくよりほかの声は聞かせじ(このような辛い思いをさせた人のお心を思うと、私は鶏のように泣くよりほかに声をお聞かせすることができません)と、ようやくの思いで、お歌を返しました。その姫のご様子と声は、痛々しいほど健気で可憐なものでした。それまでずっと泣かれて、いい加減な気持ちでありましたが、これを聞いた少将は、姫のことを真剣に思うようになりました。(注2)(注2)少将は、それまで自分が婿に入るならどの姫にしようかと、いろんな姫のうわさ話を聞いては、忍んでいってお試しの恋愛をしていたようですが、この姫の一言で、すっかり心を奪われてしまいました。ほんの一言でも、人柄はにじみ出るのでしょう。見かけに惑わされず、姫のすばらしさを感じとった少将は、やはり並の男ではないと言えると思います。よかったですね。姫が無事歌を返し、お返事できたことで、少将との縁が深まりました。次は、あこぎが大活躍する場面です。
2016.10.02
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漢字のパズルを、二年間、みっちりやりとげたので、今度は、久しぶりに、イラストロジックをまめにやっている。(こういうのです。) となると、何で塗るか・・・・という問題に直面する。 以前はまっていた頃は、鉛筆を使っていた。消せるし、手軽だから・・・ でも、手が汚れるし、雑誌にとりつけられない。 それで、いつの頃からか、ペンで塗るようになった。でも、この場合、塗り間違えたときが、めんどう。 そこで、フリクションペンという、消せるボールペンを使い始めた。 ところが、これも、問題発生。 夏の間はよかったのに、寒くなってきたせいか、すぐに、インクがかすれるようになったのです。つかないペンは、もう、イライラ・・・ それで、シャープじゃないシャープペンを探しに、近所の、大きな文房具店に行ってみたら、あーら、いいもの発見!! 30本までメール便(選択必須)可能【マークシートシャープ B AM13-B】1.3mm芯使用のマークシート用シャープペンシル[ぺんてる] これです。なんと、芯の太さが、1.3mmもあるシャープペン。マークシート用だからね、塗りやすいの。HBもあったけど、もちろん、Bを買いました。普通のシャープペンは、0.5mmだから、倍以上です。 それと、 uni 三菱鉛筆【E-KNOCK】 ノック式 消しゴム 事務用 まとまるタイプ 【EH-105M】 イーノック 三菱鉛筆 これも、買いました。 シャープペンの反対側にも、消しゴムがついているのだけど、せっかくだから、ノック式の、まとまる消しゴムを買ったの。 これで、パズル雑誌に、二本とも取り付けて、いつでもどこでも、持って行って、解くことができます。 ゲーム機でも、パソコンでも、イラストロジックは楽しめるけど、やはり、紙媒体のパズルには、捨てがたい魅力があります。 イラストのパズルは、大きいものだと、一問解くのに、何日もかかります。 だから、一冊で、ながーーーーく楽しめます。 逆に言うと、とても締切までに、全問解くなんていう無謀なことはできないので、締切を気にせず、のんびりと楽しめる・・・ということで。 これは、お金もかからないし、精神的にも、落ち着くし、バッチリです。
2012.01.26
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<落窪物語 第一巻 その4>その翌朝、父中納言が樋殿(注1)に行かれるついでに、落窪をのぞいてご覧になると、装束がとてもひどいことになっているけれど、髪はたいへん美しげにかかっているのを見て、姫君が可哀想に思えました。「装束がとても悪いですね。可哀想に思いますが、まずは大事にしないといけない子供たちのお世話をしないといけないので、このような事情を知らなかったのです。何か良いと思うことがおありでしたら、そのようにしなさい。このようにしてらっしゃるのがお気の毒です。」と、中納言がおっしゃったが、姫君は恥ずかしくて、何もおっしゃいません。中納言が戻って、北の方に、「落窪をのぞいてみたら、困っているようだ。白い袷(綿の入っていない着物)を一枚しか着てない。子供の古着でもないか。あったら着せてやりなさい。夜はどんなに寒いだろう」とおっしゃると、北の方は、「いつも着せて差し上げるのですが、捨ててしまわれるのでしょうか、一枚のものをずっと着続けるということがないのですよ。」「なんと、ひどいことだ。母親に早く死なれたので、分別がしっかりしていないのだろう。」と中納言は、北の方の言うことをそのまま信じてしまいました。婿の少将の君の表の袴を縫わせようと、北の方がやってきて、「これは、いつもより上手に縫いなさい。褒美に衣を着せておあげしましょう。」と言われるのを聞いて、姫はとてもうれしく思われた。それで、とても速く、立派に縫い上げてさしあげると、北の方は、自分が着古した綿入れを姫にお着せになった。風が強くなるにつれ、どうしようと姫は思っていたのだけど、少しうれしいとつい思ってしまうのは、心がいじけてしまったのだろうか。この袴をもらった蔵人の少将は、悪い事はうるさく言うが、良いことも大げさに褒める人だったので、「とても素晴らしい。よく縫ってある。」とほめちぎりました。女房たちが北の方に、蔵人の少将がこのようにおっしゃったことを伝えると、北の方は「あぁ、声が高い。そのことを落窪の君に話してはいけないよ。思いあがるからね。あのような者はいじけさせておくのが良い。それが幸福で人の役に立つことです。」とおっしゃる。女房たちの中には、「ひどいことをおっしゃいますね。」「惜しい姫君なのに。」などと、北の方に聞こえないところで話す女房もありました。(注1)樋殿(ひどの)というのは、ようするに、トイレです。当時はまだ厠のようなものはなく、広い屋敷の一角に、すだれや屏風で仕切りをした一畳ほどの場所にに樋箱(ひばこ)というおまるを置き、そこで用を足していました。その箱がいっぱいになると、樋洗(ひすまし)と呼ばれる人が、川まで捨てにいったのだそうです。つまり、落窪の君は、そんなトイレに近い、寝殿(正殿)から離れた場所に住まわされていたということですね。きっと排泄物の匂いもしたことでしょう。一般庶民は、穴を掘って用を足したり、道端で排泄したり。それで、着物のすそをよごさないために、高下駄を履いている人もあったようです。ですから、京の都の路地には、たくさんの排泄物が落ちていたということですね。このことは、のちにまた、落窪物語に出てきます。では続きです。少将は、一通目の手紙の後、また、お手紙をすすきにつけてお贈りになりました。穂に出でて 言ふかひあらば 花すすきそよとも風にうちなびかなむお返事はありません。また時雨の激しく降る日 雲間なき 時雨の秋は人恋ふる心のうちも かきくらしけりまた、お返事はありません。そして、また天の川 雲のかけはし いかにしてふみみるばかり 渡しつづけむというように、毎日ではないけれど、絶えずお手紙を差し上げるのに、いっこうにご返事はない。(注2)少将が、「姫君は、非常に遠慮深く、このような恋文もまだ知らないので、どのように返事を書いたらよいのかも、知らないのだろうね、情を解する方だと聞いていたのに、どうして、ほんのわずかでもご返事をくださらないのだろう。」とおっしゃると、「ぞんじません。北の方は、ひどく性格が悪くて、『私が許さないことを少しでもしたら、ひどい目にあわせてやる』といつも思ってらっしゃるので、それでおびえて遠慮しておいでになるのでしょう。」と帯刀は答えました。 「私をなんとかして、姫に逢わせろ。」と少将が言い続けるので、帯刀もこっそり隙はないかと邸の様子を伺うようになりました。(注2)それまで、いろんな女性とお試しの恋をしていた少将ですが、この落窪の姫にはびっくりしたことでしょう。普通の女性なら、いいかげんお返事をして、少将を部屋に入れるところです。なぜかというと、この少将は、左大将の長男で帝にも気に入られている方。妹は帝の妃となり、これまた寵愛を受けているということで、将来高い役職につかれるのは明らかなのです。少将からのお手紙があれば、とびつくようにお返事を書く娘ばかりだったはずですね。高貴の血をひく姫が、継母からひどいめにあっていることに対する正義感もあったでしょうし、なかなか返事をくれないことで、意地になり、よけいに惹かれていったのではないかと思われます。さて、チャンスは来るでしょうか。つづく。
2016.10.02
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これも、何個も作って研究してみたのだけれど、耐久性がないのが難点。倒れやすいし、えりのところが、だんだん引っかからなくなってくる。折り方は、この動画をどうぞ。 シャツ型ギフトバッグミニ 折り紙では、画像も貼っておきますね。えりがついているのが、背中側になります。糊付けをしなくても、形はできていますね。あとは、好きなように、シールとか色紙で飾ります。ボタンやポケットをペンで描いてもいいですね。ペッタンコのシャツの折り紙の折り型は、これです。以前、このブログで紹介しました。 今日は、仮名書道教室でした。ハートのついたチョコ入りボックスと、レジンのストラップを持っていって、みんなにあげましたよ。大喜びしてもらえました。お習字しながら、チョコをすぐに食べている人も・・・レジンの方は、みんな知らなかったのでびっくり!!「100均でも、小さな入れものに入ったのが売っとーよ。モールドていう型もちゃんと置いてある。」と教えたけれど、UVライトが必要だからねー。これは100均では見かけないような・・・うんと天気が良いなら、日向に放置しておいても固まるらしいですが、専用のライトがあると、ラクチンです。私が使っているのは、これの白い方。たぶん、2000円弱くらいで買ったと思います。【宅配便送料無料】【リュミエラ】【UVライト 36W +レジン液 25g】CX111S ハイパワー タイマー付 ジェルネイル・UVレジン 硬化 UVランプ ネイルジェル ペディジェル 高速 保証付 高速硬化 説明書付 ネイルライト ネイルランプ レジンライト昨日もいっぱい作ってしまいました。レジンの紹介は、次にします。
2019.02.10
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先週、お義母さんがまた転んで救急車で運ばれて、鎖骨を骨折されたらしい。今度も入院することはなく、普通に施設に戻り、固定用の三角巾はいやがってとってしまい、普通に骨折側の手も使って生活しているそうです。旦那が行っても、誰だかわからず、以前のようにファミレスに連れていって一緒に食事・・・というのもなかなか難しくなっているので、今は通院の世話とか、いろんな手続きに行っているくらい。それで、年を取ってもきれいな物が大好きなお義母さんに、お見舞い用のくす玉を作りました。くす玉は「薬玉」と書き、元々は錦の袋に薬草や香草、香料などを詰めて、その袋を造花などで飾りをつけて房飾りをつけたもの。延命長寿、無病息災の願いを込めて作られていたものなので、お見舞いの品として良いのではないかと考えました。作るのも楽しいしね。(o^.^o)y「薬玉」で画像検索したら、こんなのが出てきます。これ一個作るのに、だいたい3時間くらいかな?私は仕上げに強力ボンドも使うので、それがきちんと硬化するのに、一晩おきますけどね。いろんな作り方があると思いますが、私は最初に覚えたやり方で作っています。半球ずつ作って、貼り合わせる時に、真ん中に長い房飾りを挟み込む、というもの。使うのは、折り紙と針と糸、房飾り兼釣り紐用のリリアン、そして紙用の強力接着剤です。触っても崩れないように、いろんな場所に接着剤を垂らして固定しています。だから、あまり速乾すぎないものの方が、調節できていいみたいです。完成して気が済んだので、その後、一週間ぶりにビーズ織。こういう模様は、同じことの繰り返しなので、割と簡単ですね。では久しぶりにお弁当の紹介。まずは昨日の朝ごはん。けっこうな量があったので、ご飯は半分残して、お昼に残りを頂きました。そして、これが今日の朝ごはん。昨夜のカレーをごはんとカレー汁に分けて入れていました。両方ともチンしてから、カレー汁の方にご飯を入れて沈めましたよ。(カレー汚れが一つで済む)台所には鍋に入ったカレーがまだまだありますが、私は台所に降りていかずに済むように、保存容器に詰めて持って上がっています。(今日はまだ、一階に降りていません)では、ここからは庭の花をご紹介。バラが中心になるかも。昨日撮った写真です。そして、きのう母が草取りしたあとムシトリナデシコは、残してもらっていますね。
2019.05.23
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墨彩画教室が終わりになったので、自分で描いています。昨日は、これを描きました。サザンカの花は、今年はまだ咲いていないので、昨年撮った写真を見ながら描きました。ツワブキは、ちょうど咲いています。前回書いたオミナエシの絵は、居間に飾りました。厚紙と遠州綿紬の布で、ちゃちゃっと作った葉書絵用の飾り板。アジアン結びにはまっていた頃の細い紐がいっぱいあるので、それも使っています。今私がいる場所からは、好きなものがいっぱい見えます。嬉しい。ノートパソコンの壁紙にしているのは、昨日紹介した井上直久さんの絵。youtubeに、絵本と画集を動画にした物がありましたので、紹介しますね。 youtubeより「画集」イバラードの旅 井上直久動画の後半が、画集になっています。私の大好きな絵がいっぱい。もっともっとあるんだけどね。そうそう、今回も、はがきの絵は、色鉛筆で塗りました。前回と違うのは、「水彩色鉛筆」を使ったことです。普通にささっと塗ったあと、水筆で伸ばすと、水彩絵の具で描いたみたいになります。カランダッシュのと、三菱鉛筆のと、二種類。メーカーが違うと、微妙に色が違うので、助かります。この次の絵には、このペンを使おうかと思っていますよ。要するに、カラーインクの入った筆ペンです。水性なので濡らした紙に描けば、滲むし、描いた後で水筆で伸ばしていくこともできる。あとは、筆先に別の色のインクをなでつけて描くと、面白い効果も出ます。 youtube ぺんてる公式「アートな筆ペン アートブラッシュの使い方」画材がいっぱいあるので、いろいろ描いて楽しみましょう。葉書の大きさだったら、すぐに完成するしね・・・では、庭でびっくりした物のご紹介です。だいぶ前に作った、アルミ缶の風車ですが、今でも少しの風でもくるくるとよく回ってくれます。でもね、今日発見したんですよ。中に、カメムシの卵の殻を見つけたんです。いつの頃のものなのかは、わかりません。たまに、網戸などにくっついているのを見かけますが、まさか、風車の中に産み付けているとは、思いもしませんでしたよ。続けて、庭の様子ね。ランタナを剪定したときの切りカスを、空いていると思った鉢に、どんどん突っ込んでいたら、ちゃんと根がついていたんだけど、あらら、水仙の球根があったみたいです。これは、失敗。でも、そのまま様子を見ようかな。わが家には水仙がありすぎだからね。ま、いっかー。
2024.11.21
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なんか、長かったのだけど、それでも終わってしまった病気休暇・・・・・ いよいよ、明日から通常勤務ですよ。といっても、木金の二日間出勤すれば、あとは年末年始のお休み。 まあ、リハビリのような、出勤ですね。 私の代わりに、臨時で業務についていた人からは、金曜日のうちに電話があったので、それで、引き継ぎは、終了しています。なんか知らんけど、非常に大変だったらしく、「心が折れた・・・・」と、おっしゃっていました。せっかく悠々自適の退職ライフを送ってらっしゃったのに、私の病気休暇のために、再任用に応じてくださって、そのあげく、とても大変な思いをされたそうで、申し訳なかったです。寿命を縮めてしまったかな?? それで、明日は、その方が残してくれた資料を整理して、年明けからの業務に備えなくてはなりません。 ま、一番忙しい時期は過ぎたので、明日はのんびりできる予定。 さて、最近更新をさぼって、何をしていたかというと、まずは、旦那の荷物の整理。 数年前の職場の異動に伴って、家に持ち帰ってきていた荷物が、そのまま、同じ場所に放置されていたのを、ついに、片付けました。必要そうな本は本棚に、どう見てもゴミのものはごみ袋に。そして、ついでに、遠征用の荷物から衣類を出して、お洗濯。使っていないものも、もう一度洗濯してからでないと、なんとなく、箪笥にしまいにくい感じですからね。 そして、私の衣類を中心に、捨てたり、収納方法を替えたり。 ずいぶんすっきりしましたよ。 こうして、持っているものをどんどん片付けているというのに、どうしてもやめられないのが、手芸関係。ついつい、また毛糸を買ってしまいました。 これは、平編みで袋状に仕立てた細身のマフラーです。久しぶりに、中細の毛糸で編んでみました。 昔は、中細でばっかり編んでいたのだけど、いつの頃からか、並太極太などが主流になってきて、私も、太い糸の物ばかり編むようになっていました。 でも、この毛糸を偶然見つけて、どうしても編んでみたくなったの。 この毛糸についていた帯を見ていただくとわかるように、本来は、靴下用の糸なんです。そのまま一本で編んでいくと、写真のようなカラフルな編地に。 あと三種類。合計五種類の糸を買って、どんどん編んでいます。右側についているのが、元になった絵画作品。 同じ模様になるわけではないけれど、色の出方が、その絵画の雰囲気になってます。 今回は、アマゾンでも楽天でもなく、この会社から、直接ネット注文で買いました。 他にも、綺麗な糸がたくさん。 だけど、だけど、今のところ、この5種類で辛抱辛抱です。 まあ、中細なので、編み上げるのに時間がかかるから、いいかも・・・・ (中細だと、小型のマフラーでも、丸二日はかかりますからねー。) さて、病気休暇は、あと何時間かな?? あ、そうそう、忘れていました。 我が家は、クリスマス関係の飾りつけなどは皆無なのだけど、今朝は、3kgのもち米を使って、お餅をついたのですよ。お正月に向けての準備を始めたの。餅つき機は、これまでも使ったことがあったけど、今回は、タイガーの餅切り機「まる餅くん」を初めて使ったのですよ。レバーを三回回して出てきた大きさで、全部をそろえました。丸くなって出てきて、ストッと切れるから、すぐに綺麗な丸もちになって、気持ちがいいです。関東の方では切り餅が多いのかもしれませんけど、こちらは、丸餅がふつうですからね。餅の塊から、美しく、同じ大きさの餅をひねり出すには、ちょっと年季が入らないと、なかなか難しそう。これなら、子供たちにも、お手伝いしてもらえそう・・・というわけで、購入していました。 こんな機械だけど、この写真は、ウソですね。(ネットの画像)こんなにお餅を出した後なのに、あんなにお餅が満タン入っているし、このままお餅を切ると、他のお餅の上に落下する。 私が使ったときは、並べるお盆は、別の場所に置き、餅とり粉を引いた小さ目のお盆の上にぽとっと落としましたよ。その時、すでに丸いのだけど、それをまたくるくるっとして、置いておくと、写真のような綺麗な丸餅の出来上がり。 というわけで、今日は、朝ごはんも昼ごはんもお餅。 息子たちもお餅大好きだから、年末のうちになくなりそうな勢いで減っています。 また、何日かして、もう一度つくからいっかー。 今日のは、練習ということで。
2014.12.24
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<落窪物語 第一巻 その5>少将は、十日ばかり手紙を書くのを我慢していたのですが、思い出したようにまたお手紙を書かれました。「このところかき絶えて やみやしなまし つらさのみいとどます田の池の水茎(書けば書くほど辛さが増すので、このまま終わってしまおうかと思っています)がまんしていたのですが、がまんしきれずお手紙を差し上げるのは、お恥ずかしいことです。」帯刀は、絶対に返事をもらってくるようにと言い含められて手紙を持たされてしまったので、あこぎに泣きつきました。「今度こそ、お返事を差し上げてください。少将さまはこのようにおっしゃって、『お前に熱心さがないからだろう』と責められるのです。」あこぎは、「姫君は『まだどうお返事してよいかもわからない』と難しそうです。でもなんとかお願いしてみましょう。」と言って、姫のところに行ってみたのですが、折り悪く、中の君の夫の右中弁が急にお出かけになるための、表の衣(うえのきぬ)をお縫いになっている最中で、お返事はありません。(注1)少将は、「ほんとうに返事の仕方を知らないのだろう。」と思い、姫は情け深いと聞いていたので、そんな姫にさらに惹かれました。「帯刀、どうした、遅いではないか。」とお責めになりますが、ご姉妹がお住まいでとても騒々しく、人の出入りも多い邸なので、なかなかよい折りがない。(注1)この邸には、長女と次女が婿取をして、西の対と東の対に、それぞれ華々しく住まわせてあります。そちらの婿たちの出入りには、それぞれの従者たちの出入りも伴いますでしょうし、もてなしのためのいろんな品々の出入りもあったことでしょう。おまけに、三の君、四の君の裳着(成人式)のこともあって、それこそたくさんの人々の出入りがあり、こっそり、目立たずに少将が入るチャンスがないのでしょう。さて、そうこうするうち、乳中納言が願かけしていたことがかなったお礼参りにと、石山詣でをすることとなり、老女房でさえお邸に残るのは恥と思って詣でることになっているのに、落窪は数に入っていません。弁の御方が「落窪の君もお連れなさいませ。一人だけお邸にお残りになるのは、かわいそうです。」と申し上げると、北の方は、「まあ、落窪の君がいままで旅をしたことがありましたか? 旅先には縫い物の用があるわけでもなし、落窪に閉じ込めておくのがよいのです。」といって、お考えにもならない。でも、あこぎは三の君に仕えているので、きれいな服を着せてつれて行こうとすると、あこぎは落窪の姫がただ一人になられるのがとても気の毒に思い「にわかに月の障りになりました。」と言って残ろうとすると、「そんなことはないでしょう。あの落窪の君がひとり残るからそう言っているのに違いない。」と、北の方が腹を立てました。あこぎは、「とても無理なこと、こうしたことはよくあることでございます。どうしてもとおっしゃるなら参りましょう。このような面白いことを見たくないという人がありましょうか。老女房さえ行きたがるような道中ですのに。」(注2)これをきいて北の方もなるほど、と納得し、あこぎを残してお出かけになった。(注2)石山寺は、安産や縁結び、厄除けなどで有名なお寺。また、当時外出することがほとんどなかった貴族の女性たちにとっては、まさに一大イベント。豪華に着飾り、車もきれいに飾り付けていたことでしょう。また、強盗に襲われたりしないように、警護の人たちにも、美しい衣装や立派な武器などを持たせていたようですから、それはそれは見事で、使用人たちにとっても、その一員となることも楽しみだったことと思います。牛車による旅では、石山詣では二、三日がかりの外出ですから、途中の宿泊もまた、楽しみだったことでしょう。さて、いよいよ、少将にチャンスが訪れました。それは、次の回で。
2016.10.02
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実は、昨年、「落窪物語」の版本を臨書したんですよね。版本は読みやすいし、変体仮名を読んだり書いたりする練習になるかな、と思って、小学生用の漢字ノートを使って書きました。ただ、とても長いので、第一巻までで、一区切りとしました。では、その第一巻の三回目です。姫の話を聞いて興味を持った右近の少将が、どんどん手紙を送ってきます。<落窪物語 第一巻 その三>八月一日のころ、姫君は一人で横になり、眠られないまま「母君、私をおそばへお迎えください。」「悲しい」と言いながら我に露あはれをかけばたちかへり共にを消えよ 憂きはなれなむ(私を憐れんで下さるなら、この世に戻って私と共に消えてください。そうすれば、辛いこの世と離れることができます)と歌を詠みましたが、心が慰められることはありませんでした。あこぎは、仕えている三の姫の部屋の近くに一部屋いただいていたのですが、それでは落窪の姫に対して申し訳ないと、姫のいる落窪の間の近くに、間口が一つの部屋をもらい、そこで生活していました。夫の帯刀から話を聞いた次の朝、姫の部屋に行くと、話のついでに少将が姫に逢いたがっていることを伝えました。「夫がこのように申しますが、いかがいたしましょう。このような暮らしをされていても、将来の希望がありません。(逢ってみられたらいかがでしょう。)」と申し上げたのですが、お返事もなく、どうしようかと思っているうちに、三の君からの呼び出しで、そのままになってしまいました。姫は(結婚をしてもしなくても、良いことがあるだろうか? 母君がいらっしゃらないので幸せにはなれない身。どうにかして死にたい。尼になってもこの家を離れることはできないので、死んでしまうしかない。)と考えていました。(注1)さて、帯刀が大将のお邸に来ると、少将から「あの話はどうなったのだ?」と聞かれるので「妻に話しますと、このように申しました。本当にほど遠いことでございます。親のある人の方を急いで、姫の父の中納言も北の方にとりこまれているので、その姫のことは決して考えないことでしょう。」「だからこそ、すぐに姫君の部屋に入れてくれというのだ。そのような姫の婿として扱われるのも、体裁が悪い気がする。可愛く思えたらここへ迎えよう。さもなければ、世間がうるさいからと言って、やめてしまおう。」と少将がおっしゃるので、「あなたのお気持ちをよく見定めてから、お引き受けしましょう。」と答えると、「姫にお逢いしてから決めよう。逢いもしないのに、どうして決められようか。まじめに工作しろ。そう簡単には忘れないよ。」(注2)「簡単に、ですか? けしからぬ言葉ですね。」と帯刀が言うと、少将はお笑いになり、「長く、と言おうとしたのを間違えたんだよ。」などと言って笑い、手紙を渡したので、帯刀はしぶしぶ受け取り、あこぎに届けました。あこぎは、「まあ、見苦しい、どうせよとおっしゃるのですか、つまらないことは申せません。」と言ったが、「それでも、お返事をいただいてください、けっして悪いお話ではありません。」と帯刀が言う。あこぎは手紙を受け取り、姫に差し上げたが、姫は見もしません。しょうがないので、あこぎが紙燭を灯してお手紙を見ると、ただ次のように書いてあった。君ありと 聞くに心をつくばねの見ねど恋しき なげきをぞする(あなたがいると聞いただけで、筑波嶺ではありませんが、見ねども(逢ってなくても)恋しくて嘆いてばかりです)あこぎは、「まあ、素晴らしいお手(筆跡)ですこと。」と独り言をもらしましたが、姫君はそのかいもないご様子なので、手紙を巻いて御櫛の箱に入れて立ち去りました。「どうだ、ご覧になられたか?」と帯刀が尋ねましたが、「いいえ、まだおこたえをされませんので、お手紙を置いて、こちらに来ました。」と答えます。「どうしてご返事をなさらないのだろう、このようにしているよりは良いだろうに。私たち夫婦にとっても、理想的なのだが。」と帯刀が言うと、「少将さまのお心が信頼できるようなら、姫君は必ずお返事をされることでしょう。」一度目の少将のお手紙は、姫に見てももらえませんでした。まだ一度も逢ったことのない相手への恋の歌なのですから、こんな感じになるのでしょうか。(注1)当時の貴族たちの結婚は、自分の昇進とか、裕福な暮らしにつながるような相手を親が探してきて世話するのがふつう。そして、お付きの女房とか乳母とかがその親の意向を受けて、駆け引きをし、手引きをして結婚へとつながっていました。当時の結婚は、家門の将来がかかった重大事ですから、親は必死だったのですね。ところが、この姫は、高貴な血筋ではありますが、その母は亡くなり、父親も今の北の方の言うまま、姫のことをないがしろにしています。つまり、この姫には、結婚の話など来ないと思われます。(注2)この部分で、それまでの少将が、いろんな女性と一夜限りの逢瀬を繰り返しながら、理想の女性探しをしていたことがわかります。「そう簡単に」のところは、原文では「ふと」と書いてあります。そんな、ふと忘れられたりするようでは、女性はたまりませんね。帯刀は、少将の家来ではなく、乳兄弟。だからこそ、こういう咎めるような言い方もできるのでしょう。次は、よく朝、父中納言が姫の部屋をのぞくところからです。
2016.10.02
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これまで、たいていの手芸は、すんなりと出来上がっていたのに、どうも「こぎん刺し」は私には向いていないのかも・・・なんて、悲しい気分になったりしたけど、奮起してがんばっていました。でね、今日、はっと気づいたのです、なんで私が目数を数え間違えるのか。この模様はコマではなく、「上り蝶」。蝶が集団で上の方へ飛んでいっている様子らしいですよ。これに挑戦しようと思い、わかりやすいように、5mm方眼紙を塗ったのだけど、本とは変えて、縦糸の上に色糸が見えるところを塗ってみたら、これが本当にうまくいった。まったく間違えなくなったのです。あっという間に仕上がって嬉しくて嬉しくて・・・ また次の模様もこの形式で描き直しました。そこで、はっと気づきました。私は以前クロスステッチをよくやっていたので、色糸が見えるところの目数を方眼の図案で見て数えていたのだけど、この「こぎん刺し」の図案を見てください。赤で囲んだ二つの四角は、縦糸が三本見えているという意味で、緑で囲んだところは、縦糸が一本、色糸で隠れているという意味。私が見るとどちらも四角2個なのに、実際は幅が全く違うんですね。こぎん刺しの場合は、太い糸が細い直線で表わされ、小さな穴がでっかい四角として描かれている。そこが、どうしても脳内でわからなくなり、目数を毎回数えないといけなくて、つい見間違えたりしていたんです。それがわかったので、これからは、必ず描き直して取り掛かることに決めました。大物に挑戦する前の、模様見本も兼ねて、コースターを作りました。また、万年筆を一本入れて持ち歩く時用のペンケースも作りましたよ。このこぎん刺し用の布は、とっても固い専用の綿100%の布で、コングレスと言います。6色買ったので、慣れてきたら、濃い色の布でもやってみようと思います。さて、かな書もやっていますよ。今回のお題は、これ。百人一首を毎月一首ずつ書いて提出しています。春に2級になりました。目標は5級でしたから、一応クリア。他の漢字、硬筆、仮名交じりも、みんな3級とか4級になったので、目標達成です。
2017.09.04
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新しいサークルに入って、ものすごーく忙しくなったのと、音楽的なもろもろのことがあって、今まで入っていた「三線」と「オカリナ」のサークルから退会することにしました。本当は、今年度いっぱい(3月まで)は続けようか、とも思っていたのですが、ずるずるひきずるのも何だし、三月の発表会に向けての練習をどうするか、予定も組まないといけないでしょうから、思い切って手続きをしました。上の写真の「花びら編みのミニペットボトルカバー」は、4年近く一緒に楽しんだ人たちへのプレゼントです。今までも、ちょこちょこといろんな物を作ってあげていたのですが、今回は退会なので、がんばりましたよ。左側のマグボトルケースは、自分用に、新しく編んだもの。この編み方は、とても時間がかかるのですが、その分、しっかりした編地になるし、可愛いから喜んでもらえると思います。他の家事をしたり、何かの練習をしたりしていると、残りの時間にがんばって編んだとしても、一日に1個編むのがやっと。明日もっていく分はできたのでよかったです。では、以前この「花びら編み」を紹介した日記から、抜粋してまた紹介しますね。この編み図は、私が描いた物ですから、大きくのせています。これを編むと、こうなります。「うろこ編み」とも言いますが、「花びら編み」の方が可愛いですね。横から持って編みつけるので、花びらとして見えるのは、長編みの裏側です。花びら編みを裏から見ると、こんな感じ。編みつけたところが、横じまになっています。使った糸は、オパール毛糸。靴下用の丈夫で楽しい色の毛糸です。Opal毛糸 Handwerk&Hobby3 Meine Leidenschaft 4-fach(4ply) オパール毛糸 中細タイプソックヤーン 9643 KuenstlerOpal毛糸 Handwerk&Hobby3 Meine Leidenschaft 4-fach(4ply) オパール毛糸 中細タイプソックヤーン 9642 ToepferOpal毛糸 Schafpate X 4-fach(4ply) オパール毛糸 中細タイプソックヤーン 9600 Clara bringt Kuchenopal毛糸 レーゲンヴァルトシリーズ14作目 単純な編み方で可愛い柄が編める毛糸opal毛糸 レリーフ2シリーズ 単純な編み方で可愛い柄が編める毛糸 KFS梅村マルティナさん監修の新作Opal毛糸opal毛糸 シリーズ毛糸 シンフォニー 単純な編み方で可愛い柄が編める毛糸【人気No.3 】Opal 毛糸 Hundertwasser 2102KFS opal毛糸 セレクションシリーズ 単純な編み方で可愛い柄が編める毛糸楽天でも、いろいろ売ってありました。私はいつも直接メーカーから取り寄せています。こちら。 梅村マルティナオパール毛糸1玉が、1300円から1800円くらいで高いのですが、中細ですし、とても長いので、1玉でソックス一足、十分に編めると思います。そして、5000円以上にすると送料無料になるので、いつもまとめ買いしています。今回プレゼント作りでだいぶ消費したので、また注文できます。そうそう、このあいだ東急ハンズに行ったときに、オパール毛糸が少しだけ置いてあったので嬉しかったです。あと、ユザワヤにも少し置いてありましたね。冬が来て、また編み物の季節です。サークルの数を減らしたから、編み物をする時間が確保できるかも・・・
2018.11.20
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今日も早起きしてしまったので、外の小鳥たちの鳴き声が聞こえてくるまで待って、ベランダに出ました。今日の野鳥は、これです。最初、よくわからなかったのですが、モニターで確認したら、どうもお腹が赤い。今まで写真に撮っていない鳥さんだ!!何枚も撮りました。器用ですねー。頭は動かさないで、体だけブルブルやっていました。このあと、うちの上の家の屋根に移ってきましたよ。横から朝日を浴びていますが、お腹が赤いのは間違いない。頭や背中の色がよくわかりません。あとで調べたら、これはどうも「イソヒヨドリ」のようでした。よく大分金太郎さんが紹介されている野鳥です。お昼頃の光で見ると、背なかは青っぽいみたいですね。ほかにも、二羽一緒に飛び回っている鳥たちがいたのですが、早いし、木の茂みの中に入ってしまうので、うまく撮れませんでしたよ。(また今度ね)そうそう、確か、9月の終わり頃に庭のキンモクセイが咲いていたのを写真に撮って、ブログに載せていたことがあったのですが、その後、なんか実がなっているようにみえていた・・・ えぇっ? 実はならんはずなのに、なんで?と思っていたら、どうもつぼみだったようです。今度は、9月の終わりよりもたくさん咲いています。うちの西側のお宅でも、キンモクセイがいっぱい花をつけています。二階のベランダまでは香りが漂ってきません。もしかしたら、まだきちんと開いていないから、香りもまだなのかな?では、昨日撮った庭の花。だいぶ草取りで刈ってしまったけれど、私が取り損ねた場所でイモカタバミが咲いています。花が咲いたら、終わるまではそのままにしておきましょう。地上部分を取ってしまっても、球根が残っていたらまた咲くはずです。(駆除の対象になったりしています)それから、ユリオプスデージー。まだまだです。もうひと株の方は枯れたのかな?。まだ全然。では、ここからは今作っているものの途中経過ね。これが何になるのかというと、底に敷くもの。位置やサイズを決めるために、手縫いで作った私の分。だいたい、こんな感じに仕上げる予定です。ミシンで縫っているものの方は、今これくらい。昨日次男坊がこれを見て(次男)「おっ、いいねー。」(私)「よかろ? 一つあげようか?」(次男)「いや、刺しゅうはいいけど、布がね、どう見ても女用やん。」断られてしまいました。なら、男っぽい生地で、次男坊用を作ってあげようかな?
2020.10.14
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初恋草と一緒に植えていたネメシアの花。とっても丈夫で、どんどん花を咲かせると信じていたのに、翌朝見たら、全部の花がしぼんでいた。そして、今朝見たら、花だけが全部枯れたようになっていた。おかしいなぁ。一緒に植えている「初恋草」はとっても元気なのに、なんで、ネメシアだけ花がダメになるの?それに、葉っぱはとても元気で、花だけダメになっているのが不思議。一通り庭仕事をすませたあとに、部屋に戻って初恋草やネメシアについて検索してみましたよ。まず、初恋草について、いろいろとわかったこと。 〇草花ではなく、低木。〇初恋草は、とてもわがままな植物で、多くの人が失敗するらしい。〇酸性土壌を好み、水はけが良いものを好む。 だから、山野草の土やブルーベリーの土に植えるとよい。 ※普通の培養土の中性の土では枯れてしまう。〇湿りすぎはダメだけれど、水を切らしてもダメ。〇暑いのは苦手、霜に当たるのもダメ。〇花ガラは勝手に落ちるけれど、葉っぱについたままにしておくとカビが生えて病気になるので、葉っぱに落ちた花ガラは取り除かないといけない。〇根が詰まると弱るけれど、植え替えも弱る原因になる。〇日向が好きだけど、雨にあててはいけない。〇リン酸の多く含まれる肥料は避ける。うーむ、なかなか難しいですね。そのあとでネメシアのことを調べました。〇日当たりと風通しのよい環境に置く。〇夏は直射日光を避ける。〇雨が直接当たらないようにする。で、ここでびっくり。〇ネメシアは酸性土壌を嫌うので、石灰を加えるなどして酸度調節をした土に植える。〇リン酸多めの肥料を与える。置き場所は良いとして、土と肥料が全く合わないことがわかりました。なら、ネメシアと初恋草を寄せ植えにしたらダメやんか。ひょっとしたら、ネメシアの花がすぐに枯れたようになってしまったのは、初恋草のポットについていた酸性の成分のせいかな?すぐに外に出ていって、ネメシアを母の居間の前の寄せ植えに移動させました。空いてしまった場所に、アキランサスを移動して植えようかと思ったら、これまた〇アキランサスは水がたっぷり必要〇初恋草は、あまり水を上げない方がいい。というわけで、移すのはやめて、あいたままにしています。今まで、寄せ植えの花の取り合わせなんか、考えたことがなかったけれど、同じ性質の物を合わせてあげないといけないんですね。 これ、なかなか難しい。花の背の高さや色合いだけでなく、酸性土が好きなのか、肥料はどんなのがいいのか、水やりはたっぷりが良いのかあまり上げない方がいいのか、よく考えて植えなくては!!移動させたネメシアが、元気になって花を咲かせたら、やっぱり、組み合わせが大切だということになりますね。では、庭にいた虫たちね。こちらは、たぶんクロマダラソテツシジミです。そして、小さめのトンボを発見。それから、パンジー。このパンジーも、花数が増えたらきれいだろうな。楽しみです。門の東側の植え込みは、なんか格好がつかなかったので、白い柵をはめ込みました。明日は、初恋草の色違いをあと1ポット買ってこようかな。
2020.11.11
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なんとなく植えていたペンタスが、どんどんボリュームを増してきました。時々交じっている四枚花びらや六枚花びらの花を見つけるのも楽しい。基本は五枚に見える花びらなのだけど、けっこうな確率で六枚のが交じっています。四枚のは、それより少な目。タネができると勢いが弱まるかもしれないので、花ガラは茎ごとカットしていますよ。季節外れのサツキが、今日見たら咲いていました。初夏の気温と似ているのかな?夏の間も、次々に芽が出ていたノースポールですが、真夏の暑さではなかなか育ちませんでした。今出てきている芽は、案外大きくなるかもしれないので、大事にとっておくことにします。派手な色の石竹のおかげで、花が少ない時期、庭が華やかになっています。バラも、ずっと咲いていますけれど、これから涼しくなると、もっと花が増えるのかもしれませんね。ツワブキは、花びらがまばらだから、ちょっと寂しい感じ。相変わらず咲き続けているニチニチソウのフェアリースターに、ムシャクロツバメシジミがとまっていました。蜜を吸っているわけでもなく、日向ぼっこをしているような感じでした。翅が傷んでいるようだから、そろそろ寿命なのかもしれませんね。オスなのかメスなのかよくわからないけれど、次世代に命をつなぐことはできたのかな?では、寅年イラストその3。昨日のはちょっと背景の色がよくなかったので、マリメッコ風に替えてみました。シールにするなら、どれがいいかなぁ。年賀状用には、最初のがいいかもね。こんな画像を作っていると、あっという間に時間がたってしまいます。楽しいです~
2021.10.19
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先週から育てている水栽培のへた大根が、思いのほか、成長が良い。葉っぱの色も濃いし、茎もしっかりしています。窓際なのが、いいのかな?濡れ縁で鉢植えにしているへた大根も、成長を続けています。今日はまだ外に出ていないけど、昨日の様子は、これ。こちらも、良い具合に育っていると思っていたのですが、水だけで栽培している物の方が、なんだか勢いが良いように思えます。なんでかな?土に植えた物は、水分を吸収しにくいのかしら。肥料はあげているし、活性剤の入った水も時々あげているのに、水だけしかあげていない室内のへた大根に負けている気がする。ただ、こちらは外に置いている分、日光には当たっているから、体力はついているのかも。最終的にどうなるのかは、これからですね。では、ヘレボルスと椿今日は一日中雨が降るらしいので、庭仕事はお休みしよう。では、編んでいた靴下、第2弾。派手な色が続いたので、次は落ち着いた色の靴下ね。珍しく、青系の靴下にしてみます。この糸は、下の絵のイメージで染めてあります。オーストリアの芸術家、フンベルトバッサーさんの「海を救え(クジラの歌)」という絵が元になっています。編んでみて、あまりにも地味だったら、かかととか、つま先に違う色を使ってもいいね。最後に、昨日の晩御飯。鶏むね肉を買ってきました。レシピでは、オリーブオイルを使うことになっていたけれど、我が家では使わないので、ごま油で代用します。私だけかと思っていたら、息子たちもオリーブオイルがあまり好きでない、とわかったので、安心して使わないことにしました。というわけで、晩御飯はこれ。合いびきミンチのそぼろは、だしつゆ、みりん、生姜、砂糖、料理酒で煮込んだもの。熱々ご飯に混ぜたら、美味しかったですよ。(私はさっき、食べました)
2022.03.01
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今年は、ツバキ・サザンカが、早いのか遅いのか・・・わかりませんけれど、山茶花はこんな感じです。白の山茶花は、以前庭師さんに丸く刈られていたときには、花が中心部にしか咲かず、花を見ることが難しかったんですよ。自分で剪定するようになって、ずいぶん枝を透かしたので、つぼみの時から、位置がわかるようになりました。赤の方も、日本庭園みたいな感じの剪定だったから、花がほとんど見えませんでした。今では、紅白どちらも、伸び伸びと咲いてくれるようになりました。さて、いつ頃開くかな?カタバミは、あまりうれしくないのだけど、花は可愛いです。このピンクの花、ずっとピンクのオキザリスだと思っていましたが、最近「フヨウカタバミ」という種類だとわかりました。花がとっても大きくて、丈夫な植物です。私が地上部を何もないように掻きとっても、ちゃんとまた生えてきます。でも、このオキザリスは、わざわざ苗を買ってきたもの。このオキザリスは、葉っぱがとっても控えめですからね。他の植物の邪魔をすることがありません。おまけに、真冬に満開になる、うれしい花。夏の暑さには弱いけれど、木陰に置いておけば、大丈夫。秋になったころからまた新しく葉が伸びて、冬が近づくと、このように花を咲かせてくれます。このランタナ・レッドローズは、剪定しなければ、どのくらい大きくなるのか不明。直径2メートルくらいの株に成長しそうです。通路にはみ出さないように、支柱を差して、伸びすぎた枝は、こまめにカットしています。切った小枝をそのままプスッと鉢に挿していたら、すぐに根がついて、また成長するので、本当に丈夫ですね。もうしばらくすると、地上部が枯れてくるので、小さく切り詰めます。そして、春になるとまた、新しく枝が伸びてきて、美しい花を咲かせてくれます。本当にお得でした。ただ、ミニバラコーナーに植えているので、もともと植えていたこのピンクと白のミニバラは、ランタナの攻撃から守ってあげないといけません。この秋に植えた赤花イチゴ「ローズベリー・レッド」は、本当に真っ赤な花。遠くからでも、よく目立ちます。この花鉢コーナーは、樹脂製の透明な屋根がある場所なんだけど、温室ではありません。真冬には、イチゴは室内に入れたほうがいいのかな?調べたら、イチゴは寒さにものすごーく強いらしい。-15℃くらいでも大丈夫だって!!逆に、寒さに十分当てていないと、春になってからも休眠から覚めず、あまり成長しない、ということになってしまうらしい。まあ、なら、庭にそのまま置いていても大丈夫そうですね。地植えしている植物たちは、そのまま冬越し。ビオラも、雪が積もっても大丈夫。そうそう、今日も、お隣のヒサカキの観察に行ってきました。小さなヒラタアブが5匹くらい飛び回っていたので、パチリ。では、先日からちょこちょこ編んでいたモチーフね。ちゃんちゃんこみたいなのにしようかと思っていたけれど、とにかく、編んだベストが山ほどあって、いらなくなったのをたくさん捨てたくらいだから、やめました。で、ワンポイントの襟巻・ミニマフラーにしました。これなら、大げさではないから、スーパーに買い物に行くときにでも、気軽につけていけそうです。では最後に、昨日の晩御飯。ベーコンのブロックが二割引だったので、買ってきていました。それで、ワンパンパスタ。同じく二割引になっていたパスタソースのうち、キノコパスタソースをベースにしました。パスタは、ひと袋しか使っていませんが、白菜とベーコン、コーン、ほうれん草で、量が増えました。
2025.12.01
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今日は、定期的にかかっている内科に、血圧の薬をもらいに行きました。 なんだか、お客さんが多かったですよ。そういえば、今日は土曜日だし、風邪の季節だし、インフルエンザの予防接種をする人も・・・ じっくり漢字パズルを解いているうちに、ようやく呼ばれ、最初に血圧を測ったら、まあなんと、 上が125、下が80でした。 これまでは、上が130くらいで、下がいつも95くらいで、高め。「どうやったら、下が下がるんですかねー。」なんて聞くと、「塩辛いものは、控えて、運動してくださいね。」と、言われるばかり。 それが、今回こんなに下がっていたのは、ひょっとしたら、韃靼そば茶とハブ茶のおかげかも。 ずっと家にいるので朝からコーヒーを入れると、一日中コーヒーばかりになってしまうので、午前中は紅茶、旦那が帰ってくる頃からはコーヒーに。 でも、ごねあさんのところで、ハブ茶を飲んでいらっしゃることを知り、私も真似してハブ茶を買ってきて飲んでいました。 ハブ茶の効能としては、・ビタミンA・・・目を酷使している人に良い、・アントラキノン誘導体・・・腸の調子を整える。(便秘の人にも)・ ついでに、血中コレステロールを減らし、高血圧を改善。 抗酸化作用もあるなんて、素敵です。 それから、韃靼そば茶も買ってきて、よく飲んでいました。韃靼そば茶には、普通のそば茶の80倍のルチン・ケルセチンが含まれているそうですよ。そして、その効能は、 ・ ルチン・・・毛細血管強化、血圧安定、ビタミンCの吸収促進・トリプトファン・・・成長ホルモン促進、免疫力強化・リジン・・・脂肪燃焼、体組織の修復・ケルセチン・・・抗酸化作用・シス・ウンベル酸・・・メラニン色素の生成抑制 これまたすごいですね。動脈硬化を予防して、肌荒れ改善、足腰の冷え改善、肥満予防、糖尿病予防、疲労回復、心筋梗塞防止、脳卒中防止、免疫力強化とか書いてあるけど、なんかすごすぎます。 ま、薬ではありませんが、飲まないよりは飲んだほうが絶対によさそうですね。 前回受診したときは、まだ飲んでいませんでしたから、この一ヶ月ちょっとで飲んだお茶の効果があったのかもしれませんね。 あ、ちなみに、韃靼そば茶は、お茶がらになったそばの実を食べることができるとのことなので、いつも、マグカップに直接そば茶の実を入れてお湯をそそぎ、スプーンを突っ込んで、持ってきて飲んでいます。 で、お茶がよく出たところで、スプーンで実をすくって、もぐもぐ。 病院に行ったあとは、今度は久しぶりにプールに行きました。430円で、二時間。会員になるよりも、なんか安心です。 券売機で、食券を買うみたいにしてチケットを買って、受付に見せたら、ロッカーのカギを渡してくれるんですよ。 今日は、久しぶりだったので、50分間しっかり歩き、その後10分間ジャグジーを楽しみました。 そして、プールの後には、ファミレスで食事とパズル。 ドリンクバー付のランチとおつまみ三種盛りで、1059円です。 病院でもたくさん解きましたが、ファミレスでは難問に挑戦。これが終わるまで、ねばろう!!と決めて、お茶を飲み飲み、 無事完成。 それで帰ろかな? と思ったけど、またまた寄り道。近所の百均へ。 この頃よく絵を描いているので、スケッチブックが残り少なくなっていたのを思い出したのです。 でも、B4のお絵かき帳しかなかったので、A4の画用紙を買いました。20枚入りで108円ですから、お得ですね。別に持ち歩くわけではありませんから、これで十分です。 それから、今回初めて見つけた物。 大人の塗り絵が300円で売ってあったので、三種類を選んで購入。 明日が、うちの母の83歳の誕生日だから、プレゼントにも良さそうなんだけど、ただね、 いつも母が言うのです。「塗り絵やら、どこが面白かっちゃろか、決まった通りに塗るだけやろうもん。うちゃ、子供の時から、みんなが塗り絵しとっても、なんであげなことしよーとかいな、て思ってせんかった。」 母は、自分で好きなように絵を描く方が楽しいようです。 というわけで、この塗り絵は、私用。 でも、こうして下絵を見ていると、自分で、こんな絵を描きたくなりますね。 こんな絵は、実際の写真を見ながら輪郭を描いて、あとで模様で埋めていったのでしょうか。 私も、ただ塗るよりは、こういう模様を描きたいな、と思います。 眺めているだけでも、わくわくしてきますよ。 では、今から何をしようか・・・ やっぱり、塗り絵よりも、まずはモチーフ編みかな? ここから、付け加えです。 いつも飲んでいるだったんそば茶の袋を見たら、ルチンが百倍含まれていると書いてありましたよ。 これが茶がら(?) こうしてスプーンですくって、食べています。 ご飯を仕込んで、これを入れて炊くと香ばしくて美味しい・・・と、袋の裏に書いてありましたけど、まだやったことがありません。 とにかく、捨てるのはもったいないですね。
2016.12.03
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実は、昨日の夕方、庭仕事をを終えて玄関に入ろうとしたときに、玄関脇の寄せ植えのパンジーが、ぐったりしているのを発見していました。あんなにしっかりした茎だったのに、もうぐにゃぐにゃで、もう抜かないかんかもしれんと思うくらいだったんですよ。でも、念のため、じょうろに水をくんできて、たっぷり水をあげていました。するとね、今日見たときに、なんとピンッと茎が堅くなっていて、元気そう。水のあげすぎか何かで、根が腐ってしまったのか、と心配していたんです。でも、水をあげたら元気になったということは、水が必要だったということなのでしょう。パンジーやビオラは水をあまりあげないほうが良いなんて書いてある記事を見るけれど、やっぱり、水が切れたら萎れるんですよね。アリッサムがあふれている方の鉢にもたっぷりとお水をあげていましたよ。今日、よくよく見ると、あふれ出たアリッサムが鉢の横に垂れていました。まあ、びっくり。こんなに増えるんですねー。ワスレナグサの花茎も、少し伸びていますよ。どのくらいの茂みになるものか、興味津々です。門の外の植え込みの葉牡丹が、急に伸びました。連日の春の日差しのおかげで、スイッチが入ったのでしょうか。白を抜いて移したプランターの赤の花が、妙に元気です。ひょっとしたら、さらに成長するのかな?赤い花、もう一つ。このところ、道路やフェンス際に、毎日2個か3個の獅子咲き椿が落ちています。この花が、椿の仲間の最後ですから、いよいよ次の春の花にバトンタッチでしょうか・・・ブルーベリーも、開いたら人工授粉するかどうか、悩み中。蜂とかハナアブが来てくれるといいのだけどね。二月頃からうちの庭を飛び回っているクロヒラタアブは、ブルーベリーの受粉を手伝ってくれるかな?仲間も連れてきてほしい。では、短歌をまかされて 庭の草取り 花の世話 木々の剪定 時を忘れてわがものと 思えば愉し 庭仕事 カメラで成果を 記念撮影次はどの インクにしようと 迷いつつ 万年筆を ていねいに洗う
2021.03.09
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今朝は、寒くて目が覚めました。昨夜、枕元の窓と、ベランダ側の戸を網戸にして寝ていたからです。冷たい風が吹き抜けていて、すっかり足が冷えていましたよ。北海道では、初雪が降ったそうですね、びっくりです。さて、今日はバスでお出かけ。前回は帰りが土砂降りで大変でしたが、今日は一日曇りで、夜から雨の予定。傘は一応持っていきましょう。 これは、さっきやっていたジグソーパズル。先日、萩の花にとまっていたクマソ君の写真を撮って、壁紙にしていた画像で作りました。 自分で作ると、ピースの数や形を自由にできるので、楽しいです。おまけに、パソコンの画面で作るので、作りかけで置いていても邪魔になりません。 こうして作った自作のジグソーパズルは、どんどん増えて、今このくらい。 右側にあるのが、作ったけどまだ遊んでいないパズル。左側は、作ったパズルをジャンルごとにまとめて入れているフォルダです。これを見てみると、イバラード関係43個、ネットからの画像7個、映画・アニメのランシーン46個、いろんなイラスト10個、私が撮った写真19個、NHKの番組の画像19個、CD-ROMの写真集から28個、CD-ROMの画集から52個、このソフトに元から入っていたもの50個、そしてフォルダに入れていないもの31個。合計305種類のジグソーパズルがここに入っていますね。じっくり楽しみたければ、ピース数を増やしても良いけど、あまりイライラしたくないので、だいたい100から130くらいに作っていますよ。ピースをなくす心配もないし、ゲームの最初にピースをバラバラにしておくのも広げておくのも、自由自在。トレーに色別に入れておくこともできます。出来上がった作品を額縁に入れて、廊下に飾って楽しむことができないのが、ちょっと惜しいくらい。でも、額入りのパズルが増えすぎて、納戸に入れっぱなしになっていることを考えると、これで良いのかもしれませんね。では今から、お出かけの準備をします。
2016.10.07
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この間から編んでいた、袖なしのチュニックが完成しました。 中細毛糸でしこしこ編んでいたので、ちょうど二週間かかりましたよ。 すそ広がりのデザインにしたので、休日に着るのに、ぴったりの感じです。 まあ、四月からは毎日休日ですから、いつでも着ることができそうですけど・・・・ さて、今日は朝から美容院に行って、白髪染めとカットをしてきました。 それから、いつもより高級感のあるスーパーに行って、おめでたく、鍋用の鯛の切り身と、焼き肉の材料を買い、その後、いつもより高級なケーキ屋さんに行って、旦那の誕生日ケーキを買いました。 今夜は、おなかいっぱいになりそうです。
2015.02.01
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冬になると、どうしても長そでを着ることになります。となると、家事をする時、そでが鬱陶しい。 というわけで、毎年冬にはアームバンドのお世話になっています。 なんか、去年たくさんソックスを編んだ残りの糸があるので、ちょっと編んでみましたよ。 このまま、シュシュにもなりそうです。(私はいらないけどね) で、せっかくだから編図も書いてみました。 かぎ針編の編図は面倒なのであまり書きたくないのですけど、これくらいなら、大丈夫。 腕にはめると、フリフリした感じになり、可愛いです。 木綿で縫って中にゴムを入れた物もありますが、こんなのもいいですね。 お友達への、ちょっとしたプレゼントにもなるし、何より、サイズをすぐに直せるところも良いです。(結びなおせばいいからね) さて、今朝、ふと気づいたら、手帳にこんなものが・・・ この間の、丹波・京都、紅葉探しの旅の最後に、落ちている中から、色が残っている葉を見つけ出し、手帳にはさんだままになっていたもの。 よかった!! まだ色が残っていました。 で、こちらは、私の部屋から見た、西側の山です。 紅葉は、これからまだ進みそうですね。 元は採石場で、ほとんど木が生えていない岩山だったのに、採石業者が倒産して、放置されてからもう20年以上かな? 少しずつ緑が増えてきて、今ではすっかり普通の山になりました。
2015.12.10
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奈良から帰ってきて、ちょっと地味なペンケースも欲しくなり、こんな、紬の生地で、紺色ペンケースを縫っていました。 いつものことながら、型紙なんか無しでした。 だけどね、たまには型紙を使って作ってみようと思い、ネットで検索してみました。 すると、いろいろあるのですね。 その中で、気に入ったものがあったので、さっそく線を引いて、型紙を作ってみたのが、これ。 たてが、15cmということでしたから、それで作ったら、まあ、ペンの長さぎりぎりです。 ということは、縫った後、縫い代のふくらみで、もっと窮屈になりそうです。 型紙の下には、使う予定の布を置いています。 ネットで紹介されていたものは、どれもミシンで縫うものでしたが、私は手縫い。 面倒だというのもありますが、手縫いは自由がきくので好きです。 まずは、ファスナーをつけてから裏向きにし、横の部分を、縫い代5mmで縫ってから、マチの部分を最後に縫います。 そして、布の端を始末して、出来上がり。 さて、実は、9月から、サークルを増やしたのですよ。 今度は何かというと、「世界の歌を、原語で歌う」サークルです。 昨日が初回だったのですけれど、ドイツ語の曲、「モーツァルトの子守歌」と「ローレライ」そして、英語の曲「遥かなるアラモ」(6/8拍子に編曲されていた)の、三曲を歌いましたよ。 まずは見学してから・・・と思っていたのですが、気に入ったので、もう手続きをすませてきました。 昨日となりの席にいた奥様は、なんと80才。 とても上品な感じで、ステキでした。 (数人ずつ歌った時、私が歌った後で拍手してくださったの) 銀髪がおしゃれな紳士も数名。 ひょっとして、私、最年少?? 発表会が、8月の末に終わったばかりとのことでしたから、ちょうど良いタイミングでした。 これで、オカリナ・リコーダー・オーケストラ・歌の四種類の音楽サークルと、 かな書のサークル。 合計五種類のサークル活動をすることになりましたよ。 ますます、充実してきました。
2015.09.05
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今日は、昨夜からの雨が続いていて、土砂降り。これはもう、庭仕事はお休みだね・・・ということで、まずは家の中からパチリ。手前の花鉢は、雨がかからない場所に置いてあります。せっかくだから、玄関ポーチまで出てみました。安曇野も匂い梅花ウツギもクチナシもミニバラも、みんなびしょびしょ。根を切ってしまい、そのまま鉢植えにしていた安曇野も、立派に育って、花を咲かせています。この久留米ツツジの上には、かぶさるように赤の山茶花があります。庭師さんが剪定していた頃は、本当にわずかしか花が咲かなかったけど、私が我流で剪定するようになってからは、たくさんの花を見ることができるようになっています。まだ、わっさわさしているように見えるけど、これでも、相当な量の枝葉を落としているんですよ。その横の、獅子咲きの椿と、金木犀も、ものすご~~く茂っていたので、だいぶ透かしています。門の横に生えている白玉椿を、昨日、高枝伐り鋏で、さらに剪定。外側の枝葉も、中の枝葉も、がんばって切りとりましたよ。それで、見た目も小さくなった気がします。手前の乙女椿は、そうとう切っていたつもりですが、こうして見てみると、まだ透かしても良さそうですね。明日の昼くらいまでは雨が続きそうなので、剪定作業は、明日以降です。こねあさんが、ブログの中で、薄紫色のバラの写真を載せてあったので、私も、過去画像から探してみましたよ。仕事をしていた頃は、よく土日に植物園に行っていました。心や体の疲れが、すーっと抜けるので、植物園が大好きだったんです。土日は、車が混むので、いつも8時半過ぎには家を出て、9時の開園を、門の外で待ってから、入園していましたよ。カメラは、一眼レフにマクロレンズをつけて、念のため、ズームレンズも持って、そうとうな重さだったから、キャリーも持っていっていました。これは、大好きなアンジェラ。大きなアーチに仕立ててありました。今は、植物園がリニューアルしているので、ちょっと、バラ園の様子が気になるところ。どうなっているかしら。あ、そうそう、この花の写真もありました。ゴデチアと名札がついて、壁に這わせてありました。それからね、この花。花の名前がわからなかったのですが、Googleレンズで調べたら、タキイのフロックスで、「バイオレット・ホワイトアイ」らしい。調べても、販売されているところが見つかりません。この写真は、2008年に撮ったものだから、もう売られていないのかも。では、最後に昨日の晩ご飯と私の朝ご飯。スーパーで、でっかいピーマンの8個入りを見つけたので、つい、買ってしまいました。さっと炒めただけですが、美味しかったです。さて、明日は、コーラスの舞台発表の本番です。もう十分歌えるはずですけど、緊張しないか、ちょっとだけ心配。リハーサルの動画を見るかぎり、大いに満足だったのですけどね。まあ、がんばります。 本当に きれい。 花いっぱいの 桜の木 光まばゆい 真っ白晴れ着 春は 四月の喜びに ああ、本当にきれい。 本当に きれい。 実もいっぱいの 桜の木 艶々 真っ赤な つぶらな玉 緑したたる 葉を飾り あぁ、本当にきれい。
2025.05.24
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今日、庭に出ていたら、二匹一緒にいるところを発見したので、早速、激写。 こんなに派手なのに、かえって、迷彩となり、案外気づかない。 草むらでも、道路でも、皆さん、見えていないらしい。 さて、本題に戻ります。 これは、オスなのですけれど、一番上のはどっちかわかりますか? でもって、これがメスです。 さて、もうわかりましたか? オスかメスか、口元を見るとわかるのです。 体の模様では、見分けがつかないです。 牙の先が、ほとんど白いのがオス。半分くらいから先が緑色のがメス。 オスは、白い牙で、交尾の時にメスを羽交い絞めにするらしいですよ。 というわけで、一番上の写真は、メスでした。 体の下には、オスもメスも、白い毛が密集して生えています。 実は今日、表に二匹いたのは、両方ともメスだったの。 そして、玄関先にもう一匹いて、それがオスでした。 どういう関係なんだろう・・・・
2015.09.25
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年末に買っていたおやつは、もうなくなっていたので、昨日、次の中身を買ってきました。全部で1000円を超しますけれど、一日で食べるわけではありません。ちゃんと、二週間から三週間、毎日少しずついただくおやつです。ケースに入れたら、こんな感じ。あ、今回は「茎わかめ」があるので、それは交ぜないで別の入れ物に入れて横に置いています。塩分摂り過ぎはよくないので、素焼きの黒豆・アーモンドも入れていますが、全部素焼きだと物足りないですからね。「健康の実」の中に入っているクコの実も大好きだけど、こればかり食べるわけにはいかないから、交ぜて、ちょうど。一日、10~20粒くらいまでにしておいた方が良いらしいですよ。また、アーモンドも、一日25粒くらいまで。そんなのを考えたら、いろいろ交ぜて食べるときも、一日20粒を超さないようにした方がよさそうです。いろいろ見ていたら、「ミックスナッツダイエット」というのもあるらしい。毎日手のひらに乗るくらいのミックスナッツを食べるだけ。 ナッツ類を食べると、満腹感が得られて間食が減る、そして、食物繊維が多く含まれることから、便通が良くなる。また、ビタミンEとかポリフェノール、イソフラボンなど、体に有用な成分がいっぱい。ついでに、かむ回数が増えるのも、よいそうですね。噛むことの効用を標語にしてあるのを見つけました。「ひみこの歯がいーぜ」です。ひ・・・肥満予防み・・・味覚の発達こ・・・言葉の発音がはっきりの・・・脳の発達歯・・・歯の病気を防ぐが・・・ガンの予防いー・・・胃腸の働きを促進ぜ・・・全身の体力向上と全力投球豆類だけでなく、私は歯ごたえのあるものが大好き。カリッと焼いたものなんか、最高!!「がってん」などで、よくトロトロの美味しいものとか、唇だけでも噛めるとか、とにかく柔らかく煮たりする料理の紹介がありますが、私はいつも疑問に思っています。よく噛んで食べるような物の方がいいんじゃないの???いよいよ歯がなくなってしまって、噛めないようになったら、柔らかい食べ物を食べるようになるかもしれませんが、それまでは、かみ切ったり、ガリガリ、カリカリ何度も噛まないといけないような食べ物の食感を楽しみたいと思っています。最後におまけ。この間から、ちょこちょこ刺していた物が、一応できあがり。あとは仕立てるだけです。
2018.01.19
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いやぁ、実は昨日は大変だったのですよ。昨日の日記に書いたように、書道会の研修会があったので、朝のうちに洗濯をすませて干しておこうと思っていたのね。そしたら、なんと、途中で止まってしまって・・・「糸くずフィルターが詰まっています。」というエラー表示。そのため、洗濯した水が流れず、洗濯機の中に水がたまった状態でストップしています。そうじしたばかりだから、そんなに溜まっていないはずだけどなぁ。さて、何とかしなくては。我が家の洗濯機はドラム型なので、糸くずフィルターは、下の方にあるのです。つまり、ここが詰まって水が流れていない時には、ドラムの中に水がたまっているわけですから、そうじのために抜くと、水がこぼれてくるの。それで、下に背の低いプラケースを置いて、水を抜きました。あらーっ!! 勢いが良すぎて周りに飛び散ってしまい、おまけに、だらだらと下に垂れています。とても一回では水を抜くことができません。結局、8回くらい水をためて捨てるのを繰り返しました。それから脱水をして、洗濯物を出してから、床のふき掃除もすませてから出かけたのですよ。夜になって、食事の支度をしていると、旦那が帰ってきていつものように洗濯を始めました。気が付いたけど、朝念入りにフィルターは掃除したから、ひょっとしたら大丈夫かも・・・でも、二階に上がってみたら、まあ、洗濯の途中でまた止まってしまっていました。中に大量の水と泡が入ったままなのが見えます。息子も見にきたけれど、やっぱり水を抜かないとどうしようもない、ということになり、朝と同じ作業を繰り返しました。糸くずフィルターは、やっぱり綺麗。何もひっかかっていません。それなのに止まってしまうとは!!それで、決意しました。よっしゃ!! 新しい洗濯機を買うぞ!!今使っているドラム式全自動洗濯乾燥機には前々から不満があったのです。でも高かったからもったいないので、使い続けていました。だけど、もういいや。不満な点〇 乾燥機能を使うと、どうしてもそうじできない場所に大量の綿ゴミがたまってしまう。〇 汚れ落ちがいま一つのような気がする。〇 ちょっと大きすぎた。など。この洗濯機の前にも、ドラム式の洗濯乾燥機を使っていたのだけれど、それは綿ゴミの掃除をしていて、中にひっかける道具を落とし込んでしまい、それを取り除くことができなかったので、買い直していたのね。今度こそ、と思っていたけれど、やっぱり使っているうちに、上のフィルターは綺麗にそうじしているのに、中が詰まっているとの警告が出るようになってしまいました。それで、乾燥機を別に買って、上に載せたんですよ。この綿ゴミ詰まりは、ドラム式洗濯機の宿命なのでしょうか。いろんなブログやyoutubeの動画で、自己責任で分解してそうじした人が紹介しています。動画は、「これ」とか「これ」、「これ」など。 こんな分解作業を、定期的に自分でやるなんて、面倒。にととらさんならできるかもしれませんけど、私は途中で挫折しそうです。大体、洗濯機がとても重いから、引っ張り出して裏側を開けたりするのは、無理!!三個目の動画の8分くらいのところとか、こんな掃除をしたら確かに調子が良くなるはずよね、と思うけれど、分解するのも組み立てるのも、なかなか大変そうでしょ? ブログは、「これ」とか「これ」など。定期的に来てもらって、掃除をお願いする、という手もありますが、一回につき、2万円以上かかるみたいですね。「その記事」もありました。仕事をしていた頃は、洗濯物を干す時間も惜しかったので、洗濯乾燥機が絶対に欲しかったのですが、今はもう退職ライフ。日中いくらでも時間があるから晴れた日は天日干し、雨の日は乾燥機と使い分け。また、大量に洗濯物があるなら、二回に分けて洗濯したっていいわけだし、もっと大きい洗濯物は近くのコインランドリーに行って、乾燥まで終わらせてくるという手もある。つまり、今では、洗濯乾燥機は必要ない、そんなに大きな洗濯機でなくても良い、というわけで、今日近所の電器屋さんに行ってきました。この間、21年使い続けていた母の全自動洗濯機が壊れて、新しく買ったばかりだったのですけれど、結局同じ物を二階用に買いました。配達されるのは、4日らしいです。それで、昨日も今日も、母の洗濯機を借りました。明日また借りるかな?とにかく、お風呂のお湯を使うこともないので、バスポンプも必要ないから、とても安く買えました。今まで使っていた洗濯機の三分の一くらいの価格です。しっかりもみ洗いしてくれて、洗濯槽の洗浄がきちんとできるタイプらしいので、当分の間はこの洗濯機で過ごしてみます。ではおまけ。可愛いですね。咲いてしばらくして、花びらが散りそうになると、真ん中の子房が赤くなってきます。腺体のところには、蜜が出る場所ですね。もっと凄い、マクロの写真を載せていらっしゃる方があったので、それも載せておきます。 こちらです。「文ちゃんのタイニー・カフェテラス」私も、こんな写真が撮りたいなぁ・・・
2018.04.03
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今日は世界の歌サークルに行きました。そして、このところずっと練習していたロシア語の「ポーリュシカポーレ」を、全部暗譜で歌えたので、スッキリ!!8月の発表会の時の曲順も今日きちんと決まって、やる気まんまんです。全部で7曲歌うのですが、ロシア語、英語、英語、ドイツ語、イタリア語、英語、イタリア語の順番になります。ドイツ語の歌はシューベルトの「歌曲集 冬の旅」より、「あふるる涙」ですが、これは男性だけで歌うことに正式決定しました。ドイツ語大好きなので、私も歌いたいけど、一応女なので我慢がまん・・・その次のイタリア語の曲がモーツァルトの「オペラ フィガロの結婚」より「恋の悩み知る君は(恋とはどんなものかしら)」で、これを女性だけで歌うことになったの。がんばって暗譜しようかなと思っています。それで、帰ってきてからは、一気にフィガロモードに突入。ずっと歌っていましたよ。(原調で歌うとくたびれるので、音を下げて練習ねo(*^▽^*)o~♪) 原文と意味をのせます。 これを見るとわかるように、男の子が、恋にあこがれて歌う歌ですよ。でも歌っているのはメゾソプラノの歌い手さん。舞台の様子がよくわかる動画を見つけたので、のせます。 フィガロの結婚より「恋とはどんなものかしら」暗譜するにあたって、楽譜に書き込んであるカタカナでは見にくいので、歌詞の読みだけを搔き出しましたよ。 ピンクで太字になっているところは、巻き舌にするところです。もう一つ、発音がよく聞き取れる動画があったので、それものせますね。この時20歳の方ですが、落ち着いた良い声です。「恋とはどんなものかしら(ヴォイケサペーテ)」この方のような歌い方をしようかなぁと思っています。楽しみ~((o(*^^*)o))ワクワク
2017.02.18
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昨日娘が大阪に戻った後、二階を片付けていたら、娘のパーカーが洗濯機の横に落ちているのを発見しました。 これは、娘がジョギングに行くときに羽織っていたもの。 何枚かもっているのなら、こちらで預かっていてもいいかな?? ジョギングは、もう何年も続けているようで、 小柄な体が、なかなかに引き締まっていて、立派です。 次男坊が誘われていたのは知っていましたが、 あとで、長男も誘われていたことを知りました。 長男は、苦笑しながら 「大丈夫かなぁ・・・と思っとったけど、途中でバテた・・・・」 と、言っていましたよ。 やっぱり、継続している人には、かなわないということでしょう。 では、昨夜出来上がったマフラー(いつまで編むのか) この色は、なかなか気に入りましたよ。 二つ折りにして、わっかになった方に端を通し、こんな感じで身に着けると、暖かいのです。 輪編みにしている物を重ねているので、胸のところは、なんと、編地が8枚重なっていることになります。 でも、中細毛糸だから、ちっともごろごろろしませんよ。 というわけで、またまた編み始めた5色目のものは・・・ こんな色の出方をします。 暮れに買った16cmの編み棒は、とても使い勝手が良いです。 ただし価格は、こんなに小さいのに972円。 これから、どんどん使いこんでいきましょう。 では、最後に庭の花の写真ね。 今日忘れてはいけないお買いもの。 明日職場に持っていくお菓子を買いに行きます。 みんなからお見舞いをいただいていましたからね、 ちょっと上等のを買いましょう。 近所にあるのは、千鳥屋とひよ子の吉野堂。 でも、本当に買いたいのは、これ。 大好きなんです。 普段用には買わないけど、お土産に頂くなら、これがいいな。 博多駅まで、行ってこようかしら・・・・
2015.01.04
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私は、仕事で手書きの文字を書くことがとても多く、以前は水性ボールペンを使っていたのですが、一昨年あたりから、思うところあって、筆ペンや万年筆を多用するようになりました。 使い始めると、これがなかなか楽しい。インクも、カートリッジ式ではなく、吸入式のもの。手が汚れたり、定期的な手入れが必要だったりと、面倒ではあるのだけど、それが楽しいですね。 これは、以前ご紹介させていただいていた、私の万年筆コレクションですが、今回、新しい仲間が増えました。それが、これ。万年筆 ペリカン スーベレーンM1000 【 送料無料 】ペリカン万年筆の最高峰スーベレーンM1000です。モンブランは、一応欲しいものをそろえたし、セーラーは、いろいろあるし、ペリカンも、M800を二本揃えていました。 だけどねー、モンブランの最高峰「マイスターシュテック149」セーラーの最高級品「キングプロフィット」とくると、やっぱりペリカンのM1000が欲しくなる。 パーカーとかシェーファーとかには、全く興味がないのだけど、モンブラン・セーラー・ペリカンは、外せません。 一昨年、買い始めたころに揃えた、見かけのきれいなペンたちは、結局書き味が物足りなくて、使わなくなりました。 ここから、付けくわえ。では、他のものも、載せます。この写真に載せた万年筆のうち、右側にはみ出しているものは、いいものです。ちゃんと使っていますよ。片方は、ペリカンのデモンストレーター太い方は、セーラーの長刀研ぎのものです。ケースの中に入っているもので、一番左は、セーラーのエンペラーの長刀研ぎ、二番目は、純銀のセーラープロフィット。これは、汗ばむと金属臭くなるので、使いません。あと、赤富士の蒔絵のものや、真ん中の螺鈿(貝細工)のもの、その隣の、ピカソの絵をモチーフにしたものは、すべて、書きにくいので、使いません。 デザインよりも、書き味。そういう結論に達した私です。 ちなみに、モンブラン・セーラー・ペリカンの中で、一番書きやすいと感じるのは、セーラーのキングプロフィットです。持っているけど、もう一本欲しいくらいです。 ペン先は太いほうが書きやすいのですけれど、仕事用に使うためには、細字。 そのうち退職して、随筆とか書いてみたくなったら、BBとかのペン先で、するすると書きたいなぁ。 では、お花の写真もね。綺麗ですねー。春の花たちです。植物園の、「鉢花室」で撮りました。この部屋の横に、ベンチがあって、熱いコーヒーの自動販売機があるので、いつもこの花たちを見ながら、一休み。ムスカリの白いフリルも、可愛いですね。
2009.03.11
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今日もお休み。のんびりと、webニュースを見ていたら、web映画の「タイムスリップ! 堀部安兵衛」というのを知りました。それで、すぐに動画を探して見てみたら、あら、けっこうおもしろいではないの。たった34分ほどの映画ですが、小味が効いて、いい映画になっていました。大森南朋さん、神木隆之介さん、石橋凌さんなど、いい感じ。とにかく、ちょんまげに鉢巻、そしてスーツ姿の大森さんが、現在にタイムスリップした堀部安兵衛役。一目惚れした時の表情とか、失恋の表情とか、それはもう、いい感じでした。 その動画は、ここ。GyaO!というサイトの動画ですから、安心して見られます。 でもね、今日の日記でご紹介したかったのは、同じくGyaO!の中で、見られる動画なのですけど、なんと、忠臣蔵特集です。 懐かしい映画が、丸ごと、無料で見られますよ。「大忠臣蔵」「血槍無双」「忠臣蔵 櫻花の巻/菊花の巻」「赤穂浪士」「赤穂城断絶」「忠臣蔵外伝 四谷怪談」 中でも、私が大好きなのは、 これ「血槍無双」です。(1959年昭和34年11月1日封切り。私は当時4歳。)DVDもビデオも持っていますけど、ネットで見られるとは・・・・嬉しくて、今見ているところです。 (私は幼稚園の頃、東映のチャンバラ映画、ほとんどすべてを、映画館で見ています。) 映画は、切腹の場面から始まり、討ち入りまでの、杉野十平次の悩み、恋、そして悲壮な修行ぶり、俵星玄蕃との心の交流。 いいのよねー、この映画。だーいすき。 もちろん、主役の杉野十平次を大川橋蔵さんが演じている、というのも大きいだけど、映画としても、素晴らしいと思いますよ。 俵星玄蕃役の片岡千恵蔵さんは、さすがの貫録。その妹役の花園ひろみさんは、可愛いし、横恋慕するおかみ役の長谷川裕見子さんも、いいなぁ・・・・ そうそう、この長谷川裕見子さんって、長谷川一夫さんの姪で、船越英二さんの奥さんで、船越英一郎さんのお母さんなんですよね。 私の大好きな『新吾十番勝負』シリーズでは、大川橋蔵さんのお母さん役だったのよねー。 また、東映の時代劇を見直してみたい気分になりましたよ。 じゃあ、ちょっとだけ・・・・ね。 杉野十平次と俵星玄蕃の出会い。 この杉野十平次さん、ハンサムなんだけど、武道が、からっきしダメ。というわけで、こんな役が回ってきました。吉良邸の様子を探るため、仕方なく、覚悟を決めて吉良の妾、お蘭の誘惑に乗って お蘭はウキウキしていたけど、杉野十平次が苦しむ様子に気づき、何もしないまま、討ち入りに最適の日を教えてしまいます。 いろいろあって、正体もばれて、師匠から狭い部屋の中での戦い方、極意を伝授されます。 いよいよ討ち入りの晩、ご挨拶に行ったら、この、短くした槍をもらってしまいました。 その頃、俵星玄蕃さんと妹のお妙さんは、お参りに。 討ち入り前の、緊張の時。この時はまだ、おでこには何もない。 いつの間にか、妙さんのかんざしを額につけています。 ついに、できましたよ、畳返し。 その頃、俵星玄蕃さんは、橋の上で一人、上杉勢を止めています。 うーむ、貫録ありますねー、 無事本懐を遂げた四十七士たちを、二人で見送ります。それにしても、年の離れた兄妹ですねー。 まあ、この映画を一言でまとめるとすると、「思いやり」かなぁ・・・みんなが相手の気持ちを思いやって、多くを語らないままに、いろんなことをしてあげる。悪人も、出てきませんよー。 まだ見たことがない方は、一見の価値があると思います。 せっかく無料で、安心なサイトで公開されていますから、よかったら、どうぞ。 血槍無双などの忠臣蔵特集は、10月12日までの公開のようです。 あ、そうそう、明日は次男坊と「るろうに剣心 伝説の最期編」を見に行きます。もう、KINEZOというサイトで、チケットを購入したので、明日の席は、もう取れているのですよ。 月曜日だから、1100円で見てきます。(阪急カードデー) 60歳になったら、いつでも1100円で見られるから、誕生日が来るのが、楽しみです。
2014.09.14
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今日は、楽しみにしていた「かな書」講座に行ってきました。 この講座も新入りが私だけ・・・ということになるのか、と思ったら、もう一人、新入りがいて、心強い。 最初に自己紹介をして、それから、先生のお話。 毎回、最初の30分くらいは、かな書について、いろんなことを語るのだそうです。 で、いよいよ実技に入ると、私ともう一人の新人さんは、今日渡されたお手本を見て、まずは、思ったように書いてみました。 それから、先生のところに持っていって、アドバイスが。 お手本は二種類あって、一つは春雨百草生 という、漢字五文字。まだ新入りなので、草書に近い、行書でした。 もう一枚は、かなの連綿体。 御垣守(みかきもり) 衛士(ゑじ)の焚く火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ この百人一首の中の歌を、不思議な分かち書きで書きました。 みかきもりえじのたくひの夜はもえひるハ きえつつ ものをこそ おもへ こんな感じ。 変体仮名がたくさん使われているし、平仮名が連綿とつながっているので、なかなか難しい。 というわけで、今日は、漢字の方だけ提出しました。これは、四月の分の審査に出すらしいですよ。 他の人たちは、家で書いてきたものを先生に見せて、その中から出す物を選んでもらっていました。かな書は、自宅での練習が不可欠のようです。 大学の時に、変体仮名で書かれた文書はいっぱい読んだけど、小筆で、自分で書いたりすることはなかったですからねー、なかなかの緊張感でした。 あ、先生は、三十代後半か、四十代前半くらいかな?細くて、優しい雰囲気の男の先生です。 いい紙をいっぱい頂いたので、練習していかなくちゃね。
2015.04.11
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今日は、どちらが美しいか、美女くらべ・・・ と言っても、椿のことですよ。 まずは、「王昭君」からです。花びらの奥の方が、微妙に、ピンクが濃くなっています。少し、傷み始めていましたので、綺麗な花を探すのに、ひと苦労。 しかし、綺麗ですねー。和菓子みたいな感じです。中には、こんな色の濃いものが、交って咲いていました。この椿は、「酒中花」という椿の枝変わりなのだそうです。元は、白地紅覆輪牡丹咲きだったのが、こんな、薄桃色になったのですね。 ちなみに、名前の元になった「王昭君」さんは、紀元前一世紀の人。前漢の元帝の後宮にいた宮女だったのだけど、画家に賄賂を送っていなかったので、醜く描かれ、絵を見て女性を選んでいた帝からは、お呼びがかからなかったとか・・匈奴の機嫌を取るために、後宮から選ばれて匈奴の王、呼韓邪単于さんの妃として贈られました。その時に、初めて王昭君を見た元帝は、あまりの美しさに驚き、絵を描いた画家毛延寿を呼び出して、殺したとか。また、匈奴の王の妃になり、子を生んだあと、王が亡くなったため、匈奴の習慣に基づき、今度は義理の息子の妃となりました。このことから、悲劇のヒロインとなってます。 さて、次は、「西王母」ですよ。いかがでしょうか。私は、この椿が大好きです。説明では、「淡桃地紅ぼかし、一重、筒咲、筒しべ、中輪長めの筒咲きで中ほどがふくらみ その部分の色が濃い」なーんて、書いてある。 これです。なんだか、ほっぺみたいです。その濃い部分が、光に透けて、また、美しさが一段と増します。王昭君のように、花びらはたくさんないけれど、この色が、とっても可愛い。 この名前の元になっている「西王母」は、もともとは、死をつかさどる、怖い鬼神だったそうです。「「人間の女の顔に獣の体、髪は乱れ、そこに宝玉の頭飾を付けている。そして、虎の牙を持ち、よく唸る。その咆哮は千里にとどろきあらゆる生き物をおびえさせ、蛇の尾を振ればたちまち氾濫が起きる。」 なんて、凄いことが書いてあります。しかし、道教が浸透していくにつれ、この「西王母」のイメージがだんだんと変化し、「不老不死の力を与えてくれる女神」となりました。それで、天界最高の美女の神様ということになったらしいですね。 ここからは、ちょっと脱線別名を「王母娘娘(にゃんにゃん)」ともいいます。この「娘娘(にゃんにゃん)」というのは、皇后とか、王妃、女神とかの意味をあらわす言葉ですよ。「娘(にゃん)」だったら、お母さん。中国の歴史ドラマを見ていると、王妃に向かって「ニャンニャン」と呼びかけているのを見かけます。また、母親に向かって「ニャーン」と甘えるのも見ました。(Leslieの出ていた歴史ドラマが主ですけどね。) さて、「王昭君」と「西王母」どちらの椿がお好きですか???? では、おまけです。 もひとつおまけ。 中国の四大美女の図。左から、「楊貴妃」「王昭君」「貂嬋」「西施」と並んでいます。
2009.03.30
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今回は、落窪の姫のお世話をする「あこぎ」の恋人「帯刀(たちわき)」が出てくるところからですよ。<落窪物語 第一巻 その2>そうこうしているうちに、三の君の婿となった蔵人の少将に仕えている「帯刀」という気の利いた家来が、「あこぎ」のことを見初めて、うまく手紙を届け、二人は手紙をやりとりするようになり、年を越してついに無事に結ばれました。二人が、いっそう仲睦まじくなり、あこぎの部屋に泊まることも多くなったので、二人は寄り添っていろんな話をするうちに、「落窪の姫」のこと話しました。あこぎは、涙ながらに「なんとかして、立派な人に姫を盗んで(親に無断で結婚すること)もらいたいものです。」「あんなに素晴らしい方なのに、本当に惜しいことです。」と、明け暮れ言い、思いもします。さて、この帯刀の母親は、左大将の息子の右近の少将の乳母だったのですが、この少将はまだ妻がなかったので、身分の高い人の姫君のことなどを聞いているときに、帯刀が落窪の姫の話をしました。(注1)それが耳にとまった少将が、人がいないときに詳しく話をさせて「気の毒に、姫君はどうお思いだろう、皇族の血統の方なのだね、私をひそかに通わせてくれ。」とおっしゃいました。帯刀が、「今はまだ結婚のことなど夢にも考えてらっしゃらないでしょうが、そのうちに、話をしておきましょう。」と答えると、「入れに入れよかし。離れてはた住むなれば(すぐに姫君に合わせてくれ、家族と離れて暮らしているのなら、簡単なことだろう)。」とおっしゃる。帯刀があこぎに少将の気持ちを話すと「今はまだ、そんなこと夢にも考えてらっしゃらないでしょう。そのうえ、少将様は大変な色好みだとお聞きしていますのに。」といって、とりあわない。でも帯刀が残念がっているようなので、「しょうがないわね、そのうちにお話してみましょう。」と答えました。(注2)(注1)当時は、身分のある人の赤ん坊は、母親ではなく、乳母の乳で育てられていました。乳の出る女性ですから、当然、乳母にも赤ん坊がいます。その赤ん坊は、身分ある人と同じ乳で育つので「乳兄弟」と呼ばれ、実の兄弟を守るように、そのお子様を守り従うように育てられました。それで、普通の家臣よりも関係が深く、友情をもった主従関係が生まれます。帯刀にとって、右近の少将は、そんな特別な関係の人だったわけで、だからこそ、愛する妻「あこぎ」に頼まれた姫のことを、少将に聞かせたのでした。(注2)帯刀は、困っています。あこぎが姫の将来を心配していたから、姫のことを少将に話し、それで逢わせる手筈を整えようとあこぎに話したのに、あこぎがとりあってくれない。もし無理に少将を連れてくると、あこぎが自分を嫌ってしまうのではないか。不安になったでしょうね。でも、これはあこぎの機転です。本当は(やった!!)と喜びたいところです。でも、そんな様子を見せると、少将に軽く見られてしまうので、わざとそっけないそぶりをしてみせたのですね。さて、次は、少将からのアプローチですよ。何度も何度も、がんばります。
2016.10.02
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はぁ、苦しかった。ゆうべ作っておいたおにぎりをぱくっと食べたら、のどがつまってしまいました。お茶を飲んでもだめ、体を動かしてもだめ、トイレに行って少し吐いてから、またジャンプしたら、ようやく降りていきました。ほっ!!昔から、早食いだったせいか、時々のどが詰まって、苦しい思いをすることがあったのですよ。これは、ひょっとしたら、親から受け継いだ体質かもしれません。父は、亡くなる二年くらい前から、アカラシアという病名がついていたのですが、これは、食道の機能障害で、要するに、飲食物が飲み込めない病気です。食道を通らないわけですから、吐いたとしても胃液は交じっていません。とても苦しそうでした。あんなに胃だけは丈夫だった父が、急速に体力をなくしていったのは、このせいだったと思います。日本での発症率は、10万人に1人程度らしいですが、内科的治療では、症状が完全に回復しないらしいですよ。ひどくなると、バルーンで広げたり、外科的手術をしたりするとか。母の方も、昔からすぐにのどがつまる人で、「そうめんを食べてものどがつまる。お茶飲んだら、よけいにつまる。」と言って、よく笑っています。今でも、のどがつまらないように、少しずつ食べるように気をつけているようですが、誤嚥でむせることもあるので、「そのうち、誤嚥性肺炎とかに、なるっちゃないと? ひょっとしたら、アカラシアかも。」と言っています。そういう両親から、のどがつまりやすい遺伝子をちゃーんともらっているのかもしれませんね。あわてて食べると、つまってしまう、時間がない時に、仕出しのお弁当を食べているときなどは、最悪です。ずっと食べていて、ふと気づいたら、全然胃の方へ行ってなかった・・・ということも。しかし、こんな時にお茶を飲むと、かえって苦しくなるので、しばらく様子を見て、上半身を前後左右に傾ける、ジャンプする、などをしてみます。それでもダメな時には、トイレに直行していました。ありがたいことに、私は昔から、割と自由に物を吐き戻すことができるのですよ。どこに力を入れるのか、説明は難しいのだけれど、うっとやると、詰まった物が少しずつ出てきます。トイレで何回か吐き戻すと、すっきり、爽やか。それからようやくお茶を飲むことになります。暖かい物を食べている時は少ないですが、冷たいご飯などがつまりやすいみたい。実は、私の子供の頃の特技で、うどんやラーメンの麺を一本だけ端っこを持って飲み込み、途中で止めてまたするするっと引っ張り出すというのがあったのですが、これも、変なのでしょうね。よく考えてみると、飲み込んでいる途中、意図的にのどのところで止めることができる、というのは、嚥下反射ができていないということでしょう。 さて、今日はオカリナの日。明日あたりは、台風がやってくるらしいのですが、今日はまだ大丈夫でしょう。それでも、なんか気になって、ベッドの頭のところの窓だけは、すでに雨戸を閉めてしまいました。そして、ベランダの物干しなどを倒して、風で飛ばないようにしています。しかし、明日は三線の中級サークルの一回目なんですよねー。実施されるかなぁ。気になります。では、そろそろ準備して出かけてきます。
2016.10.04
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もうひと袋きな粉を買っていたので、今日もまたきな粉のお菓子を作りました。今回は、きな粉ねじりです。柔らかめに作ったので、ねじってみました。この間のきな粉飴が美味しかった、と母が何度も言うので、今日作ったきなこねじりもすぐに持っていきました。今回も、ポリ袋を使い、きな粉・すりごま・黒砂糖を混ぜましたが、あまり黒くなりません。粉の状態ではあまり黒くないけれど、お椀のお湯で温めた水飴を入れたら、ちゃんと黒くなりました。この間のが固めでしたので、今度は、水飴の残り全部を入れました。だから、400gくらいかも・・・おかげで、袋の中がべとべとで、なかなか大変でした。でも、時間はたっぷりあるから、あせらず、ゆっくりこねていきました。表面がべたっとしていたので、台所からもう一袋きな粉を持ってきて、打ち粉にしました。二階のミニキッチンで作っているので、粉が散らないように、大き目のお盆の中で製作中。試食したら、まあ美味しい。今回は柔らかいので、また違ったお菓子のようです。昔から、あんこは苦手だったのだけど、きな粉は大好き。あんこ餅はいらないけど、きな粉餅はムシャムシャ。でも、一番好きなお餅の食べ方は、砂糖醤油をつけるか、油で焼いて、鍋肌に醤油を垂らしてちょっとだけ焦がして海苔で包んで食べる・・・あ、書いたら食べたくなりました。昔の鏡餅は、重ねた部分にカビがはえたり、表面がひび割れたりしていたので、必ずあとは水餅にして、それからフライパンで焼いて食べていたんですよね。かびのところは、母が包丁でこさげ取っていたけれど、プンとカビ臭い感じが少し残っていて、それをごまかす、お醤油のいい香り。今は、カビなんてはえない鏡餅ばかりになってしまったので、ちょっと寂しい。あ、話が脱線した。作ったきなこねじりは、ふた付きの入れものに移して、みんなの通るところに置きました。息子たちが帰ってきたら、どんどん減っていくことでしょう。息子たちもきな粉が大好きです。クロスステッチの方は、このくらいです。この向きにしたら、なんか、藤棚みたいな雰囲気ですね。模様をこのあとどうするか、向きはどうするか、そして、何に使うか、まだまだ悩み中です。ここから、追記。さっき晩御飯の支度のために一階に降りていったら、母が、「あんた、さっきのきな粉の、美味しかったよ。まだあるね? ふたのできる入れものに入れかえたけん、まだあるなら、これに入れとって。」ですって。とても気に入ったらしいです。すでに20個くらいあげていたのに、まだ食べたいって。食欲があるのは良いことです。
2018.12.26
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これは、今夜の旦那の晩御飯。ごねあさんに教えてもらった「麻婆白菜」を作ってみました。ちょうど小松菜がひと袋残っていたので、一緒に投入。旦那は美味しいと言ってくれましたよ。私はほんの少し味見をした程度なので、明日の朝ごはんに頂く予定。そうそう、今日いつものように漢字パズルを解いていたら、なんかわけのわからない熟語が出てきました。【●情〇職】という四字熟語と、【△●農業】という四字熟語です。●のところには同じ漢字が入り、〇と△には、「略」か「従」が入るのですが、これが難しい。解答欄に書く答えはもうわかっているので、そのままにしておいてもちーっとも構わないのだけど、どうにも気になって、ついに検索してみることにしました。すると、ありましたよ。「奪情従職」と「略奪農業」でした。こんなん、聞いたことない。意味は、奪情従職(だつじょうじゅうしき)…父母の喪にあっても、その人を欠けば国政に支障をきたすような者に対し、喪があけていなくてもそのまま公務に従わせること。奪情従公(だつじょうじゅうく)と同じ意味。この言葉、1172年の「玉葉」という文書に出てくるらしいですよ。今は絶対に使われていないような四字熟語を、問題に出して良いものなのでしょうか?? もう一つ 盗んだ作物を使って農業をするのかと思ったら、違いました。略奪農業…肥料を施さないで、土地の地力のみに頼って行う原始的な農業。地力が消耗すると放棄して別の土地に移る。焼畑耕作など。土の栄養を奪うから、略奪農業というのですね。これも、なかなか普通の生活をしていたら目にしない四字熟語です。こんな感じで、全く知らない熟語が出てきたときには、調べます。おかげですっきりしたけど、出題の仕方には疑問が残る。もっと一般的な熟語で作ってほしいです。では、庭の写真。こっちの花は、明日咲くかな?紅梅のそばによると、とても良い匂いがしました。胡蝶侘助も、どんどん花が開いています。そして、胡蝶侘助の木の上の空は、こんな。今日も一日、暖房なしで過ごせました。
2019.01.22
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昨日は、いつもより早い時間に集まって、短歌会がありました。お寺で開催されているのですが、梵鐘の横の白梅が、このくらい咲いていましたよ。こちらは、納骨堂梅って、やっぱり良い香りですね。梅の香を楽しんでみんなの短歌を味わったあとで、今度は新年会です。新年会といっても、お酒を飲むわけではなく、みんなでお昼のランチとおしゃべり。デザートもついて、1300円。このお店は、ランチしかないお店だそうですよ。で、メニューは週替わり。普通の住宅の中を改造して、食事のできる部屋が二部屋。元はお座敷だったのでしょうけれど、テーブルとイスが置いてあって、壁に飾ってある写真なんかも、なかなか良かったです。このお店の営業時間は、なんと11:30~14:30。これだけで、メニューもお昼のランチだけ。AとかBもなくて、一種類のみ。でも、週替わりだから、けっこうお客さんが多いみたいです。私達が帰るときには、ここのご主人がずっと見送ってくださっていました。パイプが似合いそうな紳士でしたよ。面白い。そうそう、メンバーの一人が、「米寿」であることを詠んでいらっしゃったのだけど、もう一人が、「大正・昭和・平成を生き抜く」という言葉の入った短歌を詠んでいらっしゃったので、みんなびっくり。なんと、大正14年生まれなのだそうです。私の父と同じ。つまり、私よりも30歳年上ということです。凄い。いつもきちんとメークされていて、肌はつやつや。少し忘れっぽいところもあるけれど、一人暮らしをされていて、庭仕事も食事の支度なんかも全部自分でされているのですよ。近くに娘さんがいらっしゃって、時々様子を見にこられるそうですが、お寺まではいつも歩いてこられているし、他に水墨画とお習字もされているんです。元気に長生き、趣味を楽しんでの長生きはいいですよね。しばらく、刺しゅう糸を使ったストラップばかり作っていたので、気分をかえて、久しぶりにレジンの道具を出して作ってみました。模様は片面でなく、両面になっています。なかなか可愛くできました。たくさんたまったら、また人にあげるかも。この間作った刺しゅう糸のストラップは、ほとんどもうなくなりましたよ。喜んでもらえるのは、うれしいです。
2019.01.24
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今年度は、我が家が役員で、公民館長。その関係で、昨日の午後に自治会長さんから連絡がありました。今度の日曜日に、この町内全世帯対象の研修会が予定されていたのです。人を集めるために、もっと声掛けをしないといけないね、という話になっていたらしい。それが、コロナウィルス対策で、中止するようにとの要請があったそうな。今から回覧板で回すのには時間が足りないので、なんとかして、一軒一軒、連絡してほしいとのことでした。私の担当は、7斑まであるうちの、1斑への連絡なので、こんなビラを作って、各家庭の郵便受けに入れに行きましたよ。途中、たぶん、10年くらいは誰も住んでいないお宅(時々、息子さんが家の様子を見にこられているらしい)の前を通ったら、椿の仲間が、いっぱい咲いていました。これは、塀から見えている部分のみ。相当、背が高い樹木になっていますね。写真を撮っていたら、小鳥が二羽飛んできました。たぶん、メジロだろうな・・・と思いつつ、だいたいのねらいで写真を撮っていたら、写っていました。担当のお宅に、すべて配布し終わってから戻ったら、母が草取りをしているところでしたよ。母はいつも、居間の外にある濡れ縁で、時々休憩しながら、庭の手入れをしています。そのうち、「あんたが草取りしなさい。」と言われそうですが、何も言わないうちは、関わらないようにしましょう。では、朝ごはんね。一昨日は、サーモンのソテー、昨夜は「こんぶ鯖」とししゃも、それと焼いて食べる専用の「薄めの厚揚げ」を焼きました。ほうれん草は、たいてい4袋買ってきます。それをキッチンのテーブルの上に置いておくと、いつの間にか母がゆでて軽く絞ったものを、容器に入れて冷蔵庫に入れておいてくれます。これは、ありがたいですね。もうひとつ。今日届いたもの。樹脂粘土のプレゼントの準備がだいたいすんだので、次にやる予定のもの。来週から、全国の小・中・高・特別支援学校などが春休み終了まで休校になるとか。それなら、近所のスーパーに行くときや、サークル(そのうち、サークルも休みになる?)に行くときには、マスクをしよう。使い捨てはなんだかもったいないので、ダブルガーゼで縫おうと思います。ちょっとかわいい生地を買ってしまったので、息子たちはいらないと言いました。それで、息子たち用に(旦那は職場でもらえるらしい)無地のダブルガーゼを注文しましたよ。大きさがよくわからないので、ひとまず、ネットで紹介されていたサイズで縫ってみて、手直ししよう。
2020.02.28
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